【R18】夜の帳に聖なる契り 『転生後の異世界で、腐女子のわたしがBLネタにしていた推しに喰われる漫画を描く罰ゲーム』

DAKUNちょめ

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58話◆両刀使いではありませんが、可愛い女性は好きです。

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カチュアのスカートがたくしあげられ、中に男の手が入る。


男の右手がカチュアの太ももを直に撫で回し始め、男が顔をカチュアの肩に乗せると首筋に唇を当てた。



「……最後の通告です。やめて下さい。…抵抗しますよ?」



「抵抗?ハハハ!俺は騎士だ!抵抗出来るもんならしてみろよ!
か弱い女が、騎士の俺の力に抵抗なんて出来るワケがな……
ブふッ!!」



男はカチュアの太ももを撫で回していた右手首を掴まれ、カチュアの首筋に埋めた頭を押さえこまれた状態で、左の脇腹に激しい蹴りを受けた。



「ぐは!は……は?」



カチュアの足元に腹を押さえた男が、口からヨダレを垂らしながら背を丸めてうずくまる。

カチュアは、そんな男を冷めた目で見下ろした。



「…騎士とは、国を成す民を守るべく心身を鍛え、その盾となり剣となる為に王家に仕える者。
その力を弱き民を脅す為に使う等、言語道断。
お前は、騎士としての精神も教えられていないのか?
…いや、心身共に全く鍛えられてはないようだな。
この程度で這いつくばるとは…何と脆弱な…。」



「あ!あんた!お兄様に何してんのよ!!」



少女が焦ったように、うずくまる兄に近付こうとするのを、カチュアが手の平を向け制止する。



「動かないで下さい。
今、人を呼ばれて困るのは、あなた方ですよ?
……私に乱暴して、それを弱味として握り、従えようとした。
……貴族どころか、人として、どうかと思いますね。」



「う、うるさいわね!!平民のクセに!!」



「平民ですが、私は騎士です。私の師はアリエス先生です。
意味が分かりますか?」



騎士になる為の過程を修了する上で、誰の師事を仰いでいたかで騎士の格が分かる。

アリエスのエンブレムの入った指輪を持つ者は、騎士として騎士録に名を記された時から、王城に勤める騎士になる資格を有する。



「ば、馬鹿な!アリエス先生の授業を修了させただと!?
先生の授業を修了出来る奴なんて、一年に一人居るか居ないかなんだぞ!!」



男は口からヨダレを垂らしながら地べたにうずくまり、顔だけ上げてカチュアを睨む。



「ええ、その滅多に居ない一人です。
…でも…私が騎士だって事は、内緒なんですよ。
だから私は弱味を握って、あなた方の口を塞がなくてはなりません。」



カチュアはうずくまる男の胸ぐらを掴み、身体を持ち上げる。



「エイブル子爵家ご子息アレーン様…でしたね?
騎士の貴方が平民の侍女風情に遅れを取ったとか?
恥ずかしい話ですわね。」



カチュアはニッコリ微笑み、男の顎先を狙って思い切り脳を揺らす勢いで殴った。



「…………」



アレーンは言葉を発する事無く、目玉がグリンと上を向き白眼になり、脳震とうを起こして床に倒れてしまった。



「……さて、エイブル子爵家ご令嬢…ニーナ様…
私は、可愛いげのある女性が好きです。」



「な、何よ!私に何かしたら、エイブル子爵のお父様が黙ってないわ!!」



「何かしたら…は、貴女がお父様に報告して、初めて成り立つのですよ。
お父様にお伝え出来ない事をされたら…どうします?」



カチュアは部屋の隅に逃げようとしたニーナの身体を簡単に捕まえ、手持ちのハンカチでニーナの両手首を前に纏めて縛り上げた。



「何すんのよ!離しなさいよ!この手をほどきなさい!!」



カチュアは部屋にある椅子に腰掛けると、膝の上にニーナの身体をうつ伏せに乗せ、スカートを捲り上げた。



「貴族だから平民を馬鹿にして良いなんて、そんな腐った根性は叩き直してあげますよ。」



カチュアは大きく腕を上げ、思い切りニーナの白い尻をひっぱたいた。



パァン!と高く響く良い音がする。



「きゃぁぁぁあ!!!」



「女性に対し、ヤっちゃってなんて言い方をする。
今までに被害に遭った女性が居るんじゃ無いでしょうね?
あの馬鹿騎士お兄様に乱暴された女性が。」



「い、居ないわよ!!あんたが初めてだわ!!」



「それは良かった。被害に遭った女性が居たら、この程度では済ませませんでした。」


パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!と、小気味良く、リズミカルにニーナの尻を叩いていく。


平手に合わせて、ニーナが「きゃん!きゃん!」と鳴く。



「負け犬のような声ですわよ、ニーナ様。うふふ。」



「お前…!お前許さないから!!私にこんな辱しめを…!
お父様に言って、ヒールナー伯爵様に文句を言って貰うから!!」



カチュアは、その言葉を待ってましたとばかりに笑った。

うつ伏せになっていて顔の見えないニーナの頭を優しく優しく撫でていく。



「私は、可愛いげのある女性が好きです。
だから美しい貴女にも、そんな女性になって貰いたい…
ニーナ様は、まだ婚約者が居られませんね?
王城には、婚約者を探しに来ているのでしょうか?
可愛いげのある女性になれば、すぐに良い相手が見つかるでしょう。お手伝い致しますよ。」



カチュアは、赤くなったニーナの尻を優しく撫でていく。



「な!何をしているのよ!やめなさいよ!!」



「痛かったでしょう?慰めているのですよ…
ああ、こんなに赤く腫れて…」



カチュアはニーナの下履きの紐をスルリとほどいた。



「やぁあ!な、何よ!何すんのよ!!」



「シィ…大きな声を出せば、誰かが来ますよ?
ニーナ様の恥ずかしい場所が丸見えで御座います。ふふ…。
見せたい趣味の方ならば、どうぞ大きな声を出して下さいね?」



カチュアの手はニーナの赤く腫れた柔らかな双丘を撫で回し、やがて指先を丘の谷間に走らせる。


「や!ど、どこ触って…!」


「触られて困る場所なのですか?なぜ?」


カチュアは谷間に走らせた指先を上下に滑らせ、時折潤いつつある裂け目に浅く指先を忍ばせる。


「や!やめて!そこは…!夫になる殿方にしか…!」


「そうですね、夫となる殿方に捧げるべき場所ですわね。
貴女は私のそこを、馬鹿騎士のお兄様に差し出そうとした。
私の許しも得ず、乱暴に奪おうとしたのですよ?
それを弱味として握る為に。」


カチュアはニッコリと微笑み、ニーナの潤う泉にツプンと指先を沈めた。


「!!!!いっ…!いたっ…!痛い!」


「こんな細い指一本で痛いなどと…男性の性器はもっと大きくて、激しく裂ける痛みを伴うのですよ?
その痛みを耐え乗り越えるのは、愛する相手と繋がる悦びが有ればこそです。
貴女はそれを冒涜したのです。」


カチュアの指先がニーナの固く閉ざした花弁を抉じ開けていく。


「や、やぁ…!やめて…やめて!」


「シィ…静かに。誰かが扉を開けたらどうします?
お兄様も目を覚ますかも知れませんよ?
それとも、お兄様になら見られても構いませんか?」


「い、いやぁあ……やめてぇ……」


消え入りそうな泣き声が聞こえる。

だがカチュアは容赦をしなかった。

誰かを傷付けようとすれば、自身も同じく傷付けられる、それ相応の覚悟が必要であると考えるカチュアにとって、この程度で止める事は出来なかった。

今ここで許せば、またいつか誰かが被害に遭うかも知れない。


もう二度と、そんな気が起きなくなるまで辱しめ、それを弱味として握る必要がある。


そう考えたカチュアは、ニーナの固く閉ざされた花弁を抉じ開ける為の指を増やした。


「さぁ、可愛いげのある女性になって貰いますよニーナ様…
可愛がってあげましょう。」


カチュアの二本の指先が、少しずつ深く埋められていく。


「ああ…あ……ぁ!くふっ…!」


ニーナはハンカチで縛られた自身の両手の甲に口を押し付けて、痛みに叫びそうな声を殺す。

こんな姿を誰にも見せる訳にはいかないと、身体を強張らせて痛みに耐えるニーナにカチュアが優しく声を掛ける。



「ああニーナ様…痛みを堪え、声を殺す貴女は、慎ましく奥ゆかしい貴族の令嬢です。
可愛いですよ…。もっと可愛い貴女を、私に見せて下さい。」



深くニーナの内側に埋められたカチュアの二本の指が、内側で大きく開かれた。


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