445 / 732
黄乃本遥 編
第50話
しおりを挟む
☆「やっと、二人きりになれた」
「遥?」
黒羽は後ろから抱きすくめられる。
「ち、ちょっと遥...!」
☆「しばらくおまえにまともに触れていない」
「んっ...」
いきなりの口づけに息が苦しくなる。
「はる、か...」
涙がにじむ。
☆「...っ。夜まで待ってやる」
「それって、」
かあ、と黒羽の顔はどんどん赤くなる。
☆「折角厄介な件が片付いたのだ。...別に構わないだろう?」
「もう...」
ふわり。
いつものように笑顔を見せる黒羽を、安心したような表情で遥はいつまでも見つめていた。
...幸せの時を、噛みしめて。
「遥?」
黒羽は後ろから抱きすくめられる。
「ち、ちょっと遥...!」
☆「しばらくおまえにまともに触れていない」
「んっ...」
いきなりの口づけに息が苦しくなる。
「はる、か...」
涙がにじむ。
☆「...っ。夜まで待ってやる」
「それって、」
かあ、と黒羽の顔はどんどん赤くなる。
☆「折角厄介な件が片付いたのだ。...別に構わないだろう?」
「もう...」
ふわり。
いつものように笑顔を見せる黒羽を、安心したような表情で遥はいつまでも見つめていた。
...幸せの時を、噛みしめて。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
92
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる