物置小屋

黒蝶

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1人向け・看病系

マイペースなあなた(偏頭痛の恋人)

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お疲れ...って、なんだかぼんやりしてるけど大丈夫...?いつもマイペースだけど、今日はそれに拍車がかかってるというかなんというか...。
ちょっとこっちきて。...やっぱりすごい熱。いつから我慢してたの?え、朝から!?
一緒に仕事している人たちは気づかなかったの?顔真っ赤だし、よく見れば分かると思うんだけど...無理してたでしょ?
そうやって誤魔化すの本当に上手いけど、俺にはすぐ分かるから。
それより、その体じゃただ歩くのも辛いでしょ?荷物かして。それから...はい。
大丈夫。誰も見てないから、そのままもたれかかってて。
それじゃあ、車までこのまま行くよ。...って、寝てるし。
これだけ高熱となるとかなり怠かっただろうに、今日一日弱音も吐かずに働いていたんだろうな...。


ん、目、覚めた?いつの間にって顔してるね。
ちょっと熱測らせて。...昨日よりは下がってるけど、やっぱり高いね。
あのあと君は寝ちゃってて、無理に起こすのはよくないかなと思って俺が着替えさせた。
そんなに恥ずかしがらなくてもいいのに、君って本当に可愛い。
それより、起きあがれそう?取り敢えず何か食べられそうなもの持ってくるから薬飲もう。
...いつものことだからって、どういうこと?え、偏頭痛?偏頭痛って熱が出たりもするの?...そうなんだ、知らなかった。
薬はどこにあるの?...予備の分をなくした!?
ごめん、こんなに大声出したら頭に響くよね。
病院は開いてるけど担当医がいない曜日だよね...どうしよっか。
市販の薬を飲むのはちょっと危ないよね...氷枕持ってくる。
お粥なら食べられそう?分かった、それなら色々なものと一緒に持ってくるね。

はい、お待たせ。ん?一口ずつ食べさせようかと思ってたんだけど、駄目?
...ねえ、何をそんなに焦ってるの?
別に意地悪で言ったんじゃなくて、君がしんどそうだからあーんして食べさせようと本気で思っただけ。
だけど君が嫌ならただ近くに座ってる。...どうしたい?
素直に口を開けて待ってるところも可愛い。
熱くなかった?ん、それならよかった。

それじゃあ、氷枕替えるね。
どうかした?もしかして、頭痛が酷くなったとか...俺の手がひんやりしてて気持ちいいって、君は本当にマイペースだね...。
後でいっぱい繋いであげるから、今は少しだけ待ってくれないかな?
本当に、これ片づけたらすぐ戻ってくるから。


いきなり心臓に悪いことを沢山言ってくるんだから...いつも驚かされてばかりだな。
早くよくなるといいんだけど...。

おまたせ...って、これは確実に寝てるな。
本当に気配りが上手でマイペースで...だけど、そういうところも好きだよ。
病院に連絡しておくから、明日ちゃんと診てもらおう。
...君が元気になったら、どこか行きたい場所へ連れていくよ。
だから今は、ゆっくりおやすみ。
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まさか熱の原因がこういったものだとは思われづらい...そうだ、じゃあそれを書くか!となった結果です。
意外とそこそこ長めの話になったような気がします。
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