物置小屋

２、３人向け

Green tea Or Black tea-デート篇-(あなたはどっち派？)

「観覧車は最後に乗るとして...まずはジェットコースターから、なんてね。ごめんごめん、嘘だよ。君が苦手なの、ちゃんと分かってるから。
こういうとき、君は何から乗りたいって思う？
え、コーヒーカップ？
いいよ、それならコーヒーカップからにしようか。
僕には苦手なものないから安心して？

ふう、楽しかったね。あ、あそこでチュロス売ってるよ！食べる？
それじゃあ買ってくるから、ここで座って待ってて。
沢山歩いたし...疲れたでしょ？
はい、どうぞ。
僕が乗りたいもの多めに乗っちゃったけど...最後はやっぱりあれにする？
よし、それじゃあ行ってみようか。

やっぱり高い...下に落ちないか、少しだけ不安。
いや、苦手ってわけじゃないんだけど、小さい頃そう思ってたことがあったなって...笑わないで、結構本気で思ってたから...。
今はこうやって、綺麗な景色を楽しみながら君の体を抱きしめて...キスするくらいの余裕はあるよ。
吃驚した？もしかして...すごく照れてる？
そういうところも可愛くて好きだよ。
これが終わったら、お土産見に行こうね。
...今日は帰りたくないな。まだ君といたい。
え、僕の家に？いいの？やった、それじゃあ一緒にいられる時間が沢山になるね！
今から楽しみになっちゃった。
その前に...お土産、何か買って帰ろう？」


『おお、なんかすごいな。水族館なんて久しぶりにきたからよく分からないけど、俺が知ってる感じじゃない。
あんま笑うな、まだ笑うなら...おまえが一番観たがってたイルカショー、行ってやらないから。嘘だよ、早くこい。
おまえはすぐ迷子になるからな。...こうやって手を繋いでおかないと不安なんだよ。
っ、いいから行くぞ！

まさかあんなに水飛沫がかかるとはな...ほら、まだここ濡れてる。
た、たまたまタオル持ってただけだから。
ちゃんと髪も拭いておかないと風邪ひくぞ。...で、次はどこ見るんだ？

ペンギン、いっぱい散歩してたな。
ん？ああ、おまえああいうの好きなんだなって思っただけ。
べ、別にいいだろ。...おまえが気になってペンギンなんか見てなかったとか言えるかよ。
なんでもないからとっとと行くぞ。
...折角二人できたんだから、何か記念品の一つや二つ買ってやるよ。
何がいいかは、じっくり見て決めればいい。
...なあ、この後俺の家くるか？だから、泊まりにくるかって言ってるんだよ。
分かった。それなら尚のこと急ぐぞ。
部屋は、ちゃんと使えるようにしてあるから。』
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どっちの彼が好み？みたいなノリでやってます...。
私は遊園地にほとんど行ったことがないので場所的には憧れます。