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黄乃本遥 編
第14話
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そこは、湖がきれいな丘だった。
「わあ...。本当に綺麗」
☆「...お前の心の方が綺麗だ」
「...!そ、そんなこと...」
☆「まあ、アスパラアタックはしないか」
「もう、意地悪...」
遥は相当根に持ったらしい。
☆「それにしても...何故分かったんだ?」
「だって、いつもアスパラをよけて食べてるから」
☆「なっ...」
そんな他愛もない会話をしたあと...。
☆「...」
「遥、もしかして眠いんじゃ...」
☆「いや、別に...」
「よし、お昼寝しよう!」
☆「...はあ?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
何故か持っていたレジャーシートを敷き、寝姿は...
「ひ、膝枕ってはじめてした...」
☆「何故だろうな。この体勢が落ち着く。付き合え。実は最近、悪夢が酷くてな。この時期はいつもそうなんだ」
「じゃあ、悪夢を見ないように子守唄を歌ってあげる」
☆「...恥ずかしいが、頼む」
黒羽は、
「~♪」
あの夜と同じ歌を歌った。
☆「...!まさかおまえ、俺を助けたのか...?」
「?確かに、海で人を助けたことはあったけど...顔が見えなかったから、分からない」
☆「勿忘草」
「勿忘草」
二人は同時に言った。
☆「!やはり、おまえが...」
「そうみたい、だね。本当はその時の人のことが気になって...。この町に来てたの。でも、私は...」
黒羽は頬を赤らめ黙ってしまった。
☆「俺も、あの女がほしいと思っていた」
「え?」
☆「あの人なら、愛してくれるんじゃないかと思ったんだ。だが...俺がほしくなったのは、おまえだ黒羽」
「遥...」
☆「俺のそばを離れるな」
「...うん」
二人はそのまま丘の上で昼寝をした。
安心した表情で、遥は悪夢を見ることなく...。
「わあ...。本当に綺麗」
☆「...お前の心の方が綺麗だ」
「...!そ、そんなこと...」
☆「まあ、アスパラアタックはしないか」
「もう、意地悪...」
遥は相当根に持ったらしい。
☆「それにしても...何故分かったんだ?」
「だって、いつもアスパラをよけて食べてるから」
☆「なっ...」
そんな他愛もない会話をしたあと...。
☆「...」
「遥、もしかして眠いんじゃ...」
☆「いや、別に...」
「よし、お昼寝しよう!」
☆「...はあ?」
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何故か持っていたレジャーシートを敷き、寝姿は...
「ひ、膝枕ってはじめてした...」
☆「何故だろうな。この体勢が落ち着く。付き合え。実は最近、悪夢が酷くてな。この時期はいつもそうなんだ」
「じゃあ、悪夢を見ないように子守唄を歌ってあげる」
☆「...恥ずかしいが、頼む」
黒羽は、
「~♪」
あの夜と同じ歌を歌った。
☆「...!まさかおまえ、俺を助けたのか...?」
「?確かに、海で人を助けたことはあったけど...顔が見えなかったから、分からない」
☆「勿忘草」
「勿忘草」
二人は同時に言った。
☆「!やはり、おまえが...」
「そうみたい、だね。本当はその時の人のことが気になって...。この町に来てたの。でも、私は...」
黒羽は頬を赤らめ黙ってしまった。
☆「俺も、あの女がほしいと思っていた」
「え?」
☆「あの人なら、愛してくれるんじゃないかと思ったんだ。だが...俺がほしくなったのは、おまえだ黒羽」
「遥...」
☆「俺のそばを離れるな」
「...うん」
二人はそのまま丘の上で昼寝をした。
安心した表情で、遥は悪夢を見ることなく...。
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