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Collaboration plan-One Room-
part3『壊れた部屋』ー序章ー (Black×White)
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俺たちは再び部屋に赴いた。
今回は普通に終わるだろう。
誰もがそう思っていたに違いない。
...『Black Room』からとてつもなく大きな音がした。
【『White Room』が故障しました。皆様を帰すことができません】
そんなカードとともに、お泊まり会は再び幕があがった。
ー**ー
▼「またこのメンバーか」
渚さんは苦笑していた。
当然だ。
(前回は『White』、今回は『Black』...)
俺は前回のことを思い出しながら、思わずため息をついた。
○「...全く同じ、というわけでもないだろう」
雪さんはちらりとある部屋に目をやった。
「まあまあ、帰れなくなったということは、また何かして遊んでいられるってことでしょ?だから...折角だし、何かして遊ぼうよ」
黒羽さんがそう言った瞬間。
「トランプがしたいです!」
メルは目を輝かせて言った。
「この間みたいにか?」
「はい!」
そんなメルを近くで見ながら、エリックは考えこむような姿勢をしている。
(メルはマイペースで可愛いな)
「それなら、ちょっとだけ待ってて?」
俺は急いでキッチンに向かった。
メルが喜んでくれそうなものを作ろう。
そう思いながら、マカロンを完成させた。
「わあ...!」
ー*ー
宝石のようにキラキラ光るそのお菓子は、私にとって最高のものだった。
「メルちゃんはマカロンが好きなんだね」
「はい!」
「トランプをしてもいいんですけど...その前に、ロシアンルーレットをしませんか?」
○「どれか一つだけ不味い、ということですか?」
▼「別にかまわないが...」
「美味しくないのがあるんですか...?」
私がそう聞くと、カムイは少し意地悪な笑みを浮かべた。
「絶望的に美味しくないよ」
「何故そんなものを入れるんだ」
「面白いかと思って」
▼「...意外と恐ろしいことを言うんだな」
○「取り敢えずいただきます」
みんなが1つ、また1つととっていく。
私が食べたもののなかには、星の形をしたクッキーが入っていた。
「これが、美味しくないものですか?なんだかすごく美味しいのですが...」
「それは当たり、1つだけ入れておいたんだけど...メルはすごいね」
「そうなんで、」
言い終わらないうちに、隣から咳こむ声が聞こえた。
「...ハバネロを入れるなんて、なんてことをしたんだ...」
○「エリック!」
▼「...激マズというよりは激辛だったのか」
「とにかくお水!」
エリックさんが持っているのは、見た目は普通のラズベリークリームのマカロンだ。
(でも、エリックさんの様子からすると...)
「エリックはあまり運がなかったみたいだね」
「覚えてろ、カムイ...」
○「エリック、なんだか悪役の言葉みたいになってしまっていますよ」
▼「もう平気か?」
「すみません。ありがとうございます」
エリックさんは落ち着いたあと、いつの間にかトランプを手に持っていた。
「勝負だ、カムイ」
【次回予告】
「勝った人には、このケーキを贈ります」
カムイが用意したのは、美味しそうな手作りカヌレ!
▼「負けた奴はどうするんだ?」
「そうですね...」
ドタバタお泊まり会、スタートです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
読者様方、こんばんは。
シリアスな話が続きすぎて、少し甘い話が書きたくなってしまいました...。
本篇を中途半端な所で所で止めてしまい、申し訳ありません。
そのうえ本日は短めです。
ごめんなさい。
アイリスを出すかどうか...迷っています。
甘々展開とわいわい遊ぶ展開を上手く入れられればと思います。
まだこの先をどんな話にするか固まっていないので、もしよろしければ登場人物にさせたいことがあれば教えてください。
ご飯風景を『White Room』のコラボストーリーで上手くできなかったので、リベンジしたいと思います。
カムイも渚も料理ができるので、作れないものは無いとは思います。
因みに渚がいるのでお米料理も可です。
美味しいものを食べさせたいなとは思っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
今回は普通に終わるだろう。
誰もがそう思っていたに違いない。
...『Black Room』からとてつもなく大きな音がした。
【『White Room』が故障しました。皆様を帰すことができません】
そんなカードとともに、お泊まり会は再び幕があがった。
ー**ー
▼「またこのメンバーか」
渚さんは苦笑していた。
当然だ。
(前回は『White』、今回は『Black』...)
俺は前回のことを思い出しながら、思わずため息をついた。
○「...全く同じ、というわけでもないだろう」
雪さんはちらりとある部屋に目をやった。
「まあまあ、帰れなくなったということは、また何かして遊んでいられるってことでしょ?だから...折角だし、何かして遊ぼうよ」
黒羽さんがそう言った瞬間。
「トランプがしたいです!」
メルは目を輝かせて言った。
「この間みたいにか?」
「はい!」
そんなメルを近くで見ながら、エリックは考えこむような姿勢をしている。
(メルはマイペースで可愛いな)
「それなら、ちょっとだけ待ってて?」
俺は急いでキッチンに向かった。
メルが喜んでくれそうなものを作ろう。
そう思いながら、マカロンを完成させた。
「わあ...!」
ー*ー
宝石のようにキラキラ光るそのお菓子は、私にとって最高のものだった。
「メルちゃんはマカロンが好きなんだね」
「はい!」
「トランプをしてもいいんですけど...その前に、ロシアンルーレットをしませんか?」
○「どれか一つだけ不味い、ということですか?」
▼「別にかまわないが...」
「美味しくないのがあるんですか...?」
私がそう聞くと、カムイは少し意地悪な笑みを浮かべた。
「絶望的に美味しくないよ」
「何故そんなものを入れるんだ」
「面白いかと思って」
▼「...意外と恐ろしいことを言うんだな」
○「取り敢えずいただきます」
みんなが1つ、また1つととっていく。
私が食べたもののなかには、星の形をしたクッキーが入っていた。
「これが、美味しくないものですか?なんだかすごく美味しいのですが...」
「それは当たり、1つだけ入れておいたんだけど...メルはすごいね」
「そうなんで、」
言い終わらないうちに、隣から咳こむ声が聞こえた。
「...ハバネロを入れるなんて、なんてことをしたんだ...」
○「エリック!」
▼「...激マズというよりは激辛だったのか」
「とにかくお水!」
エリックさんが持っているのは、見た目は普通のラズベリークリームのマカロンだ。
(でも、エリックさんの様子からすると...)
「エリックはあまり運がなかったみたいだね」
「覚えてろ、カムイ...」
○「エリック、なんだか悪役の言葉みたいになってしまっていますよ」
▼「もう平気か?」
「すみません。ありがとうございます」
エリックさんは落ち着いたあと、いつの間にかトランプを手に持っていた。
「勝負だ、カムイ」
【次回予告】
「勝った人には、このケーキを贈ります」
カムイが用意したのは、美味しそうな手作りカヌレ!
▼「負けた奴はどうするんだ?」
「そうですね...」
ドタバタお泊まり会、スタートです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
読者様方、こんばんは。
シリアスな話が続きすぎて、少し甘い話が書きたくなってしまいました...。
本篇を中途半端な所で所で止めてしまい、申し訳ありません。
そのうえ本日は短めです。
ごめんなさい。
アイリスを出すかどうか...迷っています。
甘々展開とわいわい遊ぶ展開を上手く入れられればと思います。
まだこの先をどんな話にするか固まっていないので、もしよろしければ登場人物にさせたいことがあれば教えてください。
ご飯風景を『White Room』のコラボストーリーで上手くできなかったので、リベンジしたいと思います。
カムイも渚も料理ができるので、作れないものは無いとは思います。
因みに渚がいるのでお米料理も可です。
美味しいものを食べさせたいなとは思っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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