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はじまり「鬼娘との出会いと巫女契約」
第4話 「呪われて女になったか。可愛いな」「可愛い言うな」
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「こんなところに隠れ住処があるとはな」
「どうしてここが分かったの!」
「舐めるな鬼。反逆軍はあらゆる人への脅威を滅ぼす悪滅の剣。一度見た悪霊を逃がすほど無能の集まりではない!」
そして俺のほうも見る。
「さっきはよくも……? ん? 面影があるにはあるが女だったか貴様?」
「なんだよ」
「ふ、はははははははは! 傑作だ。貴様、鬼に呪われて女になったか! なんだ。かわいいな」
「かわいい言うな!」
「悪くない。愉快なものを見れただけ、この任務、悪くなかったぞ。だが、鬼との逃避行も此処までだ」
そして隣にいる2人。さすがに真ん中にいる連中よりはひょろひょろだけど……ん、見覚えがあるぞあいつら。
「アイツ……あの無能じゃね?」
「ああ。印象的なほどのポンコツだったからよく覚えている」
あいつら……! 面接に行った時俺を侮辱しやがった奴じゃないか。てか、人の前で堂々とよくもそんなこと言えるな。
「安住先輩。俺らに任せてください。すぐに殺してきますよ」
「殺すのは鬼だ。あの子は保護し、記憶を抹消する必要がある。軍の責務は京の人間を守る事。それを忘れるな!」
叱られ少し不機嫌になった、安住とかいうマッチョの部下、あのムカつく2人がこっちを睨んでくる。
「てめえのせいで怒られたじゃねえか! 素直にお縄についてもらうぞ!」
ヤバイ、狙いは俺? どうしよう。反逆軍の連中に襲われたらひとたまりもないぞ。弱いからな俺。
つい助けを求めそうになるが、自分から助けた女の子に助けを求めるとかありえない――。
「これを!」
レイが俺に刀を投げ渡してきた。
「私と契約をしているのなら、この刀も使えるはず。霊体ではこの刀も刃も実体がないままですが、貴方なら、その刃を現実とできる」
「俺、戦えないんだけど」
「大丈夫。さっきも言いました。この契約は、貴方に力を与える、あってはならない契約だと。その剣を『薄紫』を信じて。私が力を貸します。あなたの式神に似た存在として」
信じて……か。
思えばこんなふうに誰かに本気で頼られたのは初めてだ。彼女は俺が命がけで助けた人で、今も俺を頼ってる。なら、俺がやらないといけない。そもそもこれは俺が助けるべきだと決めて始めたことだ。逃げ腰になってどうする!
持つだけで彼女の力が多く流れ込んでくる。これが契約の証なのだろうか。
自然と体が動く。俺は――この刀を使って戦える。そんな気がした。
――抜刀。その時、体に微かに残っていた黒いもやもやが完全に染められ、別の何かが体を完全に満たしたのが分かった。
記憶が、経験が、彼女のもつ鬼としての戦闘能力その者が、そして体の構造までも彼女の力に適応できるように細かく変わっていく。
うわ……やっぱ違和感あるなぁ。男の時よりも体が軽い気がする。それでも男の時よりめちゃくちゃ動けそうだ。
そして頭もとても冴えている。今の俺は戦いのプロを前にどうやって戦えばいいかが思いつく。これは彼女の知識と経験を共有しているからだろうか。そして彼女に足りないパーツは俺が持っている。
姉貴の背中を追ってずっと知識だけは入れてきたんだ。それが今の体なら、上手く扱える気がする。
向こうは何も言葉にしなかったけれど見て分かる。『お前なんかに遅れは取るわけない』と言っている。安住とかいうレイをいじめた男は一歩下がった。どうやら処理は部下2人に任せるらしい。
ちょうどいい。あの時の借りを返す時だ。鬼の力を借りてにはなるけど、馬鹿にされたままってのは気分は良くないからな。
「行くぞ!」
堂々と宣言してやった。反応はない。あるのは向こうからの攻撃だけだ。
何か投げてきた。いつもの俺ならめちゃくちゃ早くて見えないそれが今の目ではゆっくりに見える。投げナイフだ。反りのない刃は光っている。姉貴も軍の防衛任務でよく使っているレーザーブレード型だ。
体が軽い。最低限の所作でその攻撃をかわした。レイには……短剣は言ったけど全く動かなかった。そして剣がすり抜けたところを見ると、普段は霊体というのは本当らしい。
「行くぞ……!」
俺は走り出した。男の時よりも断然速い。体が軽すぎる。勢い余って飛び上がりそうなくらい。
飛んでくる凶器を、体が自然に動いて剣が弾いていく。重いはずの真剣も傘かと思うくらいの軽さで振るのも簡単だ。これは彼女の経験からくるものなのだろう。
もう1人がついに動き出した。抜刀とともにその場で振り抜く。アピールではない、それは立派な攻撃だ。俺の目には、こちらに撃ちだされた地面とほぼ平行の斬撃が見える。
「あれは?」
同調しているからだろうか。レイの声をすぐ近くに感じた。彼女は今の世界のことを良く知らない眠り姫。驚くのも無理はないか。でもこれが今の京都では普通だ。
なぜなら、軍の人間に限らず、この世界の人間は全員が奇跡の力を持っている。呪術もその一環であり、剣の具現化も、斬撃が飛ぶというあり得ないこともできる。己の想像したものや事象を己の力で具現化することができるのだ。
起原までは知らないけど、今更常識なのでこれくらいで驚きはしない。そして彼女の知らないことは、俺の知識や経験が役に立つところだ。
直接剣で受けることもできると思うけど、あっちの度肝を抜いてやろう。俺は想像する。向こうと同じ飛ぶ斬撃を。
その場で剣を振り下ろした。向こうが白い線を宙に描くのに対し、俺の斬撃は綺麗な紫の三日月を描いていた。2つのエネルギーを伴った遠距離斬撃はぶつかってすぐに霧散する。
目の前に投げナイフ。とれる!
「は?」
そりゃ驚くだろうよ。投擲とはいえ、取ろうとは思わないスピードに加速されてる投剣なんて。そしてそれを俺は迷いなく投げ返した。そいつはバリアを張って防いだけど、その間、そいつからの攻撃と牽制はなくなる。
距離を詰めるチャンスだ。もう一度飛んできた斬撃を刀で弾いて、俺は想像する。10メートル先、一息、一歩で詰める自分の姿を。
地面を蹴った俺は瞬間移動のような速さを実現した。もう目の前に、飛ぶ斬撃の使い手がいる。
「てめ……!」
剣を斜めに振り上げた刀使いのそいつの攻撃を避けて肘打ち。怯んだところへもう一度掌打。殺しはだめだ。だからこそ這いつくばらせる程度でいい。
一打一打も男の時のなよなよして姉貴に笑われたパンチとは違う。勢いがついて、しっかりとした威力になっている。だからこそ、そいつは2発で地面に倒れて動かなくなった。
「マジかよ。お前、あのポンコツじゃ……?」
俺を見て引け腰になったもう1人。悪い感情だろうけど、この状況は正直悪い気分じゃない。こいつらを見返したような状況だからな。しかしそれ以上に嬉しいのは、まるでスーパーヒーローになったみたいな驚異的な身体能力のこと。
望んだ契約ではないし、自分の力でもないけど些細なことだ。手段はどうあれ、この姿でいるうちは俺は無力に嘆かないで済むだろう。それがたまらなく嬉しい。
「ダテ、もういい。下がれ。そいつが簡単にいなされた。おまえでもどうなるか分かってるだろう」
ついに大ボスか。安住とかいうレイをいじめたやつ。彼女は彼に襲われて俺に助けを求めた。なら、こいつを撃退するのは――。
「俺は、彼女を守る。そのために、ぶっ倒れてもらうぜ!」
一気に飛び掛かる。それでも体は冷静に、油断はしてはならないと警告を送ってきていた。
何発か殴るくらいで――。
殴る。殴る。でも当たらない。3発目、俺の手首を掴んで止められた。ここまでの動きで俺は察した。こいつは、他の2人よりはるかにヤバイと。
「どうしてここが分かったの!」
「舐めるな鬼。反逆軍はあらゆる人への脅威を滅ぼす悪滅の剣。一度見た悪霊を逃がすほど無能の集まりではない!」
そして俺のほうも見る。
「さっきはよくも……? ん? 面影があるにはあるが女だったか貴様?」
「なんだよ」
「ふ、はははははははは! 傑作だ。貴様、鬼に呪われて女になったか! なんだ。かわいいな」
「かわいい言うな!」
「悪くない。愉快なものを見れただけ、この任務、悪くなかったぞ。だが、鬼との逃避行も此処までだ」
そして隣にいる2人。さすがに真ん中にいる連中よりはひょろひょろだけど……ん、見覚えがあるぞあいつら。
「アイツ……あの無能じゃね?」
「ああ。印象的なほどのポンコツだったからよく覚えている」
あいつら……! 面接に行った時俺を侮辱しやがった奴じゃないか。てか、人の前で堂々とよくもそんなこと言えるな。
「安住先輩。俺らに任せてください。すぐに殺してきますよ」
「殺すのは鬼だ。あの子は保護し、記憶を抹消する必要がある。軍の責務は京の人間を守る事。それを忘れるな!」
叱られ少し不機嫌になった、安住とかいうマッチョの部下、あのムカつく2人がこっちを睨んでくる。
「てめえのせいで怒られたじゃねえか! 素直にお縄についてもらうぞ!」
ヤバイ、狙いは俺? どうしよう。反逆軍の連中に襲われたらひとたまりもないぞ。弱いからな俺。
つい助けを求めそうになるが、自分から助けた女の子に助けを求めるとかありえない――。
「これを!」
レイが俺に刀を投げ渡してきた。
「私と契約をしているのなら、この刀も使えるはず。霊体ではこの刀も刃も実体がないままですが、貴方なら、その刃を現実とできる」
「俺、戦えないんだけど」
「大丈夫。さっきも言いました。この契約は、貴方に力を与える、あってはならない契約だと。その剣を『薄紫』を信じて。私が力を貸します。あなたの式神に似た存在として」
信じて……か。
思えばこんなふうに誰かに本気で頼られたのは初めてだ。彼女は俺が命がけで助けた人で、今も俺を頼ってる。なら、俺がやらないといけない。そもそもこれは俺が助けるべきだと決めて始めたことだ。逃げ腰になってどうする!
持つだけで彼女の力が多く流れ込んでくる。これが契約の証なのだろうか。
自然と体が動く。俺は――この刀を使って戦える。そんな気がした。
――抜刀。その時、体に微かに残っていた黒いもやもやが完全に染められ、別の何かが体を完全に満たしたのが分かった。
記憶が、経験が、彼女のもつ鬼としての戦闘能力その者が、そして体の構造までも彼女の力に適応できるように細かく変わっていく。
うわ……やっぱ違和感あるなぁ。男の時よりも体が軽い気がする。それでも男の時よりめちゃくちゃ動けそうだ。
そして頭もとても冴えている。今の俺は戦いのプロを前にどうやって戦えばいいかが思いつく。これは彼女の知識と経験を共有しているからだろうか。そして彼女に足りないパーツは俺が持っている。
姉貴の背中を追ってずっと知識だけは入れてきたんだ。それが今の体なら、上手く扱える気がする。
向こうは何も言葉にしなかったけれど見て分かる。『お前なんかに遅れは取るわけない』と言っている。安住とかいうレイをいじめた男は一歩下がった。どうやら処理は部下2人に任せるらしい。
ちょうどいい。あの時の借りを返す時だ。鬼の力を借りてにはなるけど、馬鹿にされたままってのは気分は良くないからな。
「行くぞ!」
堂々と宣言してやった。反応はない。あるのは向こうからの攻撃だけだ。
何か投げてきた。いつもの俺ならめちゃくちゃ早くて見えないそれが今の目ではゆっくりに見える。投げナイフだ。反りのない刃は光っている。姉貴も軍の防衛任務でよく使っているレーザーブレード型だ。
体が軽い。最低限の所作でその攻撃をかわした。レイには……短剣は言ったけど全く動かなかった。そして剣がすり抜けたところを見ると、普段は霊体というのは本当らしい。
「行くぞ……!」
俺は走り出した。男の時よりも断然速い。体が軽すぎる。勢い余って飛び上がりそうなくらい。
飛んでくる凶器を、体が自然に動いて剣が弾いていく。重いはずの真剣も傘かと思うくらいの軽さで振るのも簡単だ。これは彼女の経験からくるものなのだろう。
もう1人がついに動き出した。抜刀とともにその場で振り抜く。アピールではない、それは立派な攻撃だ。俺の目には、こちらに撃ちだされた地面とほぼ平行の斬撃が見える。
「あれは?」
同調しているからだろうか。レイの声をすぐ近くに感じた。彼女は今の世界のことを良く知らない眠り姫。驚くのも無理はないか。でもこれが今の京都では普通だ。
なぜなら、軍の人間に限らず、この世界の人間は全員が奇跡の力を持っている。呪術もその一環であり、剣の具現化も、斬撃が飛ぶというあり得ないこともできる。己の想像したものや事象を己の力で具現化することができるのだ。
起原までは知らないけど、今更常識なのでこれくらいで驚きはしない。そして彼女の知らないことは、俺の知識や経験が役に立つところだ。
直接剣で受けることもできると思うけど、あっちの度肝を抜いてやろう。俺は想像する。向こうと同じ飛ぶ斬撃を。
その場で剣を振り下ろした。向こうが白い線を宙に描くのに対し、俺の斬撃は綺麗な紫の三日月を描いていた。2つのエネルギーを伴った遠距離斬撃はぶつかってすぐに霧散する。
目の前に投げナイフ。とれる!
「は?」
そりゃ驚くだろうよ。投擲とはいえ、取ろうとは思わないスピードに加速されてる投剣なんて。そしてそれを俺は迷いなく投げ返した。そいつはバリアを張って防いだけど、その間、そいつからの攻撃と牽制はなくなる。
距離を詰めるチャンスだ。もう一度飛んできた斬撃を刀で弾いて、俺は想像する。10メートル先、一息、一歩で詰める自分の姿を。
地面を蹴った俺は瞬間移動のような速さを実現した。もう目の前に、飛ぶ斬撃の使い手がいる。
「てめ……!」
剣を斜めに振り上げた刀使いのそいつの攻撃を避けて肘打ち。怯んだところへもう一度掌打。殺しはだめだ。だからこそ這いつくばらせる程度でいい。
一打一打も男の時のなよなよして姉貴に笑われたパンチとは違う。勢いがついて、しっかりとした威力になっている。だからこそ、そいつは2発で地面に倒れて動かなくなった。
「マジかよ。お前、あのポンコツじゃ……?」
俺を見て引け腰になったもう1人。悪い感情だろうけど、この状況は正直悪い気分じゃない。こいつらを見返したような状況だからな。しかしそれ以上に嬉しいのは、まるでスーパーヒーローになったみたいな驚異的な身体能力のこと。
望んだ契約ではないし、自分の力でもないけど些細なことだ。手段はどうあれ、この姿でいるうちは俺は無力に嘆かないで済むだろう。それがたまらなく嬉しい。
「ダテ、もういい。下がれ。そいつが簡単にいなされた。おまえでもどうなるか分かってるだろう」
ついに大ボスか。安住とかいうレイをいじめたやつ。彼女は彼に襲われて俺に助けを求めた。なら、こいつを撃退するのは――。
「俺は、彼女を守る。そのために、ぶっ倒れてもらうぜ!」
一気に飛び掛かる。それでも体は冷静に、油断はしてはならないと警告を送ってきていた。
何発か殴るくらいで――。
殴る。殴る。でも当たらない。3発目、俺の手首を掴んで止められた。ここまでの動きで俺は察した。こいつは、他の2人よりはるかにヤバイと。
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