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○○な2人
働きすぎな2人とお酒を飲んだら...黒羽目線
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◆「乾杯~!」
▲「乾杯」
「か、乾杯...」
カラン、ととてもいい音が鳴り響く。
この日は玲音のバーの閉店後、真人と三人でお酒を飲んでいた。
ちなみに私はギムレットだ。
(あまり強いお酒を飲むと、多分酔ってしまうから...)
▲「ギムレットってカクテルだよね?」
「うん。私はこれ、好きだな...」
◆「じゃあ今からおかわり作る!真人は何がいい?」
▲「マンハッタンがいいな」
◆「じゃあ俺も!」
(マンハッタンって、かなり強いお酒だったような...)
しばらくしていると、二人は愚痴を言いはじめた。
▲「今日さ、配達してたら...小さい女の子がいたんだよ」
◆「おう、それで?」
▲「迷子かなと思って、一緒に親を探してあげてたら...警察に誘拐犯と間違えられたんだよ...。こんなに花束を持ってるのはおかしいって」
◆「無能な警官だな!普通は職質からやるだろ!でも俺もよ、人質助けて周りの敵も蹴散らしたのに...他の部署の奴等にちっとも褒められなかったぜ!まったくよお、こっちは命かけて行ったっていうのに、礼の一つくらい言ってもバチはあたらねえだろ!」
▲「玲音...心中お察しするよ」
真人はちっとも酔っていないようだったが...玲音は顔を真っ赤にし、明らかに酔っていた。
しばらく玲音は何かを話していたが、呂律がまわっていない。
◆「ぐう...」
やがて、イビキをかいて寝はじめてしまった。
▲「黒羽、ごめんね」
「ううん、気にしないで。玲音も真人も大変だね...」
▲「玲音も大変だね」
「真人もでしょ...?」
▲「それもそうか」
二人でひとしきり笑ったあと、バックヤードに玲音を運ぶ。
そのあと私が美音に電話して迎えにきた頃には、もう深夜になっていた。
▲「乾杯」
「か、乾杯...」
カラン、ととてもいい音が鳴り響く。
この日は玲音のバーの閉店後、真人と三人でお酒を飲んでいた。
ちなみに私はギムレットだ。
(あまり強いお酒を飲むと、多分酔ってしまうから...)
▲「ギムレットってカクテルだよね?」
「うん。私はこれ、好きだな...」
◆「じゃあ今からおかわり作る!真人は何がいい?」
▲「マンハッタンがいいな」
◆「じゃあ俺も!」
(マンハッタンって、かなり強いお酒だったような...)
しばらくしていると、二人は愚痴を言いはじめた。
▲「今日さ、配達してたら...小さい女の子がいたんだよ」
◆「おう、それで?」
▲「迷子かなと思って、一緒に親を探してあげてたら...警察に誘拐犯と間違えられたんだよ...。こんなに花束を持ってるのはおかしいって」
◆「無能な警官だな!普通は職質からやるだろ!でも俺もよ、人質助けて周りの敵も蹴散らしたのに...他の部署の奴等にちっとも褒められなかったぜ!まったくよお、こっちは命かけて行ったっていうのに、礼の一つくらい言ってもバチはあたらねえだろ!」
▲「玲音...心中お察しするよ」
真人はちっとも酔っていないようだったが...玲音は顔を真っ赤にし、明らかに酔っていた。
しばらく玲音は何かを話していたが、呂律がまわっていない。
◆「ぐう...」
やがて、イビキをかいて寝はじめてしまった。
▲「黒羽、ごめんね」
「ううん、気にしないで。玲音も真人も大変だね...」
▲「玲音も大変だね」
「真人もでしょ...?」
▲「それもそうか」
二人でひとしきり笑ったあと、バックヤードに玲音を運ぶ。
そのあと私が美音に電話して迎えにきた頃には、もう深夜になっていた。
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