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青海錬 編
第22話
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♪「今日はトマトとレタス、それにチーズのお粥だよ」
「ありがとう...」
黒羽の熱は徐々に下がりつつあった。
♪「はい、口開けて...」
「モグモグ...美味しい」
♪「よかった!ちょっと自信なかったんだ...」
「錬が作ったものならなんでも美味しいよ」
♪「...そんなことないよ」
錬はとても恥ずかしそうに言う。
♪「顔色も随分よくなったみたいでよかった...。雪の薬のお陰かな?」
「ううん、それもあるだろうけど...」
♪「...?」
「こうやって、錬が看病してくれたお陰だよ。本当にありがとう」
♪「...!」
(いつも錬が、頑張ってくれるから...)
♪「...そう言ってもらえると嬉しいよ」
錬は満面の笑みをみせた。
「...ねえ、錬。わがまま言ってもいい?」
♪「...?うん、僕に叶えられるものなら」
「その、たまにでいいから...こうしてただ、一緒に寝てほしいの」
♪「...え!?」
「や、やっぱり無理だよね、ごめんなさい!」
顔を真っ赤にして黒羽はブランケットにくるまってしまった。
♪「...ちょっとビックリしたけど、いいよ」
「...!いいの!?」
♪「ただし...時々、僕のわがままも聞いてくれる?」
「...う、うん!」
♪「や、約束ね」
二人は照れくさそうにしていた...。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■「魔女の呪いの効果をとめられたようだ」
◇「なら、熱は下がったかな...」
◆「王間、おまえ...いつまであの子に黙っておくんだ?」
■「俺が、魔女を完全に止められたときだ」
◇「それは大変なんじゃ...」
■「そのためにおまえたちにフォローを頼んでいるんだ。これからも頼むぞ...」
黒羽の熱が下がった本当の理由を、あの二人は知らない。
「ありがとう...」
黒羽の熱は徐々に下がりつつあった。
♪「はい、口開けて...」
「モグモグ...美味しい」
♪「よかった!ちょっと自信なかったんだ...」
「錬が作ったものならなんでも美味しいよ」
♪「...そんなことないよ」
錬はとても恥ずかしそうに言う。
♪「顔色も随分よくなったみたいでよかった...。雪の薬のお陰かな?」
「ううん、それもあるだろうけど...」
♪「...?」
「こうやって、錬が看病してくれたお陰だよ。本当にありがとう」
♪「...!」
(いつも錬が、頑張ってくれるから...)
♪「...そう言ってもらえると嬉しいよ」
錬は満面の笑みをみせた。
「...ねえ、錬。わがまま言ってもいい?」
♪「...?うん、僕に叶えられるものなら」
「その、たまにでいいから...こうしてただ、一緒に寝てほしいの」
♪「...え!?」
「や、やっぱり無理だよね、ごめんなさい!」
顔を真っ赤にして黒羽はブランケットにくるまってしまった。
♪「...ちょっとビックリしたけど、いいよ」
「...!いいの!?」
♪「ただし...時々、僕のわがままも聞いてくれる?」
「...う、うん!」
♪「や、約束ね」
二人は照れくさそうにしていた...。
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■「魔女の呪いの効果をとめられたようだ」
◇「なら、熱は下がったかな...」
◆「王間、おまえ...いつまであの子に黙っておくんだ?」
■「俺が、魔女を完全に止められたときだ」
◇「それは大変なんじゃ...」
■「そのためにおまえたちにフォローを頼んでいるんだ。これからも頼むぞ...」
黒羽の熱が下がった本当の理由を、あの二人は知らない。
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