物置小屋

黒蝶

文字の大きさ
上 下
703 / 1,797
1人向け・看病系

休息第一(頭痛の彼女)

しおりを挟む
ただいま。今日はケーキを買ってきたよ...って、どうしたの?
今後ろに隠したもの、見せて。
駄目だよ、怪我してるんでしょ?ちゃんと手当てしないといけないから、もっとこっちにおいで。
これ、火傷?まるでついさっき負った傷みたいだけど...もしかして、夕飯作ってくれてたの?
ごめん、俺の帰りが遅くなったばっかりに...。
冷やせるだけ冷やして。処置をするのはそれからだね。
謝らないで、本当は俺が作るはずだったのにほぼ完成してるし...ごめん。
具合悪いのに、無理して作ってくれたんでしょ?
俺は頭痛持ちじゃないから全部は理解できないけど、体を動かすのは辛かっただろうなっていうのはなんとなく分かるよ。
薬で落ち着いてるとはいえ、無理しないでそのまま寝てて。
そうしてくれないと俺が落ち着かないんだ。
朝はふらふらしてたし、いつもより顔色がよくないし...倒れちゃわないか心配だよ。
指、そろそろ包帯とか巻いていくね。
これ、相当痛かったでしょ?...グラタン作ってて火傷した?やっぱりそうだったんだ。
いや、なんとなくそうなんじゃないかって思っただけだよ。
できたてのものを直接手で掴んで運ぼうとしたのかな、とか...うっかりというよりは無意識にそうやっちゃったのかな、とか。
その顔、当たってたみたいだね。
君のことなら反応を見ていれば大体分かる。
いいからそのまま無理しないで楽な姿勢でいて。
ケーキはとっておけるから、そんなに心配そうな顔で箱を見つめなくても大丈夫だよ。
グラタン温めなおそうか?というよりも、そもそも食べられそう?
それならいいけど、無理だと思ったらすぐ言ってね。

おまたせ。ゆっくりでいいから、話しながら食べよう。
その方が楽しいでしょ?それじゃあ、いただきます。
...うん、すごく美味しい。やっぱり君は料理上手だね。
あんまり箸がすすんでないみたいだけど、大丈夫?
具合悪いの無理してるでしょ。駄目、先に薬を飲んで休んでて。
片づけとかその他諸々、俺が全部やっておくから。
頑張るのと無理をするのは違うんだよ。
だから...お願い、ちゃんと休息をとって。
後でご飯、別のものを用意して持っていくから。

...入るよ?今日のご飯、本当はドリアにするつもりだったんだね。
自分でも忘れてた?ほら、やっぱり無理してる...。
君がご飯を作って待っててくれるのは嬉しいけど、それだけじゃ意味がないんだ。
リゾットなら食べられるんじゃないかと思って、作りかえてきました。
口開けて?...そんなに急いで食べなくても大丈夫だよ。
どうして謝るの?具合が悪くなりたくてなってる訳じゃないでしょ?
...まあ、無理をしたことには怒ってるけど。
折角一緒にいるんだから、困ってるときは俺のことを頼ってよ。
料理だってできるし、他のことだって力になれることがあるならちゃんとやるから。
吐き気、だいぶおさまってきたみたいでよかった。
もう要らない?それじゃああとはゆっくり休んで...一緒に寝るの?
いいよ、今夜はここで寝る。だから...もう目を閉じて。
それじゃあ、おやすみ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
よく分からない感じになってしまいましたが、大丈夫でしょうか...?
綴りながら不安でいっぱいです。
頭痛で頭がいまひとつ働いていないようです。
変なところがあったらごめんなさい。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

一人用声劇台本

ふゎ
恋愛
一人用声劇台本です。 男性向け女性用シチュエーションです。 私自身声の仕事をしており、 自分の好きな台本を書いてみようという気持ちで書いたものなので自己満のものになります。 ご使用したい方がいましたらお気軽にどうぞ

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

ロリっ子がおじさんに種付けされる話

オニオン太郎
大衆娯楽
なろうにも投稿した奴です

【R18】もう一度セックスに溺れて

ちゅー
恋愛
-------------------------------------- 「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」 過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。 -------------------------------------- 結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。

若妻の穴を堪能する夫の話

かめのこたろう
現代文学
内容は題名の通りです。

結構な性欲で

ヘロディア
恋愛
美人の二十代の人妻である会社の先輩の一晩を独占することになった主人公。 執拗に責めまくるのであった。 彼女の喘ぎ声は官能的で…

隣の人妻としているいけないこと

ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。 そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。 しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。 彼女の夫がしかけたものと思われ…

処理中です...