84 / 225
帝国編
第84話 キングストン城内部
しおりを挟む
城門に穴を空けて内部へと侵入を果たす。
入ってすぐに広大な中庭があって、外から見た感じ建物と庭の割合が同じくらいに見えた。そして中庭の中央には頭部だけの骸骨が黒い靄を放出しながら浮いている。
一見、幽鬼を思わせる骸骨は恐らくは魔族であり、それの前でサリナは膝をついていた。
「サリナ!」
「──っ、ごめん。ちょっと油断した……あいつ結構強い。黒い靄から剣が飛んでくるから気を付けて……」
サリナは腹部を押さえており、どうやらそこに一撃もらってしまったようだ。スタークの人間にサリナを預けて視線だけで一般兵を下がらせる。型落ちとはいえ、遺物武器を扱うサリナに手傷を負わせる相手……大勢でかかって闇雲に損害を増やすわけにはいかないのだ。
短剣を構えてジリジリと距離を詰める。背後ではどこから飛んできてもいいようにユキノが”魔杖テュルソス”を構えて待機している。
こういう時、口に出さないでもすぐに行動に移してくれる仲間っていいもんだな。さて、俺と同じタイプの敵か……どう戦ったものか。
「先手必勝! ”聖剣射出”!!」
敵の右サイドに少しずつ伸ばした影から聖剣を飛ばす。すると、靄に聖剣は吸い込まれ、そしてこちらに飛んできた。自身に当たる寸前に特性”聖剣召喚”で手元に戻す。
一連の流れのあと、骸骨から声が聞こえてきた。
「お前も同じ能力か……少しばかり驚いたが、生憎とその手の攻撃は通用しない」
「骸骨だから驚いてるようには見えなかったな。だが、お前の言う通り、俺のスキルは効果が無いみたいだな」
「くくく……それにしても面白いものを見た。勇者でもない存在が聖剣を扱っているとはな」
「まぁそう言ってやるなよ。俺だって影を使うのにこんなピカピカした武器に選ばれて驚いてるんだ」
会話をしながらも短剣を投げてみる。靄が広がり、吸い込まれ、こちらに同じ速度で飛んでくる。それを掴んで”シャドーポケット”に収納する。
「──無駄だと言わなかったか?」
「無駄だろうな、だけどさ。この世に不滅なる生き物なんて存在しないんだ。神だって、現在に至るまで数柱くらい滅んでるだろ?」
「違いない、だが少なくともお前の持ちうるスキルや術では我は絶対に倒せんぞ」
「そうかもなっ!」
一瞬の間に近付いて今度は直接斬りかかる。剣身は吸い込まれるが、こちら側に向けて剣先が突き出るなんてことは起きなかった。どうやら投擲系は吸い込まれて1秒くらいで反射され、直接攻撃は靄に吸い込まれるだけで反射はできない、か。
「無駄だと言っておろう!」
靄から長剣が5本ほど飛び出してきてそれを後退しながら聖剣で叩き落す。叩き落した長剣の剣身が少し錆びていて黒く変色している。
「おい、魔族。お前ってさ、吸い込みと射出を同時にはできないんだな」
「それがどうした? 直接攻撃も効かない、投擲系も効かない、なんなら教えてやるが魔術も効かないぞ? 攻撃が効かず、こちらの攻撃は届く……いずれ力尽きることは明白だ」
「そうか、じゃあこれはどうだ?」
左に大きくサイドステップ、火球と石槍が敵に向けて飛んでいく。火球は吸い込まれ、石槍は身体を細くして避けられた。
こういうタイマンっぽいのを想定して、あらかじめ魔術が使えるメンバーには合図で魔術を使うようにしていた。俺の背後で影で作った文字を見せていたわけだが、ダート戦の前に使うことになるとは思わなかったな。
「──くっ! タイマンで来るんじゃないのか!?」
「こっちはテスティードに待たせてる奴がいて心配なんだ。別にいいじゃねえか、それにタイマンとか一言も言ってないしな」
「そうか、ならばこちらも数を用意するか。いでよ”死霊兵”!」
黒い靄から骸骨兵が次々と姿を現す。
「──それを待っていた!”聖剣射出”」
白銀の長剣が月に照らされながら骸骨へ向けて飛んでいく。そしてバキッ!という音が中庭に鳴り響いて骸骨達は力なく崩れ落ちた。
黒い靄を放出する存在、つまりは骸骨が本体。それが半分聖剣によって崩壊したあと、浮遊する力を失ったそれは夜空を見上げるように転がっている。
ゆっくり近付いてそれを見下ろす。
「おい、まだ生きてるか? いや、生きてるってのは変か」
「──なぜ、気づいた?」
「”死霊兵”の召喚に魔方陣を用いていなかっただろ? てことは魔術ではなくスキルだ、お前は射出と吸引は同時にはできない。”死霊兵”を出したそれは言わば”射出”と同じだ、それを出してる間は敵の攻撃を靄に格納できないってことだ。人間だからって慢心したのがお前の敗因だな」
「……そうだな、お前の言う通り、人間など我だけで十分と思っていた。だが、それでも我は自身の役割くらいは果たせた。もうじき我は滅ぶ、お前達の悔しがる表情が見れないとは残念だ」
悔しがる? 役割? ……まさか、時間稼ぎ、いや、陽動かっ!?
「くくく、どうやら気付いたようだな。察しの通り、城を捜索しても使用人くらいしかいないぞ。志を共にする同胞達はすでに……」
仮面のような骸骨の2つの黒い穴、その奥にある紫の炎が徐々に弱くなっている。
「おい! リディア達はどこへ行った?」
「くくく、あの進言は杞憂と思った、だが黒い剣を持ったあの男は言った。絶対にここを落としに来る存在がいる、と。勝者への褒美もこれくらいで十分か……聡いお前なら、わかるだろ?」
「ああ、わかった。逆にわからないことがある。なんで人間と組んだんだ、お前」
「魔族にも……色々あるのだよ……」
答えるつもりはない、いや、その時間がないことを察したロイはそれ以上何も聞かず、速やかにキングストン城の占拠を始めた。ロイの気遣いで中庭に残された一体の魔族は滅びの時を待つ。
「おお……泣き虫リディア。もうじき白銀がそっちに向かう、どうか生きておくれ……」
瞳にあたる紫の炎が消え始める。
不思議なことに、その魔族が最期に願ったのは魔族の繁栄でもなく、ただ自身が狂わした少女の生還だった……。
入ってすぐに広大な中庭があって、外から見た感じ建物と庭の割合が同じくらいに見えた。そして中庭の中央には頭部だけの骸骨が黒い靄を放出しながら浮いている。
一見、幽鬼を思わせる骸骨は恐らくは魔族であり、それの前でサリナは膝をついていた。
「サリナ!」
「──っ、ごめん。ちょっと油断した……あいつ結構強い。黒い靄から剣が飛んでくるから気を付けて……」
サリナは腹部を押さえており、どうやらそこに一撃もらってしまったようだ。スタークの人間にサリナを預けて視線だけで一般兵を下がらせる。型落ちとはいえ、遺物武器を扱うサリナに手傷を負わせる相手……大勢でかかって闇雲に損害を増やすわけにはいかないのだ。
短剣を構えてジリジリと距離を詰める。背後ではどこから飛んできてもいいようにユキノが”魔杖テュルソス”を構えて待機している。
こういう時、口に出さないでもすぐに行動に移してくれる仲間っていいもんだな。さて、俺と同じタイプの敵か……どう戦ったものか。
「先手必勝! ”聖剣射出”!!」
敵の右サイドに少しずつ伸ばした影から聖剣を飛ばす。すると、靄に聖剣は吸い込まれ、そしてこちらに飛んできた。自身に当たる寸前に特性”聖剣召喚”で手元に戻す。
一連の流れのあと、骸骨から声が聞こえてきた。
「お前も同じ能力か……少しばかり驚いたが、生憎とその手の攻撃は通用しない」
「骸骨だから驚いてるようには見えなかったな。だが、お前の言う通り、俺のスキルは効果が無いみたいだな」
「くくく……それにしても面白いものを見た。勇者でもない存在が聖剣を扱っているとはな」
「まぁそう言ってやるなよ。俺だって影を使うのにこんなピカピカした武器に選ばれて驚いてるんだ」
会話をしながらも短剣を投げてみる。靄が広がり、吸い込まれ、こちらに同じ速度で飛んでくる。それを掴んで”シャドーポケット”に収納する。
「──無駄だと言わなかったか?」
「無駄だろうな、だけどさ。この世に不滅なる生き物なんて存在しないんだ。神だって、現在に至るまで数柱くらい滅んでるだろ?」
「違いない、だが少なくともお前の持ちうるスキルや術では我は絶対に倒せんぞ」
「そうかもなっ!」
一瞬の間に近付いて今度は直接斬りかかる。剣身は吸い込まれるが、こちら側に向けて剣先が突き出るなんてことは起きなかった。どうやら投擲系は吸い込まれて1秒くらいで反射され、直接攻撃は靄に吸い込まれるだけで反射はできない、か。
「無駄だと言っておろう!」
靄から長剣が5本ほど飛び出してきてそれを後退しながら聖剣で叩き落す。叩き落した長剣の剣身が少し錆びていて黒く変色している。
「おい、魔族。お前ってさ、吸い込みと射出を同時にはできないんだな」
「それがどうした? 直接攻撃も効かない、投擲系も効かない、なんなら教えてやるが魔術も効かないぞ? 攻撃が効かず、こちらの攻撃は届く……いずれ力尽きることは明白だ」
「そうか、じゃあこれはどうだ?」
左に大きくサイドステップ、火球と石槍が敵に向けて飛んでいく。火球は吸い込まれ、石槍は身体を細くして避けられた。
こういうタイマンっぽいのを想定して、あらかじめ魔術が使えるメンバーには合図で魔術を使うようにしていた。俺の背後で影で作った文字を見せていたわけだが、ダート戦の前に使うことになるとは思わなかったな。
「──くっ! タイマンで来るんじゃないのか!?」
「こっちはテスティードに待たせてる奴がいて心配なんだ。別にいいじゃねえか、それにタイマンとか一言も言ってないしな」
「そうか、ならばこちらも数を用意するか。いでよ”死霊兵”!」
黒い靄から骸骨兵が次々と姿を現す。
「──それを待っていた!”聖剣射出”」
白銀の長剣が月に照らされながら骸骨へ向けて飛んでいく。そしてバキッ!という音が中庭に鳴り響いて骸骨達は力なく崩れ落ちた。
黒い靄を放出する存在、つまりは骸骨が本体。それが半分聖剣によって崩壊したあと、浮遊する力を失ったそれは夜空を見上げるように転がっている。
ゆっくり近付いてそれを見下ろす。
「おい、まだ生きてるか? いや、生きてるってのは変か」
「──なぜ、気づいた?」
「”死霊兵”の召喚に魔方陣を用いていなかっただろ? てことは魔術ではなくスキルだ、お前は射出と吸引は同時にはできない。”死霊兵”を出したそれは言わば”射出”と同じだ、それを出してる間は敵の攻撃を靄に格納できないってことだ。人間だからって慢心したのがお前の敗因だな」
「……そうだな、お前の言う通り、人間など我だけで十分と思っていた。だが、それでも我は自身の役割くらいは果たせた。もうじき我は滅ぶ、お前達の悔しがる表情が見れないとは残念だ」
悔しがる? 役割? ……まさか、時間稼ぎ、いや、陽動かっ!?
「くくく、どうやら気付いたようだな。察しの通り、城を捜索しても使用人くらいしかいないぞ。志を共にする同胞達はすでに……」
仮面のような骸骨の2つの黒い穴、その奥にある紫の炎が徐々に弱くなっている。
「おい! リディア達はどこへ行った?」
「くくく、あの進言は杞憂と思った、だが黒い剣を持ったあの男は言った。絶対にここを落としに来る存在がいる、と。勝者への褒美もこれくらいで十分か……聡いお前なら、わかるだろ?」
「ああ、わかった。逆にわからないことがある。なんで人間と組んだんだ、お前」
「魔族にも……色々あるのだよ……」
答えるつもりはない、いや、その時間がないことを察したロイはそれ以上何も聞かず、速やかにキングストン城の占拠を始めた。ロイの気遣いで中庭に残された一体の魔族は滅びの時を待つ。
「おお……泣き虫リディア。もうじき白銀がそっちに向かう、どうか生きておくれ……」
瞳にあたる紫の炎が消え始める。
不思議なことに、その魔族が最期に願ったのは魔族の繁栄でもなく、ただ自身が狂わした少女の生還だった……。
0
お気に入りに追加
30
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
私の代わりが見つかったから契約破棄ですか……その代わりの人……私の勘が正しければ……結界詐欺師ですよ
Ryo-k
ファンタジー
「リリーナ! 貴様との契約を破棄する!」
結界魔術師リリーナにそう仰るのは、ライオネル・ウォルツ侯爵。
「彼女は結界魔術師1級を所持している。だから貴様はもう不要だ」
とシュナ・ファールと名乗る別の女性を部屋に呼んで宣言する。
リリーナは結界魔術師2級を所持している。
ライオネルの言葉が本当なら確かにすごいことだ。
……本当なら……ね。
※完結まで執筆済み
〈完結〉この女を家に入れたことが父にとっての致命傷でした。
江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」アリサは父の後妻の言葉により、家を追い出されることとなる。
だがそれは待ち望んでいた日がやってきたでもあった。横領の罪で連座蟄居されられていた祖父の復活する日だった。
十年前、八歳の時からアリサは父と後妻により使用人として扱われてきた。
ところが自分の代わりに可愛がられてきたはずの異母妹ミュゼットまでもが、義母によって使用人に落とされてしまった。義母は自分の周囲に年頃の女が居ること自体が気に食わなかったのだ。
元々それぞれ自体は仲が悪い訳ではなかった二人は、お互い使用人の立場で二年間共に過ごすが、ミュゼットへの義母の仕打ちの酷さに、アリサは彼女を乳母のもとへ逃がす。
そして更に二年、とうとうその日が来た……
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
恋人の父親に「嫁にはやれん!」と云われたオレは・・・
もっちり道明寺♪
ファンタジー
恋人の父親に呼び出されたオレ!
長女が音信不通で、跡取りの可能性が高くなった彼女!
周りからは「結婚をして跡継ぎを!」と云われているのを知っていた。
そろそろ潮時だと思っていた・・・
マジ初投稿の、チョー初心者です!
一人称というか、独白(モノローグ)風にしか書けないので、少々判りにくいかもしれません。
お手柔らかにお願い致します! 2018/9/16
m(__)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる