642 / 1,820
1人向け・看病系
ほろ酔いの夕菅(慰め系混ざりかもしれません。)
しおりを挟む
ただいま。遅くなっちゃってごめん。雨で列車が止まってて...。
もしかして、家で晩酌したいって俺が言ったからわざわざ準備してくれたの!?
ありがとう...。ご飯もおつまみも、すごく美味しそう。
君は本当に料理上手だね。
ジャケット脱いでくるから、少しだけ待ってて。
待っててくれてありがとう。
それじゃあ、今日も一日お疲れ様...乾杯。
最近こうしてふたりでご飯を食べる時間もなかなかとれなくて本当にごめん。
気にしないでって、君はいつもそればかり...ううん、なんでもない。
今やってる案件が終わったら、もう少し一緒にいられる時間を作れると思うから...待って、それ俺の分のお酒じゃ...やっぱり。
大丈夫?度数が強いから、君が呑むと酔いがまわりやすいはず...。
呂律がまわってないよ、取り敢えず横になろう?
俺のことはいいから、今は横になって休んでて。
水持ってくるからここで待ってて。
...っ、急に袖を掴まれたら動けないんだけど...行っちゃやだって...どうして?
もう待てないって、どういう意味?もしかして泣いてる?
よしよし、大丈夫だよ。俺は勝手にいなくなったりしないから。
水持ってくるのも、嫌?
要らないから側にいてほしいって...いつもはしっかり者なのに、こういうときの君は本当に甘えんぼうだよね。
いいよ、それじゃあ手を繋いでてあげる。
君が満足するまでこうしてるよ。
...寝ちゃったみたいだね。
ずっと待たせちゃってごめん。
寂しい思いをさせてごめん。
...君が無理矢理仕事を詰めこんでたのも、今日の為に頑張って料理を用意してくれたのも、本当は全部知ってた。
俺のことをわざわざ待ってくれるんだろうなってことも...本当は寂しいのに、残業の間に電話したとき大丈夫だって言ってたことも、本当は気づいていたんだ。
それなのに何もできなくて本当にごめん。
1人にしてごめん。
...なんて、俺も酔ってるのかな。それとも、舞いあがってるのかもしれない。
君と一緒に過ごせるの、俺も楽しみだったから。
今のうちに、少しでも仕事を終わらせてしまおう。
...もう、寂しい思いはさせたくないから。
おはよう。朝ご飯できてるよ。
そんなに謝らなくても、俺何もされてないよ?
君が可愛かっただけで、それ以外は普段と何も変わったことはなかったし...。
近いうちに、また一緒に呑もう。
今度は君がいつも呑んでるのと同じやつを俺も呑むから。
約束する。近いうち、絶対に一緒に過ごせる時間を作るから...そのときはまた、晩酌につきあって。
今度は二人で料理も作ろうね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ユウスゲ...夕菅と書くのですが、花言葉は『美しき姿』です。
そのままの意味で書いたつもりです。
もしかして、家で晩酌したいって俺が言ったからわざわざ準備してくれたの!?
ありがとう...。ご飯もおつまみも、すごく美味しそう。
君は本当に料理上手だね。
ジャケット脱いでくるから、少しだけ待ってて。
待っててくれてありがとう。
それじゃあ、今日も一日お疲れ様...乾杯。
最近こうしてふたりでご飯を食べる時間もなかなかとれなくて本当にごめん。
気にしないでって、君はいつもそればかり...ううん、なんでもない。
今やってる案件が終わったら、もう少し一緒にいられる時間を作れると思うから...待って、それ俺の分のお酒じゃ...やっぱり。
大丈夫?度数が強いから、君が呑むと酔いがまわりやすいはず...。
呂律がまわってないよ、取り敢えず横になろう?
俺のことはいいから、今は横になって休んでて。
水持ってくるからここで待ってて。
...っ、急に袖を掴まれたら動けないんだけど...行っちゃやだって...どうして?
もう待てないって、どういう意味?もしかして泣いてる?
よしよし、大丈夫だよ。俺は勝手にいなくなったりしないから。
水持ってくるのも、嫌?
要らないから側にいてほしいって...いつもはしっかり者なのに、こういうときの君は本当に甘えんぼうだよね。
いいよ、それじゃあ手を繋いでてあげる。
君が満足するまでこうしてるよ。
...寝ちゃったみたいだね。
ずっと待たせちゃってごめん。
寂しい思いをさせてごめん。
...君が無理矢理仕事を詰めこんでたのも、今日の為に頑張って料理を用意してくれたのも、本当は全部知ってた。
俺のことをわざわざ待ってくれるんだろうなってことも...本当は寂しいのに、残業の間に電話したとき大丈夫だって言ってたことも、本当は気づいていたんだ。
それなのに何もできなくて本当にごめん。
1人にしてごめん。
...なんて、俺も酔ってるのかな。それとも、舞いあがってるのかもしれない。
君と一緒に過ごせるの、俺も楽しみだったから。
今のうちに、少しでも仕事を終わらせてしまおう。
...もう、寂しい思いはさせたくないから。
おはよう。朝ご飯できてるよ。
そんなに謝らなくても、俺何もされてないよ?
君が可愛かっただけで、それ以外は普段と何も変わったことはなかったし...。
近いうちに、また一緒に呑もう。
今度は君がいつも呑んでるのと同じやつを俺も呑むから。
約束する。近いうち、絶対に一緒に過ごせる時間を作るから...そのときはまた、晩酌につきあって。
今度は二人で料理も作ろうね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ユウスゲ...夕菅と書くのですが、花言葉は『美しき姿』です。
そのままの意味で書いたつもりです。
0
お気に入りに追加
21
あなたにおすすめの小説


会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。

【フリー台本】一人向け(ヤンデレもあるよ)
しゃどやま
恋愛
一人で読み上げることを想定した台本集です。五分以下のものが大半になっております。シチュエーションボイス/シチュボとして、声劇や朗読にお使いください。
別名義しゃってんで投稿していた声劇アプリ(ボイコネ!)が終了したので、お気に入りの台本や未発表台本を投稿させていただきます。どこかに「作・しゃどやま」と記載の上、個人・商用、収益化、ご自由にお使いください。朗読、声劇、動画などにご利用して頂いた場合は感想などからURLを教えていただければ嬉しいのでこっそり見に行きます。※転載(本文をコピーして貼ること)はご遠慮ください。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる