王子様が最後に選んだのは、妹ではなく私だったのでした

姉であるレベッカと、妹のセリーナ。セリーナは小さな時から周囲の人物を次々と味方につけ、レベッカの事を孤立させていった。セリーナに対しては誰もがちやほやと接してくるのに、レベッカに対しては冷たい態度を取る者がほとんどで、それがこれから先も続くものと思われていた。そんな中、二人のもとに一通の手紙が届く。差出人はクルーレ第一王子であり、二人のうちのいずれかを婚約者として迎え入れるということが書かれていた…。
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