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Until the day when I get married.-New dark appearance-
閑話『Please call me...』
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僕は服役中の身。
もう少し自由がほしいと願うのは、烏滸がましい事だと思っていた。
...でも、あの子たちはやってきた。
「メア、これから言うことは嫌だったらはっきり言ってくれればいい。でももし、メアが受けてくれるなら...俺たちの事件の捜査を手伝ってほしいんだ」
人殺しで、赦されるはずがない存在。
でも、その手をとっていいなら...。
これは、そんな僕の物語。
《メア目線》
「あの、これなんだけど...」
見せられた凶器には、見覚えがあった。
「なんで...どうしてそれが、」
「心当たりがあるの?」
「ぼうや、それって最近の事件で見つけたものなの?」
ぼうやは静かに頷いた。
(どうしてそれが...)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
僕のことを『悪夢』と呼んだあの男。
僕は母を殺したそいつが憎かった。
だから...力いっぱいナイフで刺した。
「さようなら」
僕はちゃんと死んだことを確認せずに、その場を離れた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昔のことを思い出すのは、嫌だ。
でももし、あいつが生きていたとしたら?
僕はぼうやたちに話した。
「メアのお父さん、か」
「...ごめん」
僕があのとき、確実に殺していれば。
ちゃんと死んでいると、確認していれば。
こんなことにはならなかったのに。
「『殺しておけば』、とか言うなよ」
ぼうやのお友だちはとても鋭い。
(僕が殺らなくちゃいけなかったのに)
「...またくる」
そう言ってその日は別れた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それから何度か、ぼうやのお友だちと話した。
事件のことを沢山話してもらった。
「きみは僕が怖くないの?」
「...?何故怖がる必要があるんだ?」
僕は人殺しなのに、まるでそんなの気にしないように話す彼が不思議に思えた。
(僕を人間扱いするなんて、変なの)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
別の日、午後からぼうやたちがくると聞いた。
僕はこういうとき、どんな顔をすればいいのか分からない。
「おい、『呪いの悪夢』!なんでおまえみたいな奴が本なんか読んでるんだ!」
...看守に殴られた。
僕の名前はそれじゃない。
僕は『悪夢』じゃない。
日常茶飯事だけど、なれない。
ずっとなれないんだ。
午後になると、ぼうやたちがきた。
「あの、メアさん...」
「どうしたの?」
「お顔が腫れてます。もしかして、何かされたんですか?」
この子も鋭い。
「メル、よく気づいたね。動かないでね、治療するから」
痛いと思っていたのに、全然痛くなかった。
「ありがとう」
「ふーん...お礼を言われる日がくるなんて、思ってなかった」
ぼうやが少し照れているような気がした。
「メル、少しだけメアと待っててくれないかな?」
「分かりました」
少女はにこにこしている。
「あの、メアさん」
「何?」
「えっと、その...このお部屋、散らかっていませんか?」
「そうだよ」
僕は平然と頷いた。
少女はしばらく考えるような仕草をみせたあと、ぽんと手をたたいた。
「メアさん、お片づけしましょう!」
「...お片、づけ?」
死体を?生きてる罪人を?それとも...僕を?
「お部屋をお片づけしたら、きっと気分も明るくなりますよ」
「それなら、何か武器がないと...」
「ち、違います!そうではなくてですね...その、お部屋を綺麗にするという意味ですよ?」
(僕が知らない意味だ)
「色々なものを整理整頓する...というのが『お片づけ』の意味です」
少女はにこりとこちらを見る。
「私も手伝いますから、カムイとエリックさんが戻ってくるまでに終わらせましょう」
「...分かったよ」
黙々と作業していると、また嫌な奴がきた。
「おい、『呪いの悪夢』!」
「...っ」
少女は怯えているようだ。
「僕にやるなら何してもいいけど、他の人がいるから今はやめてほしいな...」
「煩い、『呪いの悪夢』!」
...やめて。
その名前で呼ばないで。
僕は、そんな名前じゃない...。
お願いだから、もうやめてよ。
お願い、お願い、お願い...。
「やめてください!」
「...!」
「この方の名前は、『呪いの悪夢』ではありません。この方は、メアさんです」
「小娘が偉そうにするな!」
ダメだ、殴られる。
「...っ」
僕ができるのは、この少女を守ることだけだ!
僕が殴られる覚悟をしても、拳がとんでこない。
目を開けると、そこには...
「おい、暴行って犯罪なんだけど?」
「...ぼうや」
その男はぼうやを見て、そそくさと退散していった。
「二人とも、怪我はない?」
「はい!ありがとうございます」
「それにしても...片づいたな」
「エリック、今はそんなこと言ってる場合じゃないでしょ?メルは傷は...開いてなさそうだね。メアもどこも怪我は...」
...嗚呼、なんて幸せなんだろう。
お願い、もっと僕を呼んで。
僕を...『メア』って呼んで。
「メア?」
「メアさん...?」
どうして涙が止まらないんだろう。
「おまえはもう、『悪夢』じゃない。メアだ」
みんながこうして名前を呼んでくれる。
...僕にとって、一番の幸せだ。
「ありがとう...」
「メアが泣くとは思ってなかったな。...あとであの看守は指導しておくから。すまなかったな」
「...ありがとう」
「メアさん、またきますね」
「...うん」
次会った時は、もっと色んな話をしよう。
そうしたら、また名前を呼んでもらえるかな。
その時があるって、信じてもいいのかな。
この日の月は、いつもより輝いて見えた。
もう少し自由がほしいと願うのは、烏滸がましい事だと思っていた。
...でも、あの子たちはやってきた。
「メア、これから言うことは嫌だったらはっきり言ってくれればいい。でももし、メアが受けてくれるなら...俺たちの事件の捜査を手伝ってほしいんだ」
人殺しで、赦されるはずがない存在。
でも、その手をとっていいなら...。
これは、そんな僕の物語。
《メア目線》
「あの、これなんだけど...」
見せられた凶器には、見覚えがあった。
「なんで...どうしてそれが、」
「心当たりがあるの?」
「ぼうや、それって最近の事件で見つけたものなの?」
ぼうやは静かに頷いた。
(どうしてそれが...)
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僕のことを『悪夢』と呼んだあの男。
僕は母を殺したそいつが憎かった。
だから...力いっぱいナイフで刺した。
「さようなら」
僕はちゃんと死んだことを確認せずに、その場を離れた。
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昔のことを思い出すのは、嫌だ。
でももし、あいつが生きていたとしたら?
僕はぼうやたちに話した。
「メアのお父さん、か」
「...ごめん」
僕があのとき、確実に殺していれば。
ちゃんと死んでいると、確認していれば。
こんなことにはならなかったのに。
「『殺しておけば』、とか言うなよ」
ぼうやのお友だちはとても鋭い。
(僕が殺らなくちゃいけなかったのに)
「...またくる」
そう言ってその日は別れた。
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それから何度か、ぼうやのお友だちと話した。
事件のことを沢山話してもらった。
「きみは僕が怖くないの?」
「...?何故怖がる必要があるんだ?」
僕は人殺しなのに、まるでそんなの気にしないように話す彼が不思議に思えた。
(僕を人間扱いするなんて、変なの)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
別の日、午後からぼうやたちがくると聞いた。
僕はこういうとき、どんな顔をすればいいのか分からない。
「おい、『呪いの悪夢』!なんでおまえみたいな奴が本なんか読んでるんだ!」
...看守に殴られた。
僕の名前はそれじゃない。
僕は『悪夢』じゃない。
日常茶飯事だけど、なれない。
ずっとなれないんだ。
午後になると、ぼうやたちがきた。
「あの、メアさん...」
「どうしたの?」
「お顔が腫れてます。もしかして、何かされたんですか?」
この子も鋭い。
「メル、よく気づいたね。動かないでね、治療するから」
痛いと思っていたのに、全然痛くなかった。
「ありがとう」
「ふーん...お礼を言われる日がくるなんて、思ってなかった」
ぼうやが少し照れているような気がした。
「メル、少しだけメアと待っててくれないかな?」
「分かりました」
少女はにこにこしている。
「あの、メアさん」
「何?」
「えっと、その...このお部屋、散らかっていませんか?」
「そうだよ」
僕は平然と頷いた。
少女はしばらく考えるような仕草をみせたあと、ぽんと手をたたいた。
「メアさん、お片づけしましょう!」
「...お片、づけ?」
死体を?生きてる罪人を?それとも...僕を?
「お部屋をお片づけしたら、きっと気分も明るくなりますよ」
「それなら、何か武器がないと...」
「ち、違います!そうではなくてですね...その、お部屋を綺麗にするという意味ですよ?」
(僕が知らない意味だ)
「色々なものを整理整頓する...というのが『お片づけ』の意味です」
少女はにこりとこちらを見る。
「私も手伝いますから、カムイとエリックさんが戻ってくるまでに終わらせましょう」
「...分かったよ」
黙々と作業していると、また嫌な奴がきた。
「おい、『呪いの悪夢』!」
「...っ」
少女は怯えているようだ。
「僕にやるなら何してもいいけど、他の人がいるから今はやめてほしいな...」
「煩い、『呪いの悪夢』!」
...やめて。
その名前で呼ばないで。
僕は、そんな名前じゃない...。
お願いだから、もうやめてよ。
お願い、お願い、お願い...。
「やめてください!」
「...!」
「この方の名前は、『呪いの悪夢』ではありません。この方は、メアさんです」
「小娘が偉そうにするな!」
ダメだ、殴られる。
「...っ」
僕ができるのは、この少女を守ることだけだ!
僕が殴られる覚悟をしても、拳がとんでこない。
目を開けると、そこには...
「おい、暴行って犯罪なんだけど?」
「...ぼうや」
その男はぼうやを見て、そそくさと退散していった。
「二人とも、怪我はない?」
「はい!ありがとうございます」
「それにしても...片づいたな」
「エリック、今はそんなこと言ってる場合じゃないでしょ?メルは傷は...開いてなさそうだね。メアもどこも怪我は...」
...嗚呼、なんて幸せなんだろう。
お願い、もっと僕を呼んで。
僕を...『メア』って呼んで。
「メア?」
「メアさん...?」
どうして涙が止まらないんだろう。
「おまえはもう、『悪夢』じゃない。メアだ」
みんながこうして名前を呼んでくれる。
...僕にとって、一番の幸せだ。
「ありがとう...」
「メアが泣くとは思ってなかったな。...あとであの看守は指導しておくから。すまなかったな」
「...ありがとう」
「メアさん、またきますね」
「...うん」
次会った時は、もっと色んな話をしよう。
そうしたら、また名前を呼んでもらえるかな。
その時があるって、信じてもいいのかな。
この日の月は、いつもより輝いて見えた。
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