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34話◆パーティーメンバーは赤髪の剣士と雑食系豆柴。
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「サイモン様、温室にて旦那様がお呼びです。」
スチュワートさんが、サイモンの斜め後ろ辺りに立ち、にこやかな顔でサイモンに席を立つよう促す。
「…今すぐか?」
サイモンは、わたしに跨がせた方の足を貧乏揺すりするように縦に揺らす。
わたしは、ドレスの前を押さえてサイモンの足を跨いでいる事を隠しているが、足を揺らす振動がわたしの敏感な場所を刺激し、時折身体がビクッとしなるように反応してしまう。
この野郎!!!
こんな場所で、何してくれとるんだ!!
二人きりじゃないんだぞ!
わたしは、唇を噛み締めサイモンの責めに堪える。
昨夜の、貪るように互いを求め合った快感を身体がまだ覚えている。
気を抜くと、皆の居る前でも甘い声が漏れそうになる…。ヤバイ。
「今すぐでございます!!」
スチュワートさんのにこやかな笑顔が、何だか怖い…笑顔なのに…。
何と言うか、主人であるサイモンに対する圧が半端無い。
「どうしても今すぐか?」
「今すぐにでございます!!!」
わたしはドレスを押さえたままサイモンの与える振動に耐え、声が漏れないように唇を噛んで真っ赤な顔で俯くしか出来ない。
「また、若奥様に嫌われたくはないでしょう?戯れも程々に。」
「…そ、そうだな…」
スチュワートさんの警告に、サイモンが足を揺らすのをやめた。
わたしはホッと安堵のため息を漏らす。
スチュワートさん…助かりました…が、貴方、わたしが何をされていたのか分かってらしたのですね…。
それはそれで…かなり恥ずかしい!!
サイモンとスチュワートさんが、連れ立って温室に向かったので、エロイベントから解放されたわたしは、一人食事を続けた。
とりあえず食事が済んだので、カチュアとメイを連れてわたしの部屋に向かう。
わたしの部屋は、アホみたいに大きなベッドのある寝室の隣にある。
サイモンの妻として邸に来てから、わたしは自室よりも寝室のベッドに居る事の方が多かった。
サイモンを疑い、引きこもった時も寝室を占領してベッドの上で食っちゃ寝していたし。
だもんで自室とはいえ、余り馴染みが無い。
まぁ、着替えたり身なりを整えたりする位しか使わない…。
その自室に二人を迎え入れる。
一応、それなりに広さはあるので、お茶や軽食を戴けるテーブルや椅子と、身体を横たえる為の長椅子がある。
「メイ、正直に話してね?あなた…旦那様の事が好きなのね?」
わたしは長椅子に座り、その前に運んだ椅子にメイを座らせた。
メイの後ろにはカチュアが立つ。
「好き……でした。素敵な…方ですから…。」
震えながら答えたメイの答えは過去形だ。
わたしの手前、好きとは言えないからかしら……。
「今も好きなのでしょう?遠慮せず言って……」
「もう、好きなワケ無いじゃないですか!あんなコッワイの!!恐ろしくて恐ろしくてたまりません!!何なんですか!何なんですか!あの、恐ろしさ!殺しますよ!私の事、簡単に殺しますよ!奥様、よくあんな恐ろしー人の妻になりましたね!大丈夫なんですか!?あんな人の妻なんて、海のように広い心でないと無理ですよね!!私もう無理です!!それにスチュワートさんもですよ!!あんな、にこやかな顔して実は人の生き血を吸うような魔物ですよ!!あと、ちんまいババァ!!あんなん居ましたっけ!?侍女頭!?知らんわ!無害そうな優しいバアちゃんかと思いきや、容赦ないクソババァですよ!!」
メイは椅子から立ちあがり、全身を使って捲し立てるように早口で自身の恐怖を吐き出す。
よほど、恐怖が蓄積されていたんだろうなぁ。
口に出して言う事で少しスッキリさせてると言うか…。
ディスりまくってるやん。
ちんまいクソババァ?誰かしら?
「え、えーと……メイ……落ち着いた?」
「はぁ…はぁ…はい、少し…落ち着きましたぁ………
私、サイモン様が好きでした。
だから、奥様のように……あまり、爵位の高くなない…方が嫁いで来る事に…納得出来なかったのです…。
サイモン様の妻になる方は、爵位の高い令嬢で…女神のように美しい方であれば…私も諦めがつくと…。」
「それで、その爵位が高く女神のように美しい見てくれの、魔物のような中身の化け物にいい様に使われたワケだな?
自分が使い捨てされるとも思わずに。
…頭の悪い女だな、お前は。」
カチュアは、剣士の口調になっている。
カチュアはかなり美人だが、もう侍女の姿でもイケメンにしか見えない。
このカチュアがサイモンと出来ちゃったとしたら、何かもう薔薇の世界向きではないかしらと。
「メイ、よく考えろ。
お前が女神のように美しいと言ったその女と、若奥様…
どちらがお前の女神だ?お前は誰に陥れられ、誰に救われた?
若奥様は…お前にとって、美しくはないのか?」
「わ、わたしは、美しくないわよ!平凡だからね!
わたしの顔!地味だし!!カチュアの方が美人だし!
メイの方が可愛いでしょ!!わたしより!」
イケメンのカチュアに誉められ過ぎて照れを通り越し恥ずかしい!焦って思わず口を出す。
言い過ぎだし、誉め過ぎ!
「……このように、若奥様は侍女の我々を友人のように対等に扱ってくれる。
……何と心の広い、美しい人なのだろうと思わないか?
……サイモン様が惚れて当然だと思う。」
ちょっと…カチュア、カッコいいんだから、余りわたしを誉めないで!
変な気分になるでしょうよ!百合の花を咲かせないように!
そういえば……
……カチュアは……サイモンの事をどう思っているのだろう……。
「……はい、私も……そう思いますぅ……」
そう言って、メイがわたしに向けた瞳はキラキラしていて…。
やっと巡り会えた運命の飼い主に身を委ねる豆柴のような…
いかん、メイがもう豆柴にしか見えない。
「メイは…わたしの侍女を続ける気持ちある?
わたしの事…嫌なら、わたし専属でなくとも……」
「奥様が、いいです!!奥様の侍女で居させて下さぁい!」
長椅子に座るわたしの足元に膝をつき、キラキラな目をしてわたしの膝に両手を置くメイは……もう完ぺきな豆柴!!
何か、たまらん!
「では、決まりだな…我々がこれから若奥様の専属侍女だ。
お前がおかしな事を企んでも、私がすぐ対処するから…
くれぐれも愚かな考えは起こさない事だ。」
イケメンのカチュア…豆柴のメイが、わたしのパーティーの仲間になりました。
……という感じ?
「もう、変な考え起こしません!奥様だぁい好き!」
……?こ、これはこれで……おかしな考え……ではないわよね?
過剰スキンシップでない?
さっきまで膝に置かれていたメイの手が、わたしの太ももまで上がってるんですけど……。
「メイ…サイモン様は若奥様だけのものだが、若奥様もまたサイモン様だけのものだ……
摘み食いは出来ん。本当にサイモン様に殺されるぞ。」
カチュアがメイをわたしから引き剥がす。
「…え…?え?…え?摘み食い……。」
「それは怖ぁい!気をつけまぁす!てへ!」
……はい?……長椅子に座ったまま呆けているわたしと、メイの襟首を掴んだカチュアの目が合う。
「メイは、雑食ですので…
綺麗な、あるいは可愛い人が好きなんです。
男女関係無く。気を付けて下さい。」
な、何をどう気をつけろと!!!!
「大丈夫ですよ、私も命が惜しいので我慢しますぅ」
何をするのを我慢するの!!!怖いじゃない!!
「奥様……メイと話したい事があると言うのは……
あの、草原に居た青年の事ですね?」
「あ、そう!そうなの!彼について、何か分かる事無い?」
あの時、スファイが無事に逃げたかの確認も出来ていない。
無事に逃げたとして、雇い主に報告は…命を狙われたのだからさすがにしていないだろうけど…
今も、無事で居るのだろうか……。
自分を害しようとした人に対して、こんな事を思うべきでないのは分かっているのだが、やはり乙女ゲームの攻略対象者だった彼を、根っからの悪人に染まる人とは思えない。
思いたくない。
自己満足かも知れないけれど…。
スチュワートさんが、サイモンの斜め後ろ辺りに立ち、にこやかな顔でサイモンに席を立つよう促す。
「…今すぐか?」
サイモンは、わたしに跨がせた方の足を貧乏揺すりするように縦に揺らす。
わたしは、ドレスの前を押さえてサイモンの足を跨いでいる事を隠しているが、足を揺らす振動がわたしの敏感な場所を刺激し、時折身体がビクッとしなるように反応してしまう。
この野郎!!!
こんな場所で、何してくれとるんだ!!
二人きりじゃないんだぞ!
わたしは、唇を噛み締めサイモンの責めに堪える。
昨夜の、貪るように互いを求め合った快感を身体がまだ覚えている。
気を抜くと、皆の居る前でも甘い声が漏れそうになる…。ヤバイ。
「今すぐでございます!!」
スチュワートさんのにこやかな笑顔が、何だか怖い…笑顔なのに…。
何と言うか、主人であるサイモンに対する圧が半端無い。
「どうしても今すぐか?」
「今すぐにでございます!!!」
わたしはドレスを押さえたままサイモンの与える振動に耐え、声が漏れないように唇を噛んで真っ赤な顔で俯くしか出来ない。
「また、若奥様に嫌われたくはないでしょう?戯れも程々に。」
「…そ、そうだな…」
スチュワートさんの警告に、サイモンが足を揺らすのをやめた。
わたしはホッと安堵のため息を漏らす。
スチュワートさん…助かりました…が、貴方、わたしが何をされていたのか分かってらしたのですね…。
それはそれで…かなり恥ずかしい!!
サイモンとスチュワートさんが、連れ立って温室に向かったので、エロイベントから解放されたわたしは、一人食事を続けた。
とりあえず食事が済んだので、カチュアとメイを連れてわたしの部屋に向かう。
わたしの部屋は、アホみたいに大きなベッドのある寝室の隣にある。
サイモンの妻として邸に来てから、わたしは自室よりも寝室のベッドに居る事の方が多かった。
サイモンを疑い、引きこもった時も寝室を占領してベッドの上で食っちゃ寝していたし。
だもんで自室とはいえ、余り馴染みが無い。
まぁ、着替えたり身なりを整えたりする位しか使わない…。
その自室に二人を迎え入れる。
一応、それなりに広さはあるので、お茶や軽食を戴けるテーブルや椅子と、身体を横たえる為の長椅子がある。
「メイ、正直に話してね?あなた…旦那様の事が好きなのね?」
わたしは長椅子に座り、その前に運んだ椅子にメイを座らせた。
メイの後ろにはカチュアが立つ。
「好き……でした。素敵な…方ですから…。」
震えながら答えたメイの答えは過去形だ。
わたしの手前、好きとは言えないからかしら……。
「今も好きなのでしょう?遠慮せず言って……」
「もう、好きなワケ無いじゃないですか!あんなコッワイの!!恐ろしくて恐ろしくてたまりません!!何なんですか!何なんですか!あの、恐ろしさ!殺しますよ!私の事、簡単に殺しますよ!奥様、よくあんな恐ろしー人の妻になりましたね!大丈夫なんですか!?あんな人の妻なんて、海のように広い心でないと無理ですよね!!私もう無理です!!それにスチュワートさんもですよ!!あんな、にこやかな顔して実は人の生き血を吸うような魔物ですよ!!あと、ちんまいババァ!!あんなん居ましたっけ!?侍女頭!?知らんわ!無害そうな優しいバアちゃんかと思いきや、容赦ないクソババァですよ!!」
メイは椅子から立ちあがり、全身を使って捲し立てるように早口で自身の恐怖を吐き出す。
よほど、恐怖が蓄積されていたんだろうなぁ。
口に出して言う事で少しスッキリさせてると言うか…。
ディスりまくってるやん。
ちんまいクソババァ?誰かしら?
「え、えーと……メイ……落ち着いた?」
「はぁ…はぁ…はい、少し…落ち着きましたぁ………
私、サイモン様が好きでした。
だから、奥様のように……あまり、爵位の高くなない…方が嫁いで来る事に…納得出来なかったのです…。
サイモン様の妻になる方は、爵位の高い令嬢で…女神のように美しい方であれば…私も諦めがつくと…。」
「それで、その爵位が高く女神のように美しい見てくれの、魔物のような中身の化け物にいい様に使われたワケだな?
自分が使い捨てされるとも思わずに。
…頭の悪い女だな、お前は。」
カチュアは、剣士の口調になっている。
カチュアはかなり美人だが、もう侍女の姿でもイケメンにしか見えない。
このカチュアがサイモンと出来ちゃったとしたら、何かもう薔薇の世界向きではないかしらと。
「メイ、よく考えろ。
お前が女神のように美しいと言ったその女と、若奥様…
どちらがお前の女神だ?お前は誰に陥れられ、誰に救われた?
若奥様は…お前にとって、美しくはないのか?」
「わ、わたしは、美しくないわよ!平凡だからね!
わたしの顔!地味だし!!カチュアの方が美人だし!
メイの方が可愛いでしょ!!わたしより!」
イケメンのカチュアに誉められ過ぎて照れを通り越し恥ずかしい!焦って思わず口を出す。
言い過ぎだし、誉め過ぎ!
「……このように、若奥様は侍女の我々を友人のように対等に扱ってくれる。
……何と心の広い、美しい人なのだろうと思わないか?
……サイモン様が惚れて当然だと思う。」
ちょっと…カチュア、カッコいいんだから、余りわたしを誉めないで!
変な気分になるでしょうよ!百合の花を咲かせないように!
そういえば……
……カチュアは……サイモンの事をどう思っているのだろう……。
「……はい、私も……そう思いますぅ……」
そう言って、メイがわたしに向けた瞳はキラキラしていて…。
やっと巡り会えた運命の飼い主に身を委ねる豆柴のような…
いかん、メイがもう豆柴にしか見えない。
「メイは…わたしの侍女を続ける気持ちある?
わたしの事…嫌なら、わたし専属でなくとも……」
「奥様が、いいです!!奥様の侍女で居させて下さぁい!」
長椅子に座るわたしの足元に膝をつき、キラキラな目をしてわたしの膝に両手を置くメイは……もう完ぺきな豆柴!!
何か、たまらん!
「では、決まりだな…我々がこれから若奥様の専属侍女だ。
お前がおかしな事を企んでも、私がすぐ対処するから…
くれぐれも愚かな考えは起こさない事だ。」
イケメンのカチュア…豆柴のメイが、わたしのパーティーの仲間になりました。
……という感じ?
「もう、変な考え起こしません!奥様だぁい好き!」
……?こ、これはこれで……おかしな考え……ではないわよね?
過剰スキンシップでない?
さっきまで膝に置かれていたメイの手が、わたしの太ももまで上がってるんですけど……。
「メイ…サイモン様は若奥様だけのものだが、若奥様もまたサイモン様だけのものだ……
摘み食いは出来ん。本当にサイモン様に殺されるぞ。」
カチュアがメイをわたしから引き剥がす。
「…え…?え?…え?摘み食い……。」
「それは怖ぁい!気をつけまぁす!てへ!」
……はい?……長椅子に座ったまま呆けているわたしと、メイの襟首を掴んだカチュアの目が合う。
「メイは、雑食ですので…
綺麗な、あるいは可愛い人が好きなんです。
男女関係無く。気を付けて下さい。」
な、何をどう気をつけろと!!!!
「大丈夫ですよ、私も命が惜しいので我慢しますぅ」
何をするのを我慢するの!!!怖いじゃない!!
「奥様……メイと話したい事があると言うのは……
あの、草原に居た青年の事ですね?」
「あ、そう!そうなの!彼について、何か分かる事無い?」
あの時、スファイが無事に逃げたかの確認も出来ていない。
無事に逃げたとして、雇い主に報告は…命を狙われたのだからさすがにしていないだろうけど…
今も、無事で居るのだろうか……。
自分を害しようとした人に対して、こんな事を思うべきでないのは分かっているのだが、やはり乙女ゲームの攻略対象者だった彼を、根っからの悪人に染まる人とは思えない。
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