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王都編
獣人国家ヴァーリアスフェアレスへの行き方
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「獣人国家ヴァーリアスフェアレスへの行き方じゃと?
そうさのぅ…一応行き方は2通りある。
1つ目は、王都から東の村を抜け、最初の山を目印に1週間程南下すれば道なりに着く。
2つ目は、王都を出て南下するとアルバラストに着くじゃろ?
そこから東に向かってひたすら歩いていけば着くぞ。
距離的にはどちらも変わらないが、2つ目の方が人通りも多いから安全な旅程にはなるじゃろ。」
【料理人】ギルドを出たノアは、まず始めに 冒険者ギルドを訪ね、獣人の住まう国ヴァーリアスフェアレスへの行き方を聞きに来ていた。
カウンターにはギルドマスターのジャロルが座り、書類整理などを行っていたがノアが訪ねた為、応対をして貰った。
「あ!そうじゃそうじゃ!アルバラスト経由で行った方が良いな!"お主の場合"は!」
「何ですか急に思い出したかの様に声を上げて…」
「いやなに、今アルバラストで"面白い物"を建造中じゃから序でにその目で見てみると良いぞ。」
何やら企んでいる様なニンマリとした笑顔を向けるジャロル。嫌な予感しかしない。
「勿体振らず言って下さいよ。」
「やーじゃ!結局海洋種と会わせてくれんかったからその仕返しじゃ!」
「え?あっ!?忘れてた!」
「そーじゃろー、そーじゃろー!『槍サーの姫君』の面々も立腹じゃったぞ?
酒抜けたにも関わらず、いつの間にか依頼受けて王都の外に行っとったんじゃからな!」
「あー…どうするかな…も、もしあれなら今からで「もう行ったわい!」
「へ?」
ジャロルの意外な返答に、気の抜けた声を上げるノア。
「国交締結に向けて王都の主要人物、関係者揃って龍宮城へ訪問したわい。
序でに護衛と言う名目で『槍サーの姫君』とも一緒に行ったぞ。
あ奴ら、見惚れてその場で立ち尽くしとったぞ。」
「"行きたい行きたい"って凄い言ってましたものね…悪い事しちゃったかな…」
「まぁ最終的にはお主に感謝しとったぞ。
"ノア君に出会わなければ、今私達はこの場にすら来れなかった"とな。
当分あ奴らは龍宮城に住み込むらしいから、もしお主に会ったら伝えて欲しい、と言われたわい。」
「そうですか…
それで、広く世間に海洋種との国交締結を宣言するのはいつ位になるんですか?」
「早くて2ヶ月位って所じゃろな。
と言っても最初は人流は制限するぞ、精々が商人位じゃ。
それと、龍宮城とは別に一般向けの宿泊施設とか直上にある鉱山とは別でダンジョンを造るんじゃと。」
「…リヴァイアさん、中々ノリノリだな…」
「何もかんもお主のお陰じゃよ。
海洋種の件もそう。コモンの企てもそう。『槍サー』の件もそうじゃ。
獣人国家の方でも"大規模作戦"を計画中じゃろ?
現在参加希望は608人にまで増えておる。
生憎妾は【適正】的に参加出来んから、ここで作戦の成功を祈っておるぞ。」
「ええ、お気持ちだけでも有り難いです。
ここでは色々と厚遇して頂きありがとうございました。」
「何の何の。
それでは厚遇序でに妾からこの街最後の耳寄り情報を授けようかのぅ。」
「え?何でしょうか?」
ジャロルがカウンターの下から何枚かの書類を取り出すと、ノアはそれを覗き込む。
「新人冒険者用の割安挙式プランっちゅーもんがあって「ジャロル婆さんや、それはお節介って言うんですよ。ってか情報源は解体職人のおっちゃん達だね?」
とか何とかあったが、一先ず獣人国の場所とジャロルへの挨拶を済ませたノアは、半ば強引に冒険者ギルドを後にした。
カランコロンカラン
ノアは【錬金術】ギルドの扉を開け中に入る。
「はーい!あ、ノア君…って事はヴァンディットさんね?」
ズズッ…「はい、依頼の品である硫酸の納品に来ました。」
トタトタタ…
「わ~ありがと~!最近需要が高まってたから助かるわ~!」
「この依頼を達成すれば"超高圧対応錬金釜"が購入出来るので頑張りましたよ~。」ペシペシ
ヴァンディットがテンション高めにカウンター前に置かれている錬金釜をペシペシと叩く。
超高圧に耐えられる様、蓋の部分に固定治具がガチャガチャと付けられ、至る所に装飾と機能を兼ね備えた魔石が埋め込まれている。
チラッと値札を見てみると、400万ガルと記載されていた。
「これはですね、超高圧化の環境に錬金素材を置きますと、成分を余す事無く抽出出来て、今までよりも高純度の薬品が作製出来ます!
更には今まで作れなかった薬品やポーションまでもがこの装置を使えばいとも簡単に「ヴァンディットさん、落ち着いて落ち着いて…あとまだ購入してないんだからペシペシ叩かないの。」
興奮して鼻息荒く、捲し立てる様に話すヴァンディットを落ち着かせたノア。
一先ずヴァンディットは依頼報告を済ませ、報酬を受け取ると、直ぐ様素早い手付きで金貨を数え出してカウンターに並べていく。
チャッ!
「はい、400万ガルしっかりあります。アレ下さい。」
「はい、畏まりました。
…確かに確認致しました、これにてあちらにございます装置はあなたの物となります。」
初めて貯めたお小遣いで欲しい物を買いに来た子供の様に、少し興奮気味なヴァンディットは、確認が取れると小走りで装置の元へと駆けていった。
「むふ~♪」
「ご機嫌ですね、ヴァンディットさん。」
「えぇ、ずっと欲しかった物ですから♪」
【錬金術】ギルドを出たノア達は現在ジョーの紹介に向かっている。
外は暗い為、ヴァンディットは表に姿を表して3人一緒に街を歩く。
元々美人のヴァンディットが装置を買えた高揚感で、子供の様な満面の笑みを浮かべながら漆黒のドレスを靡かせて街を歩く姿に、周囲に居た老若男女が皆見惚れていた。
「嬉しそうにするのも良いですけど、ちゃんと前見て歩いて下さい、転んじゃいますよ。」
くるくる~
「うふふ、心配せずとも大丈夫です『ガッ!』わはぁっ!?」
モフッ
「…っと、大丈夫ですかなヴァンディット嬢?
何やら嬉しそうにしてましたが前を見てないと危ないですよ。」
小躍りして石畳に躓いたヴァンディットを、寸での所でたまたま通り掛かったドゥが受け止める。
「あ、あはは、すいません、嬉しくてつい…」
「その様子ですと、前々から欲しがっていた例の装置を買えたのですな?」
「はい、ドゥ様のお陰ですわ。」
以前鉱山にてノアがコモンの手下から情報を引き出してる間、ヴァンディットがドゥに装置購入の相談事をしていたらしい。
ドゥは親身になって考え、ヴァンディットの技術力、手持ちの装置を考慮した上で最短で購入出来る道筋を作ったとの事だ。
「流石ヴァンディット嬢だ、少し難しい所もあっただろうに、難なく成し遂げた様ですな。」
「うふふ、あなた様の教え方が良かったのですわ。私1人ではどうしようも出来なかったですもの。」
(ノア・ヴァ・ベレ)ニコニコ
「おっと済まない、ノア君。
何か用事の途中だったかな?」
「あ、あら、すいませんノア様、長話をしてしまいましたわ…」
「いやいや、構いませんよ。
ちなみに用事と言ってもお世話になった方々に挨拶回りに行く位です。
積もる話もあるでしょうし、良ければ2人でお話ししてても良いですよ。」
柔和な笑顔で2人にそう話し掛けると、ヴァンディットがノアに会釈をする。
「ではノア様のご厚意に甘えさせて頂きます。」
「うん、それじゃあドゥさん、ヴァンディットさんの事お願いしますね。」
「ああ、任された。」
その後ノアに礼をしたドゥは、ヴァンディットと向き直り、仲良く2人で話に華を咲かせつつ街の中を進んでいった。
そうさのぅ…一応行き方は2通りある。
1つ目は、王都から東の村を抜け、最初の山を目印に1週間程南下すれば道なりに着く。
2つ目は、王都を出て南下するとアルバラストに着くじゃろ?
そこから東に向かってひたすら歩いていけば着くぞ。
距離的にはどちらも変わらないが、2つ目の方が人通りも多いから安全な旅程にはなるじゃろ。」
【料理人】ギルドを出たノアは、まず始めに 冒険者ギルドを訪ね、獣人の住まう国ヴァーリアスフェアレスへの行き方を聞きに来ていた。
カウンターにはギルドマスターのジャロルが座り、書類整理などを行っていたがノアが訪ねた為、応対をして貰った。
「あ!そうじゃそうじゃ!アルバラスト経由で行った方が良いな!"お主の場合"は!」
「何ですか急に思い出したかの様に声を上げて…」
「いやなに、今アルバラストで"面白い物"を建造中じゃから序でにその目で見てみると良いぞ。」
何やら企んでいる様なニンマリとした笑顔を向けるジャロル。嫌な予感しかしない。
「勿体振らず言って下さいよ。」
「やーじゃ!結局海洋種と会わせてくれんかったからその仕返しじゃ!」
「え?あっ!?忘れてた!」
「そーじゃろー、そーじゃろー!『槍サーの姫君』の面々も立腹じゃったぞ?
酒抜けたにも関わらず、いつの間にか依頼受けて王都の外に行っとったんじゃからな!」
「あー…どうするかな…も、もしあれなら今からで「もう行ったわい!」
「へ?」
ジャロルの意外な返答に、気の抜けた声を上げるノア。
「国交締結に向けて王都の主要人物、関係者揃って龍宮城へ訪問したわい。
序でに護衛と言う名目で『槍サーの姫君』とも一緒に行ったぞ。
あ奴ら、見惚れてその場で立ち尽くしとったぞ。」
「"行きたい行きたい"って凄い言ってましたものね…悪い事しちゃったかな…」
「まぁ最終的にはお主に感謝しとったぞ。
"ノア君に出会わなければ、今私達はこの場にすら来れなかった"とな。
当分あ奴らは龍宮城に住み込むらしいから、もしお主に会ったら伝えて欲しい、と言われたわい。」
「そうですか…
それで、広く世間に海洋種との国交締結を宣言するのはいつ位になるんですか?」
「早くて2ヶ月位って所じゃろな。
と言っても最初は人流は制限するぞ、精々が商人位じゃ。
それと、龍宮城とは別に一般向けの宿泊施設とか直上にある鉱山とは別でダンジョンを造るんじゃと。」
「…リヴァイアさん、中々ノリノリだな…」
「何もかんもお主のお陰じゃよ。
海洋種の件もそう。コモンの企てもそう。『槍サー』の件もそうじゃ。
獣人国家の方でも"大規模作戦"を計画中じゃろ?
現在参加希望は608人にまで増えておる。
生憎妾は【適正】的に参加出来んから、ここで作戦の成功を祈っておるぞ。」
「ええ、お気持ちだけでも有り難いです。
ここでは色々と厚遇して頂きありがとうございました。」
「何の何の。
それでは厚遇序でに妾からこの街最後の耳寄り情報を授けようかのぅ。」
「え?何でしょうか?」
ジャロルがカウンターの下から何枚かの書類を取り出すと、ノアはそれを覗き込む。
「新人冒険者用の割安挙式プランっちゅーもんがあって「ジャロル婆さんや、それはお節介って言うんですよ。ってか情報源は解体職人のおっちゃん達だね?」
とか何とかあったが、一先ず獣人国の場所とジャロルへの挨拶を済ませたノアは、半ば強引に冒険者ギルドを後にした。
カランコロンカラン
ノアは【錬金術】ギルドの扉を開け中に入る。
「はーい!あ、ノア君…って事はヴァンディットさんね?」
ズズッ…「はい、依頼の品である硫酸の納品に来ました。」
トタトタタ…
「わ~ありがと~!最近需要が高まってたから助かるわ~!」
「この依頼を達成すれば"超高圧対応錬金釜"が購入出来るので頑張りましたよ~。」ペシペシ
ヴァンディットがテンション高めにカウンター前に置かれている錬金釜をペシペシと叩く。
超高圧に耐えられる様、蓋の部分に固定治具がガチャガチャと付けられ、至る所に装飾と機能を兼ね備えた魔石が埋め込まれている。
チラッと値札を見てみると、400万ガルと記載されていた。
「これはですね、超高圧化の環境に錬金素材を置きますと、成分を余す事無く抽出出来て、今までよりも高純度の薬品が作製出来ます!
更には今まで作れなかった薬品やポーションまでもがこの装置を使えばいとも簡単に「ヴァンディットさん、落ち着いて落ち着いて…あとまだ購入してないんだからペシペシ叩かないの。」
興奮して鼻息荒く、捲し立てる様に話すヴァンディットを落ち着かせたノア。
一先ずヴァンディットは依頼報告を済ませ、報酬を受け取ると、直ぐ様素早い手付きで金貨を数え出してカウンターに並べていく。
チャッ!
「はい、400万ガルしっかりあります。アレ下さい。」
「はい、畏まりました。
…確かに確認致しました、これにてあちらにございます装置はあなたの物となります。」
初めて貯めたお小遣いで欲しい物を買いに来た子供の様に、少し興奮気味なヴァンディットは、確認が取れると小走りで装置の元へと駆けていった。
「むふ~♪」
「ご機嫌ですね、ヴァンディットさん。」
「えぇ、ずっと欲しかった物ですから♪」
【錬金術】ギルドを出たノア達は現在ジョーの紹介に向かっている。
外は暗い為、ヴァンディットは表に姿を表して3人一緒に街を歩く。
元々美人のヴァンディットが装置を買えた高揚感で、子供の様な満面の笑みを浮かべながら漆黒のドレスを靡かせて街を歩く姿に、周囲に居た老若男女が皆見惚れていた。
「嬉しそうにするのも良いですけど、ちゃんと前見て歩いて下さい、転んじゃいますよ。」
くるくる~
「うふふ、心配せずとも大丈夫です『ガッ!』わはぁっ!?」
モフッ
「…っと、大丈夫ですかなヴァンディット嬢?
何やら嬉しそうにしてましたが前を見てないと危ないですよ。」
小躍りして石畳に躓いたヴァンディットを、寸での所でたまたま通り掛かったドゥが受け止める。
「あ、あはは、すいません、嬉しくてつい…」
「その様子ですと、前々から欲しがっていた例の装置を買えたのですな?」
「はい、ドゥ様のお陰ですわ。」
以前鉱山にてノアがコモンの手下から情報を引き出してる間、ヴァンディットがドゥに装置購入の相談事をしていたらしい。
ドゥは親身になって考え、ヴァンディットの技術力、手持ちの装置を考慮した上で最短で購入出来る道筋を作ったとの事だ。
「流石ヴァンディット嬢だ、少し難しい所もあっただろうに、難なく成し遂げた様ですな。」
「うふふ、あなた様の教え方が良かったのですわ。私1人ではどうしようも出来なかったですもの。」
(ノア・ヴァ・ベレ)ニコニコ
「おっと済まない、ノア君。
何か用事の途中だったかな?」
「あ、あら、すいませんノア様、長話をしてしまいましたわ…」
「いやいや、構いませんよ。
ちなみに用事と言ってもお世話になった方々に挨拶回りに行く位です。
積もる話もあるでしょうし、良ければ2人でお話ししてても良いですよ。」
柔和な笑顔で2人にそう話し掛けると、ヴァンディットがノアに会釈をする。
「ではノア様のご厚意に甘えさせて頂きます。」
「うん、それじゃあドゥさん、ヴァンディットさんの事お願いしますね。」
「ああ、任された。」
その後ノアに礼をしたドゥは、ヴァンディットと向き直り、仲良く2人で話に華を咲かせつつ街の中を進んでいった。
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