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茶園 渚篇
第13話
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今日は渚の家で会議だ。
知った顔のなか、知らない顔を見つける。
?「へえ、この子がお姫様?可愛い...」
「あ、あの...」
手を握ろうとする男性を女性が止める。
?「玲音、初対面なのに失礼。それに...変態じみた発言は控えて」
♪「ごめんね、黒羽...びっくりしたでしょ?」
「うん、少し」
◆「俺は赤城玲音!こっちは美音、一応双子なんだ」
(だから少し似ているのか...)
◇「馬鹿玲音がいきなりごめんなさい。私たちは、公安零課のメンバー。私は、一応のリーダー」
しっかりしていそうな女の子が言う。
◇「その、よろしく」
「はい」
ふわり。
◇「可愛い...」
「え?」
◇「ええっと、その、」
♪「美音が友だちになってほしいんだって。ごめんね、不器用な子だから」
錬が爽やかに言う。
「私で、いいの?」
◇「あなたが、いい。機械には不馴れだと聞いた。携帯貸して」
美音は光の早さで連絡先を登録してくれた。
◇「困ったことがあったら連絡してほしい」
「ありがとう...」
▼「で、あいつは遅刻か?」
(もう一人くるのかな?)
?「ごめん!配達先でトラブルになってて...」
息を切らして入ってきた、花を持った男性。
☆「遅いぞ、真人。黒羽、こいつは真人だ。町の地理についてなら花屋のこいつが一番詳しいだろう」
▲「こんにちは。一応、俺の連絡先も教えておくよ」
「あ、うん...」
▼「...じゃあ、はじめるぞ」
「あ、あの!その前に一つ、言いたいことが...」
▼「なんだ?」
「この前錬が捕まえてくれた人なんだけど...雪の家に入った人じゃない」
☆「なんだと!?」
○「どういうことですか?」
「家に入った人には、左の頬にほくろがあったの。でも町で襲ってきた人は...」
そこまで言って、黒羽はつい思い出して怖くなってしまう。
すると渚が他のメンバーに見えないように手を握ってくれて...
▼「ゆっくりでいいから、話してみろ」
(やっぱり優しいな...)
「顔はとても似ていたの。でも、ほくろはなかった...。一応、似顔絵を書いてみたけど...」
黒羽のスケッチブックを見ると...
♪「これは...!」
◇「上手」
◆「すげー、プロみてー!」
☆「これならすぐに捕まえられそうだな」
▲「...あ!この人、お得意さんの近所で見たことあるよ!近くに住んでいるかどうかは分からないけれど...」
みんなの話が終わるまで、渚は手をしっかりと繋いでくれた...。
知った顔のなか、知らない顔を見つける。
?「へえ、この子がお姫様?可愛い...」
「あ、あの...」
手を握ろうとする男性を女性が止める。
?「玲音、初対面なのに失礼。それに...変態じみた発言は控えて」
♪「ごめんね、黒羽...びっくりしたでしょ?」
「うん、少し」
◆「俺は赤城玲音!こっちは美音、一応双子なんだ」
(だから少し似ているのか...)
◇「馬鹿玲音がいきなりごめんなさい。私たちは、公安零課のメンバー。私は、一応のリーダー」
しっかりしていそうな女の子が言う。
◇「その、よろしく」
「はい」
ふわり。
◇「可愛い...」
「え?」
◇「ええっと、その、」
♪「美音が友だちになってほしいんだって。ごめんね、不器用な子だから」
錬が爽やかに言う。
「私で、いいの?」
◇「あなたが、いい。機械には不馴れだと聞いた。携帯貸して」
美音は光の早さで連絡先を登録してくれた。
◇「困ったことがあったら連絡してほしい」
「ありがとう...」
▼「で、あいつは遅刻か?」
(もう一人くるのかな?)
?「ごめん!配達先でトラブルになってて...」
息を切らして入ってきた、花を持った男性。
☆「遅いぞ、真人。黒羽、こいつは真人だ。町の地理についてなら花屋のこいつが一番詳しいだろう」
▲「こんにちは。一応、俺の連絡先も教えておくよ」
「あ、うん...」
▼「...じゃあ、はじめるぞ」
「あ、あの!その前に一つ、言いたいことが...」
▼「なんだ?」
「この前錬が捕まえてくれた人なんだけど...雪の家に入った人じゃない」
☆「なんだと!?」
○「どういうことですか?」
「家に入った人には、左の頬にほくろがあったの。でも町で襲ってきた人は...」
そこまで言って、黒羽はつい思い出して怖くなってしまう。
すると渚が他のメンバーに見えないように手を握ってくれて...
▼「ゆっくりでいいから、話してみろ」
(やっぱり優しいな...)
「顔はとても似ていたの。でも、ほくろはなかった...。一応、似顔絵を書いてみたけど...」
黒羽のスケッチブックを見ると...
♪「これは...!」
◇「上手」
◆「すげー、プロみてー!」
☆「これならすぐに捕まえられそうだな」
▲「...あ!この人、お得意さんの近所で見たことあるよ!近くに住んでいるかどうかは分からないけれど...」
みんなの話が終わるまで、渚は手をしっかりと繋いでくれた...。
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