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その1
しおりを挟む(二人漫才の会話です。 *:つっこみ担当さんです。)
「12月も終盤ですが、先般は全米女子オープンが終わりました。」
*「渋野さん、優勝逃しましたね。」
「最終日までもつれたんですけどね。」
*「結局、4位でした。惜しかった。」
「4位の賞金は、『渋々』貰ったんでしょうね。」
*「なんでですか。きっと、喜んで貰いましたよ。」
「2020年もいろいろありましたね。」
*「そうですね。気が付けば師走です。」
「そこで今年の話題を振り返ってみようと思います。」
*「いいんじゃないですか。」
「まず1月ですけどね、あの『じばにゃ○』が国際科学技術庁から認定されました。」
*「いろいろ間違ってますよ。千葉県の地層の話でしょ。」
「そっか、間違えた!千葉県にも店舗のある、あっちだ!」
*「店舗、ってなんの事ですか?」
「『ジロリアン』でしょ。」
*「なんでラーメン有名店に並ぶ人達が国際会議で認められないといけないんですか!」
「認められたほうが良いですよ。今までは『何だよお前ら、ジロジロ見るなよ。こっちはここのラーメンが好きで並んでんだよ!』
って、切れ気味にひっそり並んでたのが、やっと堂々と並ぶことができますよ。『俺達は国際的に認められてるんだぞー!』って。」
*「別に国際的に認められなくても、皆さんジローさんのラーメンが大好きだから、寒くても暑くても並んで食べたいんですよ。」
「『ジロリアン』じゃないんなら『チロリア○』でしょ?」
*「別に食べ物つながりじゃないですよ、『チバニアン』です。」
「『チバニアン』で決まったのは南部博士の推薦のせい?」
*「違いますよ。ちなみに『国際科学技術庁』じゃなくて『国際地質科学連合』だそうですよ。」
「そうか、最後は科学忍法で敵をやっつける訳じゃないんですね。」
*「『チバニアン』に行っても、敵は襲ってこないですよ。」
「でも、山蛭や蚊はでるでしょ。」
*「そんなの自分でどうにかして下さい。」
「1月は、海外でも一悶着ありました。」
*「一悶着というか、それどころじゃないというか。1月31日に、英国のEU離脱が正式に決まりました。」
「折角、いままで『いーゆーだなぁ、あー、いーゆーだなぁ。』って、思ってたのにね。」
*「何を『いい湯だなー。』みたいな事言ってんですか。まあ、ざっくり半数の方はEUに留まって欲しかったんでしょうけど。」
「メー首相じゃ決まらなかったんですよね。」
*「メイ首相ですよ。やぎさんじゃないんだから。」
「メイ首相もがんばったんですよね。」
*「そうですよね。でも結局、議会に辞任を表明しました。」
「ここで有名な『メイのバカ!もう知らない!』っていう名言が飛び出したんですね。」
*「違いますよ、それは『となりのトト○』ですよ。それに名言じゃないし。」
「トト丸?」
*「そうじゃないです。日本国民の成人なら大体知ってる○トロです!」
「『諦めたらそこで試合終了だよ。』って言う人はいなかったんですかね?」
*「いたかもしれませんけど。」
「でも、首相を引き継いだジョンソン2さんがやりました!」
*「2は不要ですよ。ジョンソン兄弟会社みたいになってますよ。」
「ジョンソンさんは『メイのバカ!諦めたらそこで試合終了だよ!』って思ったんじゃないですか?」
*「そうかもしれませんけど。別にジョンソンさんはメイ首相のお兄さんでも先生でもないですよ。
メイさん、すみません、ジョークですので、、」
「最後は科学忍法・火の○で突破したんですよね。」
*「戦闘じゃないですよ。」
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