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4話◆脱出不可。とうとう…。
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開かれた膝を閉じようとするが、両膝に乗せられたサイモンの手がそれを許さず、開いた脚を閉じる事が出来ない。
先ほどまでサイモンの指で愛撫されていた場所が今、どのような状態になっているかを自身では確認出来ないのに、サイモンがその箇所を凝視し、満足げに目を細めるのを見てしまった。
ど、どうゆう事!?どうなっちゃってんの!?
もぉ、やだぁ…逃げ出したい…。
膝に置かれたサイモンの両手が膝から内股を撫でながら内側に滑り落ち、左右の手の平だか指だかを使ってわたしの壁を押し広げた。
ニチャと粘着質な音がした…ような気がする…
気のせい!
気のせいだと言ってぇ!
「やめて!やめて!見ないで!拡げるなぁ!だからガン見するなぁ!」
恥ずかしさに涙目になり、そんな泣き顔も見られたくなくて両手で顔を覆う。
「やめて…も、ちょっと…!ムリ!あっ…!あっ!」
顔を隠したまま必死に懇願するが聞き入れては貰えず、サイモンの指が肉芽と呼ばれる突起を指先で優しくつつき、下から押し上げたりと弄び始めた。
「メグミンは、ここを愛でられるのが好きみたいだな…段々と潤って…朝露に濡れた薄紅色のバラの花弁のように美しい。」
どこがや!!!いや、言わないでいい!!
「……どこがかと言うと…突起の下にある、君のヒダが……」
「い、言わんでいーですから!!」
肘をついてガバッと上体を起こし、涙目のままキッとサイモンを睨む。
何で言う!わたしの心を読んだのか!
「……メグミン…君は本当に…自分を曲げないと言うか…簡単には俺の物になってくれないと言うか……」
サイモンは少し困ったような笑顔を見せ、わたしの髪を撫でた。
「すみません!呆れたでしょ?初夜にこんなんって!普通の女性と違って、わたしなんて色気も無いし!だって、わたし……!」
貴方の妻になるだなんて、荷が重いし、きっと相応しくない!
もっと他に…
そんな言葉がサイモンの唇で塞がれる。
わたしの髪を撫でていた彼の左腕がわたしの背に回されて抱き寄せられ上体同士が密着する。
サイモンの胸板にわたしの乳房が押し潰され、胸が圧迫され苦しいのに、唇を塞がれたまま咥内をサイモンの舌に蹂躙される。
そんな状態でサイモンの指先がわたしの敏感な箇所を柔く弾き、その下の閉じた花弁の隙間に指を添わせ、その指の先端をツプと浅く挿した。
「っあ!っふぁ…!や…あ…!」
漏れる声ごと食むように口付けは続けられ、呼吸がままならない苦しさから顔を逃がそうとすれば、それを嗜めるかのように秘部に這う指が突起に強めに刺激を与えて苦しさから意識を逸らされる。
「あっ!あぁっ…!ダメ…!あ!」
「色気が無い?…君以上に色気のある女なんて、居ない…それに、君は可愛い…」
気のせいではなく、部屋の中に粘着質な水音が響く。
その音を出しているのが自分の身体で、理由も分かってはいるが溢れ出る花の蜜を自身で止める事が出来ず、腰を浮かせているのが指から逃れる為なのか、もっと欲しいとねだっているのかも分からない。
「あっ…指っ…やあぁ…」
「凄い、メグミン…さっきまで、キツくて指の先しか入らなかったのに…ほら、こんなに潤って…指が入りやすくなってる…」
ズブッと言うよりは、つるん、ぬるんと、抵抗が少なくなったサイモンの中指が深く花弁の中央に入り込み、内でゆっくりと指が曲げのばしされた。
「いっ…つぅ!」
指一本とは言え初めて体内に迎え入れた異物に、痛みを伴う内側からの圧迫感が強く、わたしは苦痛に顔を歪めた。
「メグミン…メグミン…愛している…。」
痛がるわたしを慰めるように愛を囁き、苦しげに顔を歪めるわたしの目尻に唇を落とすと、わたしの目尻に滲んだ涙を舌先で舐めて掬い取る。
「ふぁ…っ…あ…あ!あん…!」
バラの花と例えられた、その場所に埋められた指は本数をもう一本増やし、内側で閉じたり開いたりを繰り返しながらゆっくりと出し入れされ、徐々に入口を拡げていく。
「あっ…!あっ!ダメ…やぁ…」
わたしは、わたしが聞いた事が無い自身の声を聞いている。
甘く蕩けたような、蜂蜜みたいな声。
間違いなく自分の口から漏れている、わたしも知らないわたしの声を聞いていると、それが何だか呪文のようで…。
わたしの脳が麻痺していく。
わたしの知らない、わたしが言う。
このままトロトロに蕩けてしまいたいと。
「声…変……んあ…ぃ…ぃ……キモチぃ…」
サイモンの指を飲み込んだまま、キュウと内側を収縮させる。
捕らえた異物を離すまいと抱きしめるように。
「……ああ…駄目だ、君のそんな顔を見ていたら、俺にも余裕がない……」
そんな顔……わたしはどんな顔をしているのだろう。
サイモンの指が抜かれる。
不意に訪れる喪失感に泣くように、埋まっていた彼の指を失くした花園からは涙が溢れ出る。
「ッつ…!あ!ダメ…!あっ!」
タラタラと泣き濡れる花弁の中心に当てられた熱の楔が、狭い入口を無理矢理抉じ開けるように侵入しようとする。
「い、いたっ…!や、無理…!待って!」
わたしの腰を抱きかかえるように支え、上に擦って身体が逃げないように位置を固定され、そのままミチミチと肉を押し拡げ
「無理だ。もう待てない…君が欲しい。」
その言葉と共にズンとお腹の奥の壁に杭を打ち付けるような衝撃があり、わたしとサイモンはひとつに繋がった。
「………!!」
指とは比較にならない圧迫感に、声が出せない。
声を出したら痛みと苦しさに叫んでしまいそうで…
「…はぁ…はぁ…キツいな…」
サイモンはサイモンで、苦しげに小声で呟いてから呼吸を整え、繋がったままでわたしの顔に啄むキスを数度落とす。
「メグミン…俺の愛しい人…もう、永遠に離さない…。」
「……!!待って!や、動いちゃ…!」
深く奥まで打ち込まれた楔が引き抜かれかける。
そして再び最奥を突き上げる。
「あああっ!!ダメ!そんな!激しくぅ!!」
身体が大きくしなる。サイモンの息遣いが荒くなり、抽挿の速度が増す。ベッドの軋む音とリズミカルに響く水音に被せるように、わたしの声が重なる。
「あっ!あっ!あっ!や…!駄目ぇ!」
激しく揺さぶられる肢体、わたしの両胸が大きく上下に揺れる。
大きく揺れる乳房が扇情的だったらしく、サイモンはわたしの胸に噛み付く勢いで吸い付き、粒を甘噛みしながら抽挿の速度を抑えた。
「メグミン…君の中が気持ち良すぎて……もっと、ゆっくりと味わいたいのに……無理そうだ。」
「…え…え…?っだ!駄目ってば…!激しくは!それ駄目ぇ!」
再び激しく繰り返される深いストロークに、奏でられる淫靡な音が頭を麻痺させていく。
視界が滲む。自身の口から世話しなく漏れる浅い呼吸と喘ぐ声。
「駄目…気持ち…くて…おかしくなるっ…」
「そんなに締め付けて……俺を離したくない?」
浅く早い呼吸に熱い呼気を漏らすサイモンの口元に、嬉しそうに笑みが浮かぶ。
痛みを通り過ぎてじわじわと全身に浸透しつつある快楽に思考が蕩けて何も考えられなくなってくる。
「…離したくない……」
「……気持ちいい?……俺とするの、好き?」
「気持ちぃ…サイモンと…するの好きぃ……」
「なら、これからも、俺といっぱいする?」
「するぅ…」
聞かれた事に舌足らずなオウム返しをし、その答えに満足したのかサイモンは自身の下肢を叩きつけるように激しく腰を動かし始め、わたしの内側を激しく抉った。
「ああ!や、駄目!あ!いい……!ああ!!」
「メグミン…!!」
内側に湯を掛けられた様に熱い波が広がり、全身がわななく。
電流を流されたように小刻みに震えた身体はしっとり汗ばみ肌を紅潮させ、一度大きく痙攣してから、わたしはクタリと脱力し、ベッドに深く沈んだ身体は動けなくなった。
先ほどまでサイモンの指で愛撫されていた場所が今、どのような状態になっているかを自身では確認出来ないのに、サイモンがその箇所を凝視し、満足げに目を細めるのを見てしまった。
ど、どうゆう事!?どうなっちゃってんの!?
もぉ、やだぁ…逃げ出したい…。
膝に置かれたサイモンの両手が膝から内股を撫でながら内側に滑り落ち、左右の手の平だか指だかを使ってわたしの壁を押し広げた。
ニチャと粘着質な音がした…ような気がする…
気のせい!
気のせいだと言ってぇ!
「やめて!やめて!見ないで!拡げるなぁ!だからガン見するなぁ!」
恥ずかしさに涙目になり、そんな泣き顔も見られたくなくて両手で顔を覆う。
「やめて…も、ちょっと…!ムリ!あっ…!あっ!」
顔を隠したまま必死に懇願するが聞き入れては貰えず、サイモンの指が肉芽と呼ばれる突起を指先で優しくつつき、下から押し上げたりと弄び始めた。
「メグミンは、ここを愛でられるのが好きみたいだな…段々と潤って…朝露に濡れた薄紅色のバラの花弁のように美しい。」
どこがや!!!いや、言わないでいい!!
「……どこがかと言うと…突起の下にある、君のヒダが……」
「い、言わんでいーですから!!」
肘をついてガバッと上体を起こし、涙目のままキッとサイモンを睨む。
何で言う!わたしの心を読んだのか!
「……メグミン…君は本当に…自分を曲げないと言うか…簡単には俺の物になってくれないと言うか……」
サイモンは少し困ったような笑顔を見せ、わたしの髪を撫でた。
「すみません!呆れたでしょ?初夜にこんなんって!普通の女性と違って、わたしなんて色気も無いし!だって、わたし……!」
貴方の妻になるだなんて、荷が重いし、きっと相応しくない!
もっと他に…
そんな言葉がサイモンの唇で塞がれる。
わたしの髪を撫でていた彼の左腕がわたしの背に回されて抱き寄せられ上体同士が密着する。
サイモンの胸板にわたしの乳房が押し潰され、胸が圧迫され苦しいのに、唇を塞がれたまま咥内をサイモンの舌に蹂躙される。
そんな状態でサイモンの指先がわたしの敏感な箇所を柔く弾き、その下の閉じた花弁の隙間に指を添わせ、その指の先端をツプと浅く挿した。
「っあ!っふぁ…!や…あ…!」
漏れる声ごと食むように口付けは続けられ、呼吸がままならない苦しさから顔を逃がそうとすれば、それを嗜めるかのように秘部に這う指が突起に強めに刺激を与えて苦しさから意識を逸らされる。
「あっ!あぁっ…!ダメ…!あ!」
「色気が無い?…君以上に色気のある女なんて、居ない…それに、君は可愛い…」
気のせいではなく、部屋の中に粘着質な水音が響く。
その音を出しているのが自分の身体で、理由も分かってはいるが溢れ出る花の蜜を自身で止める事が出来ず、腰を浮かせているのが指から逃れる為なのか、もっと欲しいとねだっているのかも分からない。
「あっ…指っ…やあぁ…」
「凄い、メグミン…さっきまで、キツくて指の先しか入らなかったのに…ほら、こんなに潤って…指が入りやすくなってる…」
ズブッと言うよりは、つるん、ぬるんと、抵抗が少なくなったサイモンの中指が深く花弁の中央に入り込み、内でゆっくりと指が曲げのばしされた。
「いっ…つぅ!」
指一本とは言え初めて体内に迎え入れた異物に、痛みを伴う内側からの圧迫感が強く、わたしは苦痛に顔を歪めた。
「メグミン…メグミン…愛している…。」
痛がるわたしを慰めるように愛を囁き、苦しげに顔を歪めるわたしの目尻に唇を落とすと、わたしの目尻に滲んだ涙を舌先で舐めて掬い取る。
「ふぁ…っ…あ…あ!あん…!」
バラの花と例えられた、その場所に埋められた指は本数をもう一本増やし、内側で閉じたり開いたりを繰り返しながらゆっくりと出し入れされ、徐々に入口を拡げていく。
「あっ…!あっ!ダメ…やぁ…」
わたしは、わたしが聞いた事が無い自身の声を聞いている。
甘く蕩けたような、蜂蜜みたいな声。
間違いなく自分の口から漏れている、わたしも知らないわたしの声を聞いていると、それが何だか呪文のようで…。
わたしの脳が麻痺していく。
わたしの知らない、わたしが言う。
このままトロトロに蕩けてしまいたいと。
「声…変……んあ…ぃ…ぃ……キモチぃ…」
サイモンの指を飲み込んだまま、キュウと内側を収縮させる。
捕らえた異物を離すまいと抱きしめるように。
「……ああ…駄目だ、君のそんな顔を見ていたら、俺にも余裕がない……」
そんな顔……わたしはどんな顔をしているのだろう。
サイモンの指が抜かれる。
不意に訪れる喪失感に泣くように、埋まっていた彼の指を失くした花園からは涙が溢れ出る。
「ッつ…!あ!ダメ…!あっ!」
タラタラと泣き濡れる花弁の中心に当てられた熱の楔が、狭い入口を無理矢理抉じ開けるように侵入しようとする。
「い、いたっ…!や、無理…!待って!」
わたしの腰を抱きかかえるように支え、上に擦って身体が逃げないように位置を固定され、そのままミチミチと肉を押し拡げ
「無理だ。もう待てない…君が欲しい。」
その言葉と共にズンとお腹の奥の壁に杭を打ち付けるような衝撃があり、わたしとサイモンはひとつに繋がった。
「………!!」
指とは比較にならない圧迫感に、声が出せない。
声を出したら痛みと苦しさに叫んでしまいそうで…
「…はぁ…はぁ…キツいな…」
サイモンはサイモンで、苦しげに小声で呟いてから呼吸を整え、繋がったままでわたしの顔に啄むキスを数度落とす。
「メグミン…俺の愛しい人…もう、永遠に離さない…。」
「……!!待って!や、動いちゃ…!」
深く奥まで打ち込まれた楔が引き抜かれかける。
そして再び最奥を突き上げる。
「あああっ!!ダメ!そんな!激しくぅ!!」
身体が大きくしなる。サイモンの息遣いが荒くなり、抽挿の速度が増す。ベッドの軋む音とリズミカルに響く水音に被せるように、わたしの声が重なる。
「あっ!あっ!あっ!や…!駄目ぇ!」
激しく揺さぶられる肢体、わたしの両胸が大きく上下に揺れる。
大きく揺れる乳房が扇情的だったらしく、サイモンはわたしの胸に噛み付く勢いで吸い付き、粒を甘噛みしながら抽挿の速度を抑えた。
「メグミン…君の中が気持ち良すぎて……もっと、ゆっくりと味わいたいのに……無理そうだ。」
「…え…え…?っだ!駄目ってば…!激しくは!それ駄目ぇ!」
再び激しく繰り返される深いストロークに、奏でられる淫靡な音が頭を麻痺させていく。
視界が滲む。自身の口から世話しなく漏れる浅い呼吸と喘ぐ声。
「駄目…気持ち…くて…おかしくなるっ…」
「そんなに締め付けて……俺を離したくない?」
浅く早い呼吸に熱い呼気を漏らすサイモンの口元に、嬉しそうに笑みが浮かぶ。
痛みを通り過ぎてじわじわと全身に浸透しつつある快楽に思考が蕩けて何も考えられなくなってくる。
「…離したくない……」
「……気持ちいい?……俺とするの、好き?」
「気持ちぃ…サイモンと…するの好きぃ……」
「なら、これからも、俺といっぱいする?」
「するぅ…」
聞かれた事に舌足らずなオウム返しをし、その答えに満足したのかサイモンは自身の下肢を叩きつけるように激しく腰を動かし始め、わたしの内側を激しく抉った。
「ああ!や、駄目!あ!いい……!ああ!!」
「メグミン…!!」
内側に湯を掛けられた様に熱い波が広がり、全身がわななく。
電流を流されたように小刻みに震えた身体はしっとり汗ばみ肌を紅潮させ、一度大きく痙攣してから、わたしはクタリと脱力し、ベッドに深く沈んだ身体は動けなくなった。
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