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1人向け・慰め系
君の気持ちを分かれたら(理想です、ごめんなさい)
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ただいま。今日はちょっと雨が降ってるね。
あの、もしよかったらだけど...これから少しだけ出掛けない?
どうしてそんなに複雑そうな顔をしているの?
ゆっくりでいいから、君の言葉を聞かせて?
『暗いと話ができない』...メモ帳が見えないってことか。
確かにそうだけど、ずっと在宅ワークで外に出てなかったでしょ?
街灯がある場所で、その近くにベンチがあって...星が綺麗に見える場所があるんだ。
そこなら大丈夫かなって思ったんだけど...無理そう?
『どうしてずっと外に出てないのを知ってたの?』、か...なんとなく、かな。
毎日帰ってきても靴が同じ場所にあるのが気になってたんだ。
大丈夫だよ、書いている間くらい待ってるから。
『そんなところまで見られているとは思わなかった』...ごめん、ちょっと不審者みたいなことをしちゃったね。
...今のは『ありがとう』でしょ?
言ったでしょ、ものすごくちょっとずつだけど読唇の技術があがってきてるって。
手話で伝えてくれるのも、メモで伝えてくれるのも...口の動きで伝えてくれるのも俺は好きだよ。
あ、照れてる。...君は本当に可愛いね。
人も少ないし、きっと大丈夫だよ。
それじゃあ、行こうか。
はい、到着。ここでならゆっくり星を見ながら散歩もできるかなって思ったんだけど、どうかな?
今ちょっとだけ嬉しそうに笑ってたのがちゃんと見えたよ。
街灯のおかげで暗闇の中よりはずっと分かりやすい。
どうしたの?え、お菓子!?一体どこから...これ、俺が食べていいの?
そっか、君の分はそっちにあるんだね。
ありがとう。...こんな夜も楽しいね。
こういうふうにのんびり空を眺めるのも、久しぶりなような気がする。
君もそうなの?慌ただしい日常を忘れられそうなくらい綺麗な星空だよね...。
何か言いたそうな顔をしてるけど、もしかして変なことを言ったかな?
...そのスティックチョコ、俺が持ってるよ。
だから、今君が思っていることを知りたいな。
『ここなら誰も来ないし、人の目も気にならない』...やっぱり、ひとめが気になる?
俺は君の事情を知っているし、こうやって話せるのは楽しいんだけどな...。
『それはあなただけ』...それはちょっと寂しいね。
そんなに慌てなくても大丈夫だよ。
俺はちゃんと待ってるから。
『せめて指をさして笑うのはやめてほしい』...そういえば、そんなこともあったね。
君がそう思うのは当然の反応だと思う。
あのときだって、電車に乗って俺と文字を書きあって話してただけで迷惑行為は何もしてなかったわけだし...色々複雑だよね。
ただ、これだけは言わせて。
...君はもう独りじゃない。だから、独りで戦わなくていいんだよ。
それに俺は、君と話すのがすごく楽しい。
それは今も、これから先治らなかったとしても変わらない。
もっと沢山の気持ちを、ふたりで一緒に共有していこう。
ごめん、泣かせるつもりじゃ...今の不意打ちの『好き』は狡いよ。
俺は未だに手話をそんなに知らないし、読唇も間違ってることがあるし...ちゃんと理解できてないこともあると思う。
だけど、そういうときは遠慮せずに伝えてほしいんだ。
君の気持ち、全部知りたいから。
...抱きしめてもいい?今日もお疲れ様。
またふたりで一緒に出掛けようね。
...少しすっきりした?それじゃあチョコレートを食べてから帰...わっ、雨だ。
走れる?傘は持ってないから、取り敢えずこれを頭に被ってて。
最後の最後でこうなるとは思わなかったけど、君と星を見られてよかった。
君の気持ち、後でまた教えてね。
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もう少しほっこりした内容にするはずが、どこからずれてしまったのか...申し訳ありません。
羨ましいなと思うことを綴ってみました。
あの、もしよかったらだけど...これから少しだけ出掛けない?
どうしてそんなに複雑そうな顔をしているの?
ゆっくりでいいから、君の言葉を聞かせて?
『暗いと話ができない』...メモ帳が見えないってことか。
確かにそうだけど、ずっと在宅ワークで外に出てなかったでしょ?
街灯がある場所で、その近くにベンチがあって...星が綺麗に見える場所があるんだ。
そこなら大丈夫かなって思ったんだけど...無理そう?
『どうしてずっと外に出てないのを知ってたの?』、か...なんとなく、かな。
毎日帰ってきても靴が同じ場所にあるのが気になってたんだ。
大丈夫だよ、書いている間くらい待ってるから。
『そんなところまで見られているとは思わなかった』...ごめん、ちょっと不審者みたいなことをしちゃったね。
...今のは『ありがとう』でしょ?
言ったでしょ、ものすごくちょっとずつだけど読唇の技術があがってきてるって。
手話で伝えてくれるのも、メモで伝えてくれるのも...口の動きで伝えてくれるのも俺は好きだよ。
あ、照れてる。...君は本当に可愛いね。
人も少ないし、きっと大丈夫だよ。
それじゃあ、行こうか。
はい、到着。ここでならゆっくり星を見ながら散歩もできるかなって思ったんだけど、どうかな?
今ちょっとだけ嬉しそうに笑ってたのがちゃんと見えたよ。
街灯のおかげで暗闇の中よりはずっと分かりやすい。
どうしたの?え、お菓子!?一体どこから...これ、俺が食べていいの?
そっか、君の分はそっちにあるんだね。
ありがとう。...こんな夜も楽しいね。
こういうふうにのんびり空を眺めるのも、久しぶりなような気がする。
君もそうなの?慌ただしい日常を忘れられそうなくらい綺麗な星空だよね...。
何か言いたそうな顔をしてるけど、もしかして変なことを言ったかな?
...そのスティックチョコ、俺が持ってるよ。
だから、今君が思っていることを知りたいな。
『ここなら誰も来ないし、人の目も気にならない』...やっぱり、ひとめが気になる?
俺は君の事情を知っているし、こうやって話せるのは楽しいんだけどな...。
『それはあなただけ』...それはちょっと寂しいね。
そんなに慌てなくても大丈夫だよ。
俺はちゃんと待ってるから。
『せめて指をさして笑うのはやめてほしい』...そういえば、そんなこともあったね。
君がそう思うのは当然の反応だと思う。
あのときだって、電車に乗って俺と文字を書きあって話してただけで迷惑行為は何もしてなかったわけだし...色々複雑だよね。
ただ、これだけは言わせて。
...君はもう独りじゃない。だから、独りで戦わなくていいんだよ。
それに俺は、君と話すのがすごく楽しい。
それは今も、これから先治らなかったとしても変わらない。
もっと沢山の気持ちを、ふたりで一緒に共有していこう。
ごめん、泣かせるつもりじゃ...今の不意打ちの『好き』は狡いよ。
俺は未だに手話をそんなに知らないし、読唇も間違ってることがあるし...ちゃんと理解できてないこともあると思う。
だけど、そういうときは遠慮せずに伝えてほしいんだ。
君の気持ち、全部知りたいから。
...抱きしめてもいい?今日もお疲れ様。
またふたりで一緒に出掛けようね。
...少しすっきりした?それじゃあチョコレートを食べてから帰...わっ、雨だ。
走れる?傘は持ってないから、取り敢えずこれを頭に被ってて。
最後の最後でこうなるとは思わなかったけど、君と星を見られてよかった。
君の気持ち、後でまた教えてね。
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もう少しほっこりした内容にするはずが、どこからずれてしまったのか...申し訳ありません。
羨ましいなと思うことを綴ってみました。
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