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天空大陸~サキュバスの街でトリップ・オア・トリート
娘の消息を探す職員のガロ
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ペタッ。ペタッ。(冒険者カードをカウンターに)
[[私達は冒険者カードの作成をお願いします。(エルとアール)]]
「はい、畏まりました。(職員ガロ)」
ノアとクリストフは冒険者カードの更新に、エルとアールは開発されてから初の冒険者ギルドであった為、身分証の発行をして貰う事に。
「いやぁそれにしても、冒険者ギルド自体が久し振りですなぁノア殿。(クリストフ)」
「そうだねぇ、何だかんだ色々あったから3ヶ月振り位か。」
「冒険者ギルドへはマメに行っておいた方が良いぞ~。
月単位で行っていないと、下手すれば再発行になり兼ねないからな。(職員ガロ)」
ヴァリエンテ領での一件があった為、冒険者ギルドには暫く振りなノア達。
丁度旅立つ頃合いでフロンテイアに冒険者ギルドが建設され始めたので、仕方無いと言えば仕方無い事である。
『『キュゥウウン…』』(更新中)
「んんん?…何でこんなに更新が長いんだ?
君達本当に3ヶ月振りかい?
1年とかじゃなく。(職員ガロ)」
「はい。」
「イェア。(クリストフ)」
「…となると計器の故障かな…?まぁ後で確認するか。
ちなみにさっきの話だが、冒険者ギルドにはこまめに行っておいた方が良い。
私には娘が居るんだが、冒険者ギルドに立ち寄っていればその場所に来たと言う証となって無事が確認できるからな。(職員ガロ) 」
「ん…?その口振りですと、娘さんが行方不明なのですかな?(クリストフ)」
「あぁ、まぁね…(職員ガロ)」
更新を待つ間、職員のガロはノアへ注意を促す。
どうやらガロの娘が消息不明の様なのだ。
「保養施設のある『カステロ』に向かい、その後何故か洋裁が盛んな『アルゴダ』まで行ったのは分かっているのだが…そこから先は…(職員ガロ)」
「どちらも寄った事のある街ですな。(クリストフ)」
(なる程、職員さんが窶れているのは心労でか…)
「それに、そっち方面はあの【勇者】軍の軍勢が接近していた時期だから尚更…(職員ガロ)」
安否不明な娘を想ってか、職員のガロは眉を下げて心配そうな表情を浮かべている。
そんなガロに、ギルド内に居た他の冒険者が
「ガロさん、あまり考え過ぎない方が良いよ?(【拳士】ネハエム)」
「そうだよ、ガロさん最近寝れてないんでしょ?
また倒れちゃうよ?(【淫魔法使い】ガチクニー)」
「あ、あぁ…(職員ガロ)」
よく見ればガロの目の下にはクマがあり、明らかに寝れていない様子。
職員は他にも居るハズなので休めば良いのだが
「こうやって仕事に励んでいた方が幾分気が紛れる。
それに希望はある。悪い報せが来ないって事は何処かで無事にしていると捉える事も出来るからな…(職員ガロ)」
『『チリィン♪』』(更新完了)
「…っと、漸く更新が完了したな…
時間を取らせてしまって悪…(職員ガロ)」
更新完了の音色が聞こえたのでノアとクリストフの冒険者カードの内容を確認するガロだが、そこに表示されていた"ある数字"を見て思わず固まってしまった。
「ん?どうしたんだいガロさん。(【拳士】ネハエム)」
「おーい、ガロさーん?やっぱ休んだ方が良いんじゃない?(【淫魔法使い】ガチクニー)」
そんな職員のガロを心配した冒険者達がカウンター越しに手をヒラヒラとさせて安否を気遣う。
だがそれとは関係無くガロは覚醒し
「ち、直近3ヶ月のモンスター討伐数が69000だとぉっ!?
そこのキノコは少ないとは言えそれでも8000体ってどうなってるんだぁあっ!?(職員ガロ)」
「「えっ!?ええええっ!?」」
「何っ!?何!どうしたのガロさん!?(職員2)」
「遂に幻覚でも見たの!?(職員3)」
「いやぁ流石ですなぁノア殿。(クリストフ)」
「いやいや、僕の戦果はその3割程度。
殆ど【龍神邪火】のモノだよ。」
ヴァリエンテ領での史上最大規模の大氾濫の最前線に居たノアは【龍神邪火】の殲滅数も加算され、異常なモンスター討伐数が冒険者カードに記載されていたのだ。そりゃ誰でも驚く。
サキュバス族の冒険者もカウンターを乗り越えてカードを覗こうとしているし、ガロの咆哮にも似た叫び声で奥に居た他の女性職員も飛び出してきたのだった。
ガロ含めた3人の職員は直ぐに更新に使用した魔導具の故障を疑って何度も確認作業を行い、身分証発行に必要な情報を記入し終えたエルとアール、ギルドの隅でポツンと待機するキノコとノアをほったらかしにしていた。
その間サキュバスの冒険者2人からは何やら怪訝そうな目を向けられた事から変な疑いを想像しているのだろう。
どんな疑いを想起したのか分からないが、直ぐに職員達から答えが出るのだった。
「…魔導具に故障は見られません…全て正常に動作しています…(職員2)」
「…え?え?じゃあ本当にモンスターを6万も倒したって事…?
この人達が…?(【拳士】ネハエム)」
「う、うーん…害虫モンスターの『ゴキ(俗に言うG)』なら分かるが…(職員ガロ)」
案の定魔導具の故障では無かったが、尚更混乱する一同。
するとそこに
「混乱させてしまって申し訳ありませんぞ。
私共は最近までヴァリエンテ領に居りましたから、その時のモノで御座いましょう。(クリストフ)」
「あのー、僕の名前の所を見て貰えれば大体察して貰えると思いますよ?」
「ヴァリエンテ領…名前…?(職員ガロ)」
ここまで全員が討伐数のみに注視していた様なので、クリストフとノアが指摘に来る。
言われるままノアの名前の所を確認したガロは再び驚く事になった。
「き、【鬼神】…?
え?【鬼神】って、あの【鬼神】…?(職員ガロ)」
「え!?【鬼神】って、フリアダビア奪還で活躍したって言う…?(職員3)」
「王都で御前試合したって言う…?(職員2)」
「獣人国でも御前試合してた…?(【拳士】ネハエム)」
「【勇者】軍500人潰しの…?(【淫魔法使い】ガチクニー)」
ノアの名前の横には二つ名が記載されており、ギルドの職員や冒険者なら誰もが聞いた事あるモノであった為、皆思い思いの逸話で確認を取ってきていた。
「はい、その【鬼神】です。」
「「「「「ええええええええっ!?」」」」」
マンガ表現で言う建物が飛び上がる程の大声を上げる一同。
その後門兵が飛び込んできて詰問され、調教部屋に連行され掛けたが、今度は職員達が止めてくれた。
ちなみに職員のガロは討伐数や二つ名に目がいって気付いていなかったが、ノアの冒険者カードにある『クランメンバー』の項目にあった"娘の名前(ミダレ)"に気付くのにそこそこの時間が掛かるのだった。
[[私達は冒険者カードの作成をお願いします。(エルとアール)]]
「はい、畏まりました。(職員ガロ)」
ノアとクリストフは冒険者カードの更新に、エルとアールは開発されてから初の冒険者ギルドであった為、身分証の発行をして貰う事に。
「いやぁそれにしても、冒険者ギルド自体が久し振りですなぁノア殿。(クリストフ)」
「そうだねぇ、何だかんだ色々あったから3ヶ月振り位か。」
「冒険者ギルドへはマメに行っておいた方が良いぞ~。
月単位で行っていないと、下手すれば再発行になり兼ねないからな。(職員ガロ)」
ヴァリエンテ領での一件があった為、冒険者ギルドには暫く振りなノア達。
丁度旅立つ頃合いでフロンテイアに冒険者ギルドが建設され始めたので、仕方無いと言えば仕方無い事である。
『『キュゥウウン…』』(更新中)
「んんん?…何でこんなに更新が長いんだ?
君達本当に3ヶ月振りかい?
1年とかじゃなく。(職員ガロ)」
「はい。」
「イェア。(クリストフ)」
「…となると計器の故障かな…?まぁ後で確認するか。
ちなみにさっきの話だが、冒険者ギルドにはこまめに行っておいた方が良い。
私には娘が居るんだが、冒険者ギルドに立ち寄っていればその場所に来たと言う証となって無事が確認できるからな。(職員ガロ) 」
「ん…?その口振りですと、娘さんが行方不明なのですかな?(クリストフ)」
「あぁ、まぁね…(職員ガロ)」
更新を待つ間、職員のガロはノアへ注意を促す。
どうやらガロの娘が消息不明の様なのだ。
「保養施設のある『カステロ』に向かい、その後何故か洋裁が盛んな『アルゴダ』まで行ったのは分かっているのだが…そこから先は…(職員ガロ)」
「どちらも寄った事のある街ですな。(クリストフ)」
(なる程、職員さんが窶れているのは心労でか…)
「それに、そっち方面はあの【勇者】軍の軍勢が接近していた時期だから尚更…(職員ガロ)」
安否不明な娘を想ってか、職員のガロは眉を下げて心配そうな表情を浮かべている。
そんなガロに、ギルド内に居た他の冒険者が
「ガロさん、あまり考え過ぎない方が良いよ?(【拳士】ネハエム)」
「そうだよ、ガロさん最近寝れてないんでしょ?
また倒れちゃうよ?(【淫魔法使い】ガチクニー)」
「あ、あぁ…(職員ガロ)」
よく見ればガロの目の下にはクマがあり、明らかに寝れていない様子。
職員は他にも居るハズなので休めば良いのだが
「こうやって仕事に励んでいた方が幾分気が紛れる。
それに希望はある。悪い報せが来ないって事は何処かで無事にしていると捉える事も出来るからな…(職員ガロ)」
『『チリィン♪』』(更新完了)
「…っと、漸く更新が完了したな…
時間を取らせてしまって悪…(職員ガロ)」
更新完了の音色が聞こえたのでノアとクリストフの冒険者カードの内容を確認するガロだが、そこに表示されていた"ある数字"を見て思わず固まってしまった。
「ん?どうしたんだいガロさん。(【拳士】ネハエム)」
「おーい、ガロさーん?やっぱ休んだ方が良いんじゃない?(【淫魔法使い】ガチクニー)」
そんな職員のガロを心配した冒険者達がカウンター越しに手をヒラヒラとさせて安否を気遣う。
だがそれとは関係無くガロは覚醒し
「ち、直近3ヶ月のモンスター討伐数が69000だとぉっ!?
そこのキノコは少ないとは言えそれでも8000体ってどうなってるんだぁあっ!?(職員ガロ)」
「「えっ!?ええええっ!?」」
「何っ!?何!どうしたのガロさん!?(職員2)」
「遂に幻覚でも見たの!?(職員3)」
「いやぁ流石ですなぁノア殿。(クリストフ)」
「いやいや、僕の戦果はその3割程度。
殆ど【龍神邪火】のモノだよ。」
ヴァリエンテ領での史上最大規模の大氾濫の最前線に居たノアは【龍神邪火】の殲滅数も加算され、異常なモンスター討伐数が冒険者カードに記載されていたのだ。そりゃ誰でも驚く。
サキュバス族の冒険者もカウンターを乗り越えてカードを覗こうとしているし、ガロの咆哮にも似た叫び声で奥に居た他の女性職員も飛び出してきたのだった。
ガロ含めた3人の職員は直ぐに更新に使用した魔導具の故障を疑って何度も確認作業を行い、身分証発行に必要な情報を記入し終えたエルとアール、ギルドの隅でポツンと待機するキノコとノアをほったらかしにしていた。
その間サキュバスの冒険者2人からは何やら怪訝そうな目を向けられた事から変な疑いを想像しているのだろう。
どんな疑いを想起したのか分からないが、直ぐに職員達から答えが出るのだった。
「…魔導具に故障は見られません…全て正常に動作しています…(職員2)」
「…え?え?じゃあ本当にモンスターを6万も倒したって事…?
この人達が…?(【拳士】ネハエム)」
「う、うーん…害虫モンスターの『ゴキ(俗に言うG)』なら分かるが…(職員ガロ)」
案の定魔導具の故障では無かったが、尚更混乱する一同。
するとそこに
「混乱させてしまって申し訳ありませんぞ。
私共は最近までヴァリエンテ領に居りましたから、その時のモノで御座いましょう。(クリストフ)」
「あのー、僕の名前の所を見て貰えれば大体察して貰えると思いますよ?」
「ヴァリエンテ領…名前…?(職員ガロ)」
ここまで全員が討伐数のみに注視していた様なので、クリストフとノアが指摘に来る。
言われるままノアの名前の所を確認したガロは再び驚く事になった。
「き、【鬼神】…?
え?【鬼神】って、あの【鬼神】…?(職員ガロ)」
「え!?【鬼神】って、フリアダビア奪還で活躍したって言う…?(職員3)」
「王都で御前試合したって言う…?(職員2)」
「獣人国でも御前試合してた…?(【拳士】ネハエム)」
「【勇者】軍500人潰しの…?(【淫魔法使い】ガチクニー)」
ノアの名前の横には二つ名が記載されており、ギルドの職員や冒険者なら誰もが聞いた事あるモノであった為、皆思い思いの逸話で確認を取ってきていた。
「はい、その【鬼神】です。」
「「「「「ええええええええっ!?」」」」」
マンガ表現で言う建物が飛び上がる程の大声を上げる一同。
その後門兵が飛び込んできて詰問され、調教部屋に連行され掛けたが、今度は職員達が止めてくれた。
ちなみに職員のガロは討伐数や二つ名に目がいって気付いていなかったが、ノアの冒険者カードにある『クランメンバー』の項目にあった"娘の名前(ミダレ)"に気付くのにそこそこの時間が掛かるのだった。
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