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1人向け・看病系
カタバミのような心を(看病系...?・過呼吸になった恋人)
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どうかしましたか?随分顔色が悪いみたいですが...。
なんでもないのに涙は出ないでしょう?
いいんです、本よりあなたの話が大事ですから。何があったのか教えて?
...大丈夫ですか?落ち着いて、ゆっくり座って。僕の方を見られますか?
...過呼吸、ですね。大丈夫、大丈夫ですよ。
ゆっくり吸って...ゆっくりはいて。それをそのまま繰り返してください。
背中をさすった方がいいのでしょうか?...そうそう、そのまま続けてください。
大丈夫ですからね。...俺が側にいるから。
落ち着いてきましたか?それならよかったです。
僕のやり方、間違っていませんでしたか?それならよかった。
あ、手も繋ぎましょうか。
どうして泣いていらっしゃるんですか?
...生きているだけで迷惑がかかるのではと思ったって、そんなことはありません。
外では嫌な思いをすることもあると思います。
だけど、あなたが生きているだけで俺は幸せなんです。
一生懸命苦労しながら毎日を過ごしているあなたを、俺はよく知っています。
それに、俺は気にしないから。
あなたがいなくなるのは、すごく哀しい。
だから...ごめん、今日は疲れてるよね。
取り敢えず横になろうか。
どうかした?え、聞きたいこと?...俺が答えられることなら。
あなたの好きなところ...料理上手なところ、気配りができているところ、優しいところ...強いて言うなら、全部。
ごめんなさい、一つに決められませんでした。
...それなら、俺の好きなところは?
言いたくない?...え、全部って、それは、ちょっと予想外というか、なんというか...。
あんまりいじらないでください。これでも、結構恥ずかしいのを我慢しているんです。
あんまりからかってくるなら、こうやってとんとんするのやめますよ。
...冗談。あなたが安心して眠れるのが一番だから。
ゆっくり休んで。今夜はそのまま眠って、明日また笑顔を見せて。
俺が一番好きなのは、花が咲いたようなあなたの笑顔だから。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
久しぶりの時々敬語な恋人のものです。
カタバミの花言葉は、『喜び』『輝く心』。
相手をよく見ているからこそ、その輝きを見つけることができる...それはきっと誰しもができることではありません。
なんでもないのに涙は出ないでしょう?
いいんです、本よりあなたの話が大事ですから。何があったのか教えて?
...大丈夫ですか?落ち着いて、ゆっくり座って。僕の方を見られますか?
...過呼吸、ですね。大丈夫、大丈夫ですよ。
ゆっくり吸って...ゆっくりはいて。それをそのまま繰り返してください。
背中をさすった方がいいのでしょうか?...そうそう、そのまま続けてください。
大丈夫ですからね。...俺が側にいるから。
落ち着いてきましたか?それならよかったです。
僕のやり方、間違っていませんでしたか?それならよかった。
あ、手も繋ぎましょうか。
どうして泣いていらっしゃるんですか?
...生きているだけで迷惑がかかるのではと思ったって、そんなことはありません。
外では嫌な思いをすることもあると思います。
だけど、あなたが生きているだけで俺は幸せなんです。
一生懸命苦労しながら毎日を過ごしているあなたを、俺はよく知っています。
それに、俺は気にしないから。
あなたがいなくなるのは、すごく哀しい。
だから...ごめん、今日は疲れてるよね。
取り敢えず横になろうか。
どうかした?え、聞きたいこと?...俺が答えられることなら。
あなたの好きなところ...料理上手なところ、気配りができているところ、優しいところ...強いて言うなら、全部。
ごめんなさい、一つに決められませんでした。
...それなら、俺の好きなところは?
言いたくない?...え、全部って、それは、ちょっと予想外というか、なんというか...。
あんまりいじらないでください。これでも、結構恥ずかしいのを我慢しているんです。
あんまりからかってくるなら、こうやってとんとんするのやめますよ。
...冗談。あなたが安心して眠れるのが一番だから。
ゆっくり休んで。今夜はそのまま眠って、明日また笑顔を見せて。
俺が一番好きなのは、花が咲いたようなあなたの笑顔だから。
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久しぶりの時々敬語な恋人のものです。
カタバミの花言葉は、『喜び』『輝く心』。
相手をよく見ているからこそ、その輝きを見つけることができる...それはきっと誰しもができることではありません。
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