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1人向け・イベント系
君とふたり、星に願う。Heavy Rainルート(雨の日、七夕にて)
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もうすぐ着くんだけど...あそこの軒下まで走れる?
よかった、あんまり濡れてないみたいだね。
だけど...やっぱり降ってきたか。
タクシー呼ぶから少し待ってね。
残念だけど、雨が降ると行けない場所なんだ。
だから...行くのはまた今度改めて。
ん?どうしてタクシーなのか?...調べてみたところ、列車が全部運休しちゃってるみたいなんだ。
それに、さっきまで使ってたバスもこのあとの便は休みになるみたい...。
取り敢えず、家に帰ろう。
わっ、急に大雨になったね。
大丈夫?冷えてない?
それならいいけど、もし何かあったら我慢せずに言ってね。
そんなにがっかりしなくても、きっと君のお願いは叶うよ。
そうじゃないって...どういうこと?
俺と星を見たかったって...可愛い。
俺も君と同じ事を思ってた。沢山星が見える場所を教えてもらったのに、雨が降ってくるのはちょっと予想外で...。
君とふたりで流れ星を見たかったな。
...お風呂、先に入って?
俺は後でいいから行っておいでよ。
その間にやりたいことがあるし。...ううん、なんでもない。
とにかく、そのままだと風邪ひいちゃうよ?
俺のことは気にせず、ゆっくり入って。
え、もう出ちゃったの?少しでも長く俺と過ごしたいって...君は本当に反則なことばかり言ってくるね。
まあ、丁度準備が終わったところだからいいけど...。
髪、乾かしてあげる。
そのまま動かないでね...これでよし。
ああ、それはまだ触らないで。後でちゃんと説明するから、そのままで。
俺もお風呂入ってくるから、出てくるまではそのままにしておいてね。
お待たせ。髪は乾かしたし、そろそろこれを使うよ。
...電気、消してくれる?
それから、そこのソファーに寝転がって?
...どう?驚いた?本物の星は無理だけど、家庭用プラネタリウムならなんとかなったから...馬鹿馬鹿しいって思った?
嬉しいって笑ってくれて、本当によかった。
どうしても君を笑顔にしたかったんだ。
まあ、俺にとって、君は星よりも綺麗な存在だけどね。
照れちゃった?...このままずっと抱きしめていたいくらい可愛い。
昼間はなんだか照れくさくて言えなかったけど...俺、君と離れたくない、ずっと側にいられますようにって短冊に書いたんだ。
君を護れますようにって...叶うかな?
本当?よかった、ここで叶うはずがないとか言われちゃったらどうしようかと思った。
君のお願いは?...そっか、やっぱり内緒なんだ。
残念だな、愛する人の側にいられますようにって書いてたってことが聞けなくて。
なんで知ってるのって...君が背伸びして結んでるとき、見えちゃったから。
嬉しかったから、ずっと覚えていたいって思った。
俺じゃ君のことをちゃんと護っていけるのか不安だけど、誰よりも幸せにするよ。
だから、これからも側にいてね?
...よし、それじゃあ電気を...どうしたの、いきなり抱きついてきて?
もう少しこのままがいい?分かった、それじゃあそうしようか。
次の休み、星を見に行こう。
流れ星は見られないかもしれないけど、ただ星を眺めるのもきっと楽しいよ。
それから、これ。よかったら受け取ってほしいな。
そう、金色の星の指輪。
これがあれば、たとえ離れていても一緒にいてくれるような気がするんだ。
俺のは色違いだよ...ほら、星の部分が銀色なんだ。
俺と一緒にいてくれてありがとう。
これからもよろしくね。
...世界中の誰よりも愛してる。
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雨だったとしても、こうして過ごせばきっと楽しいだろうなって思うんです。
よかった、あんまり濡れてないみたいだね。
だけど...やっぱり降ってきたか。
タクシー呼ぶから少し待ってね。
残念だけど、雨が降ると行けない場所なんだ。
だから...行くのはまた今度改めて。
ん?どうしてタクシーなのか?...調べてみたところ、列車が全部運休しちゃってるみたいなんだ。
それに、さっきまで使ってたバスもこのあとの便は休みになるみたい...。
取り敢えず、家に帰ろう。
わっ、急に大雨になったね。
大丈夫?冷えてない?
それならいいけど、もし何かあったら我慢せずに言ってね。
そんなにがっかりしなくても、きっと君のお願いは叶うよ。
そうじゃないって...どういうこと?
俺と星を見たかったって...可愛い。
俺も君と同じ事を思ってた。沢山星が見える場所を教えてもらったのに、雨が降ってくるのはちょっと予想外で...。
君とふたりで流れ星を見たかったな。
...お風呂、先に入って?
俺は後でいいから行っておいでよ。
その間にやりたいことがあるし。...ううん、なんでもない。
とにかく、そのままだと風邪ひいちゃうよ?
俺のことは気にせず、ゆっくり入って。
え、もう出ちゃったの?少しでも長く俺と過ごしたいって...君は本当に反則なことばかり言ってくるね。
まあ、丁度準備が終わったところだからいいけど...。
髪、乾かしてあげる。
そのまま動かないでね...これでよし。
ああ、それはまだ触らないで。後でちゃんと説明するから、そのままで。
俺もお風呂入ってくるから、出てくるまではそのままにしておいてね。
お待たせ。髪は乾かしたし、そろそろこれを使うよ。
...電気、消してくれる?
それから、そこのソファーに寝転がって?
...どう?驚いた?本物の星は無理だけど、家庭用プラネタリウムならなんとかなったから...馬鹿馬鹿しいって思った?
嬉しいって笑ってくれて、本当によかった。
どうしても君を笑顔にしたかったんだ。
まあ、俺にとって、君は星よりも綺麗な存在だけどね。
照れちゃった?...このままずっと抱きしめていたいくらい可愛い。
昼間はなんだか照れくさくて言えなかったけど...俺、君と離れたくない、ずっと側にいられますようにって短冊に書いたんだ。
君を護れますようにって...叶うかな?
本当?よかった、ここで叶うはずがないとか言われちゃったらどうしようかと思った。
君のお願いは?...そっか、やっぱり内緒なんだ。
残念だな、愛する人の側にいられますようにって書いてたってことが聞けなくて。
なんで知ってるのって...君が背伸びして結んでるとき、見えちゃったから。
嬉しかったから、ずっと覚えていたいって思った。
俺じゃ君のことをちゃんと護っていけるのか不安だけど、誰よりも幸せにするよ。
だから、これからも側にいてね?
...よし、それじゃあ電気を...どうしたの、いきなり抱きついてきて?
もう少しこのままがいい?分かった、それじゃあそうしようか。
次の休み、星を見に行こう。
流れ星は見られないかもしれないけど、ただ星を眺めるのもきっと楽しいよ。
それから、これ。よかったら受け取ってほしいな。
そう、金色の星の指輪。
これがあれば、たとえ離れていても一緒にいてくれるような気がするんだ。
俺のは色違いだよ...ほら、星の部分が銀色なんだ。
俺と一緒にいてくれてありがとう。
これからもよろしくね。
...世界中の誰よりも愛してる。
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雨だったとしても、こうして過ごせばきっと楽しいだろうなって思うんです。
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