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1人向け・慰め系
今夜は側にいて...?-泣けないver.-(シリーズものです)
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はーい...ってどうしたの、その格好!?
俯いたままだけど、もしかして何かあった?
ごめん。それより...取り敢えず、一旦お風呂入っておいで。
僕はまだ教育実習期間だし、本当はこういうことをしたらいけないんだろうけど...。
それでも、恋人の君より大切なものなんてないから。
着替えは...これ使っていいから。
親御さんには連絡した?メールだけか...分かった。
ひとまず、湯船に浸かって温まっておいで。
もっとゆっくり入ってきてもよかったのに...。
ご飯は食べ...てるわけないよね、ごめん。
僕のシャツ、君が着るとワンピースみたいになっててすごく可愛いから...ちょっとみとれてた。
ご飯食べたら送るから、一緒に食べよう。
いただきます。
どうかな?美味しくない...?本当?よかった、ずっと自信がなかったんだ。
料理が上手い方ではないから、人に食べてもらえるほどのものなのかなって。
君が言ってくれるなら間違いないね。
お腹いっぱいになった?それはなにより。
よし、車を回してくるから...帰りたくないってどういうこと?
そっか、誰もいないからか...じゃあ、明日は学校休みだし、そのままここにいていいよ。
ごめん、何か変なこと言っちゃった?
...僕が君のただの先生なら家にもあげずに家に送ってるよ。
だけど、僕は君の恋人だから。
偶然とはいえ、今は先生にもなっちゃってるけど...そのうち、元のただの恋人に戻れるよ。
そうなったらそうなったで会える時間が減っちゃうけど、堂々と色んなところに行ける。
僕はそれも楽しみなんだけど...。
そういえば、何があったの?
会ったって、同じクラスの嫌がらせをしてくる人たちに?
それで、泥水をかけられたんだ...辛かったね。
...今でも、生きていたって仕方ないって思うことってある?
嫌なことばかりじゃ、そう思うよね。
分かるんだ、僕もそうだったから。
自分なんかって思うと、1人では抜け出すのが難しい。
周りにそういう嫌なことをしてくる人がいるときは、尚更。
だけど、諦めないでほしいんだ。
いつかいいことが...なんて綺麗事は言えない。
だって...いいことがあるなら、くるか分からないいつかより、絶対に存在する今がいいでしょ?
僕は通信制に行って友人を作ったり、先生と繋がりを持てたから今がある。
君とだって、誰よりも固い絆で繋がってるって思ってるよ。
独りになんかさせないから、辛いときは相談しにおいで。
...君が死ぬのを止めた以上、僕には君を幸せにする義務がある。
だけどそれは、僕が1番やりたいことなんだ。
考えなしに止めた訳じゃなくて、僕は本気でふたりで一緒に生きていきたいって思ってる。
勿論嫌がることはしないし、君が僕を嫌いになったそのときは違った道を歩くことになるんだろうけど...。
今はこうして、ふたりでいたい。
ただ抱きしめて、頑張ったねってちゃんと伝えたいんだ。
服が汚れちゃうとか考えなくていいから、沢山泣いて。
僕の前では我慢しなくていいからね...。
泣き疲れて寝たみたいだ...。
ベッドまで運ぶからね。これでよし。
...今のは狡い。
寝言で好きって言われても何もできないなんて...生殺しだ。
本当ならキスしたりするのかな。
ああ、もう!邪なことは考えないようにしないと。
...ご両親が厳しい人で、きっと家でも我慢してるんだろうな。
おやすみ。
ここでだけは、嫌なことも全部忘れられますように。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『泣けない、泣かない。』シリーズ、これで第3段?第4段?になります。
こちらの『泣けないver.』の彼は保健の先生(実習生)のまま、ここまできました。
ハロウィンでは『泣かないver.』のカップルとも絡ませてみたいなと思いますが、その前に『泣かないver.』を完成させようと思います...。
因みに、泥水は苦いです。
経験があるので分かります。
俯いたままだけど、もしかして何かあった?
ごめん。それより...取り敢えず、一旦お風呂入っておいで。
僕はまだ教育実習期間だし、本当はこういうことをしたらいけないんだろうけど...。
それでも、恋人の君より大切なものなんてないから。
着替えは...これ使っていいから。
親御さんには連絡した?メールだけか...分かった。
ひとまず、湯船に浸かって温まっておいで。
もっとゆっくり入ってきてもよかったのに...。
ご飯は食べ...てるわけないよね、ごめん。
僕のシャツ、君が着るとワンピースみたいになっててすごく可愛いから...ちょっとみとれてた。
ご飯食べたら送るから、一緒に食べよう。
いただきます。
どうかな?美味しくない...?本当?よかった、ずっと自信がなかったんだ。
料理が上手い方ではないから、人に食べてもらえるほどのものなのかなって。
君が言ってくれるなら間違いないね。
お腹いっぱいになった?それはなにより。
よし、車を回してくるから...帰りたくないってどういうこと?
そっか、誰もいないからか...じゃあ、明日は学校休みだし、そのままここにいていいよ。
ごめん、何か変なこと言っちゃった?
...僕が君のただの先生なら家にもあげずに家に送ってるよ。
だけど、僕は君の恋人だから。
偶然とはいえ、今は先生にもなっちゃってるけど...そのうち、元のただの恋人に戻れるよ。
そうなったらそうなったで会える時間が減っちゃうけど、堂々と色んなところに行ける。
僕はそれも楽しみなんだけど...。
そういえば、何があったの?
会ったって、同じクラスの嫌がらせをしてくる人たちに?
それで、泥水をかけられたんだ...辛かったね。
...今でも、生きていたって仕方ないって思うことってある?
嫌なことばかりじゃ、そう思うよね。
分かるんだ、僕もそうだったから。
自分なんかって思うと、1人では抜け出すのが難しい。
周りにそういう嫌なことをしてくる人がいるときは、尚更。
だけど、諦めないでほしいんだ。
いつかいいことが...なんて綺麗事は言えない。
だって...いいことがあるなら、くるか分からないいつかより、絶対に存在する今がいいでしょ?
僕は通信制に行って友人を作ったり、先生と繋がりを持てたから今がある。
君とだって、誰よりも固い絆で繋がってるって思ってるよ。
独りになんかさせないから、辛いときは相談しにおいで。
...君が死ぬのを止めた以上、僕には君を幸せにする義務がある。
だけどそれは、僕が1番やりたいことなんだ。
考えなしに止めた訳じゃなくて、僕は本気でふたりで一緒に生きていきたいって思ってる。
勿論嫌がることはしないし、君が僕を嫌いになったそのときは違った道を歩くことになるんだろうけど...。
今はこうして、ふたりでいたい。
ただ抱きしめて、頑張ったねってちゃんと伝えたいんだ。
服が汚れちゃうとか考えなくていいから、沢山泣いて。
僕の前では我慢しなくていいからね...。
泣き疲れて寝たみたいだ...。
ベッドまで運ぶからね。これでよし。
...今のは狡い。
寝言で好きって言われても何もできないなんて...生殺しだ。
本当ならキスしたりするのかな。
ああ、もう!邪なことは考えないようにしないと。
...ご両親が厳しい人で、きっと家でも我慢してるんだろうな。
おやすみ。
ここでだけは、嫌なことも全部忘れられますように。
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『泣けない、泣かない。』シリーズ、これで第3段?第4段?になります。
こちらの『泣けないver.』の彼は保健の先生(実習生)のまま、ここまできました。
ハロウィンでは『泣かないver.』のカップルとも絡ませてみたいなと思いますが、その前に『泣かないver.』を完成させようと思います...。
因みに、泥水は苦いです。
経験があるので分かります。
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