物置小屋

１人向け・イベント系

あなたへのおかえし・中篇(イベント系・ヴァンパイアとのホワイトデーデート)

おまたせ。待った？...ん？どうかした？
確かに、こういうのは新鮮かも。
いつもは夜君の家に行って、お喋りして...そのくらいだったから。
だけど、ほら。僕は太陽とか全然大丈夫だから！今日は曇ってるけど...。
どうしたの？僕の顔に何かついてる？...ああ、それは、いつもより少しだけ早起きしたから眠いだけだよ。
それより、今日の君の服すごく可愛いね。
いつもみたいに抱きしめたくなるくらい。でも、人前でそういうことをするのは恥ずかしいよね...。
全然行く場所決めてないけど、どこかお店とか行きたいところはある？
僕はどこでもいいんだけど...水族館？行ったことない...どうやったら行けるの？
バスもほとんど乗ったことない、けど...君が行きたいなら僕は行ってみたい！
駄目、かな...？
ありがとう。そうと決まれば行こう。
...ごめん、僕の手じゃ冷たいかもしれないけど我慢してね。
君とちゃんとしたデートをするのが初めてだからかな？今ものすごくわくわくしてるんだ。
...子どもっぽいって思った？
可愛いって言わないで。僕は君の前ではかっこよくいたいから。
わっ、危ない！大丈夫だった？このまましっかり掴まっててね。
...まさかこんなに人が乗ってるなんて思ってなかったから、ちょっとだけ吃驚してる。
だけどラッキーかもしれない。...こうして君を抱きしめていられるから。
あ、着いたみたいだよ。
それにしても、君は本当に優しいね。
折角座れていたのに、子どもたちに譲ってあげるんだから。
そういうところも僕は好きだよ。
顔真っ赤で本当に可愛い。嘘じゃないよ、それより...どこからまわってみようか。
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今回はここまでにします。
やはり分岐になる可能性があります。