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獣人国編~御前試合の代表決め~
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「そう言う事なら好きにやらせて貰うぞ!(ゴフゥ)」ゴゥッ!
「俺らのこの拳が君にどれ程通用するかを見るには良い機会だからなぁっ!(ゴファン)」ゴッ!
そう言い放った直後、2人の全身が煌めくと共に威圧感と力の増幅を感じた。
『『ドンッ!』』
ザッ!「ッラァッ!」ガッ!
ザゥッ!「シッ!」ズムンッ!
ノアの左右に展開したゴフゥとゴファンは、それぞれ右の拳を顔面に、中段蹴りを鳩尾に叩き込んだ。
「「えっ!?」」
マトモに食らってくれるハズが無いと思い、7割位の力で打ち込んだ2人であったが、本当に反撃すらもせず、諸に食らった為、何故か打ち込んだ本人達が驚いてしまった。
「…っ…ん?今のが本気ですか…?
どうやら様子見で打ち込んだって所ですかね?
良いんですか?後8発ですよ?」
「ぬっ!?」
様子見で打ち込んだ事を1発で見抜かれたゴフゥは僅かにたじろぐ。
するとゴファンが前に出て
「本当に避けも、反撃もしないみたいだな…
それじゃあ初っぱなから決めさせて貰うぜ!」
ギュンッ!
ゴファンがノアの前に立ち、腰の付近に″両手″を構え、波動弾を放つ為力を溜め始める。
ィィイイ…
「ノ、ノア様っ!それは無茶です!食らってはいけません!(ヴァモス)」
先程波動弾を食らったヴァモスが観客席からそう呼び掛けるも、ノアに動きはない。
その間もゴファンは力を溜め続ける。
何ならさっきより溜めが長いので、威力を高めているのだろう。
ィィイ″イ″ッ!
「ヴァモス君からも言われてるが、避ける気は無いんだな?(ゴファン)」
「えぇ勿ろ「なら食らぇぃっ!(ゴファン)」バジュゥヴヴヴヴッ!
ノアの返答に食い気味に波動弾をぶっ放すゴファン。
威力に加え、範囲や光量も増大した波動弾はノアの姿をスッポリと覆い隠してしまった。
ジュゥヴヴヴッ…
「最大出力だ、これなら「バトルベアの突進以上ダックス憤怒の突進未満って所か…」んな…っ!?」
ボフッ!
「…全身隈無く衝撃が伝わる感じ…
なる程ね、<苦痛耐性>持っててもそれなりにダメージ来るなぁ…
まぁでも予想の範囲内。」
光の奔流が収まり、波動弾が掻き消えると、先程同様仁王立ちのノアがそこに居た。
眉が少し下がった程度でそれ以外に表情に変化無し。
「「「「「「「えぇ…(観客)」」」」」」」
″『ああっとっ!超犀野人2の十八番である波動弾を諸に食らったにも関わらず、【鬼神】に一切ダメージが入っていない様子!
お聞き下さい!先程まで騒がしかった観客が次々と押し黙っていってます!』″
この闘技場に居る観客の多くはトーナメント戦を幾つも見ており、その中には超犀野人2の戦いを見た者も数多く居る。
彼等が波動弾を放つ度に対戦者は倒れていく様を見ている為、ノアの反応はあり得ないとばかりに皆閉口しているのである。
「くっ、くっくっく…
それでこそ俺達が求めてた【鬼神】だぜ…(ゴフゥ)」
「これでコチラの飛び道具が通用しなくなっちまった…
俺達は【波動″拳士″】だ、やはり残された武器は己の四肢って訳だ。(ゴファン)」
この状況に、超犀野人2の2人は意気消沈するかと思ったが、笑顔を見せ、逆に意気を高揚とさせていた。
「行くぜぇっ!」ドンッ!
「ッラァアッ!」ダンッ!
ズムンッ!ドゴォッ!
咆哮を上げて急速接近を開始した2人は、ほぼ同時にフルスイングの拳をノアの胴体に叩き込む。
ズグッ…
「シッ!」ズドォッ!
「ッシャァアアアアッ!」ドゴォンッ!
「っ…」ズザザッ!
ゴフゥが中段蹴りを打ち込み、ゴファンが<渾身>を乗せた後ろ回し蹴りを繰り出すと、流石のノアもたたらを踏み、後退する。
と、残り3発となった所でノアに変化が現れた。
ズズズ…
″『あ…ああああっ!?
【鬼神】の体から靄の様な赤黒いオーラが立ち昇り始めました!
恐らく提示した10発が終了した瞬間から攻撃を開始する為の準備でありましょう!』″
「お、おいアレ…(ゴフゥ)」
「あぁ、いよいよ始まるみてぇだ、なっとぉ!(ゴファン)」ダッ!
ノアに変化が起こったのも厭わず、ゴファンはその場から跳躍し、ノアの頭上に移動。
グォオオッ!
「ッリャァアッ!」ドゴァッ!
ズズンッ!
300キロ位はあろうゴファンの巨体から繰り出された踵落としがノアの左肩に直撃する。
赤黒いオーラを立ち昇らせたノアは微動だにしなかったが、ノア自身の足下には僅かに陥没が発生していた。
ズズズ…ズル…
『2。』
「「「「「「ひ、ひぇぇぇ…(観客)」」」」」」
赤黒いオーラの噴出が強くなり、肩甲骨の辺りから赤黒い腕が2本追加で生えてくる。
この恐怖のカウントダウンに、観客席の各所から悲鳴の様な物が上がってきていた。
「アアアアアッ!」ゴギンッ!
『1。』
ズズズ…
肩に足が乗ったまま、そこを軸にしてノアの顔側面に蹴りを叩き込むも、ノアのカウントダウンは止まらない。
ストッ。
「オオオオオオオオオッ!」ギィイ″イ″イ″ッ!
「次が最後だゴファン!必ずカウンターが来る!直ぐに逃げられる様にしておけっ!(ゴフゥ)」
「おぅよっ!(ゴファン)」
地面に降り立ったゴファンは即座に腰溜めの体勢になり、拳に力を溜め始めた。
ゴファンの右腕に光が集まって行くと共にドンドンと光量が増していく。
相当量の力を溜めているにも関わらずゴフゥは攻撃後のゴファンの身を案じている。
何せ力を溜め続けているゴファンの目の前に立つノアは、豪豪と赤黒いオーラを立ち昇らせ、赤黒く染まった眼でゴファンを睨み、肩甲骨の辺りから生成した腕を軽く動かし、十指をポキポキと鳴らしながらゴファンの攻撃を今か今かと待ちわびていたのだ。
誰だって不安しか抱かない状況である。
そしていよいよその時が訪れた。
「ッゼェァアッ!」ボッ!
ズゴゴ『ゴッ!』『バガァッ!!』ンッ…
まるでハンマーをフルスイングで振り上げるかの様な動きで、目の前に立つノアの腹部目掛けて力を溜めに溜め、<渾身>に<二連撃>、攻撃力上昇スキル<我武者羅(がむしゃら)>をも乗せた拳を叩き込むゴファン。
ゴフゥから攻撃後直ぐに逃げられる様に、と言われていたが、その姿は防御、回避等をかなぐり捨てた攻撃全振りの姿勢であった。
そして拳を叩き込んだ瞬間、ゴファンの顔面に赤黒い塊が激突。
ゴフゥの言った通りノアからカウンターが飛んで来たのである。
その衝撃は凄まじく、300キロ近いゴファンの巨体が、ノアの目線の高さまで跳ね上がる程であった。
「…っ!?…っ!…っ!?」
ゴファンは自身の身に一瞬何が起こったのか分からず、痛みも忘れて混乱していた。
だが目の前に立つ【鬼神】は、跳ね上がる自分に握手でもするかの様な手の形をさせて近付いてきたのだけは分かった。
しかも生成した左手3本で、である。
その動作で余計にゴファンは混乱してしまい、その動きの意味を知ったのはぶっ飛ばされた後の事であった。
『<発勁>。』
『『『パガァッ!』』』
「っ!?…っ!?」…ゥウ…ダガンッ!
「がっ!?」
予備動作が一切無い<発勁>がゴファンの腹部に3発全弾が命中。
まるで、射出された大砲の様にぶっ飛ばされたゴファンは、観客席との仕切りに激突するのであった。
「俺らのこの拳が君にどれ程通用するかを見るには良い機会だからなぁっ!(ゴファン)」ゴッ!
そう言い放った直後、2人の全身が煌めくと共に威圧感と力の増幅を感じた。
『『ドンッ!』』
ザッ!「ッラァッ!」ガッ!
ザゥッ!「シッ!」ズムンッ!
ノアの左右に展開したゴフゥとゴファンは、それぞれ右の拳を顔面に、中段蹴りを鳩尾に叩き込んだ。
「「えっ!?」」
マトモに食らってくれるハズが無いと思い、7割位の力で打ち込んだ2人であったが、本当に反撃すらもせず、諸に食らった為、何故か打ち込んだ本人達が驚いてしまった。
「…っ…ん?今のが本気ですか…?
どうやら様子見で打ち込んだって所ですかね?
良いんですか?後8発ですよ?」
「ぬっ!?」
様子見で打ち込んだ事を1発で見抜かれたゴフゥは僅かにたじろぐ。
するとゴファンが前に出て
「本当に避けも、反撃もしないみたいだな…
それじゃあ初っぱなから決めさせて貰うぜ!」
ギュンッ!
ゴファンがノアの前に立ち、腰の付近に″両手″を構え、波動弾を放つ為力を溜め始める。
ィィイイ…
「ノ、ノア様っ!それは無茶です!食らってはいけません!(ヴァモス)」
先程波動弾を食らったヴァモスが観客席からそう呼び掛けるも、ノアに動きはない。
その間もゴファンは力を溜め続ける。
何ならさっきより溜めが長いので、威力を高めているのだろう。
ィィイ″イ″ッ!
「ヴァモス君からも言われてるが、避ける気は無いんだな?(ゴファン)」
「えぇ勿ろ「なら食らぇぃっ!(ゴファン)」バジュゥヴヴヴヴッ!
ノアの返答に食い気味に波動弾をぶっ放すゴファン。
威力に加え、範囲や光量も増大した波動弾はノアの姿をスッポリと覆い隠してしまった。
ジュゥヴヴヴッ…
「最大出力だ、これなら「バトルベアの突進以上ダックス憤怒の突進未満って所か…」んな…っ!?」
ボフッ!
「…全身隈無く衝撃が伝わる感じ…
なる程ね、<苦痛耐性>持っててもそれなりにダメージ来るなぁ…
まぁでも予想の範囲内。」
光の奔流が収まり、波動弾が掻き消えると、先程同様仁王立ちのノアがそこに居た。
眉が少し下がった程度でそれ以外に表情に変化無し。
「「「「「「「えぇ…(観客)」」」」」」」
″『ああっとっ!超犀野人2の十八番である波動弾を諸に食らったにも関わらず、【鬼神】に一切ダメージが入っていない様子!
お聞き下さい!先程まで騒がしかった観客が次々と押し黙っていってます!』″
この闘技場に居る観客の多くはトーナメント戦を幾つも見ており、その中には超犀野人2の戦いを見た者も数多く居る。
彼等が波動弾を放つ度に対戦者は倒れていく様を見ている為、ノアの反応はあり得ないとばかりに皆閉口しているのである。
「くっ、くっくっく…
それでこそ俺達が求めてた【鬼神】だぜ…(ゴフゥ)」
「これでコチラの飛び道具が通用しなくなっちまった…
俺達は【波動″拳士″】だ、やはり残された武器は己の四肢って訳だ。(ゴファン)」
この状況に、超犀野人2の2人は意気消沈するかと思ったが、笑顔を見せ、逆に意気を高揚とさせていた。
「行くぜぇっ!」ドンッ!
「ッラァアッ!」ダンッ!
ズムンッ!ドゴォッ!
咆哮を上げて急速接近を開始した2人は、ほぼ同時にフルスイングの拳をノアの胴体に叩き込む。
ズグッ…
「シッ!」ズドォッ!
「ッシャァアアアアッ!」ドゴォンッ!
「っ…」ズザザッ!
ゴフゥが中段蹴りを打ち込み、ゴファンが<渾身>を乗せた後ろ回し蹴りを繰り出すと、流石のノアもたたらを踏み、後退する。
と、残り3発となった所でノアに変化が現れた。
ズズズ…
″『あ…ああああっ!?
【鬼神】の体から靄の様な赤黒いオーラが立ち昇り始めました!
恐らく提示した10発が終了した瞬間から攻撃を開始する為の準備でありましょう!』″
「お、おいアレ…(ゴフゥ)」
「あぁ、いよいよ始まるみてぇだ、なっとぉ!(ゴファン)」ダッ!
ノアに変化が起こったのも厭わず、ゴファンはその場から跳躍し、ノアの頭上に移動。
グォオオッ!
「ッリャァアッ!」ドゴァッ!
ズズンッ!
300キロ位はあろうゴファンの巨体から繰り出された踵落としがノアの左肩に直撃する。
赤黒いオーラを立ち昇らせたノアは微動だにしなかったが、ノア自身の足下には僅かに陥没が発生していた。
ズズズ…ズル…
『2。』
「「「「「「ひ、ひぇぇぇ…(観客)」」」」」」
赤黒いオーラの噴出が強くなり、肩甲骨の辺りから赤黒い腕が2本追加で生えてくる。
この恐怖のカウントダウンに、観客席の各所から悲鳴の様な物が上がってきていた。
「アアアアアッ!」ゴギンッ!
『1。』
ズズズ…
肩に足が乗ったまま、そこを軸にしてノアの顔側面に蹴りを叩き込むも、ノアのカウントダウンは止まらない。
ストッ。
「オオオオオオオオオッ!」ギィイ″イ″イ″ッ!
「次が最後だゴファン!必ずカウンターが来る!直ぐに逃げられる様にしておけっ!(ゴフゥ)」
「おぅよっ!(ゴファン)」
地面に降り立ったゴファンは即座に腰溜めの体勢になり、拳に力を溜め始めた。
ゴファンの右腕に光が集まって行くと共にドンドンと光量が増していく。
相当量の力を溜めているにも関わらずゴフゥは攻撃後のゴファンの身を案じている。
何せ力を溜め続けているゴファンの目の前に立つノアは、豪豪と赤黒いオーラを立ち昇らせ、赤黒く染まった眼でゴファンを睨み、肩甲骨の辺りから生成した腕を軽く動かし、十指をポキポキと鳴らしながらゴファンの攻撃を今か今かと待ちわびていたのだ。
誰だって不安しか抱かない状況である。
そしていよいよその時が訪れた。
「ッゼェァアッ!」ボッ!
ズゴゴ『ゴッ!』『バガァッ!!』ンッ…
まるでハンマーをフルスイングで振り上げるかの様な動きで、目の前に立つノアの腹部目掛けて力を溜めに溜め、<渾身>に<二連撃>、攻撃力上昇スキル<我武者羅(がむしゃら)>をも乗せた拳を叩き込むゴファン。
ゴフゥから攻撃後直ぐに逃げられる様に、と言われていたが、その姿は防御、回避等をかなぐり捨てた攻撃全振りの姿勢であった。
そして拳を叩き込んだ瞬間、ゴファンの顔面に赤黒い塊が激突。
ゴフゥの言った通りノアからカウンターが飛んで来たのである。
その衝撃は凄まじく、300キロ近いゴファンの巨体が、ノアの目線の高さまで跳ね上がる程であった。
「…っ!?…っ!…っ!?」
ゴファンは自身の身に一瞬何が起こったのか分からず、痛みも忘れて混乱していた。
だが目の前に立つ【鬼神】は、跳ね上がる自分に握手でもするかの様な手の形をさせて近付いてきたのだけは分かった。
しかも生成した左手3本で、である。
その動作で余計にゴファンは混乱してしまい、その動きの意味を知ったのはぶっ飛ばされた後の事であった。
『<発勁>。』
『『『パガァッ!』』』
「っ!?…っ!?」…ゥウ…ダガンッ!
「がっ!?」
予備動作が一切無い<発勁>がゴファンの腹部に3発全弾が命中。
まるで、射出された大砲の様にぶっ飛ばされたゴファンは、観客席との仕切りに激突するのであった。
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