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30話◆相性バッチリですもの。わたし達。
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「メグミン…そんな、いきなり…?」
サイモンは少し困ったような、それでいて嬉しそうに眉尻を下げ、足を開かされたままのわたしの柔らかな草地を撫でると、その下の花の咲く泉に指をツゥと走らせる。
「……まだ、キスしかしてないよ?
メグミン…どうして、こんな事になっているの?」
サイモンの指先がトプンと波紋を広げる勢いで水溜まりに沈む。
水溜まりに沈んだ指が緩く出し入れされ、その度に水の跳ねる音がして、雫が飛ぶのが分かる。
「ああっ!んぁ…!ふあっ!」
「なぜ?どうして、こんなに濡れている?
…ほら、シーツまで垂れて…まだキスしかしてないのに?」
サイモンが抑揚の無い声で、棒読みのように尋ねて来る。
その口元には、緩く笑みを浮かべ。
「さ、サイモンが…サイモンが触れてくれて…キスぅ…してくれて……想像…しちゃった……」
貴方と繋がっている自分。
「想像した?こういうのを?」
「くぅ……ん!ああっ!あっ!…ああっ!」
わたしの腰の下の白い双丘を指の痕が付く程、強く鷲掴むようにしたサイモンがいきなり硬く大きな杭を、蜜をとめどなく溢れさせる壺に無遠慮に挿入させて来る。
身を割く様な巨大な杭を、納まるべき場所は此処であると指し示すかのように、わたしの内側は抵抗無くすんなりと其れを受け止め、歓迎するかのように内壁が杭を抱き締めていく。
「ふぁ…ん……い、いきなりぃ……こんな、おっきいのを……」
「おねだりしたのはメグミンだよ?…俺が欲しいと…」
サイモンがググっと腰を前に出して、繋がりを深くする。
マグナムだ、バズーカーだと比喩していたサイモンの其れは、普通の女性でも全てを受け入れられるのかしら?と疑問に思う程に立派である。
それをわたしの身体は根本まで余す事無く抱き込む。
深く深く苦しい位に深く、その苦しささえ愛おしく、わたしの身体の空虚な部分をサイモンで満たす悦びがある。
「キスだけなのに、こんなに潤って…つるんと挿入ってしまうなんて…そんなに俺が欲しかった?」
サイモンがわたしの臀部を掴み、腰を緩く動かしながら尋ねて来る。
「欲しかった…サイモンが、欲しかった…スゴく…」
「……そうか……」
サイモンの満足そうにはにかんだ笑顔が、自分は幸せだと語っているようで、わたしまで嬉しくなりつられて笑みを溢す。
「……君は、俺の女神だ……君の笑顔を見ているだけで、幸せだ…
その笑顔が……俺と繋がっている事を悦んでの笑顔だと知れば尚更に…堪らない…」
「ふぁ!あっ!あんん!」
深く埋められた楔がズズッと引き抜かれかける。
内側の上部にある、わたしの敏感な部位を削るように、サイモンの杭の括れがそこを掻きながらゆっくりと、わたしの中から出て行く。
引き抜かれる寸前まで、わたしの内側から出ていった茎が、慌てて戻るようにズンと素早く根本まで埋められる。
「くぅうん!奥ぅ…!当たる…!」
「奥、当たるの好きなの?…奥だけじゃないね?ここも好きだろう?」
再びゆっくりと引き抜かれていく太く硬い楔。
内壁の上部に茎の括れを引っ掛けながら、ガリガリ削るようにしてわたしの中から出て行く。
「あああっ!ソコ!駄目…!駄目ぇ…!」
サイモンに掴まれたままの下半身をよじるようにしてクネクネと動かす。
サイモンはクスリと笑い、再び腹の奥まで杭を打ち込む。
「奥ぅ!んぁあ!駄目ぇ…!」
「メグミンには、駄目だと言う気持ちいい所がいっぱいあるからな。
駄目だと言われる場所は、メグミンが大好きな場所だよな?」
深く埋められた楔を、ギリギリまで抜いては再び奥まで埋めるストロークを何度も繰り返し、その都度僅かに角度や突き上げる場所を変えられていく。
深い口付けにより、咥内を舌先で余す所無く探られたように、サイモンの楔がわたしの中であちこちを突いて、わたしの中を探って行く。
それは、大蛇が蠢くようにわたしの胎内を暴れていく。
餌を求めるかのように、わたしの好い場所を探して深い場所も浅い場所も、くまなく突いて行く。
「メグミン…下の口が目一杯拡がって、咥えた俺のに花弁が絡み付いているのが見えるよ?やらしくて、可愛い…」
「見ちゃやだぁ!ひぅう…!そ、そんな…色んなトコぉ!つ、突いたら駄目ぇ…!」
「駄目?駄目なのか……ふふ…気持ちいいから、もっと欲しいと言うんだな?」
ゆっくりと引き抜かれては奥まで貫くストロークをやめ、サイモンが腰を激しく打ち付け始めた。
「あっ!あっ!そんな…!激しっ…!あああっっ!」
花弁を纏わせた茎は、わたしの溢れさせた潤滑油によりスムーズに素早くわたしの中を行き来し、月明かりの入る薄暗い部屋にはパンパンと肌のぶつかる音が響く。
「気持ちいい…!中、熱いぃ!擦られて熱いのっ…!」
摩擦熱により、湯気が出るんじゃないかと思う程に熱く感じる内側に、呼応するようにわたしの内から溢れ出る透明な蜜。
サイモンの肉杭をてらてらに光らせ、抽挿の度にサイモンの茎を伝い、彼の繁みをも濡らして行く。
「メグミン、こんなに蜜を溢れさせて…俺の根本までびしょ濡れにして…ふふ…いい子だ…ご褒美に、熱いのをあげるから、たくさん味わって?」
「嬉しっ……!下さい…あああっ!いいっ…!」
「俺と一緒にイクの?俺の可愛い奥さん…」
低い、甘い声音で、このタイミングで、わたしを奥さんと呼ぶ。
ゾクッとする程に身体が哭く。
薔薇の花が咲いたようにブワっとわたしの頬が染まる。
サイモンが、わたしの双丘を強く掴んだままで腰を跳ねさせる。
「メグミンっ…!くっ…!!」
わたしの内側に、ドクドクと注がれる熱湯のような精が、わたしの脳を揺らす。
「ふぁ…ああ…熱ぅい…!いっちゃうう…!!」
熱液を出す噴水を抱き締め、締め上げ、今度はわたしの内側が大蛇のようにサイモンに巻き付いて残滓までも搾り採ろうと貪欲に絡み付く。
わたしは四肢をピンと張り絶頂を迎えた。
トプトプと二人繋がった部位から溢れ出る淫液が、水溜まりのようにシーツに丸い大きな染みを作ってゆく。
「…メグミン……大丈夫か……?」
繋がったまま、サイモンがわたしの顔を覗き込み、わたしの顔にいくつもの啄むようなバードキスの雨を降らせる。
「ん…んふ…ぅふ…くすぐったい…うふ…」
啄むようなキスがくすぐったいと、わたしは肩を竦めたりして笑う。
「……メグミン、可愛い過ぎ……メグミンの中、ビクビク動いている…」
そういうサイモンのも…わたしの中で力強く脈打っているのね…。
サイモンは少し困ったような、それでいて嬉しそうに眉尻を下げ、足を開かされたままのわたしの柔らかな草地を撫でると、その下の花の咲く泉に指をツゥと走らせる。
「……まだ、キスしかしてないよ?
メグミン…どうして、こんな事になっているの?」
サイモンの指先がトプンと波紋を広げる勢いで水溜まりに沈む。
水溜まりに沈んだ指が緩く出し入れされ、その度に水の跳ねる音がして、雫が飛ぶのが分かる。
「ああっ!んぁ…!ふあっ!」
「なぜ?どうして、こんなに濡れている?
…ほら、シーツまで垂れて…まだキスしかしてないのに?」
サイモンが抑揚の無い声で、棒読みのように尋ねて来る。
その口元には、緩く笑みを浮かべ。
「さ、サイモンが…サイモンが触れてくれて…キスぅ…してくれて……想像…しちゃった……」
貴方と繋がっている自分。
「想像した?こういうのを?」
「くぅ……ん!ああっ!あっ!…ああっ!」
わたしの腰の下の白い双丘を指の痕が付く程、強く鷲掴むようにしたサイモンがいきなり硬く大きな杭を、蜜をとめどなく溢れさせる壺に無遠慮に挿入させて来る。
身を割く様な巨大な杭を、納まるべき場所は此処であると指し示すかのように、わたしの内側は抵抗無くすんなりと其れを受け止め、歓迎するかのように内壁が杭を抱き締めていく。
「ふぁ…ん……い、いきなりぃ……こんな、おっきいのを……」
「おねだりしたのはメグミンだよ?…俺が欲しいと…」
サイモンがググっと腰を前に出して、繋がりを深くする。
マグナムだ、バズーカーだと比喩していたサイモンの其れは、普通の女性でも全てを受け入れられるのかしら?と疑問に思う程に立派である。
それをわたしの身体は根本まで余す事無く抱き込む。
深く深く苦しい位に深く、その苦しささえ愛おしく、わたしの身体の空虚な部分をサイモンで満たす悦びがある。
「キスだけなのに、こんなに潤って…つるんと挿入ってしまうなんて…そんなに俺が欲しかった?」
サイモンがわたしの臀部を掴み、腰を緩く動かしながら尋ねて来る。
「欲しかった…サイモンが、欲しかった…スゴく…」
「……そうか……」
サイモンの満足そうにはにかんだ笑顔が、自分は幸せだと語っているようで、わたしまで嬉しくなりつられて笑みを溢す。
「……君は、俺の女神だ……君の笑顔を見ているだけで、幸せだ…
その笑顔が……俺と繋がっている事を悦んでの笑顔だと知れば尚更に…堪らない…」
「ふぁ!あっ!あんん!」
深く埋められた楔がズズッと引き抜かれかける。
内側の上部にある、わたしの敏感な部位を削るように、サイモンの杭の括れがそこを掻きながらゆっくりと、わたしの中から出て行く。
引き抜かれる寸前まで、わたしの内側から出ていった茎が、慌てて戻るようにズンと素早く根本まで埋められる。
「くぅうん!奥ぅ…!当たる…!」
「奥、当たるの好きなの?…奥だけじゃないね?ここも好きだろう?」
再びゆっくりと引き抜かれていく太く硬い楔。
内壁の上部に茎の括れを引っ掛けながら、ガリガリ削るようにしてわたしの中から出て行く。
「あああっ!ソコ!駄目…!駄目ぇ…!」
サイモンに掴まれたままの下半身をよじるようにしてクネクネと動かす。
サイモンはクスリと笑い、再び腹の奥まで杭を打ち込む。
「奥ぅ!んぁあ!駄目ぇ…!」
「メグミンには、駄目だと言う気持ちいい所がいっぱいあるからな。
駄目だと言われる場所は、メグミンが大好きな場所だよな?」
深く埋められた楔を、ギリギリまで抜いては再び奥まで埋めるストロークを何度も繰り返し、その都度僅かに角度や突き上げる場所を変えられていく。
深い口付けにより、咥内を舌先で余す所無く探られたように、サイモンの楔がわたしの中であちこちを突いて、わたしの中を探って行く。
それは、大蛇が蠢くようにわたしの胎内を暴れていく。
餌を求めるかのように、わたしの好い場所を探して深い場所も浅い場所も、くまなく突いて行く。
「メグミン…下の口が目一杯拡がって、咥えた俺のに花弁が絡み付いているのが見えるよ?やらしくて、可愛い…」
「見ちゃやだぁ!ひぅう…!そ、そんな…色んなトコぉ!つ、突いたら駄目ぇ…!」
「駄目?駄目なのか……ふふ…気持ちいいから、もっと欲しいと言うんだな?」
ゆっくりと引き抜かれては奥まで貫くストロークをやめ、サイモンが腰を激しく打ち付け始めた。
「あっ!あっ!そんな…!激しっ…!あああっっ!」
花弁を纏わせた茎は、わたしの溢れさせた潤滑油によりスムーズに素早くわたしの中を行き来し、月明かりの入る薄暗い部屋にはパンパンと肌のぶつかる音が響く。
「気持ちいい…!中、熱いぃ!擦られて熱いのっ…!」
摩擦熱により、湯気が出るんじゃないかと思う程に熱く感じる内側に、呼応するようにわたしの内から溢れ出る透明な蜜。
サイモンの肉杭をてらてらに光らせ、抽挿の度にサイモンの茎を伝い、彼の繁みをも濡らして行く。
「メグミン、こんなに蜜を溢れさせて…俺の根本までびしょ濡れにして…ふふ…いい子だ…ご褒美に、熱いのをあげるから、たくさん味わって?」
「嬉しっ……!下さい…あああっ!いいっ…!」
「俺と一緒にイクの?俺の可愛い奥さん…」
低い、甘い声音で、このタイミングで、わたしを奥さんと呼ぶ。
ゾクッとする程に身体が哭く。
薔薇の花が咲いたようにブワっとわたしの頬が染まる。
サイモンが、わたしの双丘を強く掴んだままで腰を跳ねさせる。
「メグミンっ…!くっ…!!」
わたしの内側に、ドクドクと注がれる熱湯のような精が、わたしの脳を揺らす。
「ふぁ…ああ…熱ぅい…!いっちゃうう…!!」
熱液を出す噴水を抱き締め、締め上げ、今度はわたしの内側が大蛇のようにサイモンに巻き付いて残滓までも搾り採ろうと貪欲に絡み付く。
わたしは四肢をピンと張り絶頂を迎えた。
トプトプと二人繋がった部位から溢れ出る淫液が、水溜まりのようにシーツに丸い大きな染みを作ってゆく。
「…メグミン……大丈夫か……?」
繋がったまま、サイモンがわたしの顔を覗き込み、わたしの顔にいくつもの啄むようなバードキスの雨を降らせる。
「ん…んふ…ぅふ…くすぐったい…うふ…」
啄むようなキスがくすぐったいと、わたしは肩を竦めたりして笑う。
「……メグミン、可愛い過ぎ……メグミンの中、ビクビク動いている…」
そういうサイモンのも…わたしの中で力強く脈打っているのね…。
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