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獣人国編~御前試合の代表決め~
休む暇が無い
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ジワリ…
〝あ、ああああの!別に彼女を害しに来たとかそう言う事ではありませんよっ!?〟
時が止まった世界で突然現れた完全武装の神的存在達にノアが静かに身構える中、ノアの雰囲気を敏感に感じ取った″暦″が大袈裟に手を振ってノアを制止。
慌てて″暦″達が訪れた訳を説明するのであった。
〝今海洋種の方からラインハードさんへ″基板″と言う技術支援を受けましたよね?
実はここが″ラインハードさん自身の暦の上での転換期″となる瞬間なのです!
謂わば今この瞬間が歴史的瞬間の1コマと言えるのです。
我々はその瞬間に立ち会うべく、ここを訪れたのです。〟
「えーっと?
転換期って、良い意味でも悪い意味としても捉える事が出来ますけど、この場合…」
〝勿論良い意味で、ですよ。
ほ、ほら、以前少しお話ししたでしょう?
彼女の″先の暦の事″を。〟
「え?…あぁ、″機人族″って言う種族の長になるって言う…」
~タイトル:『終戦そして再会』より抜粋~
〝ご安心下さい。
彼女は近い将来"機人族"という種族の発起人となり、良好な関係を築くので、オーバーテクノロジーと言われる程の存在では無くなりますよ。〟
〝ザッツ、ライト!〟
「何て?」
〝あ、いやいや、何でもありません…
兎に角我々は、貴重な瞬間を目撃する為に訪れたので心配しないで下さい。〟
「こちらの完全武装の方々は?」
〝今年の新卒の者達です。
滅多に無い事ですので勉強がてら着いて来させました。〟
(゜゜ )(。。 )コクコク。(新卒達は仕事中私語禁止)
「あー!もー!びっくりしたなー!もぅっ!」ズシャッ!
一触即発の事態にならなくて安堵したノアは、思わずその場に座り込んでしまった。
〝勿論の事ですが、彼女の行く末は順風満帆なモノではありません。
機械の人間ですから人形と同じ、他者を思いやる心や慈しむ心が無い、人の形を成したモンスターだ、等と謂れの無い言葉を浴びせらりたりもしました。〟
「……。」
〝種族として名乗りを。
建国を掲げた際は、被害を出す前に適当な理由を付けて殲滅してしまおう、等多方面から声が上がったりもしましたが、世界に発信する際にある方に宣言した為、そういった動きは無くなりましたがね。〟
「ある方?」
〝君の契約獣のグリードですよ。
その時は成体になられていたグリードを前にして『友としてお願いがあります!
わ、私が今後道を踏み外したとなった時は、一思いに国ごと消し去って下さい!』と宣言した様ですよ。〟
「わぁ、すんごい宣言。」
〝裏を返せば『道を踏み外さなければ友のまま』と言う事ですから、彼女の国を滅ぼそうものならグリードを相手にするのと同義ですからね。
どの国も下手な動きを見せなかったみたいですよ。〟
「ふーん…」
現在ですら無敵に近いグリードがバックに付いているのであれば、そりゃ足踏みする事になるだろうな、と思っていると新卒の鎧兵の1人が″暦″の下へ近付き
〝″暦″様、そろそろお時間です…〟
〝あ、長居してしまいましたね。
ではノア君次は式典の時にまた会いましょう、国交樹立式典もまた歴史的瞬間ですからね。〟
「あ、はい。また。」
シュンッ!
どうやら″暦″には次の用事がある様で、新卒の鎧兵達と共に足早にその場を去っていった。
(…あれ?そう言えば″暦″さんって少し先の事しか知り得ない、って言ってた気がするけど、何でラインハードさんの今後を知ってるんだろう…
…誰かから聞いたのかな…?)
「れ。(ゴア)」
「わぁっ!ありがとうございます!大切に使わせて貰いますね!(ラインハード)」
「その代わりと言っちゃなんだが、出来上がったら俺にも見せてくれ。何が出来るのか興味があるしな。(ゴア)」
「はい、勿論です!
見て下さいノア君、親切なゴアさんに基板を『ポンッ。』ほぇ?(ラインハード)」
時が再び動き出し、ゴアから基板を受け取ったラインハードは、嬉しそうにはしゃぎ、ノアに見せ付けていると、突然頭を撫でられた。
ナデナデ…
「…これからも頑張って下さいね。」
「え、えへへ、どうしたんですかノア君…?
悪い気はしませんけども…(ラインハード)」
(良いなぁ…(ヴァンディット))
訳も分からず頭を撫でられて少し困惑気味のラインハードと、それを羨ましそうに眺めるヴァンディットであった。
~『アルマ』店外~
(…他種族がいっぱい…
何の話してるんだろう…?(ラビッツ))
(…和やかな雰囲気…入り辛い…(ヤン))
取材を終えて戻ってきたヤンとラビッツだが、中の状況が読めず、外でただ呆然としていた。
シュピッ!
「ではノア君!私はこれより三日三晩7時間睡眠を心掛けつつ開発に没頭しますので、用がある時は気兼ねなく声を掛けて下さい!(ラインハード)」
ズズズ…
「あまり根を詰め過ぎない様にね。」
『鱗銀(基板)』を手に、良い笑顔のラインハードは手短に声掛けをした後ノアの影の中に戻っていった。
~大通り~
「そう言えば良かったの?
お爺ちゃん達も『鱗銀』目的で来たんじゃないの?」
「んにゃ。
どちらかと言えば、海洋種の技術力に驚かされて訪れた、と言った方がええの。
あの素材の大きさで配列の精密さ、精緻さ、どれを取っても一級品、まるで芸術作品じゃ。(バド)」
「ふふふ、新しい技術を知れると言う事は何とも嬉しい事じゃ。(ロイ)」
「それよりもええんか?
″コレ″は坊が手に入れた代物じゃろ?(ルド)」
ルドとバドの背中には、ノアがダンジョンで手に入れた『地爆豪鎚(ジバクゴウツチ)』が背負われていた。
地爆豪鎚(ジバクゴウツチ)…″深海″エリアボスであるポセイドン第三形態が顕現させる事が出来る3メルもある巨大な魔鎚。
打撃箇所から半径3メルに及ぶ<衝撃波>が付与され、その類いの内部機構が備わっており、これはあらゆる耐性を突破する。
「僕は接近型の超攻撃的戦術、一撃よりも手数で勝負だからハンマーはちょっとね…
それよりか普段からハンマーを使い慣れてるお三方の方が良いと思ったんだ。」
「ほぅ…
…なぁ坊よ。くれる、と言う事は″魔改造って(イジって)″良いって事じゃよな?(バド)」
「ん?イジる?
バドさんもエフェクト付けるの?」
「いや、″魔改造る(イジる)″。(バド)」
「…まぁ構いませんよ。
扱い易い様にいじって貰って下さい。」
後にノアは、″イジる″の意味をもう少しちゃんと聞いとけば良かったなぁ、と反省する事になるのだった。
「「「それじゃあ、またの。(ドワーフ達)」」」
「ばーい。(エスメラルダ)」
「はい、また。」
何故か妙に良い笑顔でドワーフ達はノアの下を去っていった。
(さて、取り敢えず宿に戻って軽く寝「やぁっ!」…え?)
殺害依頼→ダンジョン視察と大忙しだったノアは、宿に戻って軽く休むか、と考えていると通りの奥から悲鳴が聞こえてきた。
タンッ!
もう既に反射的にと言って良い程の動きでその場から駆け出したノアは、悲鳴の出所へと向かう。
通りを進むと、肥え太った男性が薄着の女性の手首を掴んで何やら要求している様であった。
ガシッ。ポンッ。スッ。
「ちょっと何やってるんですか?」
「はい、そこまで。(アミスティア)」
「女性相手に何やってるんだい?(レドリック)」
「ひょえ!?(男性)」
ノアは肥え太った男性の手首を掴み、アミスティアは冷え入りそうな声と共に肥え太った男性の真横に立ち、レドリックは肥え太った男性の真後ろに立って睨みを利かせる。
すると肥え太った男性の対面に居た薄着の女性が
「あ、ああっ!?ノア君ちゃね!?
あぁ、怖かったんよ、助けてありがとぅ!(ミダレ)」
「え?…ミダレさ『ガバッ!』うわっぷ!?」
数日前、中級冒険者試験の際に会ったサキュバスのミダレが体を震わせながらノアに抱き付いて来たのであった。
〝あ、ああああの!別に彼女を害しに来たとかそう言う事ではありませんよっ!?〟
時が止まった世界で突然現れた完全武装の神的存在達にノアが静かに身構える中、ノアの雰囲気を敏感に感じ取った″暦″が大袈裟に手を振ってノアを制止。
慌てて″暦″達が訪れた訳を説明するのであった。
〝今海洋種の方からラインハードさんへ″基板″と言う技術支援を受けましたよね?
実はここが″ラインハードさん自身の暦の上での転換期″となる瞬間なのです!
謂わば今この瞬間が歴史的瞬間の1コマと言えるのです。
我々はその瞬間に立ち会うべく、ここを訪れたのです。〟
「えーっと?
転換期って、良い意味でも悪い意味としても捉える事が出来ますけど、この場合…」
〝勿論良い意味で、ですよ。
ほ、ほら、以前少しお話ししたでしょう?
彼女の″先の暦の事″を。〟
「え?…あぁ、″機人族″って言う種族の長になるって言う…」
~タイトル:『終戦そして再会』より抜粋~
〝ご安心下さい。
彼女は近い将来"機人族"という種族の発起人となり、良好な関係を築くので、オーバーテクノロジーと言われる程の存在では無くなりますよ。〟
〝ザッツ、ライト!〟
「何て?」
〝あ、いやいや、何でもありません…
兎に角我々は、貴重な瞬間を目撃する為に訪れたので心配しないで下さい。〟
「こちらの完全武装の方々は?」
〝今年の新卒の者達です。
滅多に無い事ですので勉強がてら着いて来させました。〟
(゜゜ )(。。 )コクコク。(新卒達は仕事中私語禁止)
「あー!もー!びっくりしたなー!もぅっ!」ズシャッ!
一触即発の事態にならなくて安堵したノアは、思わずその場に座り込んでしまった。
〝勿論の事ですが、彼女の行く末は順風満帆なモノではありません。
機械の人間ですから人形と同じ、他者を思いやる心や慈しむ心が無い、人の形を成したモンスターだ、等と謂れの無い言葉を浴びせらりたりもしました。〟
「……。」
〝種族として名乗りを。
建国を掲げた際は、被害を出す前に適当な理由を付けて殲滅してしまおう、等多方面から声が上がったりもしましたが、世界に発信する際にある方に宣言した為、そういった動きは無くなりましたがね。〟
「ある方?」
〝君の契約獣のグリードですよ。
その時は成体になられていたグリードを前にして『友としてお願いがあります!
わ、私が今後道を踏み外したとなった時は、一思いに国ごと消し去って下さい!』と宣言した様ですよ。〟
「わぁ、すんごい宣言。」
〝裏を返せば『道を踏み外さなければ友のまま』と言う事ですから、彼女の国を滅ぼそうものならグリードを相手にするのと同義ですからね。
どの国も下手な動きを見せなかったみたいですよ。〟
「ふーん…」
現在ですら無敵に近いグリードがバックに付いているのであれば、そりゃ足踏みする事になるだろうな、と思っていると新卒の鎧兵の1人が″暦″の下へ近付き
〝″暦″様、そろそろお時間です…〟
〝あ、長居してしまいましたね。
ではノア君次は式典の時にまた会いましょう、国交樹立式典もまた歴史的瞬間ですからね。〟
「あ、はい。また。」
シュンッ!
どうやら″暦″には次の用事がある様で、新卒の鎧兵達と共に足早にその場を去っていった。
(…あれ?そう言えば″暦″さんって少し先の事しか知り得ない、って言ってた気がするけど、何でラインハードさんの今後を知ってるんだろう…
…誰かから聞いたのかな…?)
「れ。(ゴア)」
「わぁっ!ありがとうございます!大切に使わせて貰いますね!(ラインハード)」
「その代わりと言っちゃなんだが、出来上がったら俺にも見せてくれ。何が出来るのか興味があるしな。(ゴア)」
「はい、勿論です!
見て下さいノア君、親切なゴアさんに基板を『ポンッ。』ほぇ?(ラインハード)」
時が再び動き出し、ゴアから基板を受け取ったラインハードは、嬉しそうにはしゃぎ、ノアに見せ付けていると、突然頭を撫でられた。
ナデナデ…
「…これからも頑張って下さいね。」
「え、えへへ、どうしたんですかノア君…?
悪い気はしませんけども…(ラインハード)」
(良いなぁ…(ヴァンディット))
訳も分からず頭を撫でられて少し困惑気味のラインハードと、それを羨ましそうに眺めるヴァンディットであった。
~『アルマ』店外~
(…他種族がいっぱい…
何の話してるんだろう…?(ラビッツ))
(…和やかな雰囲気…入り辛い…(ヤン))
取材を終えて戻ってきたヤンとラビッツだが、中の状況が読めず、外でただ呆然としていた。
シュピッ!
「ではノア君!私はこれより三日三晩7時間睡眠を心掛けつつ開発に没頭しますので、用がある時は気兼ねなく声を掛けて下さい!(ラインハード)」
ズズズ…
「あまり根を詰め過ぎない様にね。」
『鱗銀(基板)』を手に、良い笑顔のラインハードは手短に声掛けをした後ノアの影の中に戻っていった。
~大通り~
「そう言えば良かったの?
お爺ちゃん達も『鱗銀』目的で来たんじゃないの?」
「んにゃ。
どちらかと言えば、海洋種の技術力に驚かされて訪れた、と言った方がええの。
あの素材の大きさで配列の精密さ、精緻さ、どれを取っても一級品、まるで芸術作品じゃ。(バド)」
「ふふふ、新しい技術を知れると言う事は何とも嬉しい事じゃ。(ロイ)」
「それよりもええんか?
″コレ″は坊が手に入れた代物じゃろ?(ルド)」
ルドとバドの背中には、ノアがダンジョンで手に入れた『地爆豪鎚(ジバクゴウツチ)』が背負われていた。
地爆豪鎚(ジバクゴウツチ)…″深海″エリアボスであるポセイドン第三形態が顕現させる事が出来る3メルもある巨大な魔鎚。
打撃箇所から半径3メルに及ぶ<衝撃波>が付与され、その類いの内部機構が備わっており、これはあらゆる耐性を突破する。
「僕は接近型の超攻撃的戦術、一撃よりも手数で勝負だからハンマーはちょっとね…
それよりか普段からハンマーを使い慣れてるお三方の方が良いと思ったんだ。」
「ほぅ…
…なぁ坊よ。くれる、と言う事は″魔改造って(イジって)″良いって事じゃよな?(バド)」
「ん?イジる?
バドさんもエフェクト付けるの?」
「いや、″魔改造る(イジる)″。(バド)」
「…まぁ構いませんよ。
扱い易い様にいじって貰って下さい。」
後にノアは、″イジる″の意味をもう少しちゃんと聞いとけば良かったなぁ、と反省する事になるのだった。
「「「それじゃあ、またの。(ドワーフ達)」」」
「ばーい。(エスメラルダ)」
「はい、また。」
何故か妙に良い笑顔でドワーフ達はノアの下を去っていった。
(さて、取り敢えず宿に戻って軽く寝「やぁっ!」…え?)
殺害依頼→ダンジョン視察と大忙しだったノアは、宿に戻って軽く休むか、と考えていると通りの奥から悲鳴が聞こえてきた。
タンッ!
もう既に反射的にと言って良い程の動きでその場から駆け出したノアは、悲鳴の出所へと向かう。
通りを進むと、肥え太った男性が薄着の女性の手首を掴んで何やら要求している様であった。
ガシッ。ポンッ。スッ。
「ちょっと何やってるんですか?」
「はい、そこまで。(アミスティア)」
「女性相手に何やってるんだい?(レドリック)」
「ひょえ!?(男性)」
ノアは肥え太った男性の手首を掴み、アミスティアは冷え入りそうな声と共に肥え太った男性の真横に立ち、レドリックは肥え太った男性の真後ろに立って睨みを利かせる。
すると肥え太った男性の対面に居た薄着の女性が
「あ、ああっ!?ノア君ちゃね!?
あぁ、怖かったんよ、助けてありがとぅ!(ミダレ)」
「え?…ミダレさ『ガバッ!』うわっぷ!?」
数日前、中級冒険者試験の際に会ったサキュバスのミダレが体を震わせながらノアに抱き付いて来たのであった。
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