789 / 1,171
獣人国編~国交式典・解放・擬似的大氾濫~
【魔王】軍の武装
しおりを挟む
「うおっ!何だあのデケェのは!?
さっきはあんなの居なかったぞ!」
「チッ!羽化直後を狙ってきたか!
イスケルダ!″AMR-998(アンチマテリアルレールガン)″を私に寄越せ!私が処理してやる!」
「あいよ!
″武器使用権限AMR-998(アンチマテリアルレールガン)″だ!さっさと寄越せ!」
″了解しました。
AMR-998(アンチマテリアルレールガン)魔力充填率79%、弾数7発です、どうぞ。″
『『『ギュン!』』』
『『『バチバチバチ…』』』
セルトに指示され、イスケルダが応えて何やら唱えると、装備から音声が聞こえた後にセルトの手元に2メル程の銃器が現れた。
カチッカチッカチッ!
『『『ギュゥウウウン…』』』
銃器から延びるコードを自身の装備に繋げると、砲身が光りチャージを開始した。
「この距離なら重力誤差等は気にしなくて良いだろう。」
″勿論です。いつでもどうぞ。″
『バッ『ビゥンッ!!』』
セルトが手にした銃器の砲身から強烈な光が発せられた直後、光の帯が亜音速で発射された。
それは真っ直ぐに、そして発射とほぼ同時にノア達の下に着弾した。
~ノア達一行~
『危『ビゥンッ!!』ねっ!』ババッ!
「え?(ナサケ)」
〔『『バヂュンッ!』おあっ!?』〕
『『『『ドガガガガガガガガッ!』』』』
〔エ、エルダークラーケン様っ!?〕
300メル程にまで接近したエボル・バトフライの直下から閃光が飛んできた。
普段からグリードのプラズマレーザーを掻い潜っているノアは即座に反応して姿勢を低くしてこれを回避。
流れ弾は<人化>形態のエルダークラーケンの脛に命中し。あまりの威力と弾速に、50メルもある巨体がド派手に転倒した。
ジュゥウウウ…ズダンッ!
〔『我の甲殻が溶解するとは…だが試合場での″龍神″程の火力は無い様だな。
ならば問題無い!』〕
脛の辺りの甲殻がマグマの様に赤熱して大きく抉れているが、本体の方には何ら影響が無い様だ。
「ノ、ノア君今のは…?(ナサケ)」
『ナサケさん今の見えましたか!?』
「あ、あぁ、一瞬だけど光の筋が見えた様な…(ナサケ)」
『よし!じゃあ自力で避けて下さいね!』ダッ!
(なんですと!!!!?(ナサケ))
″視界に映るなら避けれる!″を地で行くノアからの無理難題に、ナサケは固まってしまった。
「飛び道具は効かないか…
イスケルダ、″SPV-B(超出力振動ブレード)″を出せ、前に出る。
お前はここからあのデカいヤツの頭部を狙え、何がなんでも通すなよ。」
「無茶キツイぜ?
アンチマテリアルを避けるガキに、それを耐える巨人を近づけさせるなだぁ?
やってやろうじゃねえか!
″武器使用権限″EMR-PB60(炸裂魔力徹甲弾)とA to a-S(腕部装着型スタンプロテクター)を寄越せ!」
″了解しました。
EMR-PB60(炸裂魔力徹甲弾)とA to a-S(腕部装着型スタンプロテクター)です。
魔力充填率100%です。″
ガションッ!バチィンッ!
「追加だ、″MP-G(魔力貫通銃)″もくれ。」
″了解しました。
素材不足な為、【魔王】軍製初期のMP-G(魔力貫通銃)になります。
精度に難がありますが、耐久性はピカイチです。″
「ありがとう。
では参るぞ!″加速″!」バヒュンッ!
「はっはー!総力戦を思い出すぜ!」ガションッ!
イスケルダは、肩に担ぐ程の大きさの銃器EMR-PB60(炸裂魔力徹甲弾)を背負い、身に付けている全身装備には、瞬間的に高い電圧が流れる装置A to a-S(腕部装着型スタンプロテクター)が装着された。
セルトは、右手に刀の形状のSPV-B(超出力振動ブレード)。
左手には掌に収まるサイズの銃器MP-G(魔力貫通銃)を装備して迫り来るノアの下へと駆けていった。
『っ!何かが高速で来る!?
グリードはエルダークラーケンさんと共にあの蝶に!
ナサケさんはクリスト『ズザッ!』『ガギィンッ!』くっ!新手か!』
ギギギギギギギッ!
「…貴様がイスケルダを送り返したと言う少年か?
私の剣撃を初見で迎撃するとはやるな。」
ダンッ!ダンッ!
『ブッ!?ぐぅっ!』
超高速で先頭に居たノアに斬り掛かってきたセルトだが、自前の反射神経で迎撃されてしまった。
荒鬼神ノ化身でSPV-B(超出力振動ブレード)をギリギリで受け止めたのだが、セルトが手にしていた小型の銃器MP-G(魔力貫通銃)がノアの頭部を大きく揺さぶる。
通常状態であったらただでは済まなかったが、力の制御下にあった為、貫通せずに弾く事が出来た。
とは言え、ハンマーでぶっ叩かれたかの様な強い衝撃を受けて思わずたたらを踏んでしまった。
ダンッ!ダンッ!
バッ!『ぐっ!』
ガガンッ!
ザッ!『ふっ!』
ガンガンッ!
ヒュッ!『オオッ!』ボッ!
ズムンッ!「くっ…!」ズザザッ!
その後も斬り結んだ状態でセルトからMP-G(魔力貫通銃)による追撃が連続して行われるも、密着している状態にも関わらず、何とか回避し続けるノアは、セルトの腹部に強烈な拳を打ち込んで距離を取る事に成功した。
ピピッ!
″装甲耐久力が82%までダウン!
装甲耐久力が82%までダウン!″
「生身でMP-G(魔力貫通銃)を弾き、恐ろしい程の反射神経や人間離れした膂力を持つ…
見た目は人間の子供だが、貴様本当に人間か…?」
『産まれてこのかた15年、人間のつもりで暮らしてきたけどね。
見た事も無い装備に武器。
″イスケルダを送り返した″と言ってた事から、さっきの人の仲間。
そして【魔王】の配下だな…?』
「む…ヤツめ名乗って無かったか…まぁ仕方無い。
その通り私は【魔王】軍配下にして【魔王】様より産み出された存在セルトだ。
これより私達は新天地へと赴く故旅の準備をしていただけだ。
ここで大人しく見逃すのならこれ以上手荒な真似はしない。」
『両眼に″造魔核″を仕込んだ巨大な蝶で旅に向かわせる訳にはいかないでしょ?』
「…何故貴様の様な子供が″造魔か『ズンッ!ズンッ!ズンッ!』
『『『ズガガガッ!』』』
〔『ノア殿!其奴は?』〕
ズルッ!
〔主様、そいつも食い殺して差し上げましょうか?〕
ノアの発言をいぶかしむセルトだが、ノアの下に<人化>形態のエルダークラーケン、<人化>形態のグリードが地面から出現。
その直ぐ後にノアからの指示を受けナサケを護衛するクリストフがやって来た。
『2人はあの″デカい蝶″をお願いします。
クリストフはそのまま護衛を継続。
コイツは僕が相手する。』
〔『気を付けろよノア殿。
奴らは得体の知れない武装を持っておる。
技術力は恐らく我が国以上だ。』〕ズダンッ!
〔お気を付け下さい主様。いつでもお呼び下さい。〕ズルンッ!
「気を付けなされよノア殿。(クリストフ)」ザッ!
「私の事は気にするな、大抵の事は私の″能力″でどうにかする。(ナサケ)」ザッ!
指示を受けた一同は、ノアに注意を促しつつエボル・バトフライの下へと走り出す。
だがそう易々と通してくれる訳も無く
「″減速″」
『『『ズゥウウウウ…』』』
『……っ…………!』
セルトが何やら口にすると、ノアを含めた各々の体感時間が延びる感覚を得る。
その代わりに、目の前に居たハズのセルトが既にクリストフに護衛されているナサケの直ぐ近くにまで接近していた。
(あのデカいのと女はイスケルダに任せて大した事無さそうなキノコ(?)と人間を先に処分しましょう。
『ゾリッ!』
…さて、この子供、どう処理して…ん?)
接近したセルトは、ナサケの首を意図も容易く撥ね飛ばし、直ぐにノアの処理について思案しようとしたが、思いもしない事が発生した。
『『『『ボシュゥウウッ!』』』』
「!?」
その場からエボル・バトフライに向けて駆け出そうとしたエルダークラーケン、グリード、クリストフ、ナサケの4人がまるで霞の様に霧散して姿を消した。
突然の事に驚き、後方のイスケルダが居るであろう場所に目をやると、エルダークラーケンはエボル・バトフライに。
グリードはイスケルダと。クリストフとナサケはその周囲に佇んでいた。
どうやらセルトは、今の今まで4人の″幻影″を見ていた様であった。
「…何が…『ォン…』ん?」
ゴシャッ!
「ぶぉっ!?」『プツン!』
思考が停止していたセルトの側頭部をノアの荒鬼神ノ化身が襲う。
セルトが″減速″を発動したものの即座に反応したノアが既に攻撃を仕掛けていた様だ。
セルトの上体が大きくぐらつくと、発動していた″減速″は解除された。
『せぇぇんとぅおぅちぃゅう(戦闘中)に余所見は良くないんじゃない?』
さっきはあんなの居なかったぞ!」
「チッ!羽化直後を狙ってきたか!
イスケルダ!″AMR-998(アンチマテリアルレールガン)″を私に寄越せ!私が処理してやる!」
「あいよ!
″武器使用権限AMR-998(アンチマテリアルレールガン)″だ!さっさと寄越せ!」
″了解しました。
AMR-998(アンチマテリアルレールガン)魔力充填率79%、弾数7発です、どうぞ。″
『『『ギュン!』』』
『『『バチバチバチ…』』』
セルトに指示され、イスケルダが応えて何やら唱えると、装備から音声が聞こえた後にセルトの手元に2メル程の銃器が現れた。
カチッカチッカチッ!
『『『ギュゥウウウン…』』』
銃器から延びるコードを自身の装備に繋げると、砲身が光りチャージを開始した。
「この距離なら重力誤差等は気にしなくて良いだろう。」
″勿論です。いつでもどうぞ。″
『バッ『ビゥンッ!!』』
セルトが手にした銃器の砲身から強烈な光が発せられた直後、光の帯が亜音速で発射された。
それは真っ直ぐに、そして発射とほぼ同時にノア達の下に着弾した。
~ノア達一行~
『危『ビゥンッ!!』ねっ!』ババッ!
「え?(ナサケ)」
〔『『バヂュンッ!』おあっ!?』〕
『『『『ドガガガガガガガガッ!』』』』
〔エ、エルダークラーケン様っ!?〕
300メル程にまで接近したエボル・バトフライの直下から閃光が飛んできた。
普段からグリードのプラズマレーザーを掻い潜っているノアは即座に反応して姿勢を低くしてこれを回避。
流れ弾は<人化>形態のエルダークラーケンの脛に命中し。あまりの威力と弾速に、50メルもある巨体がド派手に転倒した。
ジュゥウウウ…ズダンッ!
〔『我の甲殻が溶解するとは…だが試合場での″龍神″程の火力は無い様だな。
ならば問題無い!』〕
脛の辺りの甲殻がマグマの様に赤熱して大きく抉れているが、本体の方には何ら影響が無い様だ。
「ノ、ノア君今のは…?(ナサケ)」
『ナサケさん今の見えましたか!?』
「あ、あぁ、一瞬だけど光の筋が見えた様な…(ナサケ)」
『よし!じゃあ自力で避けて下さいね!』ダッ!
(なんですと!!!!?(ナサケ))
″視界に映るなら避けれる!″を地で行くノアからの無理難題に、ナサケは固まってしまった。
「飛び道具は効かないか…
イスケルダ、″SPV-B(超出力振動ブレード)″を出せ、前に出る。
お前はここからあのデカいヤツの頭部を狙え、何がなんでも通すなよ。」
「無茶キツイぜ?
アンチマテリアルを避けるガキに、それを耐える巨人を近づけさせるなだぁ?
やってやろうじゃねえか!
″武器使用権限″EMR-PB60(炸裂魔力徹甲弾)とA to a-S(腕部装着型スタンプロテクター)を寄越せ!」
″了解しました。
EMR-PB60(炸裂魔力徹甲弾)とA to a-S(腕部装着型スタンプロテクター)です。
魔力充填率100%です。″
ガションッ!バチィンッ!
「追加だ、″MP-G(魔力貫通銃)″もくれ。」
″了解しました。
素材不足な為、【魔王】軍製初期のMP-G(魔力貫通銃)になります。
精度に難がありますが、耐久性はピカイチです。″
「ありがとう。
では参るぞ!″加速″!」バヒュンッ!
「はっはー!総力戦を思い出すぜ!」ガションッ!
イスケルダは、肩に担ぐ程の大きさの銃器EMR-PB60(炸裂魔力徹甲弾)を背負い、身に付けている全身装備には、瞬間的に高い電圧が流れる装置A to a-S(腕部装着型スタンプロテクター)が装着された。
セルトは、右手に刀の形状のSPV-B(超出力振動ブレード)。
左手には掌に収まるサイズの銃器MP-G(魔力貫通銃)を装備して迫り来るノアの下へと駆けていった。
『っ!何かが高速で来る!?
グリードはエルダークラーケンさんと共にあの蝶に!
ナサケさんはクリスト『ズザッ!』『ガギィンッ!』くっ!新手か!』
ギギギギギギギッ!
「…貴様がイスケルダを送り返したと言う少年か?
私の剣撃を初見で迎撃するとはやるな。」
ダンッ!ダンッ!
『ブッ!?ぐぅっ!』
超高速で先頭に居たノアに斬り掛かってきたセルトだが、自前の反射神経で迎撃されてしまった。
荒鬼神ノ化身でSPV-B(超出力振動ブレード)をギリギリで受け止めたのだが、セルトが手にしていた小型の銃器MP-G(魔力貫通銃)がノアの頭部を大きく揺さぶる。
通常状態であったらただでは済まなかったが、力の制御下にあった為、貫通せずに弾く事が出来た。
とは言え、ハンマーでぶっ叩かれたかの様な強い衝撃を受けて思わずたたらを踏んでしまった。
ダンッ!ダンッ!
バッ!『ぐっ!』
ガガンッ!
ザッ!『ふっ!』
ガンガンッ!
ヒュッ!『オオッ!』ボッ!
ズムンッ!「くっ…!」ズザザッ!
その後も斬り結んだ状態でセルトからMP-G(魔力貫通銃)による追撃が連続して行われるも、密着している状態にも関わらず、何とか回避し続けるノアは、セルトの腹部に強烈な拳を打ち込んで距離を取る事に成功した。
ピピッ!
″装甲耐久力が82%までダウン!
装甲耐久力が82%までダウン!″
「生身でMP-G(魔力貫通銃)を弾き、恐ろしい程の反射神経や人間離れした膂力を持つ…
見た目は人間の子供だが、貴様本当に人間か…?」
『産まれてこのかた15年、人間のつもりで暮らしてきたけどね。
見た事も無い装備に武器。
″イスケルダを送り返した″と言ってた事から、さっきの人の仲間。
そして【魔王】の配下だな…?』
「む…ヤツめ名乗って無かったか…まぁ仕方無い。
その通り私は【魔王】軍配下にして【魔王】様より産み出された存在セルトだ。
これより私達は新天地へと赴く故旅の準備をしていただけだ。
ここで大人しく見逃すのならこれ以上手荒な真似はしない。」
『両眼に″造魔核″を仕込んだ巨大な蝶で旅に向かわせる訳にはいかないでしょ?』
「…何故貴様の様な子供が″造魔か『ズンッ!ズンッ!ズンッ!』
『『『ズガガガッ!』』』
〔『ノア殿!其奴は?』〕
ズルッ!
〔主様、そいつも食い殺して差し上げましょうか?〕
ノアの発言をいぶかしむセルトだが、ノアの下に<人化>形態のエルダークラーケン、<人化>形態のグリードが地面から出現。
その直ぐ後にノアからの指示を受けナサケを護衛するクリストフがやって来た。
『2人はあの″デカい蝶″をお願いします。
クリストフはそのまま護衛を継続。
コイツは僕が相手する。』
〔『気を付けろよノア殿。
奴らは得体の知れない武装を持っておる。
技術力は恐らく我が国以上だ。』〕ズダンッ!
〔お気を付け下さい主様。いつでもお呼び下さい。〕ズルンッ!
「気を付けなされよノア殿。(クリストフ)」ザッ!
「私の事は気にするな、大抵の事は私の″能力″でどうにかする。(ナサケ)」ザッ!
指示を受けた一同は、ノアに注意を促しつつエボル・バトフライの下へと走り出す。
だがそう易々と通してくれる訳も無く
「″減速″」
『『『ズゥウウウウ…』』』
『……っ…………!』
セルトが何やら口にすると、ノアを含めた各々の体感時間が延びる感覚を得る。
その代わりに、目の前に居たハズのセルトが既にクリストフに護衛されているナサケの直ぐ近くにまで接近していた。
(あのデカいのと女はイスケルダに任せて大した事無さそうなキノコ(?)と人間を先に処分しましょう。
『ゾリッ!』
…さて、この子供、どう処理して…ん?)
接近したセルトは、ナサケの首を意図も容易く撥ね飛ばし、直ぐにノアの処理について思案しようとしたが、思いもしない事が発生した。
『『『『ボシュゥウウッ!』』』』
「!?」
その場からエボル・バトフライに向けて駆け出そうとしたエルダークラーケン、グリード、クリストフ、ナサケの4人がまるで霞の様に霧散して姿を消した。
突然の事に驚き、後方のイスケルダが居るであろう場所に目をやると、エルダークラーケンはエボル・バトフライに。
グリードはイスケルダと。クリストフとナサケはその周囲に佇んでいた。
どうやらセルトは、今の今まで4人の″幻影″を見ていた様であった。
「…何が…『ォン…』ん?」
ゴシャッ!
「ぶぉっ!?」『プツン!』
思考が停止していたセルトの側頭部をノアの荒鬼神ノ化身が襲う。
セルトが″減速″を発動したものの即座に反応したノアが既に攻撃を仕掛けていた様だ。
セルトの上体が大きくぐらつくと、発動していた″減速″は解除された。
『せぇぇんとぅおぅちぃゅう(戦闘中)に余所見は良くないんじゃない?』
22
お気に入りに追加
1,968
あなたにおすすめの小説

生まれる世界を間違えた俺は女神様に異世界召喚されました【リメイク版】
雪乃カナ
ファンタジー
世界が退屈でしかなかった1人の少年〝稗月倖真〟──彼は生まれつきチート級の身体能力と力を持っていた。だが同時に生まれた現代世界ではその力を持て余す退屈な日々を送っていた。
そんなある日いつものように孤児院の自室で起床し「退屈だな」と、呟いたその瞬間、突如現れた〝光の渦〟に吸い込まれてしまう!
気づくと辺りは白く光る見た事の無い部屋に!?
するとそこに女神アルテナが現れて「取り敢えず異世界で魔王を倒してきてもらえませんか♪」と頼まれる。
だが、異世界に着くと前途多難なことばかり、思わず「おい、アルテナ、聞いてないぞ!」と、叫びたくなるような事態も発覚したり──
でも、何はともあれ、女神様に異世界召喚されることになり、生まれた世界では持て余したチート級の力を使い、異世界へと魔王を倒しに行く主人公の、異世界ファンタジー物語!!

こちらの異世界で頑張ります
kotaro
ファンタジー
原 雪は、初出勤で事故にあい死亡する。神様に第二の人生を授かり幼女の姿で
魔の森に降り立つ 其処で獣魔となるフェンリルと出合い後の保護者となる冒険者と出合う。
様々の事が起こり解決していく

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。

子爵家の長男ですが魔法適性が皆無だったので孤児院に預けられました。変化魔法があれば魔法適性なんて無くても無問題!
八神
ファンタジー
主人公『リデック・ゼルハイト』は子爵家の長男として産まれたが、検査によって『魔法適性が一切無い』と判明したため父親である当主の判断で孤児院に預けられた。
『魔法適性』とは読んで字のごとく魔法を扱う適性である。
魔力を持つ人間には差はあれど基本的にみんな生まれつき様々な属性の魔法適性が備わっている。
しかし例外というのはどの世界にも存在し、魔力を持つ人間の中にもごく稀に魔法適性が全くない状態で産まれてくる人も…
そんな主人公、リデックが5歳になったある日…ふと前世の記憶を思い出し、魔法適性に関係の無い変化魔法に目をつける。
しかしその魔法は『魔物に変身する』というもので人々からはあまり好意的に思われていない魔法だった。
…はたして主人公の運命やいかに…

『転生したら「村」だった件 〜最強の移動要塞で世界を救います〜』
ソコニ
ファンタジー
29歳の過労死サラリーマン・御影要が目覚めたのは、なんと「村」として転生した姿だった。
誰もいない村の守護者となった要は、偶然迷い込んできた少年リオを最初の住民として迎え入れ、徐々に「村」としての力を開花させていく。【村レベル:1】【住民数:0】【スキル:基本生活機能】から始まった異世界生活。

はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~
緋色優希
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。

病弱が転生 ~やっぱり体力は無いけれど知識だけは豊富です~
於田縫紀
ファンタジー
ここは魔法がある世界。ただし各人がそれぞれ遺伝で受け継いだ魔法や日常生活に使える魔法を持っている。商家の次男に生まれた俺が受け継いだのは鑑定魔法、商売で使うにはいいが今一つさえない魔法だ。
しかし流行風邪で寝込んだ俺は前世の記憶を思い出す。病弱で病院からほとんど出る事無く日々を送っていた頃の記憶と、動けないかわりにネットや読書で知識を詰め込んだ知識を。
そしてある日、白い花を見て鑑定した事で、俺は前世の知識を使ってお金を稼げそうな事に気付いた。ならば今のぱっとしない暮らしをもっと豊かにしよう。俺は親友のシンハ君と挑戦を開始した。
対人戦闘ほぼ無し、知識チート系学園ものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる