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18話◆不安が妄想を大きくする場合もある。
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「少し寄り道しようか」
馬を早駆けさせていたサイモンが言い、帰路の途中で街道を離れて細い道の続く林の中に向かった。
あまり人の踏み入らないような場所を進むと、急に開けた空間があり
「スズラン!群生している!わあっ綺麗ね!」
夕陽がスズランを染め、オレンジの絨毯が広がる場所に出た。
「俺にとって君はヒマワリのような存在なんだが、さっきアリエス先生が言ったように、確かに君はスズランのように可憐で可愛い。」
例えるなら、華やかで誇らしげな大輪の真紅の薔薇のようなディアーナ。
高潔で、どこか威厳にも満ちた純白の百合の花のようなオフィーリアさん。
わたしが花に例えられるなんて、何だか気恥ずかしいけれどスズランみたいって…何だか嬉しい。
サイモンに肩を抱かれ、スズラン畑を見る。
互いに顔を見詰め、夕陽に染まりながらキスをした。
二人の顔に水滴が落ちる。
「む…天気が崩れたようだな…。」
夕陽が雲に隠れ、やがてポツポツと雨が降り始めた。
アンバーを繋いである大木の下に着く頃には雨足が強くなり、わたし達は身動きが取れなくなってしまった。
日は完全に落ちて月明かりも無く辺りは暗いのだが、灰色の雨雲に覆われた空色のせいか、互いの表情が分かる位には微妙に明るい。
「この中で馬を走らせる事は出来ないな…雨足が弱くなり日が昇るまでここで過ごす事になるが…。」
サイモンが心配そうにわたしを見る。
貴族のお嬢様に屋根の無い場所での野宿を強いるのだ。
「大丈夫よ、サイモンが居るんだから。たった数時間でしょ?」
「たくましいな、メグミンは。普通の令嬢だったら大騒ぎだ。」
普通の令嬢じゃないからね。
女子高生だったわたしのタフさを見せたるわ。
大木の下にサイモンが腰を下ろし、その膝上に座らせられる。
枝足と葉が多い大木のお陰で、幹の傍に居るわたし達には雨が当たらない。
わたし達の居る幹から5メートル程離れた辺りから、滝のような雨がカーテンとなって視界と音を遮断している。
わたしとサイモン二人だけが半径5メートル程の小さな世界に取り残されている不思議な感覚。
「メグミン?」
自分の肩を抱いて少し震えるわたしにサイモンが気付いた。
雨に濡れた服が肌に張り付き、身体が冷える。
「ちょっと寒い…着替えとか無いから帰るまで我慢する…。」
ちょっと無理して笑う。思った以上に体温が奪われていく。
唇が紫色になり小刻みに震える。
風邪はひいちゃうかも知れない…。
「少し待っていてくれ…」
サイモンがわたしを膝から下ろし、マントを外してから騎士の衣装を脱いだ。いきなりのマッパ。
「はあぁああ?!なぜ全裸!!」
サイモンは脱いだ衣服を枝に掛ける。
いや、乾きはせんだろう…火も無いし。
「メグミンもドレスを脱いだ方がいい。体温もそうだが、体力も奪われてしまう。」
だからマッパになれと?マッパになったらアレか!
いきなり野外エッチか!?噂に聞く、アオカンてやつか?
「そういうつもりはないから、心配しなくていい。」
「あ、はい。」
すっごく冷静に言われてしまった。
なので、ごくごく普通に返事をしてしまった。
言われてドレスは脱いだのだが、下履きは履いていてもいいだろうと思ったのだが…。
尻の辺りが濡れたパンツってのは、こう不快感がパネェんだよな。
昔、田舎の田んぼでオタマジャクシを捕まえて遊んでいた時に田んぼの中で尻もちをついて………
その後のケツ回りの気持ち悪い事と言ったらもう……。
熊さん刺繍のパンツ尻からズリ下げて帰ったわ。
懐かしの幼稚園時代。
なので、下履きも脱いでマッパになるわたし。
二人、生まれたままの姿で…と言えばキレイな感じだが、屋外でマッパのわたし達は実のところ、スズラン群生地に裸族あらわる!状態である。
大木の幹の根元にアンバーの背にあったゼッケンを敷いて全裸で座るサイモン。
その膝上に座る全裸のわたし。
これ、誰かに見られたら…大変な事になるわよね…。
「メグミン、心配しなくとも誰も来ない。それに誰か来たら分かる。」
ソウナンデスネ。アンバーも反応するし、サイモンも気配を感じ取ると。
サイモンは自身のマントをわたしに掛けるようにして二人暖を取る。マントは内側が濡れておらず、暖かい。
こんな時、殿下みたいに転移魔法が使えたら…いいのになぁ。
おっと!そう言えば、この世界のお貴族様は魔法使えたりするの居たわよね!?サイモンも使えるんじゃない?
わたしには魔力なんて、これっぽっちも無いのだけれど。
「サイモンは、何か魔法使えないの?火を出すとか…。」
「俺の持つ魔力は、氷魔法寄りだから火は出せないな。」
オー……さすがはクール系。
ドンピシャですわね。
全裸のままサイモンの膝上でサイモンの胸に寄り掛かる。
全裸で密着よ?
なのに…そこは時と場合をわきまえているからか、平常時のままのサイモン。
わたしの匂いかいだだけでバズーカが発射寸前!だったサイモンが。
なんなんでしょうね…
なんなんでしょうね!!!
この、イラッ、ムラッとする感じは!!!
「メグミン、身体を離してはいけない。体温が下がる。」
身動みじろぎして僅かに離れた肌を密着させるよう、マントごと抱きくるめられる。
彼の逞しい胸に全裸のわたしが密着する。
サイモンの大好きなわたしが…………大好物のわたしが………こんなにくっついてるのに……
なんでお前、欲情しねぇんだよ!!わたしだぞ!?
いつでもどこでも無自覚発情マシンだったくせに!!
わ、わたしに…魅力が無いとか…わたしが駄目です!ばかり言うから………もう、数回したし、満足したからもういーやとか………あ、飽きたとか……
もっと簡単にヤらせる女のが楽じゃん?とか……
「………メグミン?………」
「ふ……えぇ……」
「えっ!!?どうした!?メグミン!?なぜ、いきなり泣いて……
こんな、場所で夜を過ごすなんて、不安になったのか?」
エスパーサイモン、不安って所は当たりだけど、後は不正解。
いや、分かるワケ無いわよね。
わたし自身、なぜ、こんな急に不安になったのか分からない。
変な考えが止まらなくなっちゃった。
所構わず発情すんな!と思っていたのに、欲情されない瞬間を、こんなに不安に感じるなんて。
「ふええぇ……わたし…って…魅力無いの?」
この時のサイモンの表情。
鳩が豆鉄砲食らったようなって表現がピッタリの顔をしていた。
「………あ…のな………そんな事ある筈が無い………」
薄暗い場所なのに、真っ赤になって照れたサイモンの表情が分かる。
「……うわ……ちょっと……コレ夢じゃ無いだろうな……」
慌てて、赤くなって、照れているサイモンの、妙に幼い、どこか少年のような表情なんて初めて見た…。
「だって…だってぇ…だってぇ…」
「ああ!すまない!!もう、先に謝っておく!!俺の勘違いなら、すまん!!」
サイモンの手が、わたしの顎をすくい上げる。
そして、唇が重ねられる。
サイモンの舌先が、わたしの唇を割り開き、わたしの咥内に入って来る。
彼の舌はわたしの歯列をなぞり、わたしの舌の上で跳ねて躍る。
「くふ…ん…っみゅ…んん…」
唇が離れ、漏れた変な声と共に吐き出された熱い吐息は、冷たい外気に触れ白くなる。
「メグミン…勘違いならすまない…だが、もう止まらん。……君から、俺を欲しがってくれたのだと…そう思ってしまったのだから…。」
「……止めちゃヤダ……。」
「止められない!もう…!」
サイモンの腕が、彼の膝に居たわたしの腰を持ち上げる。
身体が浮かび、彼の目の前に現れ揺れる二つの乳房の片側を、サイモンがむしゃぶりつくように口で覆う。
「ああっ…!あ、あったかい…ん…あ、あ…」
「こんなに冷たくなって…可哀想に…」
胸の頂きをサイモンの唇に咥えられ、粒を舌先で愛でられる。
舌先で弾き、時折軽く歯を当てられ、強く吸われる。
「あ!あ!…やぁ…!あん…」
腰を浮かされたわたしの足の付け根に、サイモンの手が行く。
自分が求められたのだと、その答えを知る為に運ばれた二本の指先が、わたしの花弁を拡げる。
「ここは、こんなにあったかいのに…メグミン…凄く潤っている…君から俺を欲しがってくれるなんて…夢のようだ…。」
馬を早駆けさせていたサイモンが言い、帰路の途中で街道を離れて細い道の続く林の中に向かった。
あまり人の踏み入らないような場所を進むと、急に開けた空間があり
「スズラン!群生している!わあっ綺麗ね!」
夕陽がスズランを染め、オレンジの絨毯が広がる場所に出た。
「俺にとって君はヒマワリのような存在なんだが、さっきアリエス先生が言ったように、確かに君はスズランのように可憐で可愛い。」
例えるなら、華やかで誇らしげな大輪の真紅の薔薇のようなディアーナ。
高潔で、どこか威厳にも満ちた純白の百合の花のようなオフィーリアさん。
わたしが花に例えられるなんて、何だか気恥ずかしいけれどスズランみたいって…何だか嬉しい。
サイモンに肩を抱かれ、スズラン畑を見る。
互いに顔を見詰め、夕陽に染まりながらキスをした。
二人の顔に水滴が落ちる。
「む…天気が崩れたようだな…。」
夕陽が雲に隠れ、やがてポツポツと雨が降り始めた。
アンバーを繋いである大木の下に着く頃には雨足が強くなり、わたし達は身動きが取れなくなってしまった。
日は完全に落ちて月明かりも無く辺りは暗いのだが、灰色の雨雲に覆われた空色のせいか、互いの表情が分かる位には微妙に明るい。
「この中で馬を走らせる事は出来ないな…雨足が弱くなり日が昇るまでここで過ごす事になるが…。」
サイモンが心配そうにわたしを見る。
貴族のお嬢様に屋根の無い場所での野宿を強いるのだ。
「大丈夫よ、サイモンが居るんだから。たった数時間でしょ?」
「たくましいな、メグミンは。普通の令嬢だったら大騒ぎだ。」
普通の令嬢じゃないからね。
女子高生だったわたしのタフさを見せたるわ。
大木の下にサイモンが腰を下ろし、その膝上に座らせられる。
枝足と葉が多い大木のお陰で、幹の傍に居るわたし達には雨が当たらない。
わたし達の居る幹から5メートル程離れた辺りから、滝のような雨がカーテンとなって視界と音を遮断している。
わたしとサイモン二人だけが半径5メートル程の小さな世界に取り残されている不思議な感覚。
「メグミン?」
自分の肩を抱いて少し震えるわたしにサイモンが気付いた。
雨に濡れた服が肌に張り付き、身体が冷える。
「ちょっと寒い…着替えとか無いから帰るまで我慢する…。」
ちょっと無理して笑う。思った以上に体温が奪われていく。
唇が紫色になり小刻みに震える。
風邪はひいちゃうかも知れない…。
「少し待っていてくれ…」
サイモンがわたしを膝から下ろし、マントを外してから騎士の衣装を脱いだ。いきなりのマッパ。
「はあぁああ?!なぜ全裸!!」
サイモンは脱いだ衣服を枝に掛ける。
いや、乾きはせんだろう…火も無いし。
「メグミンもドレスを脱いだ方がいい。体温もそうだが、体力も奪われてしまう。」
だからマッパになれと?マッパになったらアレか!
いきなり野外エッチか!?噂に聞く、アオカンてやつか?
「そういうつもりはないから、心配しなくていい。」
「あ、はい。」
すっごく冷静に言われてしまった。
なので、ごくごく普通に返事をしてしまった。
言われてドレスは脱いだのだが、下履きは履いていてもいいだろうと思ったのだが…。
尻の辺りが濡れたパンツってのは、こう不快感がパネェんだよな。
昔、田舎の田んぼでオタマジャクシを捕まえて遊んでいた時に田んぼの中で尻もちをついて………
その後のケツ回りの気持ち悪い事と言ったらもう……。
熊さん刺繍のパンツ尻からズリ下げて帰ったわ。
懐かしの幼稚園時代。
なので、下履きも脱いでマッパになるわたし。
二人、生まれたままの姿で…と言えばキレイな感じだが、屋外でマッパのわたし達は実のところ、スズラン群生地に裸族あらわる!状態である。
大木の幹の根元にアンバーの背にあったゼッケンを敷いて全裸で座るサイモン。
その膝上に座る全裸のわたし。
これ、誰かに見られたら…大変な事になるわよね…。
「メグミン、心配しなくとも誰も来ない。それに誰か来たら分かる。」
ソウナンデスネ。アンバーも反応するし、サイモンも気配を感じ取ると。
サイモンは自身のマントをわたしに掛けるようにして二人暖を取る。マントは内側が濡れておらず、暖かい。
こんな時、殿下みたいに転移魔法が使えたら…いいのになぁ。
おっと!そう言えば、この世界のお貴族様は魔法使えたりするの居たわよね!?サイモンも使えるんじゃない?
わたしには魔力なんて、これっぽっちも無いのだけれど。
「サイモンは、何か魔法使えないの?火を出すとか…。」
「俺の持つ魔力は、氷魔法寄りだから火は出せないな。」
オー……さすがはクール系。
ドンピシャですわね。
全裸のままサイモンの膝上でサイモンの胸に寄り掛かる。
全裸で密着よ?
なのに…そこは時と場合をわきまえているからか、平常時のままのサイモン。
わたしの匂いかいだだけでバズーカが発射寸前!だったサイモンが。
なんなんでしょうね…
なんなんでしょうね!!!
この、イラッ、ムラッとする感じは!!!
「メグミン、身体を離してはいけない。体温が下がる。」
身動みじろぎして僅かに離れた肌を密着させるよう、マントごと抱きくるめられる。
彼の逞しい胸に全裸のわたしが密着する。
サイモンの大好きなわたしが…………大好物のわたしが………こんなにくっついてるのに……
なんでお前、欲情しねぇんだよ!!わたしだぞ!?
いつでもどこでも無自覚発情マシンだったくせに!!
わ、わたしに…魅力が無いとか…わたしが駄目です!ばかり言うから………もう、数回したし、満足したからもういーやとか………あ、飽きたとか……
もっと簡単にヤらせる女のが楽じゃん?とか……
「………メグミン?………」
「ふ……えぇ……」
「えっ!!?どうした!?メグミン!?なぜ、いきなり泣いて……
こんな、場所で夜を過ごすなんて、不安になったのか?」
エスパーサイモン、不安って所は当たりだけど、後は不正解。
いや、分かるワケ無いわよね。
わたし自身、なぜ、こんな急に不安になったのか分からない。
変な考えが止まらなくなっちゃった。
所構わず発情すんな!と思っていたのに、欲情されない瞬間を、こんなに不安に感じるなんて。
「ふええぇ……わたし…って…魅力無いの?」
この時のサイモンの表情。
鳩が豆鉄砲食らったようなって表現がピッタリの顔をしていた。
「………あ…のな………そんな事ある筈が無い………」
薄暗い場所なのに、真っ赤になって照れたサイモンの表情が分かる。
「……うわ……ちょっと……コレ夢じゃ無いだろうな……」
慌てて、赤くなって、照れているサイモンの、妙に幼い、どこか少年のような表情なんて初めて見た…。
「だって…だってぇ…だってぇ…」
「ああ!すまない!!もう、先に謝っておく!!俺の勘違いなら、すまん!!」
サイモンの手が、わたしの顎をすくい上げる。
そして、唇が重ねられる。
サイモンの舌先が、わたしの唇を割り開き、わたしの咥内に入って来る。
彼の舌はわたしの歯列をなぞり、わたしの舌の上で跳ねて躍る。
「くふ…ん…っみゅ…んん…」
唇が離れ、漏れた変な声と共に吐き出された熱い吐息は、冷たい外気に触れ白くなる。
「メグミン…勘違いならすまない…だが、もう止まらん。……君から、俺を欲しがってくれたのだと…そう思ってしまったのだから…。」
「……止めちゃヤダ……。」
「止められない!もう…!」
サイモンの腕が、彼の膝に居たわたしの腰を持ち上げる。
身体が浮かび、彼の目の前に現れ揺れる二つの乳房の片側を、サイモンがむしゃぶりつくように口で覆う。
「ああっ…!あ、あったかい…ん…あ、あ…」
「こんなに冷たくなって…可哀想に…」
胸の頂きをサイモンの唇に咥えられ、粒を舌先で愛でられる。
舌先で弾き、時折軽く歯を当てられ、強く吸われる。
「あ!あ!…やぁ…!あん…」
腰を浮かされたわたしの足の付け根に、サイモンの手が行く。
自分が求められたのだと、その答えを知る為に運ばれた二本の指先が、わたしの花弁を拡げる。
「ここは、こんなにあったかいのに…メグミン…凄く潤っている…君から俺を欲しがってくれるなんて…夢のようだ…。」
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