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はじまり「鬼娘との出会いと巫女契約」
第1話 俺は鬼の彼女に心を奪われた
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「助けて……!」
誰かに向けた訳ではないだろう声を真に受けた馬鹿がこの俺だ。頭に紫の角が生えているのを見れば、子供でも彼女が何者なのか分かるだろうってのに。
それを聞き入れ、彼女を殺そうとした厳つい軍の男に椅子を投げて妨害。その子の手を握って店を走って出ていってしまった。
これは治安維持を妨害する明確な犯罪だ。体が勝手に動いてしまったなど、そんな言い訳通じない悪なる行為だった。
姉貴と違ってよわよわな俺が、まるで映画のヒーローみたいに彼女を連れて逃げられる、……はずないとは分かってた。それでも俺はこうすると選んだのだ。
その日、夜の京都は月が出ていなかった。そういう日は怪異が多く湧く。鬼がいるのもなんら不思議じゃないのだろう。
街を覆う結界のせいで人間の目でもはっきりと視界がひらけていて、暗がりで身を隠すことすらも許されない。
俺は彼女の手を引きただひたすらに走った。走って、息が切れて苦しくてもとにかく遠くへと走――。
目の前。俺に簡単に追いついた軍服の男は刀を手に、俺に一言告げる。
「鬼を見てなお自ら首を突っ込むとは。気が狂った一般人もいたもんだな」
だって『助けて』って言われたら助けるもんだろう。危険があっても困っている人に手を貸すべきだ。そんなの善い人間として常識だ。
それと。実はとっさに体が動いたのはもう1つ理由があった。それはとても恥ずかしい理由かもだけど。
あいつは少し遠くで刀を振ったのに、俺のことを綺麗に斬った。一瞬だけものすごく痛くて、その後、何も感じなくなってだんだんと眠くなって。
仰向けに倒れて目を閉じる直前に見たのは、見間違いじゃなかった角。少し目を動かせば彼女が上からのぞき込むところが見えた。
「ありがとう、こんな私のために。……あなたを選びます。体、お借りしますね」
何を言いたかったのかは分からなかった。
ただ。彼女は鬼だと思うけど、それでも風で波打る清流のような美しい髪、曇りない眼差し、そこから伝わってくる生きることへの執念が見え、決して悪なる存在ではない、と、俺の心が訴える。
『助けなければ一生後悔する』という思考が沸き上がってきたのは間違いない。
彼女は俺の胸に手を当ててゆっくと熱を持つ何かを入れていく。その時確信したのだ。俺はこの鬼の少女を見た時、彼女に心を奪われてしまったのだと。
死ぬ直前には走馬灯というものが見えるらしいが、俺が思い出していたのは胸糞悪い記憶ばかりだった。
どうして死ぬ直前になってまでこんなことを
反逆軍見習いの入隊試験を受けた時の話だったか。1つしか歳が違わないくらいの奴に侮辱された。
『夢見てんじゃねえよ。クソ雑魚。見てて苛々すんだよ』
『口悪い。まあ君も認めるべきだ。君の夢は叶わない。あ、そうだ。事務作業員なら大歓迎だよ。君は戦闘員よりもそっちの方がはるかに世のため人のためになるさ』
ああ、こっちは高等学校の面接でだっけか?
『君は……だめだな。入学は認められない』
『なんでって言われても。だって君は入ってもすぐ死ぬよ。そう分かってて入れたくはないかな。君は人間失格の狂人だ。見て一目で分かる。己を捨てた方が幸せだ』
いくら不合格だからって、そんなに言わなくてもいいじゃないか。
俺には夢がある。諦めてなんていられるか! 必ずそれにふさわしい力を手に入れるんだ。
俺はそう生きると決めたんだ。
いつの間にか、まるで水面に浮かんでいるかのような感覚を得ていた。その一方で、目で見ていたのは感覚とは明らかに違った不思議な光景。
生まれてこのかた、竹刀しか振ったことがないはずの俺が、真剣を華麗に扱っていた。
軍の男を負傷させて撤退させて、ボロボロの社へと逃げ込んで、横になった。
直後、視界が暗転する、他人に憑依しているみたいな不思議な夢だった気がする。
急に体に力が入るようになって、睡眠から目覚める時と同じ感触を得た。
体に痛みはない。なぜか胸が少しいつもより重い。
目を開けてすぐに周りを見渡すと小学校の頃教科書で見た、倭の文化遺産である古民家の内装によく似ている。
俺の頭が、弾力のある、枕とは違った何かを下敷きにしていた。
「あ……起きました?」
なぜ、君はいつも俺を見下ろすのだろう。でも、鬼の彼女がいた。
「ゆっくり体を起こしてください。契約があるから、生命維持には問題ないと思いますが」
生命維持と聞いて、目を閉じる前のことを鮮明に思い出す。完全に死んだと思ったのだが。
「ん、ああ、とりあえず、あれ――」
声がおかしい。普段から声は高めだと言われるけどさすがに高すぎる気がする。胸の辺りが少し重く、体が前に引っ張られそうだ。
しかし、それよりも。
「俺……寝ちゃってたのか?」
「はい。とても可愛らしい寝顔で、つい頂きたくなりそうなほど」
「ははは、怖い冗談言うんだね……君」
ようやく落ち着いて彼女の姿を見ることができた気がする。
やはり彼女は鬼だ。
紫の角が頭から2本生えている。あながち血を頂くというのは嘘ではないかもしれない。冷や汗が背中を伝う。
ただ一方で分かることは、自分より年下の15歳くらいの女の子だということ。
人の顔はアシンメトリーだとよく言われるが、この子はシンメトリーにほぼ近い形で整っている。
背も同年代の中では大きいとは言えない俺より小さく、幼さが半分残っていて美しいと可愛らしいの中間と言うべきか。くそ、女の子と付き合ったこともない俺は、的を射た言い方が分からない。
ロングの髪を後ろ2つ結びにしている。黒紫の色は初めて見たが綺麗だなぁ。
ともかくこんな美少女と今建物で2人、何も起こらないはずがなく。
ところで今、彼女が立って、姿見の近くにおいてあった棚から手鏡を持ってきたんだけど、なんでだ?
「あなた、今の自分の姿、どうなってるか分かります?」
「いや……?」
「巻き込んでしまったあなたの命を救う為とは言え……ごめんなさい。私は、貴方を利用しました」
「そんなこと。助けてって言ってたじゃん」
「相手は剣を持った危ない人だったんですよ。いかに諸人を守る組織とはいえ、実際に凶器を振り回す人を相手に喧嘩を売るなんて。しかもそんなに強くないし」
「わ、悪かったな!」
俺が弱いのは重々承知だ。でもしょうがないだろ。才能がないらしいって何度言われたことか。
鏡に綺麗なショートヘアの金髪女子。瞳が黒。なんだ、まるで姉貴みたいな女の子がいるな。
――アレ? コレ、鏡ダヨネ?
「うわ……うわ!」
たまに異性に変身するような創作物語を見た時は、良く胸のふくらみを確認する男がいて下衆だなと思ったが、実際なって見ると触って確かめるもんだな。
「ってそうじゃない! なんじゃこりゃ! これ、俺?」
なんとも言えない顔で、彼女は頷いた。マジか。マジなのか。
「あんた、何をしたんだ」
「呪術による契約を交わしたのです。私はあなたの心臓を食べました」
「え……? じゃあここは天国」
「落ち着いてください。貴方の心臓を食べて大きな命のつながりを得た。霊体である私はあなたに憑依して体を修復し、今、失った心臓と体を私の呪術で補っています」
え、いま俺、本当に心を奪われてるってことか!
誰かに向けた訳ではないだろう声を真に受けた馬鹿がこの俺だ。頭に紫の角が生えているのを見れば、子供でも彼女が何者なのか分かるだろうってのに。
それを聞き入れ、彼女を殺そうとした厳つい軍の男に椅子を投げて妨害。その子の手を握って店を走って出ていってしまった。
これは治安維持を妨害する明確な犯罪だ。体が勝手に動いてしまったなど、そんな言い訳通じない悪なる行為だった。
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その日、夜の京都は月が出ていなかった。そういう日は怪異が多く湧く。鬼がいるのもなんら不思議じゃないのだろう。
街を覆う結界のせいで人間の目でもはっきりと視界がひらけていて、暗がりで身を隠すことすらも許されない。
俺は彼女の手を引きただひたすらに走った。走って、息が切れて苦しくてもとにかく遠くへと走――。
目の前。俺に簡単に追いついた軍服の男は刀を手に、俺に一言告げる。
「鬼を見てなお自ら首を突っ込むとは。気が狂った一般人もいたもんだな」
だって『助けて』って言われたら助けるもんだろう。危険があっても困っている人に手を貸すべきだ。そんなの善い人間として常識だ。
それと。実はとっさに体が動いたのはもう1つ理由があった。それはとても恥ずかしい理由かもだけど。
あいつは少し遠くで刀を振ったのに、俺のことを綺麗に斬った。一瞬だけものすごく痛くて、その後、何も感じなくなってだんだんと眠くなって。
仰向けに倒れて目を閉じる直前に見たのは、見間違いじゃなかった角。少し目を動かせば彼女が上からのぞき込むところが見えた。
「ありがとう、こんな私のために。……あなたを選びます。体、お借りしますね」
何を言いたかったのかは分からなかった。
ただ。彼女は鬼だと思うけど、それでも風で波打る清流のような美しい髪、曇りない眼差し、そこから伝わってくる生きることへの執念が見え、決して悪なる存在ではない、と、俺の心が訴える。
『助けなければ一生後悔する』という思考が沸き上がってきたのは間違いない。
彼女は俺の胸に手を当ててゆっくと熱を持つ何かを入れていく。その時確信したのだ。俺はこの鬼の少女を見た時、彼女に心を奪われてしまったのだと。
死ぬ直前には走馬灯というものが見えるらしいが、俺が思い出していたのは胸糞悪い記憶ばかりだった。
どうして死ぬ直前になってまでこんなことを
反逆軍見習いの入隊試験を受けた時の話だったか。1つしか歳が違わないくらいの奴に侮辱された。
『夢見てんじゃねえよ。クソ雑魚。見てて苛々すんだよ』
『口悪い。まあ君も認めるべきだ。君の夢は叶わない。あ、そうだ。事務作業員なら大歓迎だよ。君は戦闘員よりもそっちの方がはるかに世のため人のためになるさ』
ああ、こっちは高等学校の面接でだっけか?
『君は……だめだな。入学は認められない』
『なんでって言われても。だって君は入ってもすぐ死ぬよ。そう分かってて入れたくはないかな。君は人間失格の狂人だ。見て一目で分かる。己を捨てた方が幸せだ』
いくら不合格だからって、そんなに言わなくてもいいじゃないか。
俺には夢がある。諦めてなんていられるか! 必ずそれにふさわしい力を手に入れるんだ。
俺はそう生きると決めたんだ。
いつの間にか、まるで水面に浮かんでいるかのような感覚を得ていた。その一方で、目で見ていたのは感覚とは明らかに違った不思議な光景。
生まれてこのかた、竹刀しか振ったことがないはずの俺が、真剣を華麗に扱っていた。
軍の男を負傷させて撤退させて、ボロボロの社へと逃げ込んで、横になった。
直後、視界が暗転する、他人に憑依しているみたいな不思議な夢だった気がする。
急に体に力が入るようになって、睡眠から目覚める時と同じ感触を得た。
体に痛みはない。なぜか胸が少しいつもより重い。
目を開けてすぐに周りを見渡すと小学校の頃教科書で見た、倭の文化遺産である古民家の内装によく似ている。
俺の頭が、弾力のある、枕とは違った何かを下敷きにしていた。
「あ……起きました?」
なぜ、君はいつも俺を見下ろすのだろう。でも、鬼の彼女がいた。
「ゆっくり体を起こしてください。契約があるから、生命維持には問題ないと思いますが」
生命維持と聞いて、目を閉じる前のことを鮮明に思い出す。完全に死んだと思ったのだが。
「ん、ああ、とりあえず、あれ――」
声がおかしい。普段から声は高めだと言われるけどさすがに高すぎる気がする。胸の辺りが少し重く、体が前に引っ張られそうだ。
しかし、それよりも。
「俺……寝ちゃってたのか?」
「はい。とても可愛らしい寝顔で、つい頂きたくなりそうなほど」
「ははは、怖い冗談言うんだね……君」
ようやく落ち着いて彼女の姿を見ることができた気がする。
やはり彼女は鬼だ。
紫の角が頭から2本生えている。あながち血を頂くというのは嘘ではないかもしれない。冷や汗が背中を伝う。
ただ一方で分かることは、自分より年下の15歳くらいの女の子だということ。
人の顔はアシンメトリーだとよく言われるが、この子はシンメトリーにほぼ近い形で整っている。
背も同年代の中では大きいとは言えない俺より小さく、幼さが半分残っていて美しいと可愛らしいの中間と言うべきか。くそ、女の子と付き合ったこともない俺は、的を射た言い方が分からない。
ロングの髪を後ろ2つ結びにしている。黒紫の色は初めて見たが綺麗だなぁ。
ともかくこんな美少女と今建物で2人、何も起こらないはずがなく。
ところで今、彼女が立って、姿見の近くにおいてあった棚から手鏡を持ってきたんだけど、なんでだ?
「あなた、今の自分の姿、どうなってるか分かります?」
「いや……?」
「巻き込んでしまったあなたの命を救う為とは言え……ごめんなさい。私は、貴方を利用しました」
「そんなこと。助けてって言ってたじゃん」
「相手は剣を持った危ない人だったんですよ。いかに諸人を守る組織とはいえ、実際に凶器を振り回す人を相手に喧嘩を売るなんて。しかもそんなに強くないし」
「わ、悪かったな!」
俺が弱いのは重々承知だ。でもしょうがないだろ。才能がないらしいって何度言われたことか。
鏡に綺麗なショートヘアの金髪女子。瞳が黒。なんだ、まるで姉貴みたいな女の子がいるな。
――アレ? コレ、鏡ダヨネ?
「うわ……うわ!」
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なんとも言えない顔で、彼女は頷いた。マジか。マジなのか。
「あんた、何をしたんだ」
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