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王都編
王都の何処かの屋台街
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~王都の何処かの屋台街~
「あ~食べた食べた。」
「食べ過ぎな位だぞ、バラス。」
「良いじゃな~い、久々の王都何だし~。
あ、ね~ね~アル君、あそこのバーで一杯飲んで行こうよ~。」
バラスが指差した方向にはポツリと灯りが店先を照らしている一軒の寂れたバーがあった。
「別に構わないが、飲み過ぎるなよ?
バラスは酔うと手が付けられないからな…」
「大丈夫大丈夫2杯だけ~。」
渋々といった様子のアルキラーを引き連れ、バラスはバーの扉を開ける。
店内には年配のマスターが1人と客が2人いるだけであった。
「いらっしゃ…おや、2人は夫婦かい?
何なら地下に個室あるが…」
「じゃあ地下3階の個室は空いてるか?」
「ああ、空いてるよ。それで、酒は何にする?」
「俺はアルゴを1杯。」
「私はバランティカ2は~い。」
カッ! コッ!カッ!トクトクトク…
「はい、お待ちどお様、地下に行く際は足元に注意してくれな。」
「は~い。」
バラスとアルキラーはバーカウンター横の階段を下り、地下3階への個室へと向かう。
「ねぇアル君、毎度の事だけど手が塞がってるから対応の方をお願いね。」
「ああ、999。」
アルキラーはスーツの内ポケット(アイテムボックス)から少し大きめの金貨を取り出し、掌に忍ばせる。
ガッゴッゴ!
階段下まで来た所で足元を踏み鳴らす。
ガチャリ…「お久し振りです。皆様先に到着しておられますよ。」
「ああ、ありがとう。」
「お久~。」
アルキラーは出迎えた男性に金貨を渡し、入れ違いで個室の中へと入ると、6人の男女がテーブルに座していた。
すると、バラス、アルキラーの姿を見た7人は立ち上がり、深々と頭を下げる。
「よせよせ、皆立派に【暗殺】業に勤しんでる現リーダーの者ばかりだろう?
今私達は地方の街の1職員だ、昔と同じに接しなくて良いよ。」
「それでも私達は2人には技術と嗜好を開花させて頂いた恩があります。
2人の身分がどうであろうとこの気持ちは変わりません。」
頭を垂れ続ける彼等に、バラスが声を上げる。
「まぁ~まぁ、取り敢えず乾杯といこーよ。」
バラスが音頭を取って皆一息に酒をあおる。
「ぷはーっ…それでお二方、例の【魔王】の件ですが…」
「ふふ、急かさないで下さい"眼球コレクター"、ちゃんと情報は渡しますのでね。
899、メモリーイーター。」
アルキラーが内ポケットから取り出したのは1匹の蜘蛛であった。
「今この子の親が【魔王】軍の中枢で大暴れしています。
この子の記憶を辿れば【魔王】の居場所は概ね分かるでしょう、人数分ありますので持っていって貰って構いません。」
「相変わらずあなた様の作る造魔はえげつないですね。
でもそんなあなた様、好きよ?」
「あら~サドフィリアちゃん、私の旦那取る気~?」
潤んだ瞳でアルキラーを見るサドフィリアと言う女性に、バラスが青筋を立てて凄む。
「じょ、冗談でございます、バラス様…
虐めるのは好きですが虐められるのはちょっと…」
「サド、何でそこで引き下がる。
いつぞやみたく、血の池が出来る位殺り合ってくれよ、血は俺が飲んどいてやるから。」
「ドラキュリオス!アンタの欲を満たす為に血を流して堪るかっての!」
「ったく…皆集まると直ぐこれだ。
まぁしかし、血はどうでも良い、肉片か、はらわたが飛び散ったら私達を呼んでね?」
「"肉食系"のカナミちゃんと"腸漁り"のコノミちゃんは相変わらずだね~。」
「「だってお2人から【魔王】の情報受けてから、食べたくて食べたくてウズウズしてるんだもん。」」
「ひひ…早く会いたいなぁ…【魔王】に…
僕の皮膚コレクション、【魔王】でコンプリートするんだぁ。」
「今代の【魔王】は強いのかのぅ、強ければワシのコレクションルームに骨を飾ってやるわい。」
今この場に集まった7人
『眼球コレクター』…殺した相手の眼球をくり抜き、勲章として飾るのを好む。
集める理由は『眼を見ると楽しかった戦いを思い出すから。』
『サドフィリア』…対象を殺すまで虐めるのを好む。(だが無差別では無い。)
虐める理由は『相手の本性を見るのが好きだから。』
『ドラキュリオス』…殺す対象の血をこよなく好み、今まで数多くの生物、モンスターの血を飲んで来た吸血鬼。
好きな血は『火砕龍の。』
『肉食系女子のカナミちゃん』…"肉"を好む。コノミの姉。
一番上手い肉は『相手が事切れる間際の肉。』
『腸漁りのコノミちゃん』…肉も好きだが"腸(はらわた)"を好む。カナミの妹。
中身が好きな理由は『味が濃いから。』
『皮膚コレクター』…趣味は倒した対象の皮膚で作った"お人形遊び"。最近は中身にも凝りだしたらしい。
2人からの愛称『皮膚ミン。』
『ボーンコレクター』…戦った相手が強敵であった場合、背骨ごと頭骨を保管するとの事。
2人からの愛称『プレ○ター。』
皆それぞれ嗜好の方向性は違えど、対象が【魔王】であるこの1点は同じな様だ。
「まーまー、皆落ち着いて、明日からよろしくお願いね~。」
「でも良いのですか?【魔王】と言えば【勇者】と戦うのが定石ですが…」
「え?【勇者】に【魔王】取られちゃっても良ーいの?」
「「「「「「「ヤダ!」」」」」」」
「でしょうね~。
実は【勇者】とつい最近会って来たんだけど、私達と同郷だったのよ~。」
「と言う事はお2人に負けず劣らずの強者で?」
「いや、ごく普通の女の子だった。
これから修練に励むらしいが、【魔王】の方が力は遥かに上だろう。」
「では掠め取っても構わないですな。」
「俺達は"こちら側"の者だ"こちら側"の存在は"こちら側"で処理する方が良いだろう。
普通の、ましてや子供にこんな事を任せる事自体どうかしてる。」
「そう言えば今回お2人は【魔王】の討伐に参加されるので?」
「参加はするつもりではあるが、"こちら側"では無い。
"あちら側"として参加するかもしれない。」
「以前仰っていた様に冒険者になられるのですね?」
「そーなの、非常に興味深い子がいるんだけど、お互い感化されちゃってね。」
「お2人が興味を引くとは…会ってみたいものですな。」
「ふふ、オススメするよ。
皆なら会っただけで分かると思うよ、『これだ』ってね。」
「さて、皆の者、お2人の今後の御多幸と、【魔王】との開戦を祝して。」
「「「「「「「「乾杯!」」」」」」」」
皆酒を一気にあおり、嚥下する。
その後は皆ワイワイと話に花を咲かせて夜明けまで飲み明かした。
そしてこの日から【魔王】軍にとっての地獄の日々が始まる事になる。
「あ~食べた食べた。」
「食べ過ぎな位だぞ、バラス。」
「良いじゃな~い、久々の王都何だし~。
あ、ね~ね~アル君、あそこのバーで一杯飲んで行こうよ~。」
バラスが指差した方向にはポツリと灯りが店先を照らしている一軒の寂れたバーがあった。
「別に構わないが、飲み過ぎるなよ?
バラスは酔うと手が付けられないからな…」
「大丈夫大丈夫2杯だけ~。」
渋々といった様子のアルキラーを引き連れ、バラスはバーの扉を開ける。
店内には年配のマスターが1人と客が2人いるだけであった。
「いらっしゃ…おや、2人は夫婦かい?
何なら地下に個室あるが…」
「じゃあ地下3階の個室は空いてるか?」
「ああ、空いてるよ。それで、酒は何にする?」
「俺はアルゴを1杯。」
「私はバランティカ2は~い。」
カッ! コッ!カッ!トクトクトク…
「はい、お待ちどお様、地下に行く際は足元に注意してくれな。」
「は~い。」
バラスとアルキラーはバーカウンター横の階段を下り、地下3階への個室へと向かう。
「ねぇアル君、毎度の事だけど手が塞がってるから対応の方をお願いね。」
「ああ、999。」
アルキラーはスーツの内ポケット(アイテムボックス)から少し大きめの金貨を取り出し、掌に忍ばせる。
ガッゴッゴ!
階段下まで来た所で足元を踏み鳴らす。
ガチャリ…「お久し振りです。皆様先に到着しておられますよ。」
「ああ、ありがとう。」
「お久~。」
アルキラーは出迎えた男性に金貨を渡し、入れ違いで個室の中へと入ると、6人の男女がテーブルに座していた。
すると、バラス、アルキラーの姿を見た7人は立ち上がり、深々と頭を下げる。
「よせよせ、皆立派に【暗殺】業に勤しんでる現リーダーの者ばかりだろう?
今私達は地方の街の1職員だ、昔と同じに接しなくて良いよ。」
「それでも私達は2人には技術と嗜好を開花させて頂いた恩があります。
2人の身分がどうであろうとこの気持ちは変わりません。」
頭を垂れ続ける彼等に、バラスが声を上げる。
「まぁ~まぁ、取り敢えず乾杯といこーよ。」
バラスが音頭を取って皆一息に酒をあおる。
「ぷはーっ…それでお二方、例の【魔王】の件ですが…」
「ふふ、急かさないで下さい"眼球コレクター"、ちゃんと情報は渡しますのでね。
899、メモリーイーター。」
アルキラーが内ポケットから取り出したのは1匹の蜘蛛であった。
「今この子の親が【魔王】軍の中枢で大暴れしています。
この子の記憶を辿れば【魔王】の居場所は概ね分かるでしょう、人数分ありますので持っていって貰って構いません。」
「相変わらずあなた様の作る造魔はえげつないですね。
でもそんなあなた様、好きよ?」
「あら~サドフィリアちゃん、私の旦那取る気~?」
潤んだ瞳でアルキラーを見るサドフィリアと言う女性に、バラスが青筋を立てて凄む。
「じょ、冗談でございます、バラス様…
虐めるのは好きですが虐められるのはちょっと…」
「サド、何でそこで引き下がる。
いつぞやみたく、血の池が出来る位殺り合ってくれよ、血は俺が飲んどいてやるから。」
「ドラキュリオス!アンタの欲を満たす為に血を流して堪るかっての!」
「ったく…皆集まると直ぐこれだ。
まぁしかし、血はどうでも良い、肉片か、はらわたが飛び散ったら私達を呼んでね?」
「"肉食系"のカナミちゃんと"腸漁り"のコノミちゃんは相変わらずだね~。」
「「だってお2人から【魔王】の情報受けてから、食べたくて食べたくてウズウズしてるんだもん。」」
「ひひ…早く会いたいなぁ…【魔王】に…
僕の皮膚コレクション、【魔王】でコンプリートするんだぁ。」
「今代の【魔王】は強いのかのぅ、強ければワシのコレクションルームに骨を飾ってやるわい。」
今この場に集まった7人
『眼球コレクター』…殺した相手の眼球をくり抜き、勲章として飾るのを好む。
集める理由は『眼を見ると楽しかった戦いを思い出すから。』
『サドフィリア』…対象を殺すまで虐めるのを好む。(だが無差別では無い。)
虐める理由は『相手の本性を見るのが好きだから。』
『ドラキュリオス』…殺す対象の血をこよなく好み、今まで数多くの生物、モンスターの血を飲んで来た吸血鬼。
好きな血は『火砕龍の。』
『肉食系女子のカナミちゃん』…"肉"を好む。コノミの姉。
一番上手い肉は『相手が事切れる間際の肉。』
『腸漁りのコノミちゃん』…肉も好きだが"腸(はらわた)"を好む。カナミの妹。
中身が好きな理由は『味が濃いから。』
『皮膚コレクター』…趣味は倒した対象の皮膚で作った"お人形遊び"。最近は中身にも凝りだしたらしい。
2人からの愛称『皮膚ミン。』
『ボーンコレクター』…戦った相手が強敵であった場合、背骨ごと頭骨を保管するとの事。
2人からの愛称『プレ○ター。』
皆それぞれ嗜好の方向性は違えど、対象が【魔王】であるこの1点は同じな様だ。
「まーまー、皆落ち着いて、明日からよろしくお願いね~。」
「でも良いのですか?【魔王】と言えば【勇者】と戦うのが定石ですが…」
「え?【勇者】に【魔王】取られちゃっても良ーいの?」
「「「「「「「ヤダ!」」」」」」」
「でしょうね~。
実は【勇者】とつい最近会って来たんだけど、私達と同郷だったのよ~。」
「と言う事はお2人に負けず劣らずの強者で?」
「いや、ごく普通の女の子だった。
これから修練に励むらしいが、【魔王】の方が力は遥かに上だろう。」
「では掠め取っても構わないですな。」
「俺達は"こちら側"の者だ"こちら側"の存在は"こちら側"で処理する方が良いだろう。
普通の、ましてや子供にこんな事を任せる事自体どうかしてる。」
「そう言えば今回お2人は【魔王】の討伐に参加されるので?」
「参加はするつもりではあるが、"こちら側"では無い。
"あちら側"として参加するかもしれない。」
「以前仰っていた様に冒険者になられるのですね?」
「そーなの、非常に興味深い子がいるんだけど、お互い感化されちゃってね。」
「お2人が興味を引くとは…会ってみたいものですな。」
「ふふ、オススメするよ。
皆なら会っただけで分かると思うよ、『これだ』ってね。」
「さて、皆の者、お2人の今後の御多幸と、【魔王】との開戦を祝して。」
「「「「「「「「乾杯!」」」」」」」」
皆酒を一気にあおり、嚥下する。
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