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学内対抗戦
宿主、帯電する。
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そしていよいよ、準決勝がはじまる。相手は3人兄弟でみんな同じ顔をしている。弘太たち同様、圧勝してきたらしい。なんでも兄弟の息の合った連帯がすごいらしい。
そんな三人組の真ん中の男が話しかけてきた。
「俺らは1クラスにも負けない!2クラスの意地を見せてやる!」
初戦の嫌な思い出から、嫌味を言われるかもと思っていた弘太は、その言葉を聞いて、うれしくなった。
「僕らも負けないぞ!正々堂々倒してやる!」
「それでは、準決勝第二試合 初め!」
<<< 赤青黄合成魔法 三角攻撃 >>>
三人は、それぞれの魔力を合わせ、巨大な魔法を繰り出した。放たれた魔法がこちらを襲ってくる。
「すさまじい威力だな。だが、避けれる!」
僕は春を抱え右へ、康太は左へ避けた。
「君たちの試合を見てたら避けることくらい分かっているよ!」
三兄弟の魔法は左へ曲がり、康太に直撃する。
「避けきれなかったか・・・。」
康太は立ってはいるが、かなりのダメージを受けた。
「ここはもう、僕たちに任せろ!」
三人は、もう一度魔力を集中している。
「もう一回行くぞ!」
<<< 赤青黄合成魔法 三点球 >>>
三人は先ほどとはまた違う魔法を展開した。3人の周りには、小さな三色の球が9個現れた。
< 緑魔法 誘導風 >
春は魔法により、それぞれの球を操り、相打ちさせていく。
「な、なんだと!」
自慢の合成魔法を防がれて3人は動揺する。
< 黄魔法 雷装 >
帯電した弘太は、攻撃の隙間を抜け、動揺していた3人の目の前に行った。
「3人ともすごかったけど、僕の仲間もすごいんだ!これで終わりだ!」
そのまま、帯電した拳により、3人をマヒさせた。
「勝者!チーム織田!Aパート決勝進出!」
こうして僕たちは決勝へ進出した。
決勝は、先にBパート、それが終ってからAパートという風に行われる。僕らは、試合が終わってすぐに、Bパートの決勝を見に移動した。
「勝者!犬神チーム!本戦出場決定!」
それはほんの一瞬だった。
<黄魔法 雷捕縛 >
開幕早々、秋の魔法で雷が地面を伝い、相手の動きを止め、
<茶魔法 岩窟拳 >
伊達の腕が石化し、相手の意識を刈り取った。
相手も、決勝まで来てるということは強いはずなのに、それを感じさせない圧倒的能力であった。そして、瞬はその二人の魔法をただただ見ているだけであった。
「これが、瞬たちのチーム・・・。」
決勝にまで進み、自分たちは強いという自信があった。しかし、瞬たち3人の実力を見てその自信は薄っぺらなモノだと感じていた。
「次は私たちの番ね!」
「うん、そうだね。負けてられないね。」
「あぁ、そうだな!」
へこんでいた僕に対する二人の言葉は、僕がやる気を湧き起こすのに、十分なものであった。二人の言葉に改めて気合を入れ直した。
そんな三人組の真ん中の男が話しかけてきた。
「俺らは1クラスにも負けない!2クラスの意地を見せてやる!」
初戦の嫌な思い出から、嫌味を言われるかもと思っていた弘太は、その言葉を聞いて、うれしくなった。
「僕らも負けないぞ!正々堂々倒してやる!」
「それでは、準決勝第二試合 初め!」
<<< 赤青黄合成魔法 三角攻撃 >>>
三人は、それぞれの魔力を合わせ、巨大な魔法を繰り出した。放たれた魔法がこちらを襲ってくる。
「すさまじい威力だな。だが、避けれる!」
僕は春を抱え右へ、康太は左へ避けた。
「君たちの試合を見てたら避けることくらい分かっているよ!」
三兄弟の魔法は左へ曲がり、康太に直撃する。
「避けきれなかったか・・・。」
康太は立ってはいるが、かなりのダメージを受けた。
「ここはもう、僕たちに任せろ!」
三人は、もう一度魔力を集中している。
「もう一回行くぞ!」
<<< 赤青黄合成魔法 三点球 >>>
三人は先ほどとはまた違う魔法を展開した。3人の周りには、小さな三色の球が9個現れた。
< 緑魔法 誘導風 >
春は魔法により、それぞれの球を操り、相打ちさせていく。
「な、なんだと!」
自慢の合成魔法を防がれて3人は動揺する。
< 黄魔法 雷装 >
帯電した弘太は、攻撃の隙間を抜け、動揺していた3人の目の前に行った。
「3人ともすごかったけど、僕の仲間もすごいんだ!これで終わりだ!」
そのまま、帯電した拳により、3人をマヒさせた。
「勝者!チーム織田!Aパート決勝進出!」
こうして僕たちは決勝へ進出した。
決勝は、先にBパート、それが終ってからAパートという風に行われる。僕らは、試合が終わってすぐに、Bパートの決勝を見に移動した。
「勝者!犬神チーム!本戦出場決定!」
それはほんの一瞬だった。
<黄魔法 雷捕縛 >
開幕早々、秋の魔法で雷が地面を伝い、相手の動きを止め、
<茶魔法 岩窟拳 >
伊達の腕が石化し、相手の意識を刈り取った。
相手も、決勝まで来てるということは強いはずなのに、それを感じさせない圧倒的能力であった。そして、瞬はその二人の魔法をただただ見ているだけであった。
「これが、瞬たちのチーム・・・。」
決勝にまで進み、自分たちは強いという自信があった。しかし、瞬たち3人の実力を見てその自信は薄っぺらなモノだと感じていた。
「次は私たちの番ね!」
「うん、そうだね。負けてられないね。」
「あぁ、そうだな!」
へこんでいた僕に対する二人の言葉は、僕がやる気を湧き起こすのに、十分なものであった。二人の言葉に改めて気合を入れ直した。
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