物置小屋

１人向け・イチャイチャ系

Straight and Milk-英語篇-(勉強を教えてくれる恋人) ※横読み推奨

...何？今日も来たの？
別に嬉しくないとかそういうのじゃなくて...いいから、取り敢えずはじめるぞ！
テスト勉強しないといけないんだろ？俺がみっちり教えてやるよ。
そんなに厳しめにするつもりはないから、心配するな。
さて、はじめるか。


違う、違う、これも違う...。
おまえどんだけ英語苦手なんだよ。
このあと数学もやるんだろう？大丈夫かよ...。
悪かったって、そんな顔するな。
赤点だと補習だもんな...必ず回避させてやる。
じゃないと、デートの時間が減るだろ？
はいはい、じゃあまずはここからな。
『who』と『whose』の使い分けができてない。
『Who are you?』とかあるだろ？
『who』は『誰が』って意味だから、人相手にしか使わないんだよ。
『whose』は『誰の』って意味だから、『Whose pencil is this?』とか物がくるわけ。
...説明雑だけど、こんなので大丈夫？
分からなかったら言えよ、もっと丁寧にやるから。
ん？文章の途中にくるやつ？
...ああ、関係代名詞か。
先行詞とか言っても分かりづらいだろうから、ここに書くな。
こら、眠くなるのも分かるけどもうちょっとだから集中しろ。
例えば、『I met a woman who can speak French.』だと、『私が会った女性』っていうのがどんな人だったか説明されてるだろ？
...で、説明する意味の文章の前に『who』がくる。女性は人だからな。
それがもし、『She likes novels which was popular with teenagers.』だと、『彼女が好きな本の数々』について説明してる文章が『with』の後になってる。
...まあ、反則技を言うと、指定がないときはどっちでも使える『that』を入れるっていうのもありだろうけど、使えないときもあるから。
だから、『that』を使うのは困ったときだけな。
大抵正解になるから。
一旦ここで休憩にするか。
詰めこんでも覚えられずに頭が働かなくなるだろ？
なんだよもう降参か？
ごめんごめん、おまえが好きな紅茶淹れてきてやるよ。
...頑張ったご褒美はちゃんとあげるから、これが終わったら数学な。
ひとまずよくできました。
なんだよ、撫でられるの嫌いじゃないくせに...素直に受け取っておけ。
次のご褒美は何にするか、俺も考えといてやるよ。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
中学生の妹が期末で...それを教えているときに思いつきました。
因みに私がまともに教えられるのは、数学・英語・理科の物理分野だけです。
しんどいと感じている時間を楽しく過ごせるようになればいいなとは思うのですが、半ば強引にやらさせられてるようなものなので若干戦意喪失気味です。
なんだか教材っぽくなってしまいました...。