713 / 1,172
獣人国編~御前試合の代表決め~
(鞭打ち刑-暴力成分)×叩き手の技量=?
しおりを挟む
「ここだ。
軽めとは言え、鞭打ちを行うに適した施設だ。
本来鞭打ちとはとても重い刑罰で、これを耐えきった者には断固たる意志が宿ると言われている。
″洗脳″されていたとは言え、ここで罪の意識を洗い流し、新しい人生の第一歩とするのだ!(リーバー)」
「あぁ、やってやる…やってやるさ!(アーク)」
「「「アーク、頑張って!」」」
至極真面目な表情でリーバーが言うものだから、何と無く雰囲気に流されている【勇者】パーティだが、それでも何か腑に落ちない表情の2人。
「まぁ別の意味で″新しい人生の第一歩″にはなるかも…「バラス、俺達が元居た世界の常識とこちらの世界の常識を比較するのは宜しくないぞ。(アルキラー)」
そうバラスを諭し、平静を保つアルキラーだったが、施設…と言うか店から出てきた人物を見てその考えは吹き飛んだのであった。
ガチャ。
「あら、アンタが刑を受けに来たって仔ね?
どうも、鞭打ち刑執行官のフィリアよ…おっ!?(フィリア)」
( ̄b ̄)( ̄b ̄)(シーッ。)
何と【暗殺】であるバラス、アルキラーの教え子とも言える"サドフィリア"ことフィリアがボンデージ姿で店の中から出てきたのである。
顔見知りの訪問に、フィリアは慌てふためき、バラス、アルキラーの2人は直ぐに黙る様にジェスチャーしたのであった。
ススススス!
( ゚□゚)Г┗┓Г//(な、何故お2人がここに!?)
((かくかくしかじか、兎に角赤の他人という事で!))┓┓┓┗┓( ̄  ̄ )( ̄  ̄ )
( ゚□゚)b(ラジャ。)
※この間僅か2秒。
「まぁ良いわ。
私は私の″オシゴト″をするだけ。
お嬢ちゃん達、この仔の事120分程借りるわね?(フィリア)」
(S○だ…(バラス))
(″分″で言うな。ますますそれっぽくなる!(アルキラー))
女王…じゃなかった、執行官のフィリアの誘いに歩を進めるアーク。
心配そうな【勇者】パーティの3人。これからアークが受ける責め苦を考えて顔を背けるリーバー、もう″アレ″としか思えないバラスとアルキラーと言う何とも言えない雰囲気が満ちる空間。
アークはそのまま何事も言う事無く店内へと入っていった。
ちなみにアークが店内で許された発言は、『ハイ』『アリガトウゴザイマス』『ボクハミジメナオークデス』の3つだけだったと言う。
~150分後~
「うっ…痛て…(アーク)」
「大丈夫、アーク?(アックスレイ)」
「みみず腫れになってる…回復魔法を…(ミミシラ)」
「いや、良い。
これは俺の贖罪の証、このままの方が良いだろう。(アーク)」
「「「アーク…」」」
と刑(?)を受けたアークの言葉に3人が聞き入る中、バラスとアルキラーの2人は聞き逃さなかった。
<…愛のある叩き方だったな…>
(″入った″。(バラス))
(″入ったな″。(アルキラー))
何とは言わないが、何かを確信した2人。
先程リーバーが言ったが、確かにアークにとっての″新しい人生の第一歩″にはなった様であった。ヨカッタヨカッタ。
「それじゃあ皆まーたねー?(バラス)」
「達者でな。(アルキラー)」
「「「「この度はありがとうございました。(一同)」」」」
仕事を終えたバラスとアルキラーは手短に別れの挨拶をして【勇者】パーティと別れる事にした。
【勇者】アークと【聖女】ミミシラからお礼を、と言われた2人であるが、「ノア君の手伝いをしただけ」と断った。
それでも何かお礼したかった一同だが「【勇者】と【聖女】が【暗殺】と関わるのは宜しくないよ?」と言われ何とか引き下がってくれた。
2人が街の中に消えるまで、4人はずっと頭を下げていたのであった。
~路地裏~
「さてアル君、さっき妙な魔力を感じなかった?(バラス)」
「アル君言うな。
あぁ勿論感じたさ。気にする程でも無い微々たる魔力だったが異質な感じがしたな。(アルキラー)」
「しかもあの魔力の感じ、覚えがあるよねー?(バラス)」
「この間潰した″偽【魔王】軍(王都編・タイトル:『閑話 ヤバイ奴らによる【魔王】殲滅戦(上)』の事)″の事だろう?
ふふふ、ノア君に絡むとこういう事が起こるから堪らないね。(アルキラー)」
『廃都』から発せられた異質な魔力の存在を、バラス、アルキラー夫妻は長年の感覚で感じ取っていた。
偽【魔王】軍殲滅後、音沙汰無かったのだが微々たる物ではあったが漸く足取りを掴んだ事に、不敵な笑みを浮かべる両名。
すると、そこに
スッ…
「やぁご両人、その話、俺も混ぜてくれないかな?(レドリック)」
「おやぁ~?(バラス)」
「…これはこれは。(アルキラー)」
音も無く2人の背後に立っていたのはレドリックであった。
だが2人は驚いた様子も見せずに普通に対応し出した。
「クラン【極大射程】のレドリックさんね?
【暗殺】稼業時代は度々依頼が来てたから嫌でも覚えてるわよ~。(バラス)」
「今となっては一介の冒険者故、あなたを狙う事も無い。
それにノア君の親御さんでもあるから、寧ろこれからは仲良くしていきたい所だね。(アルキラー)」
「その節はどうも。
昔は色々あったが同じ冒険者同士、まぁ仲良くやろうじゃないか。(レドリック)」
「「「ふふふふふ。」」」
どうやら3人は顔見知りらしく、不安要素はあるが直ぐに打ち解けた。
2、3軽く昔話をした後に本題に入るのであった。
「…でだ。アンタ達、さっきの異質な魔力の反応について″【魔王】″がどうの、って言ってたな?
そこん所を詳しく聞かせて欲しいんだが。(レドリック)」
「ちなみにレドリックさんはそれを聞いてどうするおつもり~?
ただの興味本位、って訳でもなさそうだけど?(バラス)」
情報提供を呼び掛けるレドリックに対し、バラスは疑問をぶつけてきた。
「弱々しい反応だったんで最初は気付かなかったんだが、″ある場所″で今回と同様の異質な魔力の反応を感知したんだ。
それの正体が【魔王】だとは当時知る由も無かったんだが、もしそうだとすると色々と合点がいくんでね。(レドリック)」
「″ある場所″?(バラス)」
「と言うと…
おっと、それ以上はこちらが情報を提供しなければ聞けませんね。
良いでしょう、お話ししますのでそちらも情報提供お願いします。(アルキラー)」
「交渉成立だな。(レドリック)」
という事で、バラス、アルキラーからはつい1ヶ月程前、″極秘裏に偽【魔王】軍を討伐″した事。
その偽【魔王】軍の魔力の反応が先程の微弱な魔力と似ていた事等を話した。
そしてレドリックからは
「実は10年程前、反応の強さは全く別物だったんが、今回同様に異質な魔力の反応を感知した場所がこの近辺にあったんだ。それは…(レドリック)」
「「それは…?」」
「ヒュマノ聖王国だ。
正確な日にちは覚えてないが、当時俺と妻のアミスティアん所のクランと合同で仕事をしてたんだが、不審な奴を見付けて対処したは良いが、突破されてヒュマノに逃げ込みやがってよ。
その後に異質な魔力反応を感知、入国して調べようとしたらヒュマノの連中に追い返されちまった。
で、そこから1ヶ月と経たずにヒュマノが国名を変えて何もかんも″おかしく″なっちまったんだ。
(レドリック)」
軽めとは言え、鞭打ちを行うに適した施設だ。
本来鞭打ちとはとても重い刑罰で、これを耐えきった者には断固たる意志が宿ると言われている。
″洗脳″されていたとは言え、ここで罪の意識を洗い流し、新しい人生の第一歩とするのだ!(リーバー)」
「あぁ、やってやる…やってやるさ!(アーク)」
「「「アーク、頑張って!」」」
至極真面目な表情でリーバーが言うものだから、何と無く雰囲気に流されている【勇者】パーティだが、それでも何か腑に落ちない表情の2人。
「まぁ別の意味で″新しい人生の第一歩″にはなるかも…「バラス、俺達が元居た世界の常識とこちらの世界の常識を比較するのは宜しくないぞ。(アルキラー)」
そうバラスを諭し、平静を保つアルキラーだったが、施設…と言うか店から出てきた人物を見てその考えは吹き飛んだのであった。
ガチャ。
「あら、アンタが刑を受けに来たって仔ね?
どうも、鞭打ち刑執行官のフィリアよ…おっ!?(フィリア)」
( ̄b ̄)( ̄b ̄)(シーッ。)
何と【暗殺】であるバラス、アルキラーの教え子とも言える"サドフィリア"ことフィリアがボンデージ姿で店の中から出てきたのである。
顔見知りの訪問に、フィリアは慌てふためき、バラス、アルキラーの2人は直ぐに黙る様にジェスチャーしたのであった。
ススススス!
( ゚□゚)Г┗┓Г//(な、何故お2人がここに!?)
((かくかくしかじか、兎に角赤の他人という事で!))┓┓┓┗┓( ̄  ̄ )( ̄  ̄ )
( ゚□゚)b(ラジャ。)
※この間僅か2秒。
「まぁ良いわ。
私は私の″オシゴト″をするだけ。
お嬢ちゃん達、この仔の事120分程借りるわね?(フィリア)」
(S○だ…(バラス))
(″分″で言うな。ますますそれっぽくなる!(アルキラー))
女王…じゃなかった、執行官のフィリアの誘いに歩を進めるアーク。
心配そうな【勇者】パーティの3人。これからアークが受ける責め苦を考えて顔を背けるリーバー、もう″アレ″としか思えないバラスとアルキラーと言う何とも言えない雰囲気が満ちる空間。
アークはそのまま何事も言う事無く店内へと入っていった。
ちなみにアークが店内で許された発言は、『ハイ』『アリガトウゴザイマス』『ボクハミジメナオークデス』の3つだけだったと言う。
~150分後~
「うっ…痛て…(アーク)」
「大丈夫、アーク?(アックスレイ)」
「みみず腫れになってる…回復魔法を…(ミミシラ)」
「いや、良い。
これは俺の贖罪の証、このままの方が良いだろう。(アーク)」
「「「アーク…」」」
と刑(?)を受けたアークの言葉に3人が聞き入る中、バラスとアルキラーの2人は聞き逃さなかった。
<…愛のある叩き方だったな…>
(″入った″。(バラス))
(″入ったな″。(アルキラー))
何とは言わないが、何かを確信した2人。
先程リーバーが言ったが、確かにアークにとっての″新しい人生の第一歩″にはなった様であった。ヨカッタヨカッタ。
「それじゃあ皆まーたねー?(バラス)」
「達者でな。(アルキラー)」
「「「「この度はありがとうございました。(一同)」」」」
仕事を終えたバラスとアルキラーは手短に別れの挨拶をして【勇者】パーティと別れる事にした。
【勇者】アークと【聖女】ミミシラからお礼を、と言われた2人であるが、「ノア君の手伝いをしただけ」と断った。
それでも何かお礼したかった一同だが「【勇者】と【聖女】が【暗殺】と関わるのは宜しくないよ?」と言われ何とか引き下がってくれた。
2人が街の中に消えるまで、4人はずっと頭を下げていたのであった。
~路地裏~
「さてアル君、さっき妙な魔力を感じなかった?(バラス)」
「アル君言うな。
あぁ勿論感じたさ。気にする程でも無い微々たる魔力だったが異質な感じがしたな。(アルキラー)」
「しかもあの魔力の感じ、覚えがあるよねー?(バラス)」
「この間潰した″偽【魔王】軍(王都編・タイトル:『閑話 ヤバイ奴らによる【魔王】殲滅戦(上)』の事)″の事だろう?
ふふふ、ノア君に絡むとこういう事が起こるから堪らないね。(アルキラー)」
『廃都』から発せられた異質な魔力の存在を、バラス、アルキラー夫妻は長年の感覚で感じ取っていた。
偽【魔王】軍殲滅後、音沙汰無かったのだが微々たる物ではあったが漸く足取りを掴んだ事に、不敵な笑みを浮かべる両名。
すると、そこに
スッ…
「やぁご両人、その話、俺も混ぜてくれないかな?(レドリック)」
「おやぁ~?(バラス)」
「…これはこれは。(アルキラー)」
音も無く2人の背後に立っていたのはレドリックであった。
だが2人は驚いた様子も見せずに普通に対応し出した。
「クラン【極大射程】のレドリックさんね?
【暗殺】稼業時代は度々依頼が来てたから嫌でも覚えてるわよ~。(バラス)」
「今となっては一介の冒険者故、あなたを狙う事も無い。
それにノア君の親御さんでもあるから、寧ろこれからは仲良くしていきたい所だね。(アルキラー)」
「その節はどうも。
昔は色々あったが同じ冒険者同士、まぁ仲良くやろうじゃないか。(レドリック)」
「「「ふふふふふ。」」」
どうやら3人は顔見知りらしく、不安要素はあるが直ぐに打ち解けた。
2、3軽く昔話をした後に本題に入るのであった。
「…でだ。アンタ達、さっきの異質な魔力の反応について″【魔王】″がどうの、って言ってたな?
そこん所を詳しく聞かせて欲しいんだが。(レドリック)」
「ちなみにレドリックさんはそれを聞いてどうするおつもり~?
ただの興味本位、って訳でもなさそうだけど?(バラス)」
情報提供を呼び掛けるレドリックに対し、バラスは疑問をぶつけてきた。
「弱々しい反応だったんで最初は気付かなかったんだが、″ある場所″で今回と同様の異質な魔力の反応を感知したんだ。
それの正体が【魔王】だとは当時知る由も無かったんだが、もしそうだとすると色々と合点がいくんでね。(レドリック)」
「″ある場所″?(バラス)」
「と言うと…
おっと、それ以上はこちらが情報を提供しなければ聞けませんね。
良いでしょう、お話ししますのでそちらも情報提供お願いします。(アルキラー)」
「交渉成立だな。(レドリック)」
という事で、バラス、アルキラーからはつい1ヶ月程前、″極秘裏に偽【魔王】軍を討伐″した事。
その偽【魔王】軍の魔力の反応が先程の微弱な魔力と似ていた事等を話した。
そしてレドリックからは
「実は10年程前、反応の強さは全く別物だったんが、今回同様に異質な魔力の反応を感知した場所がこの近辺にあったんだ。それは…(レドリック)」
「「それは…?」」
「ヒュマノ聖王国だ。
正確な日にちは覚えてないが、当時俺と妻のアミスティアん所のクランと合同で仕事をしてたんだが、不審な奴を見付けて対処したは良いが、突破されてヒュマノに逃げ込みやがってよ。
その後に異質な魔力反応を感知、入国して調べようとしたらヒュマノの連中に追い返されちまった。
で、そこから1ヶ月と経たずにヒュマノが国名を変えて何もかんも″おかしく″なっちまったんだ。
(レドリック)」
39
お気に入りに追加
1,972
あなたにおすすめの小説


【完結】初級魔法しか使えない低ランク冒険者の少年は、今日も依頼を達成して家に帰る。
アノマロカリス
ファンタジー
少年テッドには、両親がいない。
両親は低ランク冒険者で、依頼の途中で魔物に殺されたのだ。
両親の少ない保険でやり繰りしていたが、もう金が尽きかけようとしていた。
テッドには、妹が3人いる。
両親から「妹達を頼む!」…と出掛ける前からいつも約束していた。
このままでは家族が離れ離れになると思ったテッドは、冒険者になって金を稼ぐ道を選んだ。
そんな少年テッドだが、パーティーには加入せずにソロ活動していた。
その理由は、パーティーに参加するとその日に家に帰れなくなるからだ。
両親は、小さいながらも持ち家を持っていてそこに住んでいる。
両親が生きている頃は、父親の部屋と母親の部屋、子供部屋には兄妹4人で暮らしていたが…
両親が死んでからは、父親の部屋はテッドが…
母親の部屋は、長女のリットが、子供部屋には、次女のルットと三女のロットになっている。
今日も依頼をこなして、家に帰るんだ!
この少年テッドは…いや、この先は本編で語ろう。
お楽しみくださいね!
HOTランキング20位になりました。
皆さん、有り難う御座います。

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。

アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。

聖女として召還されたのにフェンリルをテイムしたら追放されましたー腹いせに快適すぎる森に引きこもって我慢していた事色々好き放題してやります!
ふぃえま
ファンタジー
「勝手に呼び出して無茶振りしたくせに自分達に都合の悪い聖獣がでたら責任追及とか狡すぎません?
せめて裏で良いから謝罪の一言くらいあるはずですよね?」
不況の中、なんとか内定をもぎ取った会社にやっと慣れたと思ったら異世界召還されて勝手に聖女にされました、佐藤です。いや、元佐藤か。
実は今日、なんか国を守る聖獣を召還せよって言われたからやったらフェンリルが出ました。
あんまりこういうの詳しくないけど確か超強いやつですよね?
なのに周りの反応は正反対!
なんかめっちゃ裏切り者とか怒鳴られてロープグルグル巻きにされました。
勝手にこっちに連れて来たりただでさえ難しい聖獣召喚にケチつけたり……なんかもうこの人たち助けなくてもバチ当たりませんよね?

トレンダム辺境伯の結婚 妻は俺の妻じゃないようです。
白雪なこ
ファンタジー
両親の怪我により爵位を継ぎ、トレンダム辺境伯となったジークス。辺境地の男は女性に人気がないが、ルマルド侯爵家の次女シルビナは喜んで嫁入りしてくれた。だが、初夜の晩、シルビナは告げる。「生憎と、月のものが来てしまいました」と。環境に慣れ、辺境伯夫人の仕事を覚えるまで、初夜は延期らしい。だが、頑張っているのは別のことだった……。
*外部サイトにも掲載しています。

異世界に行ったら才能に満ち溢れていました
みずうし
ファンタジー
銀行に勤めるそこそこ頭はイイところ以外に取り柄のない23歳青山 零 は突如、自称神からの死亡宣言を受けた。そして気がついたら異世界。
異世界ではまるで別人のような体になった零だが、その体には類い稀なる才能が隠されていて....
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる