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獣人国編~【勇者】アーク・ダンジョン『時の迷宮』~
蝶→?→カマキリ
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ア″ア″ア″ア″アッ!
『っせぇーな。
その不気味な声どーにかなんねーのかよ。』
ブシャシャシャシャシャッ!!
木々の塊をぶつけて吹き飛ばしたハズの場所に、鬼神が立っていた事が気に食わない様子のボルボレートは、鬼神目掛けて上空から再び糸を放つ。
ベドッ!『よ。』
ベダッ!『ほ。』
ベドドドッ!『ほいっと。』ダンッ!
だがそれを少ない動作でかわした鬼神は、垂れ下がった糸の方に駆け出す。
ベチャッ!
バリッ!バリッ!バリッ!バリッ!バリッ!
糸に足を付けた鬼神は、肩に荒鬼神ノ化身を担いだままその糸を伝って上空のボルボレートを目指す。
足を付ける度に強力な粘着力の糸に足を取られるハズなのだが、鬼神は全く気になっていない様子である。
ア″、ア″ア″ア″アッ!!ギュルンッ!
バフォッ!
『お?』
ボルボレートは一鳴きした後、糸を伝ってくる鬼神を振り飛ばそうとしたのか、バレルロールを繰り出した。
その際、ボルボレートの翅から鱗粉が舞う。
通常の蝶が持つ鱗粉なら文字通り″粉″にしか見えないが、全長30メルを越すボルボレートである為、掌サイズの鱗がヒラヒラと辺りを舞っていた。
その内の1枚を糸に捕まっている鬼神が手に取り、確認してみると
『ふむ、こりゃ鱗粉と言うよりも″鱗刃″だな。
薄くて軽いのに堅くて強靭だ。
【忍】や【暗殺】稼業の仕込みナイフとして需要ありそうだ。
後で商人のジョーにでも教えとくか。』
と、いたく冷静な様子。
ア″ア″ア″ア″アッ!バフォッ!バフォッ!
ボヒュオッ!
そんな鬼神に向かってボルボレートは、宙に舞った鱗刃を翅を使って器用に集め、鬼神に向かって飛ばしてきた。
『ッラ″ァ″ア″ア″ア″ッ!』バヒュオッ!
ボッ!バシュンッ!
<猿叫>を発動し、馬鹿デカい声量で迫り来る鱗刃の塊の一部分を吹き飛ばし、即座に荒鬼神ノ化身をぶん投げて転移する鬼神。
バシュンッ!
ゾリッ!ゾッ!ゾゾゾッ!ザクッ!ゾリッ!ゾンッ!
ア″ア″…ア″… ガグンッ!
ボルボレートの目の前に転移した鬼神は、一瞬の内に4本の荒鬼神ノ化身を振るって8連撃の斬撃を繰り出し、ボルボレートの首は首の皮1枚で繋がっている状況になった。
『よっ、はっ、と。』タンッ!タタンッ!
ヒュパパッ!ドスッ!ブスッ!ドドッ!
ア″ア″ア″ア″アッ!?
ボルボレートの顔を踏み付けて背中に飛び移った鬼神は、全ての荒鬼神ノ化身を逆手持ちにして背中に次々と突き刺した。
ダダダダダダダダダッ!
『『『『ブジャァアアアアアアッ!』』』』
ア″ガア″ア″ア″ア″ッ!!!?
その状態で腹部の端に向かって駆け出す鬼神。
ボルボレートの背中は縦に大きく切り裂かれる事になった。
『『『うじゅるるっ!』』』
『おぉっ?』
するとその傷口から夥しい数の触手が延び、鬼神へと迫る。
しかも異変はそれだけに止まらず、翅の表面にも夥しい数の触手が生えてきただけでなく、鬼神を包み込むかの様に、ボルボレートの体が花の蕾の様に閉じ始めたのだ。
『『『『『うぞぞぞぞぞっ!』』』』』
『何だこりゃ『じゅる…』まるで食虫植物だな。
『うじゅる…』悪ぃが触手プレイは好きじゃねぇんだ、よっ!』ズンッ!
ブチブチブチブチッ!
手足に触手が巻き付いていた鬼神だが、その場で大きく跳躍し、無理矢理に引き千切る。
うじゅるじゅる…
ウボォア″ア″ア″ア″アッ!
『…本当にこの生き物は何なんだ…?
背中に口が出現したぞ…
本人には言えないが、グリードの口ん中を真っ正面から覗いたみたいだぜ…』
鬼神を捕り逃がした為か、激昂したボルボレートは背中に口を生成して咆哮を上げる。
この時には既に蝶の原形は無くなっていた。
ア″ア″ア″ア″アッ!『ボコボコ…』ジャア″ア″ア″ア″ッ!
『…蝶の次はカマキリかよ…』
蕾の様な形態を取っていたボルボレートの体が変化していき、蕾の中から長大な長さの鎌が出現。
その後も地面に落下しながら変化は続き、地面に降り立つ頃には6本の腕を持つ巨大なカマキリに変化していた。
ジャア″ア″ア″ア″ッ!ボッ!ボボボッ!
カマキリ形態のボルボレートが鎌を振るうと、まるで蜃気楼の様に空間が歪んだ塊を放ってきた。
恐らく斬撃を飛ばしたのだろう。
『見え難いが、主が覚えてた<気流感知>のお陰で何の問題も無ぇ、全く主様々だ、な!』
ボフッ!バフッ!
『んおっ?奴の攻撃が掻き消された…?
あ、もしかして奴のこの攻撃は風属性魔法か?』
~荒鬼神ノ化身の説明文一部抜粋~
【荒鬼神ノ化身専用戦技:起点技】『大喰(オオグライ)』…この武器を使用する事で、対象(生物、魔法問わず)の魔力を分解、吸収し、武器に刻まれた刻印に溜める事が可能。
『だから荒鬼神ノ化身で吸収されたのか。
ははっ、こりゃ蝶の時より大分戦い易くなるぜ。』
ジャア″ア″ア″ア″ッ!バババババババッ!
ボルボレートは、自身が放った斬撃が掻き消された事に腹を立て、闇雲に斬撃を振るう。
『ハハ『ボフッ!』ハハ『ボッ!』ハハハ『バフッ!』ハハハ『バッ!』ッ!
無駄無駄無駄無駄ぁっ!『バフッ!』そんな攻撃じゃ蚊ぁ1匹殺せやしないぜぇ!』
ジャア″ア″ア″ア″ッ!
『【貪欲(グリーディ)】出てこい!奴の脳天に全弾かましてやれっ!』
コォオオオッ…〔キュルルルルルッ♪〕
『『『『『パシュッ!』』』』』
次々と斬撃を突破してくる鬼神に対し、再び斬撃を振るおうとしたボルボレートだが、その前に喚び出した【貪欲(グリーディ)】の小型プラズマレーザーが発射された。
『『『『『ズッ!』』』』』
ジッ…!?ぐらっ…
5発の小型プラズマレーザーがカマキリ形態のボルボレートの頭を貫き、体が大きく前のめりに傾いた。
ゾゾッ!バツンッ!
ズンッ!ズズンッ!
荒鬼神ノ化身でボルボレートの頭部を滅多斬りにした後、首を撥ね飛ばして地面に降り立った。
直後に首も地面に落ち、ボルボレートの巨体も地に落ちた。
…ア″ア″…ア″ア″ア″…
『うへぇ、これでまだ生きてんのかよ。
中々にしぶといなぁ…』
と、頭をぶった斬ったのにまだ不気味な呻き声を上げるボルボレートに嘆息する鬼神。
するとそこに
スタッ。
《主様を連れていきました。》
『お、グリード。それで主はどうだった?』
《クロラちゃんが泣きながら怒られてましたよ。》
『怪我すんな、って言われて数分で骨折って全身血塗れで帰ってくりゃそらな…』
こってりとクロラに絞られている光景が目に浮かぶ鬼神。
《それで鬼神様、さっきの蝶が居ませんが、まさかコレが…?》
『あぁ、蝶からカマキリに変化しやがった。
この分だとまだまだ変化するぞ。
だが、弱い。弱いが、しぶとい。面倒この上無いぜ。』
《では私の方で″処理″しておきましょうか?》
『いや、丁度『チャキ…』コレが溜まった所だからコイツに試してみようと思う。
都合良く周辺は更地になってるからな。
だからグリードの方は奥に残存してるコイツの卵を″処理″してきてくれ、念の為植え付けられてる木ごとな。』
《畏まりました。》ダッ!
鬼神は徐に荒鬼神ノ化身をグリードに見せる。
すると4本中3本の刀身の刻印が光っていた。
鬼神の指示を受け、意図を理解したグリードは早速村の奥へと向かう。
ア″…ア″ア″ア″…
その姿を見届けた鬼神は、未だ地面に這いつくばり呻き声を上げるボルボレートに向き直る。
『つー訳だ、お前さんの様にしぶとい害虫はしっかりと駆除させて貰う。
出て来い召喚獣【龍神邪火(リュウジンジャッカ)】、コイツを灰にしてしまえ。』
鬼神は刻印が光輝く荒鬼神ノ化身3本を構え、召喚獣の名を喚ぶのであった。
『っせぇーな。
その不気味な声どーにかなんねーのかよ。』
ブシャシャシャシャシャッ!!
木々の塊をぶつけて吹き飛ばしたハズの場所に、鬼神が立っていた事が気に食わない様子のボルボレートは、鬼神目掛けて上空から再び糸を放つ。
ベドッ!『よ。』
ベダッ!『ほ。』
ベドドドッ!『ほいっと。』ダンッ!
だがそれを少ない動作でかわした鬼神は、垂れ下がった糸の方に駆け出す。
ベチャッ!
バリッ!バリッ!バリッ!バリッ!バリッ!
糸に足を付けた鬼神は、肩に荒鬼神ノ化身を担いだままその糸を伝って上空のボルボレートを目指す。
足を付ける度に強力な粘着力の糸に足を取られるハズなのだが、鬼神は全く気になっていない様子である。
ア″、ア″ア″ア″アッ!!ギュルンッ!
バフォッ!
『お?』
ボルボレートは一鳴きした後、糸を伝ってくる鬼神を振り飛ばそうとしたのか、バレルロールを繰り出した。
その際、ボルボレートの翅から鱗粉が舞う。
通常の蝶が持つ鱗粉なら文字通り″粉″にしか見えないが、全長30メルを越すボルボレートである為、掌サイズの鱗がヒラヒラと辺りを舞っていた。
その内の1枚を糸に捕まっている鬼神が手に取り、確認してみると
『ふむ、こりゃ鱗粉と言うよりも″鱗刃″だな。
薄くて軽いのに堅くて強靭だ。
【忍】や【暗殺】稼業の仕込みナイフとして需要ありそうだ。
後で商人のジョーにでも教えとくか。』
と、いたく冷静な様子。
ア″ア″ア″ア″アッ!バフォッ!バフォッ!
ボヒュオッ!
そんな鬼神に向かってボルボレートは、宙に舞った鱗刃を翅を使って器用に集め、鬼神に向かって飛ばしてきた。
『ッラ″ァ″ア″ア″ア″ッ!』バヒュオッ!
ボッ!バシュンッ!
<猿叫>を発動し、馬鹿デカい声量で迫り来る鱗刃の塊の一部分を吹き飛ばし、即座に荒鬼神ノ化身をぶん投げて転移する鬼神。
バシュンッ!
ゾリッ!ゾッ!ゾゾゾッ!ザクッ!ゾリッ!ゾンッ!
ア″ア″…ア″… ガグンッ!
ボルボレートの目の前に転移した鬼神は、一瞬の内に4本の荒鬼神ノ化身を振るって8連撃の斬撃を繰り出し、ボルボレートの首は首の皮1枚で繋がっている状況になった。
『よっ、はっ、と。』タンッ!タタンッ!
ヒュパパッ!ドスッ!ブスッ!ドドッ!
ア″ア″ア″ア″アッ!?
ボルボレートの顔を踏み付けて背中に飛び移った鬼神は、全ての荒鬼神ノ化身を逆手持ちにして背中に次々と突き刺した。
ダダダダダダダダダッ!
『『『『ブジャァアアアアアアッ!』』』』
ア″ガア″ア″ア″ア″ッ!!!?
その状態で腹部の端に向かって駆け出す鬼神。
ボルボレートの背中は縦に大きく切り裂かれる事になった。
『『『うじゅるるっ!』』』
『おぉっ?』
するとその傷口から夥しい数の触手が延び、鬼神へと迫る。
しかも異変はそれだけに止まらず、翅の表面にも夥しい数の触手が生えてきただけでなく、鬼神を包み込むかの様に、ボルボレートの体が花の蕾の様に閉じ始めたのだ。
『『『『『うぞぞぞぞぞっ!』』』』』
『何だこりゃ『じゅる…』まるで食虫植物だな。
『うじゅる…』悪ぃが触手プレイは好きじゃねぇんだ、よっ!』ズンッ!
ブチブチブチブチッ!
手足に触手が巻き付いていた鬼神だが、その場で大きく跳躍し、無理矢理に引き千切る。
うじゅるじゅる…
ウボォア″ア″ア″ア″アッ!
『…本当にこの生き物は何なんだ…?
背中に口が出現したぞ…
本人には言えないが、グリードの口ん中を真っ正面から覗いたみたいだぜ…』
鬼神を捕り逃がした為か、激昂したボルボレートは背中に口を生成して咆哮を上げる。
この時には既に蝶の原形は無くなっていた。
ア″ア″ア″ア″アッ!『ボコボコ…』ジャア″ア″ア″ア″ッ!
『…蝶の次はカマキリかよ…』
蕾の様な形態を取っていたボルボレートの体が変化していき、蕾の中から長大な長さの鎌が出現。
その後も地面に落下しながら変化は続き、地面に降り立つ頃には6本の腕を持つ巨大なカマキリに変化していた。
ジャア″ア″ア″ア″ッ!ボッ!ボボボッ!
カマキリ形態のボルボレートが鎌を振るうと、まるで蜃気楼の様に空間が歪んだ塊を放ってきた。
恐らく斬撃を飛ばしたのだろう。
『見え難いが、主が覚えてた<気流感知>のお陰で何の問題も無ぇ、全く主様々だ、な!』
ボフッ!バフッ!
『んおっ?奴の攻撃が掻き消された…?
あ、もしかして奴のこの攻撃は風属性魔法か?』
~荒鬼神ノ化身の説明文一部抜粋~
【荒鬼神ノ化身専用戦技:起点技】『大喰(オオグライ)』…この武器を使用する事で、対象(生物、魔法問わず)の魔力を分解、吸収し、武器に刻まれた刻印に溜める事が可能。
『だから荒鬼神ノ化身で吸収されたのか。
ははっ、こりゃ蝶の時より大分戦い易くなるぜ。』
ジャア″ア″ア″ア″ッ!バババババババッ!
ボルボレートは、自身が放った斬撃が掻き消された事に腹を立て、闇雲に斬撃を振るう。
『ハハ『ボフッ!』ハハ『ボッ!』ハハハ『バフッ!』ハハハ『バッ!』ッ!
無駄無駄無駄無駄ぁっ!『バフッ!』そんな攻撃じゃ蚊ぁ1匹殺せやしないぜぇ!』
ジャア″ア″ア″ア″ッ!
『【貪欲(グリーディ)】出てこい!奴の脳天に全弾かましてやれっ!』
コォオオオッ…〔キュルルルルルッ♪〕
『『『『『パシュッ!』』』』』
次々と斬撃を突破してくる鬼神に対し、再び斬撃を振るおうとしたボルボレートだが、その前に喚び出した【貪欲(グリーディ)】の小型プラズマレーザーが発射された。
『『『『『ズッ!』』』』』
ジッ…!?ぐらっ…
5発の小型プラズマレーザーがカマキリ形態のボルボレートの頭を貫き、体が大きく前のめりに傾いた。
ゾゾッ!バツンッ!
ズンッ!ズズンッ!
荒鬼神ノ化身でボルボレートの頭部を滅多斬りにした後、首を撥ね飛ばして地面に降り立った。
直後に首も地面に落ち、ボルボレートの巨体も地に落ちた。
…ア″ア″…ア″ア″ア″…
『うへぇ、これでまだ生きてんのかよ。
中々にしぶといなぁ…』
と、頭をぶった斬ったのにまだ不気味な呻き声を上げるボルボレートに嘆息する鬼神。
するとそこに
スタッ。
《主様を連れていきました。》
『お、グリード。それで主はどうだった?』
《クロラちゃんが泣きながら怒られてましたよ。》
『怪我すんな、って言われて数分で骨折って全身血塗れで帰ってくりゃそらな…』
こってりとクロラに絞られている光景が目に浮かぶ鬼神。
《それで鬼神様、さっきの蝶が居ませんが、まさかコレが…?》
『あぁ、蝶からカマキリに変化しやがった。
この分だとまだまだ変化するぞ。
だが、弱い。弱いが、しぶとい。面倒この上無いぜ。』
《では私の方で″処理″しておきましょうか?》
『いや、丁度『チャキ…』コレが溜まった所だからコイツに試してみようと思う。
都合良く周辺は更地になってるからな。
だからグリードの方は奥に残存してるコイツの卵を″処理″してきてくれ、念の為植え付けられてる木ごとな。』
《畏まりました。》ダッ!
鬼神は徐に荒鬼神ノ化身をグリードに見せる。
すると4本中3本の刀身の刻印が光っていた。
鬼神の指示を受け、意図を理解したグリードは早速村の奥へと向かう。
ア″…ア″ア″ア″…
その姿を見届けた鬼神は、未だ地面に這いつくばり呻き声を上げるボルボレートに向き直る。
『つー訳だ、お前さんの様にしぶとい害虫はしっかりと駆除させて貰う。
出て来い召喚獣【龍神邪火(リュウジンジャッカ)】、コイツを灰にしてしまえ。』
鬼神は刻印が光輝く荒鬼神ノ化身3本を構え、召喚獣の名を喚ぶのであった。
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