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物語の欠片
『クラシオン』(雑書き)
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「妖精の粉ですね、承りました」
いつものように注文を受け、いつものように商品を運ぶ。
そうしていくのが日常だと思っていた。
ここから先などないのだと、勝手に決めつけていたのだ。
「...いらっしゃいませ」
からんころんと音をたててやってきたのは、間違いなく『お客様』だった。
「ようこそ、『クラシオン』へ」
相手は萎縮するようにその場に座りこんでしまう。
はじめはみなしご狐だと思っていたが、残念ながらそうではないらしい。
「あの、ここってお店なんですか?」
彼女はそんな不思議なことを話し始める。
訳も分からないままその少女と目をあわせた。
「...お客様のお望みのものをご用意させていただきます」
向こうもきょとんとした表情を浮かべているが、どうやら本当に気づいていないらしい。
...さて、どうしたものか。
「飲み物をお持ちいたしますので少々お待ちください」
「あ、はい!」
初めてのお客がこういった存在だとは思わなかった。
かといって、どう接すればいいのか俺も決して慣れてなどいない。
『いいかい、──。君の好きなようにやってみるんだ。それが1番上手くいく方法だから』
大切な存在を思い出しながら、ゆっくりとその飲み物を置いた。
「お待たせいたしました」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
妖精の名前何にしようかとか、色々考えているとなかなか書き出せません...。
でも、頑張って紡いでいきたいと思います。
いつものように注文を受け、いつものように商品を運ぶ。
そうしていくのが日常だと思っていた。
ここから先などないのだと、勝手に決めつけていたのだ。
「...いらっしゃいませ」
からんころんと音をたててやってきたのは、間違いなく『お客様』だった。
「ようこそ、『クラシオン』へ」
相手は萎縮するようにその場に座りこんでしまう。
はじめはみなしご狐だと思っていたが、残念ながらそうではないらしい。
「あの、ここってお店なんですか?」
彼女はそんな不思議なことを話し始める。
訳も分からないままその少女と目をあわせた。
「...お客様のお望みのものをご用意させていただきます」
向こうもきょとんとした表情を浮かべているが、どうやら本当に気づいていないらしい。
...さて、どうしたものか。
「飲み物をお持ちいたしますので少々お待ちください」
「あ、はい!」
初めてのお客がこういった存在だとは思わなかった。
かといって、どう接すればいいのか俺も決して慣れてなどいない。
『いいかい、──。君の好きなようにやってみるんだ。それが1番上手くいく方法だから』
大切な存在を思い出しながら、ゆっくりとその飲み物を置いた。
「お待たせいたしました」
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妖精の名前何にしようかとか、色々考えているとなかなか書き出せません...。
でも、頑張って紡いでいきたいと思います。
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