352 / 1,171
再びアルバラスト編
戦闘開始1時間
しおりを挟む
戦闘開始1時間、ギュラドスカルの『壊し』が開始された。
シュタッ!
バッ!ボッボボッ!
<流麗な足捌き><縮地>を発動し、目にも止まらぬ速さで接近するノア。
「ヌゥッ!」ヒュッ!
ザバッ!ゾリッ!ゴキッ!ズバッ!
斧を振ってノアを近付けさせない様にするも、腕を1回振っただけで4発の攻撃を腕に受け、瞬時に破壊される。
「ナゼダ!?シエンマホウノコウカジカンハマダキレテナイハズダゾ!?
ナゼコウモタヤスクハカイサレルノダ!?」
支援魔法の効果があるにも関わらず、意図も容易く破壊される事に違和感を感じているギュラドスカル。
「ギュラドスカルさんは料理スキルはお持ちですか?」
「ナニ?」
「肉を切る時に<筋切り>、肉を柔らかくする為に<肉叩き>、骨を除去する時には<骨抜き>…
特に<骨抜き>や<筋切り>は構造を理解してると通常よりも調理し易くなるんですよねぇ…」
「…オイマサカ…」
「調理の時は剣よりかナイフの方がやり易いんですよねぇ。」
「…マテ…」
「正直な所父さんや母さんが言う『壊し』って言い方、あまりピンと来ないんですよね…
でも僕、趣味が料理なので『調理』の方が馴染むんですよ。
ホラ、『調理』って大まかに言えば『壊し』みたいな物でしょ?」
ギュラドスカルを見詰めるノアの目が『人』を見る目から『物』を見る目に変化した瞬間であった。
それと共に今まで発していた<殺気放出>では無く<狂気放出>を発動しだした。
<狂気放出>…相手を威圧すると共に『恐怖』を付与させる効果を持つ。
『恐怖』…相手を畏縮させ、動きを阻害させる効果がある。
ダンッ!
「クォオオオオッ!」ブォンッ!
傷を回復中のギュラドスカルへ向け駆け出したノアへ、闇雲に振るった巨斧が迫る。
ビュォッ!
ズザザザザッ!
<スライディングダッシュ>を発動して回避したノアは、<渾身><剛腕><肉叩き>を発動して腹部と胸部に乱打を加える。
ズドドドドドドドドドドドドドドドドッ!
「グ、ガァアアッ!」ブンッ!
ガシッ!
ザッ!ズッ、ズバッ!ミシッ!ビギッ!
「アッ、グァアッ!?」
抵抗のつもりで腕を振ろうものなら手首を掴まれ、<渾身>と<筋切り>を発動して腱を切断、<骨抜き>を発動して腕と肘を破壊。
ズッ!ズババッ!「ガ、ガァアッ…!?」
<筋切り>を発動して防具の隙間をぬってナイフを太腿に突き立て、一気に引き裂く。
ドサッ!
激痛で尻餅を付くギュラドスカルだが、ノアの『調理』は続く。
ザキュッ!ベキベキベキッ!
「ガァアッ!?」
防具の隙間から手を突っ込み、<渾身>と<骨抜き>を発動して肋骨をむしり折る。
「叫ぶばかりで五月蝿いので少し黙ってて下さい。」
ガコッ!「……ッ!?」
先程から騒ぎっ放しの口に指を引っ掛けて<渾身>を発動して顎を外す。
「まだやりますか?」
「フー…フー…」ブォ『パシッ!』ンッ!
ベキベキミチミチッ…
「………ッ!!!」
ガンッ!ガランガランッ!
尚も斧を振ってきたギュラドスカルだが持っていた腕を逆方向に曲げてへし折り腱を断つ。
ギュラドスカルは声にならない声を上げて悶え苦しんでいる。
「まだやりますか?」ズズズ…
最後の警告とばかりに<狂気放出>を強めて詰め寄る。
これでダメなら<腸抜き>を行うつもりである。
「マ、マダ…」
「あっそ。」ブォンッ!
未だ戦う意志を残していたギュラドスカルに残念そうな視線を向けつつも手を貫き手の形にしつつ<渾身>と<腸抜き>を発動させてギュラドスカルの腹部へと振り下ろす。
『『『ブゥンッ!』』』「エッ?」
ゴキンッ!「痛ぇっ!」
突如ギュラドスカルの周囲に三重の防御血界が展開。
その結果ノアの放った貫き手が阻まれる事に。
「ふーっ、ふーっ!」
その硬さと痛みから、混乱しているギュラドスカルの後ろで手に息を吹きかけている。
「「「お、お願いです、もう止めて下さい!!」」」
「オ、オマエタチ…!」
「痛て…」ひらひら…
未だ痛む手をひらひらさせながら「やっとか…」と言いたげな表情で、後方に居る3人の女性【魔法使い】を見やるノア。
フッ!
「うぐっ…お前達何故手を出し…って、お、おい…!?」
【狂戦士状態】を解除したギュラドスカルが3人の女性【魔法使い】に詰め寄ろうとするも、3人共にボロボロと涙を流してギュラドスカルを睨み付けていた。
「ど、どうしたお前た『ベチン』ぶへっ!?」
「…え?待て、何でビン『パチン』おふっ。」
「待って待って『ペチン』むがっ。」
とか何とか言いつつ3人それぞれからビンタを食らったギュラドスカル。
「「「これ以上貴方様が傷付くのを見ていられません…」」」キュッ…
そう言って血塗れのギュラドスカルに抱き付く3人。
ギュラドスカルは成すがままとなり気恥ずかしくポリポリと頬を掻いていた。
実はさっきから戦ってる2人の元に徐々に近付いて来ているのを感知していたノアは、いつ止めに入るのかと半ばヒヤヒヤしていたのだ。
「3人の護衛ありがとうね、グリード。」
《主様の言い付けだもの、当然よ。
それにゆっくり観察出来たし、良い時間を過ごせたわ。》
「観察?」
《ずっと彼女達の骨格を見てたの。
何れ<人化>する為の勉強がてらね。》
「グリードが<人化>か…全く想像が出来ないな…」
《そうですね、これから骨格を模索する予定ですので主様の恋人に寄せる事も出来ますよ?》
「えっ!?…そ、それ《まぁ御一考下さい。》
<人化>への道に、一波乱訪れそうな爆弾を落とすグリードであった。
「という訳で俺の負けだ。
これ以上続けたら俺の大切な者達を傷付けてしまいそうだからな。」
「「「わ、割って入ってきて申し訳ありませんでした!!」」」
ノアに向けて頭を下げる女性【魔法使い】3人。
そんな3人に「やれやれ」といった柔和な眼差しを向けるギュラドスカル。
「いや!遅い!遅すぎですよ3人共!
あと少し遅れてたら大惨事になっている所でしたよ!」
「え?3人の動向を知った上でのあの行動じゃ無かったのか?」
「違いますよ。
本当だったら力任せに腹を破って<腸抜き>やる所だったんですよ?
腸をこう、ブルンと…」
「…3人共、後で美味しいご飯食べに行こうな…」
止めに入った3人の頭を優しく撫でつつ労いの言葉を掛けるギュラドスカルであった。
「じゃあ、皆さん僕はもう街に向かいますので。」
「あ、【鬼神】の。
体調の方はどうだい?」
「まぁ多少疲れてる位ですが…」
「恐らく次の冒険者パーティで最後のハズだ。」
「…ってかまだ居るのですか?
てっきりあなたで最後だと思ってましたよ。」
「寧ろ次が現段階でアルバラストに居る"最高戦力"だぞ。
正直あの4人には勝てる気がしないし、一番【鬼神】に興味を抱いているのはあの4人のハズだ。」
「へぇ、そんな奇特な方々が居るんですねぇ…」
「「「「あ。」」」」
《あ。》
と、そんな話をしていると、街の方を向いていたギュラドスカル達とグリードが何かに気付いた様だ。
ノアもそれにならって街の方角を見てみると、4つの光輝く物体がこちらに接近してきていた。
「どうやら今話にあった人達ですかね。
用があるのは僕でしょうから行くとします。
さ、行こうかグリード。」
《はい、主様。》
「健闘を祈るぞ、【鬼神】。」
「「「御武運を。」」」
4人に見送られ、ノアは接近して来る光の元へ向かう。
(アレ、実は攻撃魔法って事は無いよね?)
(『さぁな…あ、でも減速しだしたぜ。』)
『俺』に言われて光輝く物体を見てみると、徐々に減速しノアの前方20メルの所で停止、地上5メル程の高さで滞空しだした。
「…光って見えん…」
夜と言う事もあり、光輝く物体はより眩しく見え、暗さに慣れた目には易しくない。
「「「「あ、ごめんごめん光量落とすね。」」」」
「落とせるんですね…」
スゥゥ…
ランプの火を小さくするかの様に徐々に光量が落ちていく。
そうして漸く姿が見えてきた、どうやら4つの物体は妖精の様だ。
「えーっと、最後の相手はあなた方で宜しいですか?」
「「「「うん!私達は、アルバラストの街で貴方を主人公とした見世物をやってます。
『最上級冒険者』の『エレメンタル・フェアリーズ』です!!!!」」」」
そう言い放った4人の妖精は、ノアに向けてビシッと妙な決めポーズを決める。
ただノアはそんな事より気になる事があった。
「ま、街の中で僕を主人公にした見世物って何の事だーっ!?」
(※ノアは、まだ自分の銅像が街の中に建っている事を知りません。)
シュタッ!
バッ!ボッボボッ!
<流麗な足捌き><縮地>を発動し、目にも止まらぬ速さで接近するノア。
「ヌゥッ!」ヒュッ!
ザバッ!ゾリッ!ゴキッ!ズバッ!
斧を振ってノアを近付けさせない様にするも、腕を1回振っただけで4発の攻撃を腕に受け、瞬時に破壊される。
「ナゼダ!?シエンマホウノコウカジカンハマダキレテナイハズダゾ!?
ナゼコウモタヤスクハカイサレルノダ!?」
支援魔法の効果があるにも関わらず、意図も容易く破壊される事に違和感を感じているギュラドスカル。
「ギュラドスカルさんは料理スキルはお持ちですか?」
「ナニ?」
「肉を切る時に<筋切り>、肉を柔らかくする為に<肉叩き>、骨を除去する時には<骨抜き>…
特に<骨抜き>や<筋切り>は構造を理解してると通常よりも調理し易くなるんですよねぇ…」
「…オイマサカ…」
「調理の時は剣よりかナイフの方がやり易いんですよねぇ。」
「…マテ…」
「正直な所父さんや母さんが言う『壊し』って言い方、あまりピンと来ないんですよね…
でも僕、趣味が料理なので『調理』の方が馴染むんですよ。
ホラ、『調理』って大まかに言えば『壊し』みたいな物でしょ?」
ギュラドスカルを見詰めるノアの目が『人』を見る目から『物』を見る目に変化した瞬間であった。
それと共に今まで発していた<殺気放出>では無く<狂気放出>を発動しだした。
<狂気放出>…相手を威圧すると共に『恐怖』を付与させる効果を持つ。
『恐怖』…相手を畏縮させ、動きを阻害させる効果がある。
ダンッ!
「クォオオオオッ!」ブォンッ!
傷を回復中のギュラドスカルへ向け駆け出したノアへ、闇雲に振るった巨斧が迫る。
ビュォッ!
ズザザザザッ!
<スライディングダッシュ>を発動して回避したノアは、<渾身><剛腕><肉叩き>を発動して腹部と胸部に乱打を加える。
ズドドドドドドドドドドドドドドドドッ!
「グ、ガァアアッ!」ブンッ!
ガシッ!
ザッ!ズッ、ズバッ!ミシッ!ビギッ!
「アッ、グァアッ!?」
抵抗のつもりで腕を振ろうものなら手首を掴まれ、<渾身>と<筋切り>を発動して腱を切断、<骨抜き>を発動して腕と肘を破壊。
ズッ!ズババッ!「ガ、ガァアッ…!?」
<筋切り>を発動して防具の隙間をぬってナイフを太腿に突き立て、一気に引き裂く。
ドサッ!
激痛で尻餅を付くギュラドスカルだが、ノアの『調理』は続く。
ザキュッ!ベキベキベキッ!
「ガァアッ!?」
防具の隙間から手を突っ込み、<渾身>と<骨抜き>を発動して肋骨をむしり折る。
「叫ぶばかりで五月蝿いので少し黙ってて下さい。」
ガコッ!「……ッ!?」
先程から騒ぎっ放しの口に指を引っ掛けて<渾身>を発動して顎を外す。
「まだやりますか?」
「フー…フー…」ブォ『パシッ!』ンッ!
ベキベキミチミチッ…
「………ッ!!!」
ガンッ!ガランガランッ!
尚も斧を振ってきたギュラドスカルだが持っていた腕を逆方向に曲げてへし折り腱を断つ。
ギュラドスカルは声にならない声を上げて悶え苦しんでいる。
「まだやりますか?」ズズズ…
最後の警告とばかりに<狂気放出>を強めて詰め寄る。
これでダメなら<腸抜き>を行うつもりである。
「マ、マダ…」
「あっそ。」ブォンッ!
未だ戦う意志を残していたギュラドスカルに残念そうな視線を向けつつも手を貫き手の形にしつつ<渾身>と<腸抜き>を発動させてギュラドスカルの腹部へと振り下ろす。
『『『ブゥンッ!』』』「エッ?」
ゴキンッ!「痛ぇっ!」
突如ギュラドスカルの周囲に三重の防御血界が展開。
その結果ノアの放った貫き手が阻まれる事に。
「ふーっ、ふーっ!」
その硬さと痛みから、混乱しているギュラドスカルの後ろで手に息を吹きかけている。
「「「お、お願いです、もう止めて下さい!!」」」
「オ、オマエタチ…!」
「痛て…」ひらひら…
未だ痛む手をひらひらさせながら「やっとか…」と言いたげな表情で、後方に居る3人の女性【魔法使い】を見やるノア。
フッ!
「うぐっ…お前達何故手を出し…って、お、おい…!?」
【狂戦士状態】を解除したギュラドスカルが3人の女性【魔法使い】に詰め寄ろうとするも、3人共にボロボロと涙を流してギュラドスカルを睨み付けていた。
「ど、どうしたお前た『ベチン』ぶへっ!?」
「…え?待て、何でビン『パチン』おふっ。」
「待って待って『ペチン』むがっ。」
とか何とか言いつつ3人それぞれからビンタを食らったギュラドスカル。
「「「これ以上貴方様が傷付くのを見ていられません…」」」キュッ…
そう言って血塗れのギュラドスカルに抱き付く3人。
ギュラドスカルは成すがままとなり気恥ずかしくポリポリと頬を掻いていた。
実はさっきから戦ってる2人の元に徐々に近付いて来ているのを感知していたノアは、いつ止めに入るのかと半ばヒヤヒヤしていたのだ。
「3人の護衛ありがとうね、グリード。」
《主様の言い付けだもの、当然よ。
それにゆっくり観察出来たし、良い時間を過ごせたわ。》
「観察?」
《ずっと彼女達の骨格を見てたの。
何れ<人化>する為の勉強がてらね。》
「グリードが<人化>か…全く想像が出来ないな…」
《そうですね、これから骨格を模索する予定ですので主様の恋人に寄せる事も出来ますよ?》
「えっ!?…そ、それ《まぁ御一考下さい。》
<人化>への道に、一波乱訪れそうな爆弾を落とすグリードであった。
「という訳で俺の負けだ。
これ以上続けたら俺の大切な者達を傷付けてしまいそうだからな。」
「「「わ、割って入ってきて申し訳ありませんでした!!」」」
ノアに向けて頭を下げる女性【魔法使い】3人。
そんな3人に「やれやれ」といった柔和な眼差しを向けるギュラドスカル。
「いや!遅い!遅すぎですよ3人共!
あと少し遅れてたら大惨事になっている所でしたよ!」
「え?3人の動向を知った上でのあの行動じゃ無かったのか?」
「違いますよ。
本当だったら力任せに腹を破って<腸抜き>やる所だったんですよ?
腸をこう、ブルンと…」
「…3人共、後で美味しいご飯食べに行こうな…」
止めに入った3人の頭を優しく撫でつつ労いの言葉を掛けるギュラドスカルであった。
「じゃあ、皆さん僕はもう街に向かいますので。」
「あ、【鬼神】の。
体調の方はどうだい?」
「まぁ多少疲れてる位ですが…」
「恐らく次の冒険者パーティで最後のハズだ。」
「…ってかまだ居るのですか?
てっきりあなたで最後だと思ってましたよ。」
「寧ろ次が現段階でアルバラストに居る"最高戦力"だぞ。
正直あの4人には勝てる気がしないし、一番【鬼神】に興味を抱いているのはあの4人のハズだ。」
「へぇ、そんな奇特な方々が居るんですねぇ…」
「「「「あ。」」」」
《あ。》
と、そんな話をしていると、街の方を向いていたギュラドスカル達とグリードが何かに気付いた様だ。
ノアもそれにならって街の方角を見てみると、4つの光輝く物体がこちらに接近してきていた。
「どうやら今話にあった人達ですかね。
用があるのは僕でしょうから行くとします。
さ、行こうかグリード。」
《はい、主様。》
「健闘を祈るぞ、【鬼神】。」
「「「御武運を。」」」
4人に見送られ、ノアは接近して来る光の元へ向かう。
(アレ、実は攻撃魔法って事は無いよね?)
(『さぁな…あ、でも減速しだしたぜ。』)
『俺』に言われて光輝く物体を見てみると、徐々に減速しノアの前方20メルの所で停止、地上5メル程の高さで滞空しだした。
「…光って見えん…」
夜と言う事もあり、光輝く物体はより眩しく見え、暗さに慣れた目には易しくない。
「「「「あ、ごめんごめん光量落とすね。」」」」
「落とせるんですね…」
スゥゥ…
ランプの火を小さくするかの様に徐々に光量が落ちていく。
そうして漸く姿が見えてきた、どうやら4つの物体は妖精の様だ。
「えーっと、最後の相手はあなた方で宜しいですか?」
「「「「うん!私達は、アルバラストの街で貴方を主人公とした見世物をやってます。
『最上級冒険者』の『エレメンタル・フェアリーズ』です!!!!」」」」
そう言い放った4人の妖精は、ノアに向けてビシッと妙な決めポーズを決める。
ただノアはそんな事より気になる事があった。
「ま、街の中で僕を主人公にした見世物って何の事だーっ!?」
(※ノアは、まだ自分の銅像が街の中に建っている事を知りません。)
50
お気に入りに追加
1,968
あなたにおすすめの小説

こちらの異世界で頑張ります
kotaro
ファンタジー
原 雪は、初出勤で事故にあい死亡する。神様に第二の人生を授かり幼女の姿で
魔の森に降り立つ 其処で獣魔となるフェンリルと出合い後の保護者となる冒険者と出合う。
様々の事が起こり解決していく

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。

黄金の魔導書使い -でも、騒動は来ないで欲しいー
志位斗 茂家波
ファンタジー
‥‥‥魔導書(グリモワール)。それは、不思議な儀式によって、人はその書物を手に入れ、そして体の中に取り込むのである。
そんな魔導書の中に、とんでもない力を持つものが、ある時出現し、そしてある少年の手に渡った。
‥‥うん、出来ればさ、まだまともなのが欲しかった。けれども強すぎる力故に、狙ってくる奴とかが出てきて本当に大変なんだけど!?責任者出てこぉぉぉぃ!!
これは、その魔導書を手に入れたが故に、のんびりしたいのに何かしらの騒動に巻き込まれる、ある意味哀れな最強の少年の物語である。
「小説家になろう」様でも投稿しています。作者名は同じです。基本的にストーリー重視ですが、誤字指摘などがあるなら受け付けます。

子爵家の長男ですが魔法適性が皆無だったので孤児院に預けられました。変化魔法があれば魔法適性なんて無くても無問題!
八神
ファンタジー
主人公『リデック・ゼルハイト』は子爵家の長男として産まれたが、検査によって『魔法適性が一切無い』と判明したため父親である当主の判断で孤児院に預けられた。
『魔法適性』とは読んで字のごとく魔法を扱う適性である。
魔力を持つ人間には差はあれど基本的にみんな生まれつき様々な属性の魔法適性が備わっている。
しかし例外というのはどの世界にも存在し、魔力を持つ人間の中にもごく稀に魔法適性が全くない状態で産まれてくる人も…
そんな主人公、リデックが5歳になったある日…ふと前世の記憶を思い出し、魔法適性に関係の無い変化魔法に目をつける。
しかしその魔法は『魔物に変身する』というもので人々からはあまり好意的に思われていない魔法だった。
…はたして主人公の運命やいかに…

『転生したら「村」だった件 〜最強の移動要塞で世界を救います〜』
ソコニ
ファンタジー
29歳の過労死サラリーマン・御影要が目覚めたのは、なんと「村」として転生した姿だった。
誰もいない村の守護者となった要は、偶然迷い込んできた少年リオを最初の住民として迎え入れ、徐々に「村」としての力を開花させていく。【村レベル:1】【住民数:0】【スキル:基本生活機能】から始まった異世界生活。

病弱が転生 ~やっぱり体力は無いけれど知識だけは豊富です~
於田縫紀
ファンタジー
ここは魔法がある世界。ただし各人がそれぞれ遺伝で受け継いだ魔法や日常生活に使える魔法を持っている。商家の次男に生まれた俺が受け継いだのは鑑定魔法、商売で使うにはいいが今一つさえない魔法だ。
しかし流行風邪で寝込んだ俺は前世の記憶を思い出す。病弱で病院からほとんど出る事無く日々を送っていた頃の記憶と、動けないかわりにネットや読書で知識を詰め込んだ知識を。
そしてある日、白い花を見て鑑定した事で、俺は前世の知識を使ってお金を稼げそうな事に気付いた。ならば今のぱっとしない暮らしをもっと豊かにしよう。俺は親友のシンハ君と挑戦を開始した。
対人戦闘ほぼ無し、知識チート系学園ものです。

異世界に転生した社畜は調合師としてのんびりと生きていく。~ただの生産職だと思っていたら、結構ヤバい職でした~
夢宮
ファンタジー
台風が接近していて避難勧告が出されているにも関わらず出勤させられていた社畜──渡部与一《わたべよいち》。
雨で視界が悪いなか、信号無視をした車との接触事故で命を落としてしまう。
女神に即断即決で異世界転生を決められ、パパっと送り出されてしまうのだが、幸いなことに女神の気遣いによって職業とスキルを手に入れる──生産職の『調合師』という職業とそのスキルを。
異世界に転生してからふたりの少女に助けられ、港町へと向かい、物語は動き始める。
調合師としての立場を知り、それを利用しようとする者に悩まされながらも生きていく。
そんな与一ののんびりしたくてものんびりできない異世界生活が今、始まる。
※2話から登場人物の描写に入りますので、のんびりと読んでいただけたらなと思います。
※サブタイトル追加しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる