物置小屋

１人向け・other

シクラメンな君(分類不能・マスクが手放せない恋人へ)

ここのランチ、美味しいって有名で一度でいいから食べてみたかったんだよね。
まだ料理がくる前だけど、少しだけでいいから...マスク、とってみない？
嫌ならいいんだ。けど、外でも君がどんな表情してるかちゃんと見たいなって思って...。
無理そうなら本当にいいんだ。
僕のただのわがままだし...。でも、僕は君が醜いとは思わないだけ。
前に聞いたことあったよね？どうして外ではマスクを外せなくなってしまったのか...。
そのとき君は、『私みたいな醜い者が隣を歩くと周りに迷惑がかかるから』って言ってた。
...僕は君のこと誰よりも可愛いと思ってる。
だから二人きりのとき以外も、素顔が見たいなって思うよ。
だけど、君が嫌なことを無理矢理やらせたくない。
いつもどおりお料理がくるまでマスクをしたままでもいいし、少しだけでも外してくれると嬉しいな。
奥の席だし、きっと僕以外の人には見えないから...お願い。


今日はありがとう。マスク、少しだけ外してみてくれて。
謝る必要なんてないよ、体調が悪くなってきちゃったなら、やっぱりつけておいた方がいいし...僕も反省。
でも...いつかマスクを外した君と、お出掛けできるといいなって思う。
ゆっくりでいいから、二人で一緒にやっていこう。
...家に帰ったら、ちゃんとマスク外してね。
僕はどんな君も好きだけど、やっぱり素顔の君が一番だから。
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勿論風邪予防等でつけている方もいらっしゃるとは思いますが、私は年中出掛けるときにマスクを外せません。
私がブスだからなのか、それとも発作の防止の為なのか...どちらがはじめのきっかけなのかはもう覚えていませんが、今は両方の為にマスクをつけたままで過ごしています。
食事のときは、できるだけ人目につかない席で食べたり、列車の中や独りの場所で済ませたり。
人に顔を晒したくない...そういう人たちを街で見掛けても、せめて何も言われないような世界になればいいのですが...。
シクラメンの花言葉は『内気』・『はにかみ』。
今回の場合はピンクのシクラメンの花言葉を引用しました。
人にあげるときは要注意なのですが、今回の場合、マスクの子にぴたりとはまるのではないかと思うのです。
なんか解説の方が長くなってしまったような気がします...。