【R18】夜の帳に聖なる契り 『転生後の異世界で、腐女子のわたしがBLネタにしていた推しに喰われる漫画を描く罰ゲーム』

DAKUNちょめ

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5話◆これこそが初夜だと?壊れます。

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「…………暗い……。」


薄暗い部屋の中でうっすらと目を開いたわたしは、見慣れない天井を見詰める。

大きな窓からは月の明かりが射し込み、部屋の中の一部だけを照らしていた。

大きなベッドにはわたし1人。


そうか、今日嫁入りしたわたしは今、ヒールナー伯爵邸に居るのだ。

どおりで見慣れない天井…わたしの部屋では無いもんな。



いつの間にか日が落ち、夜になっている。

ベッドから身体を起こしかけた途端、下腹部に痛みが走った。



「っづうう!!いでぇ!!腰!腹!下半身痛い!」



自分で言うのも何だが、色気も何もありゃしねぇ。

ベッドの上でよつん這いになりプルプルしてしまう。



「…あ、服…」



いつの間にか薄いナイトドレスを身に着けていた。

サイモンが着せてくれたのだろうか?変に気が利く。



「でもねぇ~初夜を終えた後の新妻一人部屋に残して居なくなるとかさぁ、有り得ないよね?
もっと抱き締めたりさぁ、アフターフォローってーの?
必要じゃないのー?本当に愛する奥さんならさぁ。」



照れ隠しもあったのか、どうせ誰も居ないし聞かれてないからと、薄っぺらい内容を偉そうにペラペラと饒舌に語る。


「……サイモンの妻なんて、やっぱり身に余………るうう!!!」


偉そうな屁理屈をこねたわたしは、いきなり背後から抱きすくめられ、ナイトドレスの上から肩に軽く歯が立てられた。


「おはよう、メグミン…。
俺が君を一人部屋に残して行く訳無いだろう?
ずっと…君の寝顔を見ていた。そこの椅子で。」


広い部屋の角、窓から月明かりが射し込まない位置にある椅子に腰掛け、ずっとわたしの姿を見ていたと!?何時間も!?


ま、マジすか…?ヨダレ垂らして寝てたんじゃなかろうか…わたし。つか…つか…!つーかー!!


何で?何で?何で背後のサイモンの手が、ドレスの上からわたしの胸を持ち上げてんの!!

持ち上げて…ちょっ…!先を摘まむな!両方同時にぃ!!


「さ、サイモン様…何をしてますの…?っあ!!」


快感の余韻が残る身体が、敏感に反応する。

背中が反り返り、背後のサイモンに頭を預けて胸を前に突き出すように姿勢になった。


サイモンは突き出した胸の粒を片側は親指で押し潰して弾力を愉しみ、もう片側は親指と人差し指とで摘まんで捏ねくり、固く尖る過程を愉しむ。


「あっ!あっ!ちょっ…!なん…ッでぇ…?」


「それは初夜だからな。」


背後のサイモンが耳元で囁き、わたしの耳たぶを甘噛みする。


は?初夜?……いや、終わったじゃん!!

恥ずかしいけど断言するわ!

シたじゃん!!



「夫婦が初めて迎える夜が、初夜だ……さっきは昼だったからな……」



そうね、あれは初夜ではなく、初昼ね。なるほど!

って、馬鹿じゃないの!!?なんだよ!その理屈!!



「だ、駄目でしょう…?わたし、湯浴みもしてませんし…」


「だから、尚更、いい…」


匂いフェチぃい!!出たぁあ!!


胸の粒を弄ばれただけで、わたしの身体が覚えたての快感を貪るように身体の内側から手を延ばそうとする。

それは、まだ鈍痛と裂く痛みが残る下腹部から。


痛い…まだ、こんなに痛いのに…わたしは、もうヤダって思ってる。思ってるハズなのに…

わたしの身体はわたしの意思に反するように再び与えられつつある快感を欲しがっているようだ。


なぜ、内股に冷たい感触が伝うの…?

なぜ、溢れてるのぉ!?


「や…!駄目です…!もぉ…!今日は…!」

ナイトドレスは簡単にほどけており、わたしは直にサイモンに胸を弄ばれていた。


「痛いんです!あ、あ、あ、あそこがっ!!!」


自分で言って、カァっと顔を赤くする。

脳内で「あそこって、何じゃぁ!」と一人ツッコミをする。

行為そのものも恥ずかしいけど、アホみたいな事を言ってしまう自分も恥ずかしい。人として。


「そうか…無理をさせたからな…可愛い君を見ていたら、我慢出来なくて……。」


サイモンが正面に来て、優しく抱き寄せ優しく口付けをする。

そして、わたしの身体をベッドに横たえてくれた。


ああ、分かってくれたのね……。今夜はもう寝かせて……。


…………え?



サイモンの両手が両膝にあり……いや、これ、昼もしていたな。

ガン見するなと、わめいたよな、わたし。


「さ、サイモン様っ…!!」


サイモンは返事をせず、足を開かせたわたしの丘を指で拡げると、その奥にあるバラの花弁の蜜を舌先で掬い取った。


「ど!どこ!どこ!どこをー!!」


どこを繰り返し過ぎて、太鼓みたいなアホみたいな言い回しになっている。


柔らかい、だけど力強く弾力のある舌先が、下方から上に向けツゥと縦に何度も舐め上げる。

痛みが走る箇所を何度も何度も慰めるように行き来する舌先が、やがて尖り始めた敏感な箇所を押し上げ


「くぅ!ん…!!やぁ…!」


その都度ジュクと、蜜が溢れるのが分かる。


痛かった箇所がチリチリと痛痒くなり、その痒さが舌先で慰められると和らいで気持ちがいい。


「ふ…ぁあ…ふぁ…やぁ……」


「…痛くないか?…メグミン…今、指が奥まで入ってるんだが…」


え!?ゆ、指が奥まで?…痛くなかった…ただ、ただ、気持ちが良くて……って、言えるかぁ!!


「ふ、ふぇ…!?」


間抜けな声をあげるわたしの内側で指が開かれる。

指は一本じゃなかったのね!!!


「こんな狭い場所を無理矢理抉じ開けてしまったんだ…
痛かったろうな、可哀想に…だが、俺を温かく受け入れてくれた…」



二本の指が内側で閉じたり開いたりを繰り返し、捻って回転させ、出し入れを繰り返す。

始め聞こえていた粘着質な音がやがて、水音に変わっていき、指の出入りが激しくなった。


「止まらない位に溢れてくる…メグミン、そんなに俺の指が美味しい?」


わたしには答える余裕が無く、キュッと目をつむり両手で枕元のシーツを掴んで腰を浮かせて声にならない声を出して喘ぐ。


「……メグミン、ここ好きだろう?」


わたしの声を殺して喘ぐ姿を見たサイモンが、ニヤリと笑い、意地悪をするように内側の上部を指先でノックした。


「んきゃああ!!!」


腰が大きく跳ね上がり、潤んだ目を大きく見開いて頓狂な声を上げてしまった。


「駄目だよメグミン…目を閉じて、声も殺すなんて。
俺を見て、俺に声を聞かせてくれないと。」


サイモンは口元に笑みを浮かべたまま、内側の上部をノックし続ける。

まるで、お仕置きだとでも言うかのように。


「ふあっ!あっ!だ、駄目っ…!ソコ!ゆ、許して…!」


「駄目だな、許せない。……そうだな、メグミンから俺におねだりしたら、許してあげようか?」


サイモンが笑って指を引き抜き、滴る位に濡れた自身の指先をわたしに見せ付けるようにして舐めた。



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