137 / 1,797
1人向け・慰め系
たまには素直に...(なかなか話せなかった本当の気持ち)
しおりを挟む
ただいま...あれ、なんだか元気ない?
なんでもないって顔じゃないよ。
え?珍しいね、いつもはお酒なんて絶対呑まないって言うのに君から誘ってくるなんて...。
俺は別に構わないけど、君は大丈夫?
分かった、それじゃあ荷物置いてくるから少しだけ待っててね。
...おまたせ。ついでに着替えてきた。
それじゃあ、乾杯。...うん、すごく美味しい。
お酒と唐揚げって、どうしてこんなに合うんだろうね?
こうして君と一緒にご飯を食べるのって久しぶりだから、ちょっとだけ緊張しちゃうな。
顔が赤いけど、もしかしてもう酔っちゃった?
...何か嫌なことあったんでしょ?
俺でよければ話を聞くことくらいはできるから、言えそうなことだけ教えてもらえないかな。
そっか...それは今日1日大変だったんじゃない?
君にとってマスクは大事なもので、出掛けるときには欠かせないものなのに...。
その取られたマスクってどうなったの?
そっか、予備でなんとかしたんだ...本当に大変だったね。
...答えにならなくなってきてるってことは、やっぱりもう酔ってきてる?
わっ、どうしたの、いきなり抱きついてきて...。
それは...ごめん。仕事とはいえ、出張からなかなか帰れなくて寂しい想いをさせたのは謝る。
だけど、それならどうして連絡してくれなかったの?
もしかしたら、1人の時間を謳歌してるんじゃないかって思ってたんだ。
ただ、少し気になったんだけど...マスクを取られたの、初めてじゃないよね?
同じ人にやられたの...?職場の人?
...ねえ、明日仕事を休むのはどうかな?
俺も明日は休みだし、君さえよければ一緒にゆっくりしよう。
頑張り屋さんなところはすごく尊敬するけど、このままじゃ君が壊れちゃうよ...!
それじゃあ意味がない。
折角マスクしたままでも構わない職場で、やりたかった仕事ができたんだからってはりきるのは分かる。
だけど、毎日のようにマスクがなくなって、君がこっそり泣いてるのを見ていられないんだ...。
少し前から気づいてたよ、俺が玄関を開けた瞬間に笑顔を作ってたこと。
目が泣いてたから、マスクをしているときでも気づいてた。
だけど、それじゃ嫌なんだ。
君が心から笑えないなら、その原因を壊したい。
俺には、こうして抱きしめることしかできないのかもしれないけど...何もできないのが1番嫌だ。
...ごめん、俺も酔ってるのかもしれない。
でも、さっき言った言葉に嘘なんて1つもないから。
大丈夫、泣きたいだけ泣いていいからね。
...え!?
あ、ありがとう...まさかいきなり大好きなんて言われるとは思ってなかったから、吃驚した。
眠い?それじゃあ、おやすみ。
...っ、分かった、一緒に寝るからそんなにぐいぐい引っ張らないで...。
はい、横になって。
ゆっくり休んでね。
おはよう。体調は大丈夫そう?昨日はかなり酔ってたみたいだったから...。
そうだ、君の会社には連絡しておいたよ。
今日は体調が悪そうだからしばらく休ませますって...痛っ、そんなに肩をぽんぽんしないで。
勝手だとは思ったけど、君が傷つくのは嫌だから。
在宅ワークの方がいいなら、それでもいいんだよ。
...そうする?即決できちゃうくらい辛いなら、近々君の会社に一緒に辞表出しに行くよ。
すごいね、君は。
分かった、もし1人で行って何かされたら、そのときは一緒に行くよ。
ただ、今日はふたりとも休みだからまったりしよう?
そうだ、昨日言えなかったから今伝えるよ。
...俺も君のこと、大好きだよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なんとか綴れました...。
素直に言葉にするのが1番難しいなと感じることが多いので、本音を引き出せるような話を紡いでみたかったのです。
なんでもないって顔じゃないよ。
え?珍しいね、いつもはお酒なんて絶対呑まないって言うのに君から誘ってくるなんて...。
俺は別に構わないけど、君は大丈夫?
分かった、それじゃあ荷物置いてくるから少しだけ待っててね。
...おまたせ。ついでに着替えてきた。
それじゃあ、乾杯。...うん、すごく美味しい。
お酒と唐揚げって、どうしてこんなに合うんだろうね?
こうして君と一緒にご飯を食べるのって久しぶりだから、ちょっとだけ緊張しちゃうな。
顔が赤いけど、もしかしてもう酔っちゃった?
...何か嫌なことあったんでしょ?
俺でよければ話を聞くことくらいはできるから、言えそうなことだけ教えてもらえないかな。
そっか...それは今日1日大変だったんじゃない?
君にとってマスクは大事なもので、出掛けるときには欠かせないものなのに...。
その取られたマスクってどうなったの?
そっか、予備でなんとかしたんだ...本当に大変だったね。
...答えにならなくなってきてるってことは、やっぱりもう酔ってきてる?
わっ、どうしたの、いきなり抱きついてきて...。
それは...ごめん。仕事とはいえ、出張からなかなか帰れなくて寂しい想いをさせたのは謝る。
だけど、それならどうして連絡してくれなかったの?
もしかしたら、1人の時間を謳歌してるんじゃないかって思ってたんだ。
ただ、少し気になったんだけど...マスクを取られたの、初めてじゃないよね?
同じ人にやられたの...?職場の人?
...ねえ、明日仕事を休むのはどうかな?
俺も明日は休みだし、君さえよければ一緒にゆっくりしよう。
頑張り屋さんなところはすごく尊敬するけど、このままじゃ君が壊れちゃうよ...!
それじゃあ意味がない。
折角マスクしたままでも構わない職場で、やりたかった仕事ができたんだからってはりきるのは分かる。
だけど、毎日のようにマスクがなくなって、君がこっそり泣いてるのを見ていられないんだ...。
少し前から気づいてたよ、俺が玄関を開けた瞬間に笑顔を作ってたこと。
目が泣いてたから、マスクをしているときでも気づいてた。
だけど、それじゃ嫌なんだ。
君が心から笑えないなら、その原因を壊したい。
俺には、こうして抱きしめることしかできないのかもしれないけど...何もできないのが1番嫌だ。
...ごめん、俺も酔ってるのかもしれない。
でも、さっき言った言葉に嘘なんて1つもないから。
大丈夫、泣きたいだけ泣いていいからね。
...え!?
あ、ありがとう...まさかいきなり大好きなんて言われるとは思ってなかったから、吃驚した。
眠い?それじゃあ、おやすみ。
...っ、分かった、一緒に寝るからそんなにぐいぐい引っ張らないで...。
はい、横になって。
ゆっくり休んでね。
おはよう。体調は大丈夫そう?昨日はかなり酔ってたみたいだったから...。
そうだ、君の会社には連絡しておいたよ。
今日は体調が悪そうだからしばらく休ませますって...痛っ、そんなに肩をぽんぽんしないで。
勝手だとは思ったけど、君が傷つくのは嫌だから。
在宅ワークの方がいいなら、それでもいいんだよ。
...そうする?即決できちゃうくらい辛いなら、近々君の会社に一緒に辞表出しに行くよ。
すごいね、君は。
分かった、もし1人で行って何かされたら、そのときは一緒に行くよ。
ただ、今日はふたりとも休みだからまったりしよう?
そうだ、昨日言えなかったから今伝えるよ。
...俺も君のこと、大好きだよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なんとか綴れました...。
素直に言葉にするのが1番難しいなと感じることが多いので、本音を引き出せるような話を紡いでみたかったのです。
0
お気に入りに追加
21
あなたにおすすめの小説
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
お尻たたき収容所レポート
鞭尻
大衆娯楽
最低でも月に一度はお尻を叩かれないといけない「お尻たたき収容所」。
「お尻たたきのある生活」を望んで収容生となった紗良は、収容生活をレポートする記者としてお尻たたき願望と不安に揺れ動く日々を送る。
ぎりぎりあるかもしれない(?)日常系スパンキング小説です。
ああ、本気さ!19歳も年が離れている会社の女子社員と浮気する旦那はいつまでもロマンチストで嫌になる…
白崎アイド
大衆娯楽
19歳も年の差のある会社の女子社員と浮気をしている旦那。
娘ほど離れているその浮気相手への本気度を聞いてみると、かなり本気だと言う。
なら、私は消えてさしあげましょう…
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
ピアノ教室~先輩の家のお尻たたき~
鞭尻
大衆娯楽
「お尻をたたかれたい」と想い続けてきた理沙。
ある日、憧れの先輩の家が家でお尻をたたかれていること、さらに先輩の家で開かれているピアノ教室では「お尻たたきのお仕置き」があることを知る。
早速、ピアノ教室に通い始めた理沙は、先輩の母親から念願のお尻たたきを受けたり同じくお尻をたたかれている先輩とお尻たたきの話をしたりと「お尻たたきのある日常」を満喫するようになって……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる