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1人向け・看病系
何よりも大切な君を(ヴァンパイアハーフな恋人)
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すみません、今日はもう閉店時間で...って、どうしてここにいるの!?
僕のこと迎えにきたって、雨降ってたから大変だったでしょ...わざわざありがとう。
今そんな笑顔を向けないで、恥ずかしいから...。
それに、我慢できなくてここで噛んじゃったら大変なことになっちゃうから。
片づけは終わったし、今日も君の家でもらってもいい?
ありがとう。それじゃあ、手を繋ごうか。
先に言っておくと、今日はいつもより喉が渇いてるから、もしかすると深く噛んじゃうかもしれない...。
痛かったらすぐ言ってね。それじゃあ、いくよ。
大丈夫だった?ごめん、やっぱりいつもより長い間血をもらってたみたい。
ハーフなのに、まさかこんなに抑えが効かなくなるとは思ってなかった...。
...大丈夫?なんだかふらついて...危ない!
もしかして貧血?ねえ、しっかりして!反応がない。待ってて、すぐお医者さん呼ぶから。
...よかった、気がついて。このまま安静にしていれば大丈夫だって夜間診察をやってる知り合いが言ってた。
取り敢えず薬を出しておくって。
...僕のせいだ。僕が血を呑みすぎたから...ハーフのくせに、化け物のくせに君を傷つけて...君のこと、好きになっちゃいけなかったのかもしれない。
屈む?こう?
わっ...どうして頭を撫でてくれたの?
私は大丈夫だから側にいてって...本当に僕でいいの?
君は普通の優しい女の子で、僕はヴァンパイアとのハーフで...今回みたいに君の血を求めてしまうかもしれない。
それでも、一緒にいてもいいの?
...ありがとう。
僕、ちゃんと君のことを護れるようになりたい。
君にばかり、無茶をさせたくない。
...優しい?僕が?
確かに重い荷物を運んだり、君の上に看板が落ちてきそうになったときに庇ったことはあったけど...それでいいって、どういうこと?
それだけで充分って、僕のこと怖くないの...?
僕が走り回って病院探したのを知ってるって、誰から聞いたの!?
...せんせいから?口止めしておくべきだった。
嬉しかったって、そんなふうに笑いかけられたら泣いちゃうよ...。
そのくらい当たり前だよ、君は僕にとって大切な恋人だから。
それに、僕のせいだから。
...わしゃわしゃしないで、髪がぐしゃぐしゃになっちゃうよ。
分かった、もう気にするのやめるから...。その代わり、君も限界だと思ったらすぐ言って?
君が嫌がることはしたくないんだ。
...ありがとう。それじゃあ、約束。
君が元気になったら、どこかへ出掛けよう。
紫陽花、ぎりぎり咲いてるかな...。夜しか行けないけど、いい場所を探しておくね。
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大切な人を傷つけてしまって、それでも護りたいと思う。
そういう愛の形も、いいのではないでしょうか。
僕のこと迎えにきたって、雨降ってたから大変だったでしょ...わざわざありがとう。
今そんな笑顔を向けないで、恥ずかしいから...。
それに、我慢できなくてここで噛んじゃったら大変なことになっちゃうから。
片づけは終わったし、今日も君の家でもらってもいい?
ありがとう。それじゃあ、手を繋ごうか。
先に言っておくと、今日はいつもより喉が渇いてるから、もしかすると深く噛んじゃうかもしれない...。
痛かったらすぐ言ってね。それじゃあ、いくよ。
大丈夫だった?ごめん、やっぱりいつもより長い間血をもらってたみたい。
ハーフなのに、まさかこんなに抑えが効かなくなるとは思ってなかった...。
...大丈夫?なんだかふらついて...危ない!
もしかして貧血?ねえ、しっかりして!反応がない。待ってて、すぐお医者さん呼ぶから。
...よかった、気がついて。このまま安静にしていれば大丈夫だって夜間診察をやってる知り合いが言ってた。
取り敢えず薬を出しておくって。
...僕のせいだ。僕が血を呑みすぎたから...ハーフのくせに、化け物のくせに君を傷つけて...君のこと、好きになっちゃいけなかったのかもしれない。
屈む?こう?
わっ...どうして頭を撫でてくれたの?
私は大丈夫だから側にいてって...本当に僕でいいの?
君は普通の優しい女の子で、僕はヴァンパイアとのハーフで...今回みたいに君の血を求めてしまうかもしれない。
それでも、一緒にいてもいいの?
...ありがとう。
僕、ちゃんと君のことを護れるようになりたい。
君にばかり、無茶をさせたくない。
...優しい?僕が?
確かに重い荷物を運んだり、君の上に看板が落ちてきそうになったときに庇ったことはあったけど...それでいいって、どういうこと?
それだけで充分って、僕のこと怖くないの...?
僕が走り回って病院探したのを知ってるって、誰から聞いたの!?
...せんせいから?口止めしておくべきだった。
嬉しかったって、そんなふうに笑いかけられたら泣いちゃうよ...。
そのくらい当たり前だよ、君は僕にとって大切な恋人だから。
それに、僕のせいだから。
...わしゃわしゃしないで、髪がぐしゃぐしゃになっちゃうよ。
分かった、もう気にするのやめるから...。その代わり、君も限界だと思ったらすぐ言って?
君が嫌がることはしたくないんだ。
...ありがとう。それじゃあ、約束。
君が元気になったら、どこかへ出掛けよう。
紫陽花、ぎりぎり咲いてるかな...。夜しか行けないけど、いい場所を探しておくね。
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大切な人を傷つけてしまって、それでも護りたいと思う。
そういう愛の形も、いいのではないでしょうか。
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