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第16章『幽冥への案内人』
第119話
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《人間如キガ何ヲ言ッテ、》
「それは自分の触手を見てから言え」
《はア?》
車掌は私が言いたかったことに気づいたらしく、表情を隠すように帽子を深くかぶる。
《俺の触手、触手ガア!》
ぶつくさ話している間、手始めに札を1枚だけ使った。
列車を燃やすわけにはいかないし、かながいる手前いつものグロテスクな攻撃は極力避けたい。
「次は左側の触手を潰してやろうか?」
《クソ…》
「切符があるなら早く出した方が身のためだと思うけど」
先程から車掌がしきりにポケットに手を当てているのは、何か秘策となるものがそこにあるからだろう。
《人間如キガ、こノ俺に傷ヲ…!》
「煩いな…。──爆ぜろ」
車掌には申し訳ないと思ったが、近くの座席を軽く爆発させた。
「次は自分の体がそうなるかもしれないぞ」
《…ル》
「え?」
《喰っテやル!》
勢いよくこちらに向かって襲いかかってくる相手と少し距離を取りながら、複数枚の札を手に持つ。
できれば使いたくなかったが、火炎刃以外対処法がない。
『折原、左だ。消火器を狙え』
インカムから聞こえる先生の言葉に耳を傾け、言われたとおり消火器に向かって一撃放つ。
「…こういうのが好みか?」
《ギャア!》
のたうちまわる相手に、車掌が何かをかざす。
《迷惑なお客様には出ていっていただきます》
《チ、畜生…!》
相手はみるみるうちに小さくなっていき、気づいたときにはその場から消えていた。
「ごめん、思ったより時間がかかった」
《そこは気にしないよ。寧ろ助けてくれてありがとう》
ドアロックが外れるのとほぼ同時に小さな子どもが駆け寄ってくる。
「お姉ちゃん、かっこいい!魔法使いなの?」
「それは秘密。怖いなかよく頑張ったな」
できるだけ優しく頭を撫でてやると、かなは吃驚した顔をして泣きはじめた。
あんな化け物に襲われて怖くないはずがない。
ずっと泣くのを我慢していたんだろうと思うと胸が痛む。
《お客様、少しよろしいでしょうか?》
「うん…」
《かな様、でしたね。どなたかお探しなのですか?》
「お母さんに、お手紙を、届けたくて…直接、渡したかったの。
でも、私も切符、持ってな…から、ごめんなさい……」
言葉に詰まりながら丁寧に説明する子どもに、車掌は優しい笑みを浮かべながら話を続ける。
《お客様は正直者ですね。お母様というのは、お亡くなりになった方ということでしょうか?》
「うん。病気で、体が弱かったって…お母さんに、会いたい」
かなの願いをどうするか、車掌は真剣に考えているらしい。
声をかけるか迷っていると、突然足に力が入らなくなる。
「…先生?」
「できるだけしっかり掴まっておけ」
《彼女は私がお預かりします》
車掌に手をひかれ、かなは別の場所に移動する。
ありがとうと話すその顔には笑顔が咲いていた。
「…私がしたこと、間違ってなかったかな?」
「少なくとも俺には間違っていないように見える」
「そうか…よかった……」
これからまだレールを繋がらないようにする作業が残っているのに、どうしても体が重くて動けない。
……どのくらい時間が経っただろう。
先生の処置を受けているうちに車掌が戻ってきた。
《なんとかなりそう?》
「ああ。この最終車両に生者を集めて列車を走らせれば、到着した後連結部分を糸で壊す」
《その人たちから列車の記憶を消さないとな…》
「かな、からも?」
私の言葉にふたりは戸惑っていた。
首を傾げていると、先生が言いづらそうに話しはじめる。
「この列車の車両の中には、生死を彷徨う者が乗るものがある。
事故や無理心中なんかが大半で、記憶が抜けることも多い」
その言葉だけで充分意味を理解した。
かなは死んでいないとばかり思っていたが、生死を彷徨っているなら……
《父親が車ごと川に落ちたみたいだ。あの子も後部座席に乗っていて、発見は30分後…》
「…あの子は、死ぬんだな」
次会えたらもう少し話を、なんて考えていた。
だが、かなは大切な人に会える。
絶望だらけの現実に戻りたくない気持ちは分かるし、母親に会いたいという無垢な願いは叶うのだ。
《そんなに悲しまないでほしい。あの子が、ずっとおかあさんといっしょにいることを選んだんだ。
現実に戻れないことも説明したけど、もういいって話してた。最後に魔法使いに会えてよかったって》
「……そうか。あの子はこれから会いに行くんだな」
震える声で呟くと、先生が優しく手を握ってくれる。
私がしたことに意味はあったのか、本当にこの結末でよかったのか…これから先、正しい答えを見つけられることはないだろう。
遠くで聞こえる汽笛の音に耳をすませているうちに、私の意識は完全に途絶えた。
「それは自分の触手を見てから言え」
《はア?》
車掌は私が言いたかったことに気づいたらしく、表情を隠すように帽子を深くかぶる。
《俺の触手、触手ガア!》
ぶつくさ話している間、手始めに札を1枚だけ使った。
列車を燃やすわけにはいかないし、かながいる手前いつものグロテスクな攻撃は極力避けたい。
「次は左側の触手を潰してやろうか?」
《クソ…》
「切符があるなら早く出した方が身のためだと思うけど」
先程から車掌がしきりにポケットに手を当てているのは、何か秘策となるものがそこにあるからだろう。
《人間如キガ、こノ俺に傷ヲ…!》
「煩いな…。──爆ぜろ」
車掌には申し訳ないと思ったが、近くの座席を軽く爆発させた。
「次は自分の体がそうなるかもしれないぞ」
《…ル》
「え?」
《喰っテやル!》
勢いよくこちらに向かって襲いかかってくる相手と少し距離を取りながら、複数枚の札を手に持つ。
できれば使いたくなかったが、火炎刃以外対処法がない。
『折原、左だ。消火器を狙え』
インカムから聞こえる先生の言葉に耳を傾け、言われたとおり消火器に向かって一撃放つ。
「…こういうのが好みか?」
《ギャア!》
のたうちまわる相手に、車掌が何かをかざす。
《迷惑なお客様には出ていっていただきます》
《チ、畜生…!》
相手はみるみるうちに小さくなっていき、気づいたときにはその場から消えていた。
「ごめん、思ったより時間がかかった」
《そこは気にしないよ。寧ろ助けてくれてありがとう》
ドアロックが外れるのとほぼ同時に小さな子どもが駆け寄ってくる。
「お姉ちゃん、かっこいい!魔法使いなの?」
「それは秘密。怖いなかよく頑張ったな」
できるだけ優しく頭を撫でてやると、かなは吃驚した顔をして泣きはじめた。
あんな化け物に襲われて怖くないはずがない。
ずっと泣くのを我慢していたんだろうと思うと胸が痛む。
《お客様、少しよろしいでしょうか?》
「うん…」
《かな様、でしたね。どなたかお探しなのですか?》
「お母さんに、お手紙を、届けたくて…直接、渡したかったの。
でも、私も切符、持ってな…から、ごめんなさい……」
言葉に詰まりながら丁寧に説明する子どもに、車掌は優しい笑みを浮かべながら話を続ける。
《お客様は正直者ですね。お母様というのは、お亡くなりになった方ということでしょうか?》
「うん。病気で、体が弱かったって…お母さんに、会いたい」
かなの願いをどうするか、車掌は真剣に考えているらしい。
声をかけるか迷っていると、突然足に力が入らなくなる。
「…先生?」
「できるだけしっかり掴まっておけ」
《彼女は私がお預かりします》
車掌に手をひかれ、かなは別の場所に移動する。
ありがとうと話すその顔には笑顔が咲いていた。
「…私がしたこと、間違ってなかったかな?」
「少なくとも俺には間違っていないように見える」
「そうか…よかった……」
これからまだレールを繋がらないようにする作業が残っているのに、どうしても体が重くて動けない。
……どのくらい時間が経っただろう。
先生の処置を受けているうちに車掌が戻ってきた。
《なんとかなりそう?》
「ああ。この最終車両に生者を集めて列車を走らせれば、到着した後連結部分を糸で壊す」
《その人たちから列車の記憶を消さないとな…》
「かな、からも?」
私の言葉にふたりは戸惑っていた。
首を傾げていると、先生が言いづらそうに話しはじめる。
「この列車の車両の中には、生死を彷徨う者が乗るものがある。
事故や無理心中なんかが大半で、記憶が抜けることも多い」
その言葉だけで充分意味を理解した。
かなは死んでいないとばかり思っていたが、生死を彷徨っているなら……
《父親が車ごと川に落ちたみたいだ。あの子も後部座席に乗っていて、発見は30分後…》
「…あの子は、死ぬんだな」
次会えたらもう少し話を、なんて考えていた。
だが、かなは大切な人に会える。
絶望だらけの現実に戻りたくない気持ちは分かるし、母親に会いたいという無垢な願いは叶うのだ。
《そんなに悲しまないでほしい。あの子が、ずっとおかあさんといっしょにいることを選んだんだ。
現実に戻れないことも説明したけど、もういいって話してた。最後に魔法使いに会えてよかったって》
「……そうか。あの子はこれから会いに行くんだな」
震える声で呟くと、先生が優しく手を握ってくれる。
私がしたことに意味はあったのか、本当にこの結末でよかったのか…これから先、正しい答えを見つけられることはないだろう。
遠くで聞こえる汽笛の音に耳をすませているうちに、私の意識は完全に途絶えた。
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