1,044 / 1,171
ヴァリエンテ領・大規模氾濫掃討戦編~街(前哨基地)建設~
街としての形にはなった。
しおりを挟む
一式装備[弾丸戦車(タンク・ディバラ)]…『剛拳兜の装甲殻』や『剛拳兜の軟繊維』、超希少素材″『大海獣の極薄柔肌』″等を使用した全身装備。
元となったヘラクレスグーパンオオカブトの高い防御性能を維持したまま、下地に″『大海獣の極薄柔肌』″を仕込む事によって付与された衝撃吸収能力を利用し、防御と攻撃両方の両立を可能にしている。
全身が装甲であり、全身が武器でもある為、″相手にただ突っ込めば″そのまま相手を粉砕する事が可能。
溜めた衝撃を各部に伝達させて解放する事で必殺技的威力となる。
後日談にはなるが、今章の幾つか後に『対【魔王】編』が開始される際、大氾濫でモンスター相手に猛威を振るったこの一式装備が1つ他国に流れてしまう。
だが、下地に仕込まれた″『大海獣の極薄柔肌』″だけ如何なる職人が見ても″『■■■■■■■■』″としか表示されず、極薄過ぎて誰からも重要視されなかった為″『スライムの軟繊維』″で代用され、検証されないまま即実践投入された結果、多大な犠牲者を生む事になる。
パラパラ…パラ…(ドラゴネウラの破片)
「…ぉぉ…(スティルダー)」
「…す、凄ぇ…(ダッカード)」
ギェエアアアアッ!ゲェァアアアッ!
「「あ、しまっ…」」
グゲ『ドパァンッ!』ギョ『ゴチュッ!』
『『ドシャァアアアッ!』』(頭部を失ったドラゴネウラ2体撃墜。)
一式装備[弾丸戦車(タンク・ディバラ)]による性能の一端を垣間見たスティルダーとダッカード両名は、戦闘中だという事を忘れて思わず呆然としてしまった。
そこに残りのドラゴネウラ2体が迫り、危うく襲われる所だったが、寸前で頭部が吹き飛び事なきを得る。その攻撃のヌシは勿論
『『シュゥウウ…』』(揺らぐ空間)
「はぁ…やはり″矢″は″射る″に限るな…
悪かったな2人共、手を煩わせてしまったな。(レドリック)」
「「…いえ、助かりました…」」
両肩口辺りの空間が揺らいでいるレドリックが矢を射ったポーズで佇んでいた。
が、その手に弓は装備していない。だが″射って″2人を助けたのは間違いないだろう。
「…それにしても、今のは一体…
大氾濫の前兆でしょうか…(スティルダー)」
「かもな。
ダンジョンコアが形成され、巨大な繭が出現し、外の世界へ″敵情視察″に来たのかもな。
謂わばこのドラゴネウラは″斥候″みたいなものだろう。(レドリック)」
大氾濫が起こる約2週間程前の前兆として、今まで目撃例の無かったモンスターの報告が数多く上がると言う。
この地の場合、山の麓の方まで開けており、非常に見張らしも良いのでこのドラゴネウラの発生場所は巨大な繭である事は間違い無い。
つまり大氾濫の発生は早くて″2週間後″になると予想される。
まぁ大氾濫直前となれば″異常な数のモンスター″が出現するので、視覚的にも判別が付くのだ。
「一先ず観測所に居る観測班とルルイエ殿と合流し、一度街に戻ろう。
大体の発生時期が判明したから今後どう動くべきか皆で協議しないとな。(レドリック)」
後に3人の下へ向かってきている観測班・ルルイエと合流し一行は一度街へと戻るのだった。
~街建設地~
『『モコモコモコ…ピキピキピキ…』』(石灰等を混ぜた特製の土に魔力を流し防壁&長屋を建設。)
『『ダカダカッ!』』『『ガンガンガンッ!』』(建屋&防壁に簡易的な扉、梯子等を取り付ける。)
スチャッ!チャッ!チャッ!(防壁上に弓や矢、剣等を配置(先日の元カース武器)。)
『『ズズ…ズ…』』(張り巡らされた塹壕上に『ブスブスの木』製の置き罠を配置。)
「設置していたテントを回収!
住人や子供は長屋に入り、確認作業に当たって欲しい!(技術職1)」
「多少の修正は承ろう!
夜を迎える迄には修正箇所の洗い出しをしてくれ!(技術職2)」
『『『ドカドカドカッ!』』』(塹壕上に渡された橋を渡る。)
「日持ちする物資は優先的に中に入れろ!
備蓄庫にドンドン運べ!」
「薬品庫と間違えるなよ!対モンスター用の毒薬なんかもあるからな!」
街建設地では、防壁と大氾濫の間だけ住まう予定の長屋が建てられた所から、加速度的に各種設備が建てられていく。
防壁上には見張り台、モンスターの侵入を防ぐ重々しい門。
門の外には、以前グリードによって掘られた塹壕と、その上に渡された『ブスブスの木』製の置き罠。
人一人半が通れる幅の簡易的な橋は、前後の門とは別に街へと続く6ヶ所の通路へと繋がっている。
その通路は地上と地下で2つ存在。
つまり門とは別に街へと繋がる通路は、全部で12箇所あるという訳だ。
街の中は建設直後とあって、住人や戦闘・技術職が少しの間過ごす長屋と簡単な造りの倉庫がある位だ。
当初は住人、一家に1つ家屋を用意するつもりであったが、近々でダンジョンコア、先日巨大な繭が形成されたとあって簡単でありながら大人数住まう事が出来る長屋にしようという案になった。
その判断が幸いし、完成した正にその日に巨大な繭からモンスターが出現した為、この決断は正しかったと言えるだろう。
ちなみに大氾濫が終結した後、ちゃんとした家屋を建設する予定であるのだとか。
外でテント生活をしていた者達は指示通り素早く行動を開始し、街の中へ次々と入っていく。
今まで日々を過ごしていたテントがあったのは、比較的安全とは言え、誰かが巡回していなければ容易にモンスターが跋扈する危険地帯。
外界とを遮る防壁があるだけで精神的に幾分マシになる。
僅かながらの荷物を長屋に運び、腰を落ち着けて休みたい所ではあるが、休んでいる暇は無い。
街としての形が出来ただけで、機能がしっかり整っているかは定かでは無い。
最小限ではあるが、そういった機能の確認や住み易さを見る為の時間を設けたのであった。
~作業場(″完成″)~
「ぉぉ…作業場が出来てる…(デオ)」
「余裕は無いハズなのに良く拵えてくれたぜ…(ガーラ)」
人の波に呑まれる形でデオとガーラの2人も街に入ってきたのだが、ふと目をある場所に向けると、今まで土台しか設けられていなかった作業場が、誰がどう見ても鍛冶作業場(それ+工房)としてグレードアップしていたのだった。
「そりゃ、俺達の仲間にあんな素晴らしい武具を拵えてくれたんだ。
コチラもしっかりとした場所を用意しなきゃ申し訳が付かないだろう?」
「「お?」」
街の何処からか、彼等(スティルダーとダッカード)と共にここにやって来た仲間達の声がデオとガーラの耳に届いたのだった。
元となったヘラクレスグーパンオオカブトの高い防御性能を維持したまま、下地に″『大海獣の極薄柔肌』″を仕込む事によって付与された衝撃吸収能力を利用し、防御と攻撃両方の両立を可能にしている。
全身が装甲であり、全身が武器でもある為、″相手にただ突っ込めば″そのまま相手を粉砕する事が可能。
溜めた衝撃を各部に伝達させて解放する事で必殺技的威力となる。
後日談にはなるが、今章の幾つか後に『対【魔王】編』が開始される際、大氾濫でモンスター相手に猛威を振るったこの一式装備が1つ他国に流れてしまう。
だが、下地に仕込まれた″『大海獣の極薄柔肌』″だけ如何なる職人が見ても″『■■■■■■■■』″としか表示されず、極薄過ぎて誰からも重要視されなかった為″『スライムの軟繊維』″で代用され、検証されないまま即実践投入された結果、多大な犠牲者を生む事になる。
パラパラ…パラ…(ドラゴネウラの破片)
「…ぉぉ…(スティルダー)」
「…す、凄ぇ…(ダッカード)」
ギェエアアアアッ!ゲェァアアアッ!
「「あ、しまっ…」」
グゲ『ドパァンッ!』ギョ『ゴチュッ!』
『『ドシャァアアアッ!』』(頭部を失ったドラゴネウラ2体撃墜。)
一式装備[弾丸戦車(タンク・ディバラ)]による性能の一端を垣間見たスティルダーとダッカード両名は、戦闘中だという事を忘れて思わず呆然としてしまった。
そこに残りのドラゴネウラ2体が迫り、危うく襲われる所だったが、寸前で頭部が吹き飛び事なきを得る。その攻撃のヌシは勿論
『『シュゥウウ…』』(揺らぐ空間)
「はぁ…やはり″矢″は″射る″に限るな…
悪かったな2人共、手を煩わせてしまったな。(レドリック)」
「「…いえ、助かりました…」」
両肩口辺りの空間が揺らいでいるレドリックが矢を射ったポーズで佇んでいた。
が、その手に弓は装備していない。だが″射って″2人を助けたのは間違いないだろう。
「…それにしても、今のは一体…
大氾濫の前兆でしょうか…(スティルダー)」
「かもな。
ダンジョンコアが形成され、巨大な繭が出現し、外の世界へ″敵情視察″に来たのかもな。
謂わばこのドラゴネウラは″斥候″みたいなものだろう。(レドリック)」
大氾濫が起こる約2週間程前の前兆として、今まで目撃例の無かったモンスターの報告が数多く上がると言う。
この地の場合、山の麓の方まで開けており、非常に見張らしも良いのでこのドラゴネウラの発生場所は巨大な繭である事は間違い無い。
つまり大氾濫の発生は早くて″2週間後″になると予想される。
まぁ大氾濫直前となれば″異常な数のモンスター″が出現するので、視覚的にも判別が付くのだ。
「一先ず観測所に居る観測班とルルイエ殿と合流し、一度街に戻ろう。
大体の発生時期が判明したから今後どう動くべきか皆で協議しないとな。(レドリック)」
後に3人の下へ向かってきている観測班・ルルイエと合流し一行は一度街へと戻るのだった。
~街建設地~
『『モコモコモコ…ピキピキピキ…』』(石灰等を混ぜた特製の土に魔力を流し防壁&長屋を建設。)
『『ダカダカッ!』』『『ガンガンガンッ!』』(建屋&防壁に簡易的な扉、梯子等を取り付ける。)
スチャッ!チャッ!チャッ!(防壁上に弓や矢、剣等を配置(先日の元カース武器)。)
『『ズズ…ズ…』』(張り巡らされた塹壕上に『ブスブスの木』製の置き罠を配置。)
「設置していたテントを回収!
住人や子供は長屋に入り、確認作業に当たって欲しい!(技術職1)」
「多少の修正は承ろう!
夜を迎える迄には修正箇所の洗い出しをしてくれ!(技術職2)」
『『『ドカドカドカッ!』』』(塹壕上に渡された橋を渡る。)
「日持ちする物資は優先的に中に入れろ!
備蓄庫にドンドン運べ!」
「薬品庫と間違えるなよ!対モンスター用の毒薬なんかもあるからな!」
街建設地では、防壁と大氾濫の間だけ住まう予定の長屋が建てられた所から、加速度的に各種設備が建てられていく。
防壁上には見張り台、モンスターの侵入を防ぐ重々しい門。
門の外には、以前グリードによって掘られた塹壕と、その上に渡された『ブスブスの木』製の置き罠。
人一人半が通れる幅の簡易的な橋は、前後の門とは別に街へと続く6ヶ所の通路へと繋がっている。
その通路は地上と地下で2つ存在。
つまり門とは別に街へと繋がる通路は、全部で12箇所あるという訳だ。
街の中は建設直後とあって、住人や戦闘・技術職が少しの間過ごす長屋と簡単な造りの倉庫がある位だ。
当初は住人、一家に1つ家屋を用意するつもりであったが、近々でダンジョンコア、先日巨大な繭が形成されたとあって簡単でありながら大人数住まう事が出来る長屋にしようという案になった。
その判断が幸いし、完成した正にその日に巨大な繭からモンスターが出現した為、この決断は正しかったと言えるだろう。
ちなみに大氾濫が終結した後、ちゃんとした家屋を建設する予定であるのだとか。
外でテント生活をしていた者達は指示通り素早く行動を開始し、街の中へ次々と入っていく。
今まで日々を過ごしていたテントがあったのは、比較的安全とは言え、誰かが巡回していなければ容易にモンスターが跋扈する危険地帯。
外界とを遮る防壁があるだけで精神的に幾分マシになる。
僅かながらの荷物を長屋に運び、腰を落ち着けて休みたい所ではあるが、休んでいる暇は無い。
街としての形が出来ただけで、機能がしっかり整っているかは定かでは無い。
最小限ではあるが、そういった機能の確認や住み易さを見る為の時間を設けたのであった。
~作業場(″完成″)~
「ぉぉ…作業場が出来てる…(デオ)」
「余裕は無いハズなのに良く拵えてくれたぜ…(ガーラ)」
人の波に呑まれる形でデオとガーラの2人も街に入ってきたのだが、ふと目をある場所に向けると、今まで土台しか設けられていなかった作業場が、誰がどう見ても鍛冶作業場(それ+工房)としてグレードアップしていたのだった。
「そりゃ、俺達の仲間にあんな素晴らしい武具を拵えてくれたんだ。
コチラもしっかりとした場所を用意しなきゃ申し訳が付かないだろう?」
「「お?」」
街の何処からか、彼等(スティルダーとダッカード)と共にここにやって来た仲間達の声がデオとガーラの耳に届いたのだった。
75
お気に入りに追加
1,968
あなたにおすすめの小説

こちらの異世界で頑張ります
kotaro
ファンタジー
原 雪は、初出勤で事故にあい死亡する。神様に第二の人生を授かり幼女の姿で
魔の森に降り立つ 其処で獣魔となるフェンリルと出合い後の保護者となる冒険者と出合う。
様々の事が起こり解決していく

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。

黄金の魔導書使い -でも、騒動は来ないで欲しいー
志位斗 茂家波
ファンタジー
‥‥‥魔導書(グリモワール)。それは、不思議な儀式によって、人はその書物を手に入れ、そして体の中に取り込むのである。
そんな魔導書の中に、とんでもない力を持つものが、ある時出現し、そしてある少年の手に渡った。
‥‥うん、出来ればさ、まだまともなのが欲しかった。けれども強すぎる力故に、狙ってくる奴とかが出てきて本当に大変なんだけど!?責任者出てこぉぉぉぃ!!
これは、その魔導書を手に入れたが故に、のんびりしたいのに何かしらの騒動に巻き込まれる、ある意味哀れな最強の少年の物語である。
「小説家になろう」様でも投稿しています。作者名は同じです。基本的にストーリー重視ですが、誤字指摘などがあるなら受け付けます。

子爵家の長男ですが魔法適性が皆無だったので孤児院に預けられました。変化魔法があれば魔法適性なんて無くても無問題!
八神
ファンタジー
主人公『リデック・ゼルハイト』は子爵家の長男として産まれたが、検査によって『魔法適性が一切無い』と判明したため父親である当主の判断で孤児院に預けられた。
『魔法適性』とは読んで字のごとく魔法を扱う適性である。
魔力を持つ人間には差はあれど基本的にみんな生まれつき様々な属性の魔法適性が備わっている。
しかし例外というのはどの世界にも存在し、魔力を持つ人間の中にもごく稀に魔法適性が全くない状態で産まれてくる人も…
そんな主人公、リデックが5歳になったある日…ふと前世の記憶を思い出し、魔法適性に関係の無い変化魔法に目をつける。
しかしその魔法は『魔物に変身する』というもので人々からはあまり好意的に思われていない魔法だった。
…はたして主人公の運命やいかに…

『転生したら「村」だった件 〜最強の移動要塞で世界を救います〜』
ソコニ
ファンタジー
29歳の過労死サラリーマン・御影要が目覚めたのは、なんと「村」として転生した姿だった。
誰もいない村の守護者となった要は、偶然迷い込んできた少年リオを最初の住民として迎え入れ、徐々に「村」としての力を開花させていく。【村レベル:1】【住民数:0】【スキル:基本生活機能】から始まった異世界生活。

病弱が転生 ~やっぱり体力は無いけれど知識だけは豊富です~
於田縫紀
ファンタジー
ここは魔法がある世界。ただし各人がそれぞれ遺伝で受け継いだ魔法や日常生活に使える魔法を持っている。商家の次男に生まれた俺が受け継いだのは鑑定魔法、商売で使うにはいいが今一つさえない魔法だ。
しかし流行風邪で寝込んだ俺は前世の記憶を思い出す。病弱で病院からほとんど出る事無く日々を送っていた頃の記憶と、動けないかわりにネットや読書で知識を詰め込んだ知識を。
そしてある日、白い花を見て鑑定した事で、俺は前世の知識を使ってお金を稼げそうな事に気付いた。ならば今のぱっとしない暮らしをもっと豊かにしよう。俺は親友のシンハ君と挑戦を開始した。
対人戦闘ほぼ無し、知識チート系学園ものです。

異世界に転生した社畜は調合師としてのんびりと生きていく。~ただの生産職だと思っていたら、結構ヤバい職でした~
夢宮
ファンタジー
台風が接近していて避難勧告が出されているにも関わらず出勤させられていた社畜──渡部与一《わたべよいち》。
雨で視界が悪いなか、信号無視をした車との接触事故で命を落としてしまう。
女神に即断即決で異世界転生を決められ、パパっと送り出されてしまうのだが、幸いなことに女神の気遣いによって職業とスキルを手に入れる──生産職の『調合師』という職業とそのスキルを。
異世界に転生してからふたりの少女に助けられ、港町へと向かい、物語は動き始める。
調合師としての立場を知り、それを利用しようとする者に悩まされながらも生きていく。
そんな与一ののんびりしたくてものんびりできない異世界生活が今、始まる。
※2話から登場人物の描写に入りますので、のんびりと読んでいただけたらなと思います。
※サブタイトル追加しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる