俺のハジメテ

菜坂

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番外編

○○くんの話 中編

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はっきり言って、俺はあいつが好きだ。
別に男が好きというわけではない。
カッコよくいうならば、

好きになったのが、お前だっただけ。

ただそれだけだ。


あいつに俺の想いを伝えようと思った。
だけど、想いを伝えてこの関係が壊れるのは嫌だ。
そんなことをずっと思っていた。

ある日、あいつの様子がいつもと少し違うことに気づいた。
あいつに理由を聞くと、
「好きだ」
そう言われた。

俺は何て馬鹿なんだろう。
あいつに言わせるとか。
難しく考えなくていいんだ。
あとのことはあとで考えればいい。

「俺も好きだよ」


ーーーーーー
考えてから、行動しないといけないときもあります。

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