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アルバラスト編
街を出て、来た道を戻る
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街を出て、来た道を戻るノアは3人が言っていた小道を探す。
冒険者ギルドにて周囲の冒険者らから「やめろやめろ」と言われたノアだが、何とか3人が襲われた場所を聞き出した。
その場所とは、3人と初めて会った道を戻り、山へと続く小道を入った先だと言う。
「お、ここかな?」
(『なぁ『俺』。』)
「分かってる。」
小道に入ったノアは道の先にあった木の陰に身を潜める。
少しすると何者かが近付く足音と話し声が聞こえる。
「さっきここ通ったよな…」
「本当に行くんだね…」
「少し怖いわ…」
「何で着いてきたんですか?」
「「「!?」」」
木の陰から出て来たノアは街から着いてきた3人を呼び止める。
「気付いてたのか…」
「だって私達が場所を教えてあなたまで同じ目に会ったら…」
「申し訳が立たないわよ…」
「それは分かるけど武器も無しにどうするんですか?」
「「「そ、それは…」」」
「…分かりました。
取り敢えず手出し無しで着いてきて下さい。
野盗に出会しても何もせず怯えてるフリでもしてて下さいね。」
そう言われ、前を歩くノアに追随する3人。
暫く道を進むとより鬱蒼と木々が生い茂って来た。
3人の呼吸が荒くなって来る、恐らく襲われた現場に近付いて来たと言う事だろう。
「ね、ねぇ、やっぱり戻りましょう…」
「この辺りでさっき襲われたの…また襲われでもしたら…」
「いや、もう見付かってますよ。」
「「「え!?」」」
そう言うとノアの足下に矢が突き立つ。
ヒュド ッ!「そこのガキ共止まりなぁっ!」
近くの樹上を見ると年齢に相応しく無い防具を身に付けた男が弓を構えていた。
更に前から同じく年齢不相応の防具を付けた男2人が前から歩いてくる。
恐らく他の冒険者から奪ったのだろう。
「んぉ?良く見りゃ後ろの3人さっき俺らが襲った奴らじゃねぇか?」
「ホーントだぜ。
何だ?俺らも良心で武器と金、所持品だけ貰ったが、今度は防具も奪ってやろうか?ぎゃひひっ!」
「いや、女2人は良い肉付きしてそうだから、この手のガキが好きな奴に売っ払うってのもアリだぜ?げひゃひゃ!」
野盗の話を聞いた3人の顔色がドンドン悪くなっていく。
特に女性2人は体が小刻みに震えだしていた。
「それで?誰だお前は?さっきはいなかったな、もしかして新しいカモを連れてきてくれたのかな?ありがとうよ。」
「さぁ坊主、俺達に痛い目に会いたく無かったら金と武器出しな!」
そう言ってノアに近付いて来る野盗に対してノアはと言うと
「や、止めてくれ、射たないでくれ!」
さっきまでの口調と違うノアに「やっぱりダメか 」といった表情をする3人。
ノアを連れてどう逃げようかと考えていると、野盗から見えない位置でノアが3人に向けて手を出して制している様だ。
「射ちゃしねぇよ、お前がその腰の武器を差し出せばな!ほら、その腰の剣出せ!」
「あ、足が動かなくて…」
「ちっ、しょうがねぇな…ほら、取りに行ってやっから渡せ。」
そう言ってノアに近付く野盗。
ノアは腰の阿羅亀噛を抜き、野盗に差し出す。
「お?何だこの剣は?真っ黒でなかなかの名刀…おわっ!?」
阿羅亀噛の柄を掴んだ野盗はあまりの重さに体勢を崩した。
前屈みになった野盗の顎を狙い、掌底をかます。
ビチィッ!「ぶっ!?」
一瞬で意識が刈り取られた野盗の胸ぐらを掴んで<渾身>を発動、奥にいる奴にぶん投げ纏めて気絶させる。
「やりやがったなっ!?」
樹上で弓を構えていた奴がノアに矢を放つも、ノアは背中の弓を左手で取りつつ、右手で飛んで来た矢を掴む。
直ぐに矢を番え<集中><渾身>を発動して射ち、野盗が立つ木の枝を破砕する。
ベキャッ!「うわぁあっ!?」
そのまま地面に叩き付けられた野盗は意識を失う。
「ったく、少しは警戒しろっての…」
「す、凄い…」
「3人をあっという間に…」
「さっきの発言は誇張でも何でも無かったのね…」
「さてと…」
ノアはアイテムボックスから街を出る前に買っていたロープを取り出し、気絶した野盗1人を後ろ手に縛っていく残り2人は手を前にして縛る。
「その野盗を街に突き出すんだね?」
「ええ、でもその前に情報を聞き出します。」
「情報?」
「ええ。よっこいしょ、っと…」
ノアは後ろ手に縛った野盗を両手に持ち、道の脇に連れて行き、1人木を背もたれにして座らせ、残りの2人はロープを木に引っ掛け吊るし上げる。
手首にロープが食い込んだ痛みで野盗2人が目を覚ます。
「うががっ!?痛ぇ!」
「な、何が起こ…!?」
「はい、おはようございます。
ちょっと黙ってて下さいね、こちらの人から先にお話ししますので、ね!」
ベチィッ!「がっ!?」
ノアは起きた2人の内1人の顎に掌底を食らわして気絶させる。
「お、おま、お前!こんな事してどうなるか分かってんのか!?」
「はいはい、黙っててね。」
騒ぐ野盗の口にロープを噛ませて黙らせる。
その際蹴りを繰り出して来たので、そちらの足首を力任せに外した。
「うぐぉぉぉぉっ!?」
「静かにしてりゃ、あまり痛い事しませんから黙っててね。」
野盗は鼻息荒くしてノアを睨み付ける。
そんな事お構い無しにノアは木に座らせた野盗の頬を叩き、起こす。
「んあ?あ!てめぇは!むがっ!?」
「はーい、こちらの質問に答えて下さい。」
ノアは叫びそうになった野盗の口を掴んで無理矢理黙らせる。
「この3人から奪った武器やお金等はどうしました?」
「ぷはっ…誰が喋るか…」
「ふーむ…」
ノアは太腿の刺突武器を抜いて太腿に突き刺す。
ザクッ!「うがぁぁあっ!?」
「もう一回聞きますね?武器やお金はどうしましたか?」
「……い、痛ぇ、頼む、抜いてくれ!」
「抜いても良いですけど出血で死にますよ?」
「ひぃっ…ぶ、武器はここには無い!もうアジトに持って行った!」
「ほぉー。アジトとは?」
「俺達を解放するなら教えてやっても良いぞ?」
「そうですか。じゃあ良いや、こちらの人に聞きますからもう良いです。」
ズシュッ!「うぎゃぁぁああっ!?痛ぇ!ぬ、抜いたら血が!?」
「知った事じゃないですね、お前らに交渉の余地は無いんです。さようなら。」
ノアがもう1人の方に向かおうとして焦る野盗、太腿からは血がどんどん溢れていく。
「ま、待て!こ、この先の廃屋に隠してある!だから助けてくれぇ!」
「最初から話せば痛み無く済んだのに…ほら口開けて。」
ノアはアイテムボックスから回復玉を取り出し、顎を掴んで無理矢理詰め込み、頭を押さえて無理矢理噛み砕かせる。
それによって徐々に傷は癒えていった。
「こっちはもう良いでしょう。次はあなたです。」
先程足首を外した野盗に近付くと、既に怯えていた。
ノアは気にせず口のロープを外して喋りやすい様にしてやる。
「た、頼む!何でも話すから助けてくれ!」
「それはあなたが話す内容次第です。
他にも野盗がいるハズです、隠れ家等の場所、潜伏先を教えて下さい。」
「他にも野盗はいる!俺が知ってる限り4組いるハズだ!
大体が大通りから逸れた道沿いの洞穴やあばら家にいる!」
「それは表向きの潜伏先でしょ?裏を教えて下さいよ。」
「そ、それは…」
「言い淀みましたね?はい、残念。」
シュリン!「ひっ!?待て待て待て!言う言うから!」
「だったら早く言え!3つ数える間に言わなきゃ太腿に突き立てるぞ!」
「あ、あ、あそこだ!あの、この道の、先の廃お、あ!ぎぃぁぁぁっ!」
「遅ぇ、要点纏めてさっさと話せ!廃屋何て分かりやすい場所な訳無いだろ?」
本当に3つ数えた所で太腿に刺突武器を刺す。
この騒ぎに、隣で気絶していた野盗が目を覚ます。
「お!?お前何「うるさい!寝てろ!」」
バギッ!
目覚めて騒ぎ立てるのが目に見えた為ぶん殴って完全に意識を飛ばす。
歯が2、3本飛び、口からドクドクと血を垂らす光景を見た野盗は完全に怯え、やっと全てを話してくれた。
「はい、ありがとうございました。
ですが彼らの武器やお金を回収するまで連行します。
確認が取れ次第街に連れて行きますのでもう少しの辛抱です?
さ、皆さん回収しに行きましょう。」
ノアに促されて回収に向かう3人。
この後しっかり回収はなされたのだが街に着くまで全員が無言だったのは言うまでもなかった。
冒険者ギルドにて周囲の冒険者らから「やめろやめろ」と言われたノアだが、何とか3人が襲われた場所を聞き出した。
その場所とは、3人と初めて会った道を戻り、山へと続く小道を入った先だと言う。
「お、ここかな?」
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「分かってる。」
小道に入ったノアは道の先にあった木の陰に身を潜める。
少しすると何者かが近付く足音と話し声が聞こえる。
「さっきここ通ったよな…」
「本当に行くんだね…」
「少し怖いわ…」
「何で着いてきたんですか?」
「「「!?」」」
木の陰から出て来たノアは街から着いてきた3人を呼び止める。
「気付いてたのか…」
「だって私達が場所を教えてあなたまで同じ目に会ったら…」
「申し訳が立たないわよ…」
「それは分かるけど武器も無しにどうするんですか?」
「「「そ、それは…」」」
「…分かりました。
取り敢えず手出し無しで着いてきて下さい。
野盗に出会しても何もせず怯えてるフリでもしてて下さいね。」
そう言われ、前を歩くノアに追随する3人。
暫く道を進むとより鬱蒼と木々が生い茂って来た。
3人の呼吸が荒くなって来る、恐らく襲われた現場に近付いて来たと言う事だろう。
「ね、ねぇ、やっぱり戻りましょう…」
「この辺りでさっき襲われたの…また襲われでもしたら…」
「いや、もう見付かってますよ。」
「「「え!?」」」
そう言うとノアの足下に矢が突き立つ。
ヒュド ッ!「そこのガキ共止まりなぁっ!」
近くの樹上を見ると年齢に相応しく無い防具を身に付けた男が弓を構えていた。
更に前から同じく年齢不相応の防具を付けた男2人が前から歩いてくる。
恐らく他の冒険者から奪ったのだろう。
「んぉ?良く見りゃ後ろの3人さっき俺らが襲った奴らじゃねぇか?」
「ホーントだぜ。
何だ?俺らも良心で武器と金、所持品だけ貰ったが、今度は防具も奪ってやろうか?ぎゃひひっ!」
「いや、女2人は良い肉付きしてそうだから、この手のガキが好きな奴に売っ払うってのもアリだぜ?げひゃひゃ!」
野盗の話を聞いた3人の顔色がドンドン悪くなっていく。
特に女性2人は体が小刻みに震えだしていた。
「それで?誰だお前は?さっきはいなかったな、もしかして新しいカモを連れてきてくれたのかな?ありがとうよ。」
「さぁ坊主、俺達に痛い目に会いたく無かったら金と武器出しな!」
そう言ってノアに近付いて来る野盗に対してノアはと言うと
「や、止めてくれ、射たないでくれ!」
さっきまでの口調と違うノアに「やっぱりダメか 」といった表情をする3人。
ノアを連れてどう逃げようかと考えていると、野盗から見えない位置でノアが3人に向けて手を出して制している様だ。
「射ちゃしねぇよ、お前がその腰の武器を差し出せばな!ほら、その腰の剣出せ!」
「あ、足が動かなくて…」
「ちっ、しょうがねぇな…ほら、取りに行ってやっから渡せ。」
そう言ってノアに近付く野盗。
ノアは腰の阿羅亀噛を抜き、野盗に差し出す。
「お?何だこの剣は?真っ黒でなかなかの名刀…おわっ!?」
阿羅亀噛の柄を掴んだ野盗はあまりの重さに体勢を崩した。
前屈みになった野盗の顎を狙い、掌底をかます。
ビチィッ!「ぶっ!?」
一瞬で意識が刈り取られた野盗の胸ぐらを掴んで<渾身>を発動、奥にいる奴にぶん投げ纏めて気絶させる。
「やりやがったなっ!?」
樹上で弓を構えていた奴がノアに矢を放つも、ノアは背中の弓を左手で取りつつ、右手で飛んで来た矢を掴む。
直ぐに矢を番え<集中><渾身>を発動して射ち、野盗が立つ木の枝を破砕する。
ベキャッ!「うわぁあっ!?」
そのまま地面に叩き付けられた野盗は意識を失う。
「ったく、少しは警戒しろっての…」
「す、凄い…」
「3人をあっという間に…」
「さっきの発言は誇張でも何でも無かったのね…」
「さてと…」
ノアはアイテムボックスから街を出る前に買っていたロープを取り出し、気絶した野盗1人を後ろ手に縛っていく残り2人は手を前にして縛る。
「その野盗を街に突き出すんだね?」
「ええ、でもその前に情報を聞き出します。」
「情報?」
「ええ。よっこいしょ、っと…」
ノアは後ろ手に縛った野盗を両手に持ち、道の脇に連れて行き、1人木を背もたれにして座らせ、残りの2人はロープを木に引っ掛け吊るし上げる。
手首にロープが食い込んだ痛みで野盗2人が目を覚ます。
「うががっ!?痛ぇ!」
「な、何が起こ…!?」
「はい、おはようございます。
ちょっと黙ってて下さいね、こちらの人から先にお話ししますので、ね!」
ベチィッ!「がっ!?」
ノアは起きた2人の内1人の顎に掌底を食らわして気絶させる。
「お、おま、お前!こんな事してどうなるか分かってんのか!?」
「はいはい、黙っててね。」
騒ぐ野盗の口にロープを噛ませて黙らせる。
その際蹴りを繰り出して来たので、そちらの足首を力任せに外した。
「うぐぉぉぉぉっ!?」
「静かにしてりゃ、あまり痛い事しませんから黙っててね。」
野盗は鼻息荒くしてノアを睨み付ける。
そんな事お構い無しにノアは木に座らせた野盗の頬を叩き、起こす。
「んあ?あ!てめぇは!むがっ!?」
「はーい、こちらの質問に答えて下さい。」
ノアは叫びそうになった野盗の口を掴んで無理矢理黙らせる。
「この3人から奪った武器やお金等はどうしました?」
「ぷはっ…誰が喋るか…」
「ふーむ…」
ノアは太腿の刺突武器を抜いて太腿に突き刺す。
ザクッ!「うがぁぁあっ!?」
「もう一回聞きますね?武器やお金はどうしましたか?」
「……い、痛ぇ、頼む、抜いてくれ!」
「抜いても良いですけど出血で死にますよ?」
「ひぃっ…ぶ、武器はここには無い!もうアジトに持って行った!」
「ほぉー。アジトとは?」
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「そうですか。じゃあ良いや、こちらの人に聞きますからもう良いです。」
ズシュッ!「うぎゃぁぁああっ!?痛ぇ!ぬ、抜いたら血が!?」
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「最初から話せば痛み無く済んだのに…ほら口開けて。」
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それによって徐々に傷は癒えていった。
「こっちはもう良いでしょう。次はあなたです。」
先程足首を外した野盗に近付くと、既に怯えていた。
ノアは気にせず口のロープを外して喋りやすい様にしてやる。
「た、頼む!何でも話すから助けてくれ!」
「それはあなたが話す内容次第です。
他にも野盗がいるハズです、隠れ家等の場所、潜伏先を教えて下さい。」
「他にも野盗はいる!俺が知ってる限り4組いるハズだ!
大体が大通りから逸れた道沿いの洞穴やあばら家にいる!」
「それは表向きの潜伏先でしょ?裏を教えて下さいよ。」
「そ、それは…」
「言い淀みましたね?はい、残念。」
シュリン!「ひっ!?待て待て待て!言う言うから!」
「だったら早く言え!3つ数える間に言わなきゃ太腿に突き立てるぞ!」
「あ、あ、あそこだ!あの、この道の、先の廃お、あ!ぎぃぁぁぁっ!」
「遅ぇ、要点纏めてさっさと話せ!廃屋何て分かりやすい場所な訳無いだろ?」
本当に3つ数えた所で太腿に刺突武器を刺す。
この騒ぎに、隣で気絶していた野盗が目を覚ます。
「お!?お前何「うるさい!寝てろ!」」
バギッ!
目覚めて騒ぎ立てるのが目に見えた為ぶん殴って完全に意識を飛ばす。
歯が2、3本飛び、口からドクドクと血を垂らす光景を見た野盗は完全に怯え、やっと全てを話してくれた。
「はい、ありがとうございました。
ですが彼らの武器やお金を回収するまで連行します。
確認が取れ次第街に連れて行きますのでもう少しの辛抱です?
さ、皆さん回収しに行きましょう。」
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