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白鳥雪 編
第36話
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次の日。
黒羽は足の痛みが酷くて歩けないほどだったため、遥に休みをもらった。
勿論雪も一緒だ。
○「筋肉痛、ではなさそうですね...。軟膏を少し強めのにしてみましょう」
「ごめんなさい...」
涙目の黒羽を抱きしめる。
○「足が痛むのは、私のせいでもあります。責任をとらせてください。あなたは、私に命がけで会うためにこんなに辛い思いをしているのに、何もしないなんて私にはとてもできません」
「雪...」
○「そんな目をしなくても大丈夫です、黒羽。あなたが泣くのを、私は見たくないのです。あなたが辛いときは少しでも楽になるように...」
「ありがとう」
○「軟膏、塗り終わりました。痛みはありませんか?」
「うん、痛くないよ」
○「それはよかったです」
にこりと微笑みかける雪を見て、黒羽もつられて笑った。
黒羽は足の痛みが酷くて歩けないほどだったため、遥に休みをもらった。
勿論雪も一緒だ。
○「筋肉痛、ではなさそうですね...。軟膏を少し強めのにしてみましょう」
「ごめんなさい...」
涙目の黒羽を抱きしめる。
○「足が痛むのは、私のせいでもあります。責任をとらせてください。あなたは、私に命がけで会うためにこんなに辛い思いをしているのに、何もしないなんて私にはとてもできません」
「雪...」
○「そんな目をしなくても大丈夫です、黒羽。あなたが泣くのを、私は見たくないのです。あなたが辛いときは少しでも楽になるように...」
「ありがとう」
○「軟膏、塗り終わりました。痛みはありませんか?」
「うん、痛くないよ」
○「それはよかったです」
にこりと微笑みかける雪を見て、黒羽もつられて笑った。
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