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黄乃本遥 編
第48話
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ぽんぽん、と頭をやられる。
「遥...?」
☆「おまえも、大変な道を歩んできたんだな。父親との記憶はないのか?」
「うん、全然思い出せないんだ。どんな人だったのかとかも、何も...」
黒羽に記憶がないのも仕方ないのだ。
幼いときに父親に捨てられ育ったという事実がそう思わせてくれた。
☆「おまえと、何か思い出を作りにいきたい」
「全部片付いたら、一緒に行ってくれる?」
☆「あたりまえだ」
遥は余裕の笑みを浮かべている。
「んっ...」
唇にそっとキスを落とされる。
☆「今日はこれで我慢してやる」
遥は黒羽を抱きしめたまま眠りについた。
「遥...?」
☆「おまえも、大変な道を歩んできたんだな。父親との記憶はないのか?」
「うん、全然思い出せないんだ。どんな人だったのかとかも、何も...」
黒羽に記憶がないのも仕方ないのだ。
幼いときに父親に捨てられ育ったという事実がそう思わせてくれた。
☆「おまえと、何か思い出を作りにいきたい」
「全部片付いたら、一緒に行ってくれる?」
☆「あたりまえだ」
遥は余裕の笑みを浮かべている。
「んっ...」
唇にそっとキスを落とされる。
☆「今日はこれで我慢してやる」
遥は黒羽を抱きしめたまま眠りについた。
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