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1人向け・看病系
俺は君の睡眠薬(恋人と一緒に寝る)
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ただいま。今日も1日お疲れ様。
...それで、どうして今腕を隠したの?
それに震えてるけど...何かあった?
なんでもなくはないでしょ?分かった、話したくないなら今は聞かない。
その代わり抱きしめてもいい?
ほら、こうしているとちょっとだけほっとしない?
俺は安心するというか、和むんだけど...駄目だった?
それならいいけど、他に何か俺にできることはないかな?
充分、か...やっぱり君は優しいね。
だけど、もし何かあったらすぐ教えて。
何ができるかなんて分からないけど、力になりたいんだ。
よし、今からご飯を...え、作ってくれたの!?
ごめん、今日は俺の番だったのに...ありがとう。
それじゃあ、いただきます。
美味しかった...君は本当に料理上手だね。
今夜は早めに休んで。
疲れてるでしょ?大丈夫だよ、食器洗いなら俺がやっておくから。
せめてそれくらいはやらないと、俺の気が済まない。
お風呂入ったらすぐ布団に入ること。
嫌なことがあった日は、そうすると忘れられるでしょ?
ほら、お風呂が沸いたから入っておいで。
うん、おやすみ。
...どうしよう、何があったのか結局分からなかったな。
聞いた方がよかったのかもしれない。
辛そうにしているのを見ているだけなんて、俺にはできないよ。
そういえば、今日はずっと曇ってる。腕を隠したってことは、もしかしたら...。
ごめん、ちょっと入るよ。...って、わっ!?どうしたの、怖い夢でも見た?
そっか、昔の...。ごめん、今気づいたんだ。
前に君が話してくれた、腕に残ってる傷痕のこと。
こんなふうに曇ってたんだよね?それで、悪夢を見やすいんだって...。
だけど、遅かったね。本当にごめん。
...ねえ、今夜は一緒に寝ようか。
俺もやらなくちゃいけないことは全部終わらせたから、部屋においで。
ちょっと狭いかもしれないけど、同じ場所で寝たら少しは悪い夢を見なくなるかもしれないから。
...それに、俺が一緒に寝たいんだ。駄目?
ありがとう、それじゃあ早速寝ちゃおうか。
またうなされてる...起こした方がいいかな?
ねえ、起きて。起きてよ...。ねえ!
大丈夫?あまりにうなされてたから、起こした方がいいかなって思ったんだ。
思い出しちゃったの?...暴力を振るわれたこと。
大丈夫だよ、俺がついてる。
折角眠れても悪夢を見てしまうなんて辛いね。
最近眠れたなかったでしょ?それなのに、寝ても怖いことがおきるなんて...。
大丈夫、俺は殴ったりしないよ。
...そうだ、眠れないなら少し話をしようか。
突然だけど、もし近々休みがとれるとしたら行きたい場所はある?
いいね、のんびり近所をまわるのも楽しそう。
あとはお祭りに出掛けようか。それで、沢山の露店に立ち寄って...考えただけで面白そうだね。
他には?泊まりがけで温泉か、それも楽しそうだな...。
少し緊張がほぐれた?それならよかった。
大丈夫、目を閉じて。もう2時だし、ちゃんと休んだ方がいい。
それから...こうやって手を繋いでいよう。
君が悪夢を見たら助けに行けるし、俺の夢に君が出てくるかもしれない。
今度はきっと楽しい夢が見られるよ。
それじゃあ、おやすみ。
朝までぐっすり眠れるおまじないをかけてあげる。
...どんな君も、俺は大好きだよ。
この手を絶対離さないから、君のことをいつでも護らせてね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
悪夢というものはなかなか解消されないのです...悲しいことに。
ただ、こうして一緒に夜更かししてくれる相手がいれば楽しそうだなと思い、綴ってみました。
どうしても明日がやってきてしまうのなら、明るくできそうな未来の話をするのがいいのではないでしょうか。
...それで、どうして今腕を隠したの?
それに震えてるけど...何かあった?
なんでもなくはないでしょ?分かった、話したくないなら今は聞かない。
その代わり抱きしめてもいい?
ほら、こうしているとちょっとだけほっとしない?
俺は安心するというか、和むんだけど...駄目だった?
それならいいけど、他に何か俺にできることはないかな?
充分、か...やっぱり君は優しいね。
だけど、もし何かあったらすぐ教えて。
何ができるかなんて分からないけど、力になりたいんだ。
よし、今からご飯を...え、作ってくれたの!?
ごめん、今日は俺の番だったのに...ありがとう。
それじゃあ、いただきます。
美味しかった...君は本当に料理上手だね。
今夜は早めに休んで。
疲れてるでしょ?大丈夫だよ、食器洗いなら俺がやっておくから。
せめてそれくらいはやらないと、俺の気が済まない。
お風呂入ったらすぐ布団に入ること。
嫌なことがあった日は、そうすると忘れられるでしょ?
ほら、お風呂が沸いたから入っておいで。
うん、おやすみ。
...どうしよう、何があったのか結局分からなかったな。
聞いた方がよかったのかもしれない。
辛そうにしているのを見ているだけなんて、俺にはできないよ。
そういえば、今日はずっと曇ってる。腕を隠したってことは、もしかしたら...。
ごめん、ちょっと入るよ。...って、わっ!?どうしたの、怖い夢でも見た?
そっか、昔の...。ごめん、今気づいたんだ。
前に君が話してくれた、腕に残ってる傷痕のこと。
こんなふうに曇ってたんだよね?それで、悪夢を見やすいんだって...。
だけど、遅かったね。本当にごめん。
...ねえ、今夜は一緒に寝ようか。
俺もやらなくちゃいけないことは全部終わらせたから、部屋においで。
ちょっと狭いかもしれないけど、同じ場所で寝たら少しは悪い夢を見なくなるかもしれないから。
...それに、俺が一緒に寝たいんだ。駄目?
ありがとう、それじゃあ早速寝ちゃおうか。
またうなされてる...起こした方がいいかな?
ねえ、起きて。起きてよ...。ねえ!
大丈夫?あまりにうなされてたから、起こした方がいいかなって思ったんだ。
思い出しちゃったの?...暴力を振るわれたこと。
大丈夫だよ、俺がついてる。
折角眠れても悪夢を見てしまうなんて辛いね。
最近眠れたなかったでしょ?それなのに、寝ても怖いことがおきるなんて...。
大丈夫、俺は殴ったりしないよ。
...そうだ、眠れないなら少し話をしようか。
突然だけど、もし近々休みがとれるとしたら行きたい場所はある?
いいね、のんびり近所をまわるのも楽しそう。
あとはお祭りに出掛けようか。それで、沢山の露店に立ち寄って...考えただけで面白そうだね。
他には?泊まりがけで温泉か、それも楽しそうだな...。
少し緊張がほぐれた?それならよかった。
大丈夫、目を閉じて。もう2時だし、ちゃんと休んだ方がいい。
それから...こうやって手を繋いでいよう。
君が悪夢を見たら助けに行けるし、俺の夢に君が出てくるかもしれない。
今度はきっと楽しい夢が見られるよ。
それじゃあ、おやすみ。
朝までぐっすり眠れるおまじないをかけてあげる。
...どんな君も、俺は大好きだよ。
この手を絶対離さないから、君のことをいつでも護らせてね。
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悪夢というものはなかなか解消されないのです...悲しいことに。
ただ、こうして一緒に夜更かししてくれる相手がいれば楽しそうだなと思い、綴ってみました。
どうしても明日がやってきてしまうのなら、明るくできそうな未来の話をするのがいいのではないでしょうか。
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