物置小屋

１人向け・慰め系

疲れたときには...(慰め系・偶然訪ねてきた恋人)

おじゃまします...って、真っ暗だな。
この時間は家にいるはずなんだけどな...いないのか？
わっ、なんで電気もつけずに床に体育座りなんてしてるんだよ。
...おまえ、また何か一人で抱えこんでるな？
そんな態度で違うって言われても、俺ははいそうですかってならない。
こんなに目、腫らして...一人で泣くなら俺を呼べっていつも言ってるだろ？
...周りが何て言おうと、お前は頑張りすぎなんだよ。
お前のいつも一生懸命なところはすごいところなんだよ。
そういうところも好きだ。
けど、俺はちょっと...いや、かなり心配だ。
お前が倒れないかとか、お前が一人で傷ついてないかとか...よく考える。
俺が疲れてるかもとか仕事忙しいかもとか、そんなこと考えなくていい。
だから...いつでも連絡してこい。
お前が泣きたいなら、こうやって胸をかして話を聞くことくらいはできる。
お前が眠れないなら、側にいることくらいはできる。
だから、もっと頼ってほしい。
...今日は夕食一緒に食べられるかなって思って作りにきたんだよ。
お前がいなかったとしても合鍵使えば入れるし...お前がいたら話しながら作れるうえにこうやってお前の様子が見られるし。
じゃ、キッチン借りるな。


何があったか聞かないのかって？
そりゃあ、本当は聞きたいよ。
けど、話したくないことを無理矢理言わせるのは嫌だから。
お前が話したいと思ったタイミングで話してほしい。
...今日中に。
俺はそんなに優しくないから、あと数時間しか待ってやらない。
けど、その数時間で必ず話してもらうから。
...！こら、いきなり抱きつくな、危ないだろ...。
それに、くっつかれると恥ずかしいから...やっと笑った。
いや、なんでもない。
それより、お前が食べたいであろうものの材料買ってきたけど...何だと思う？
正解は...できてからのお楽しみ。
もうちょっとでできるからそこで待ってろ。な...？
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お料理男子設定にしてみました。
彼女の家にご飯作りにくるとか、ちょっといいなって思います。
私はそこまで料理が得意なわけではありませんが、誰かと楽しく食べる食事は理想です。